【詳細】『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』森川葵 インタビュー

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2025-06-26 19:00:00
世界をまたにかける伝説の大泥棒・ルパン三世が、スクリーンに華麗なる帰還を果たす―!

“ルパン三世”約30年ぶりの2D 劇場版アニメーション・完全新作となる『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』が、6月27日(金)に全国公開。

舞台は、地図に載っていない謎の島。お宝を狙って乗り込んだルパン一行を待ち受けていたのは、“不死身の血族”と呼ばれる正体不明の存在だった。前代未聞のスケールとドラマで描かれ、全ての「ルパン三世」につながる、原点ともいえる究極の物語が幕を開ける!

原作はモンキー・パンチ。国内外でそのスタイリッシュな演出が高い評価を得ている「ルパン三世」シリーズ〈LUPIN THE IIIRD〉全作を手がけた小池健が監督を務める。脚本は高橋悠也、音楽はジェイムス下地。主題歌は B’z の書き下ろし楽曲「The IIIRD Eye」に決定!栗田貫一、大塚明夫、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一らおなじみのキャストが集結。さらにルパン最大の敵・ムオムには片岡愛之助、ミステリアスな少女・サリファには森川葵、ムオムに仕える不気味な“ゴミ人間”には空気階段が加わり、“誰も知らないルパン三世”が、ついにスクリーンに姿を現す!

今回、本作でミステリアスな少女・サリファを演じた【森川葵】を直撃!アフレコで難しかったことや、ルパン三世シリーズの推しキャラクター、ご自身がピンチに陥った際に機転を利かせて乗り切った経験、もし本作の舞台となる危険な島に閉じ込められたら?などについて語ってくれたよ♪
Q.出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

森川葵(以下、森川):「やった!」と声が出ました。長く続いてきたルパン三世という作品に関わることができ、とても光栄に思いました。

Q.アフレコで難しかったことについて教えてください。

森川:収録は一人で臨んだのですが、相手のセリフに反応して演じることの難しさを痛感しました。普段の撮影現場では自然にできていることが、声だけだと途端にわからなくなってしまったんです。音響監督の清水さんから「ちゃんと相手の声を聞いて、それに反応して」と言われ、演技の基本を改めて学ばせてもらうことができました。

アフレコでは、絵に合わせることもとても難しかったです。セリフが短くても、ゆっくり、丁寧に感情を乗せて話さなければならない場面も多くて。間やテンポにすごく気を遣いました。
Q.ルパン三世シリーズの推しキャラを教えてください。

森川:不二子ちゃんです!やっぱり、魅力的なんですよね。私にはない女性としての魅力を持っていて、すごく憧れます。簡単にはなれない大人の色気があるというか...。だからこそ魅力的に映るのだと思います。「美しいな」と心から思えるキャラクターです。

Q.物語のカギを握るミステリアスな少女・サリファを演じるにあたって、苦労したことや気を付けた部分はありますか?また、森川さんとサリファで共通する部分はありますか?

森川:サリファを演じる上で特に気をつけたのは、感情を抑えつつも、常に明るく天真爛漫な雰囲気を保つことです。ルパンと対等な立場に立つのではなく、さりげなくルパンを振り回すような存在感を出すように心がけました。サリファ自身はそういう意図はおそらくないのですが、彼女が普通に振る舞うことでルパンが翻弄されてしまう、そんな関係性を表現したくて。結果的に、サリファ自身の軸を大切にしながら演じることができたと思います。

共通点でいえば、テンションの高さかもしれません。私も時々すごくテンションが上がることがあるのですが、そんなときの自分とサリファがとても似ていると感じました。
Q.本作でルパン一行は史上最悪の敵を前に窮地に追いやられますが、森川さんはご自身がピンチに陥った際に、機転を利かせて乗り切った経験はありますか?

森川:友達のお引っ越しの時です!「荷物の移動、手伝ってくれない?多すぎて…」と頼まれたんです。でも、私が「その荷物、手で持っていくんじゃなくて、段ボールに詰めて宅配便で新しい家に送ればいいんじゃない?」と提案してみたら友達が「あ、そうだね!そういう方法考えなかったわ!」って(笑)。結果的に、友達は荷物を運ぶ労力が省けたし、私も手伝いに行かなくて済んだので、これは機転を利かせて両方にとっていい解決策になったのではないかと思います。

Q.森川さんがもし、本作の舞台となる危険な島に閉じ込められたらどうしますか?

森川:とにかく助けが来るのを待つと思います。ルパンですら「脱出できない島」と言っているくらいですから、私が何をしても出られそうにないですし抵抗しても意味がないかな。だから、頑張ってひたすら誰かが迎えに来てくれるのを待ちます(笑)。

Q.作品の見どころを教えください。

森川:〈LUPIN THE IIIRD〉シリーズとしては一区切りになる作品ですが「終わりであり、始まりでもある物語」に感じられ、とても大きな節目のように思いました。そんな大切なタイミングで本作に関われたことを、心からうれしく思います。

ルパンは「ちょっとおちゃらけたキャラクター」という印象があるかもしれませんが、今回のルパンはとてもかっこよくて、思わず引き込まれる魅力があります。子どもから大人まで、世代を超えて楽しめる内容になっています。きっと、これまでのルパン像を知っている方にも、「こんなルパンもいるんだ」と新鮮に感じていただけるのではないかと思います。

ありがとうございました。

[プロフィール]
森川 葵
1995年6月17日生まれ、愛知県出身。
2010年、ファッション雑誌「Seventeen」の専属モデルオーディションでグランプリに選ばれ、モデルデビュー。その後、俳優デビューし数々のドラマや映画、舞台の話題作に出演する。近年の出演作は、映画『ある閉ざされた雪の山荘で』(2024年)、『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』(2024年)、ドラマ「大奥」(CX/2024年)、「街並み照らすヤツら」(NTV/2024年)、「放課後カルテ」(NTV/2024年)など。
主演ドラマ「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」(CX)が7月22日より放送予定。

STORY

世界地図に存在しない“謎の島”を目指し、ルパン三世たちはバミューダ海域へ向かう。目的は、これまで彼らに刺客を送り続けてきた黒幕の正体と、隠された莫大な財宝を暴き出すこと。しかし島に近づいた瞬間、狙撃によって飛行機は撃墜され、一行は死の島へと不時着する。
そこに広がっていたのは、朽ちた兵器や核ミサイルが山のように積まれ、かつて兵器として使われ、捨てられた“ゴミ人間”たちが徘徊する、世界の終わりのような風景だった。霧に覆われたその島には、24 時間以内に死をもたらす毒が充満し、逃げ場はない。
島の支配者・ムオムは不老不死を掲げ、世界を選別と排除で支配しようとしていた。銃も刀も通じない“死なない敵”を前に、ルパンは過去と誇り、そして盗人としての矜持を賭けた知略の戦いに挑む。
果たして、ルパンは24時間以内にすべてを盗み出し、生きて島を脱出できるのか──。

本予告


映画概要


【LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族】
6月27日(金)全国公開
CAST
声の出演:栗田貫一 大塚明夫 浪川大輔 沢城みゆき 山寺宏一
声のゲスト出演:片岡愛之助 森川葵 空気階段

STAFF
原作:モンキー・パンチ
監督:小池健
脚本:高橋悠也
音楽:ジェイムス下地
クリエイティブ・アドバイザー:石井克人
主題歌:B’z 「The IIIRD Eye」
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム
製作・著作:トムス・エンタテインメント
配給:TOHO NEXT

公式サイト:『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』
公式X:@lupin_anime

原作:モンキー・パンチ ©TMS

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