伸びやかでピュアな歌声で話題、Anonymouz(アノニムーズ)の1stアルバム「11:11(イレブンイレブン)」、シングル「River」が2023年2月15日(水)、同時リリース。
全18曲からなるデビューアルバム「11:11」は、現在放送中のTVアニメ「ヴィンランド・サガ」SEASON 2のオープニング・テーマで使用されている「River」に加え、テレビ東京系アニメ「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」エンディングテーマ「Ladder」、MBSドラマシャワー「ジャックフロスト」オープニング主題歌「夜行性」、テレビ東京ドラマ「嫌われ監察官 音無一六」主題歌「カタシグレ」など、数々のタイアップ曲を収録。
今回、SGS編集部がAnonymouzを直撃!アルバムのタイトルである「11:11」は、エンジェルナンバーで「正しい方向へと進んでいけるよう天使がささやいてくれる時間」という意味。それぞれの楽曲に込めた思いやMVのポイント、歌い方で工夫した部分など、制作秘話をたっぷりと語ってくれた!
全18曲からなるデビューアルバム「11:11」は、現在放送中のTVアニメ「ヴィンランド・サガ」SEASON 2のオープニング・テーマで使用されている「River」に加え、テレビ東京系アニメ「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」エンディングテーマ「Ladder」、MBSドラマシャワー「ジャックフロスト」オープニング主題歌「夜行性」、テレビ東京ドラマ「嫌われ監察官 音無一六」主題歌「カタシグレ」など、数々のタイアップ曲を収録。
今回、SGS編集部がAnonymouzを直撃!アルバムのタイトルである「11:11」は、エンジェルナンバーで「正しい方向へと進んでいけるよう天使がささやいてくれる時間」という意味。それぞれの楽曲に込めた思いやMVのポイント、歌い方で工夫した部分など、制作秘話をたっぷりと語ってくれた!
Anonymouz - River(ヴィンランド・サガ [VINLAND SAGA] SEASON 2 OPテーマ)
Q.「11:11」に収録されている「River」は、TV アニメ「ヴィンランド・サガ」SEASON 2の オープニングテーマですが、Anonymouzさんのイチオシのキャラクターはいますか?
Anonymouz:主人公のトルフィンが大好きです。父親の仇(かたき)をとるためにどんどん強くなっているのですが、もろくて繊細なところもあり、共感しやすいです。SEASON 1の最後は、トルフィンが目的と希望を失った状態で幕を閉じ、とても悔しい終わり方だったのですが、SEASON 2の幕開けに私の曲が流れるのがすごく嬉しくて。トルフィンがこれからどんな世界に行って幸せを見つけていくのか、注目しています。
Q.「River」について、メロディや歌詞、全体の世界観など、特に注目してほしいポイントはどこでしょうか?
Anonymouz:メロディの部分では、闇の雰囲気がある中でも壮大な曲を書きたくて。アイディアはずっと頭にあったのですが、なかなか形にできなくて。今回ようやくAnonymouzとしてそうした曲を表現できるのではないかと思い、作り込んでいきました。歌詞には、主人公のトルフィンがSEASON 2に入って、もっと広い世界で新しい幸せや出会いをして、違う世界を見ていくことへの期待を込めました。また、私のアーティスト活動の積み重ねと、これから広い世界へ出て行きたいという願いも込めて書きました。私にとってすごく意味のある曲になりました。
Q.「~ばい」「~いかん」「おい」など、日本語訳が佐賀弁になっているのが印象的ですが、Anonymouzさんのアイディアで決めたのですか?
Anonymouz:私のチームスタッフ「ムーズクルー」から、「「ヴィンランド・サガ」は佐賀県とコラボしたことがあるから、字幕を佐賀弁にしてみたら?」と提案されました。私は顔を隠して英語で歌っているので、日本のファンの皆さんからは遠い存在に感じてしまうのではないかと思っていました。佐賀弁にして、少しクスッと笑えるような要素を入れて親近感を感じてもらえればと思いました。
Q.「River」のMVの撮影で思い出に残っていることはありますか?
Anonymouz:栃木県にある古代遺跡のような場所で撮影したのですが、人間が造ったと思えないくらい素敵な場所でした。赤いライトがフラッシュする場面があり、地下の洞窟に入ってライトをフラッシュしていただいたのですが、ものすごく異世界な感じがしました。目隠しをして歌っていると隙間から光が見えて、曲とつながって表現できたというか、曲の世界に入り込んで撮影できたのではないかと思います。
Q.Anonymouzさんご自身が未知の世界を見るとしたら、どこに行ってみたいですか?
