仙台出身、28歳。とろけるような歌声“メルティーボイス”が話題の橋本裕太が、最新シングル「愛を知っている」を2023年3月15日(水)にリリースした。
2017年にメジャーデビュー。2018年の夏には AbemaTV「恋愛ドラマな恋がしたい」に“はっしー”の名でレギュラー出演して注目を集め、2019年9月から中国・上海に移住。その後積極的に中国語の作品を制作してきた。最新シングル「愛を知っている」は中国のアニメ「魔道祖師 完結編」日本語吹替版のエンディング・テーマに大抜擢され、話題となっている。
今回、SGS編集部が【橋本裕太】を直撃!新曲「愛を知っている」に込めた思いや、TVアニメ「魔道祖師 完結編」の見どころ、中国を拠点に活動して影響を受けた部分のほか、学生時代の放課後やクラス替えの思い出、原宿周辺で好きな場所、「芸能界に入ってよかった」と思う瞬間など、貴重なお話をたっぷりと語ってくれた!
TVアニメ「魔道祖師 完結編」ノンクレジットエンディングムービー【橋本裕太「愛を知っている」】
Q.新曲「愛を知っている」は、TVアニメ「魔道祖師 完結編」エンディング・テーマですが、主題歌に決まった時どのようなお気持ちでしたか?
橋本裕太(以下、橋本):日本と中国で活動している中で、こうして中国の作品に携われるのはすごく光栄だと思いました。
Q.アニメのストーリーや世界観について、どのようなイメージをお持ちですか?
橋本:登場人物が多く、それぞれに物語があるので、難しいなという印象がありました。ですが何度も観返していくと理解が深まって、壮大で深いテーマの作品だと感じました。絵がすごく綺麗ですし、大好きな作品です。
Q.有名な声優さんが日本語吹き替えで多数出演されていますが、イチオシのキャラクターはいますか?
橋本:以前梶裕貴さんとお仕事でご一緒させていただいたことがあって、今作で金凌(ジン・リン)役で出演されているので、ご縁を感じています。「ああ、この声!」と思いながらアニメを観ています。またご一緒できてすごく嬉しいです。
Q.メロディ、歌詞、全体の世界観、歌い方など、特に注目してほしいポイントはどこでしょうか?
橋本:楽曲は、アジアというか中華風のアレンジにしていただきました。言葉選びという面でも、どこか古風なものを感じるような表現にしています。綺麗な作品なので、なるべく綺麗な言葉を意識しました。
歌い方としては、今までの自分の楽曲にはないテーマの歌なので、サビの部分はあくまでも自分が中立の立場に立って歌っているというイメージで、感情を乗せるけど乗せすぎない、ということに初めてトライしました。そうした部分を楽しんで聴いてほしいです。
Q.どんな人、どんな時に聴いてほしいなどをイメージしましたか?
橋本:生きている中で「今何のために生きているのかな?」「なんで生まれてきたんだろう?」と思う瞬間が少なからずあると思います。人それぞれきっと生きている意味があって、自分が成し遂げたいことにまだ気づいていないだけだと思います。悩んで立ち止まっている人に聴いてもらえたら。そしてなにか伝わったら嬉しいなと思います。
Q.AbemaTV「恋愛ドラマな恋がしたい」に2018年と2022年、2回出演されましたが、出演を終えて恋愛観の変化などはありましたか?
橋本:恋愛観はそこまで変化がないかも知れないですね。2回出演させていただいて、右も左もわからない状態で突っ走るのが、一番強いエネルギーになるんだと感じました。個人的には1回目に出た時の自分の方が好きです。がむしゃらだったし、今観ると「この時キラキラしていたな」と思います。「猪突猛進」みたいなところは、以前の自分に学ばないといけないな、と2回出演して感じました。
僕の場合は男子4人で住むシェアハウスだったのですが、もともと家族以外の人と暮らすことが苦手で。気を遣いすぎて疲れてしまうタイプなのですが、参加する前に中国で寮生活をする機会があって、4人部屋だったのでかなり鍛えられました。それがあったお陰で「ドラ恋」の時はストレスなく乗り越えられました。
Q.SGSは原宿系のファッションサイトなのですが、原宿周辺や都内で思い出の場所はありますか?