Anonymouz:イタリアに憧れています。イタリア映画や料理が大好きですし、「Maneskin」というイタリアのロックバンドがすごく好きです。イタリアの文化に触れてみたいです。
Anonymouz『11:11』2023.02.15 Release! (Special Trailer)
Q.アルバム「11:11」の中で特に思い入れのある曲について教えてください。
Anonymouz:「Waterfall」「River」「Underground」はすべて「ヴィンランド・サガ」のために書いていた曲です。「ここを抜け出してもっと広い世界に出て行きたい、飛び込んでいきたい」という気持ちで書いたのでテーマが同じなのですが、すべて色が違っています。「Waterfall」はその中でも私の決意表明というか、そんな空気感のある曲だと思ったのでアルバムの一番最初にしています。
Q.冒険や戦いといった、少年マンガならではの壮大なストーリーはもともとお好きだったのですか?
Anonymouz:書き下ろしをする以前はまったく触れたことがなかったのですが、書いていくうえで作品についてたくさん知っておきたくて、観ているうちに目が離せないというか、大ファンになりました。これからいろいろな新しい作品もチェックしていくかも知れないです。少年マンガはかっこいいし、自分も冒険したくなります(笑)。
Q.アルバムの表題曲「11:11」は、エンジェルナンバーで「正しい方向へと進んでいけるよう天使がささやいてくれる時間」という意味があるそうです。「11:11」について、メロディや歌詞、全体の世界観など、特に注目してほしいポイントはどこでしょうか?
Anonymouz:けっこう不気味な感じで始まるのですが「どんな恐怖も楽しく乗り越えてしまおう」というメッセージを込めて表現しています。「チャレンジする価値があるものは失敗する価値もある」という言葉が私はすごく好きで、それをテーマにした曲になっています。「Don’t be shy to fly(飛ぶことを恐れないで)」という歌詞にあるように、アルバムの中でいろいろなチャレンジをしているので、それにピッタリの曲だと思っています。
Anonymouz - はじめのはじまり(内澤崇仁 [androp] プロデュース楽曲)
Q.アルバム収録曲「はじめのはじまり」は内澤崇仁(androp)さんの提供&プロデュース楽曲で、学校の帰り道、通学路の風景を映し出したMVも印象的です。メロディや歌詞、全体の世界観など、特に注目してほしいポイントはどこでしょうか?
Anonymouz:最初に内澤さんの声で曲を聴かせていただいた時から、自分が歌っているLIVE映像が頭に浮かびました。「○○だよ」「僕ら」という口調もしっくりきました。今回のアルバム「11:11」は私のアーティスト活動のスタートラインになるようなものにしたいと思っていたのですが、「はじめのはじまり」はこのアルバムにピッタリの曲だと思い選ばせていただきました。私はいつもファンの皆さんに「光をくれてありがとう」と言っているのですが、内澤さんがそれを歌詞に入れて下さっています。
Q.これから春に向けて出会いや別れの季節となりますが、ご自身の卒業や入学などで思い出に残っていることはありますか?
Anonymouz:中学校の卒業式で少し泣きそうになりました。友達と完全に離れる気がしなくて、これからもどこかでたくさん会えるのかと思っていたのですが、卒業したらみんなすぐに新しい友達ができていって。先生が言っていた通り、学校を卒業するとみんなで集まるというのはなかなかできないのだと感じました。もっともっと大事に学生生活をしていればなと今になって思います。
Q.ご自身の楽曲で卒業シーズンにしんみりしたい時や、新生活の始まりに一歩踏み出したい時に聴いてほしいのはどの楽曲ですか?
Anonymouz:「はじめのはじまり」です。大切な人との別れや、傷ついた過去から作られた自分をもっと愛そうというテーマの曲になっています。今から新しいチャレンジをする人も、誰かと別れるという人も、すべての状況、何かが変わる時にあてはまる曲ではないかと思います。
Anonymouz - If I Was feat. K.E.I [Official Video]
Q.アルバム収録曲「If I Was feat. K.E.I」では、K.E.Iさんと一緒に歌っていますが、男性シンガーと一緒に曲作りをされていかがでしたか?
Anonymouz:初めて声を聴いた時から中世的な声が魅力的だと思っていました。「If I Was」の部分の歌詞が先にできていたのですが、K.E.Iさんの声でラップを入れていただいた時に、初めて曲が完成した気持ちになりました。私の声ともう一人誰かの声を合わせるということを今までしたことがなかったので、すごく新鮮で嬉しかったです。
Q.最初にAnonymouzさんが英語で歌って、途中からK.E.Iさんの日本語のラップが入りますよね。
Anonymouz:ラップの部分だけでもけっこう物語があるのではないかというくらいの歌詞を書いてくださって、感謝しています。
Q.今後本格的にラップに挑戦したいなどは考えていますか?
Anonymouz:以前「LIPS」という曲で少しラップを歌ったことがあって。作るのも歌うのも楽しかったですし、アルバムの表題曲「11:11」でも語り口調で早口のフレーズを多めにいれています。そういう歌い方も好きなので、もっとチャレンジしていきたいです。
ありがとうございました。