橋本:僕も昔は原宿の古着屋でバイトしていて、よくケバブ屋さんに行っていました。お店の方が僕のことを覚えてくれていて。去年か一昨年、4年ぶりに行ったら僕のことをまだ覚えてくれていました。原宿でバイトしていたからこそそういう繋がりができたので、ありがたいと思います。
Q.原宿ではマメシバカフェやフクロウカフェなどが人気ですが、動物と触れ合えるカフェで行ってみたいところはありますか?
橋本:マメシバカフェに行きたいです。マメシバがいっぱいいるってことですよね。最高じゃないですか(笑)。爬虫類とかそっち系も興味があります。僕は完全に犬派で、小学5年生からずっと実家で犬を飼っていました。去年亡くなってしまったのですが、17歳くらいまで長生きしました。
Q.中高生、大学生の読者も多いですが、ご自身は振り返ってみてどんな学生時代を過ごしていましたか?
橋本:僕は学校があまり好きなほうではなくて。決まった時間にどこかに行って、勉強をして帰るというのが、その当時受け入れられなかったのですが、今思うともったいないことをしたと思います。もっと楽しいことができたし、学生でしかできないことがたくさんあると思います。僕は後悔しているので、実際に今学生の方は「今しかない」と思って、思う存分楽しんでほしいです。
Q.学生時代は友達とどのようなことをして過ごしていましたか?
橋本:当時プリクラが流行っていて、男友達と4~5人で放課後毎日のように撮りに行っていました。その当時のプリクラって、プリントしたシールと一緒につけまつ毛が出てくるんです。それで遊んでいました(笑)。
Q.リリース日は3月15日で、卒業シーズンと重なりますが、ご自身の卒業や入学、クラス替えなどで思い出に残っていることはありますか?
橋本:クラス替え、懐かしいですね。僕の場合は学校に名簿が貼り出されて、始業式の日に見に行くのが楽しみだったのですが、行く前に先に友達に写真を見せられたことがあって。「名簿を見るのが楽しみなのに、なんで写真を見せるの?」と思った記憶があります(笑)。クラス替え、「やったー!」というクラスになることってあまりないじゃないですか。仲がいい人と別のクラスになったり、高校時代は親友と一度も同じクラスになれなかったり(笑)。
Q.「春」といえば何を連想しますか?
橋本:ベタですが桜です。満開の桜が好きです。地元の宮城県に「一目千本桜」という、一目でたくさんの桜が見られるスポットがあって。多分千本はないのですが、そこで見た桜が今までで一番綺麗だったので、皆さんにお勧めしたいです。
Q.これから芸能界を目指す読者に向けて、メッセージをお願いします。
橋本:僕は22歳でデビューさせていただいて、年齢という意味では皆さんより年上かも知れないですが、アドバイスできる立場ではないと思っています。ただ、周りへの感謝や楽しむ気持ちが一番大事だと僕は思うので、それをずっと忘れないでほしいです。
Q.「芸能界に入ってよかった」と思うのは、どのような時ですか?
橋本:ライブの際に、応援してくれる方の思いを直接受け取ることができます。また、ライブが終わるとすごく達成感があります。これからもファンの方との交流を大切にしていきたいです。
ありがとうございました。
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[プロフィール]
橋本裕太
仙台出身、28歳。とろけるような歌声“メルティーボイス”が話題となり、2017年8月にノイタミナアニメ「DIVE!!」の EDテーマとなったシングル「NEW WORLD」でメジャーデビュー。その後もコンスタントにリリースを続け、2019年4th シングル「ボクラセダイ」をリリース。オリコンチャート15位を記録するスマッシュヒットを記録。2018年の夏には AbemaTV「恋愛ドラマな恋がしたい」に“はっしー”の名でレギュラー出演し10代~20代の女性を中心に話題に。 2019年9月自身の挑戦として、中国・上海に移住。その後積極的に中国語の作品を制作し、自身の楽曲4曲を中国語バージョンとして再リリース。全世界で200万以上のストリーミングを記録し、3rdシングルのリメイク「君は 容疑者(Chinese Version)」は自身初のLINE MUSICチャート1位に輝く。2022年6月にはアジアデビューアルバム「1,300miles」を発表しアルバム収録曲の総ストリーミング数は1300万回を突破。最新シングル「愛を知っている」は中国のアニメ「魔道祖師 完結編」日本語吹替版のエンディング・テーマに大抜擢。