Twitter・Instagram・TikTok・LINEなどSNSのフォロワーが計130万を超え、リリースした楽曲のストリーミング総再生数は1億3000万再生を突破し、若者から幅広い支持を得ている足立佳奈。
今年8月で自身デビュー5周年を迎えるにあたり、毎月連続配信リリース中の彼女。連続リリース第3弾として「ゆらりふたり」を、2022年6月24日(金)にリリースした。「W/X/Y」が驚異のヒットとなりティーンから多くの支持を集めているシンガー・ソングライターTani Yuukiとのコラボシングルということに各所大きな反響を得ている。
今回、SGS編集部が足立佳奈を直撃!コラボシングル「ゆらりふたり」に込めた思いや、デビュー5周年を記念した有観客LIVEに向けての意気込みのほか、ファッションのこだわりや恋愛観、野球の仕事への思い入れ、友達に支えられた学生時代など、素顔が垣間見えるお話も盛りだくさん♪
足立佳奈 feat.Tani Yuuki『ゆらりふたり』 Lyric Video
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Q.6月度リリース「ゆらりふたり」を聴いて「曖昧な会いたいは 毎回はいらないわ」といった韻を踏んだ歌詞がとても印象的でした。何を意識して作詞されましたか?
足立佳奈(以下、足立) :今回、Tani Yuukiくんと初めてコラボさせてもらうということで、Taniくんの楽曲を聴いて「韻の踏み方がとても上手だな」と思っていたので、Taniくんへのリスペクトを込めて、韻の踏み方を意識して作詞しました。
Q.2人で相談して決めたのはどのような部分ですか?
足立 :実はそんなになくて。テーマを私自身で決めて、全体の曲の大枠を編曲のCarlos K.さんと私で作って、Taniくんのブロックだけ、トラックはあるけど歌詞とメロディーはない状態でお渡ししました。「歌詞の世界観をTaniくんの自由に、感じたままに書いてください」とお願いしたので、たくさん相談して「ここはこうしようね、ああしようね」というよりかは「一回のキャッチボールで曲ができた」という感じです。
Q.コラボをされてどのような感想を持ちましたか?
足立 :すごく楽しかったし、ワクワクしました。Taniくんの楽曲がもともと好きで聴いていて、同世代のシンガー・ソングライターとしてリスペクトが大きいのですが、改めて曲に向かう姿勢にすごさを感じました。Taniくんが私の詞やメロディーを読み取って書いてくれた歌詞は、優しさや共感できるポイントをちゃんと突いているので「素晴らしいな」の一言では収まりきらないです。
Q.Taniさんからは何か感想をもらいましたか?
足立 :今回レコーディングは別だったのですが、Taniくんのレコーディングの時にお邪魔させてもらったら「この曲すごくいい曲だね」と言ってくれました。また、Taniくん自身が曲を作る時にLINEをくれて「この曲の女の子の心情について僕はこう思うんだけど、佳奈ちゃんはどう思って書いたの?」という質問をしてくれて。そういうやり取りが良かったですね。
Q.「ゆらりふたり」はすれ違いになっている恋人同士の歌ですが、足立さんご自身が恋愛をして同じような状況になったら、どのように行動すると思いますか?
足立 :私もこの歌詞と同じような行動をすると思います。すぐに別れるとかそういう決断をするのではなく、一回立ちどまって、その人の大切さや「どうしたら2人はうまくいくのか」を考えて過ごすと思います。この歌詞にそのまま出ているんじゃないかと思います。
Q.ご自身が普段なかなか予定の合わない友人と関係を続けるためにやっていることや、工夫していることがあれば教えてください。
足立 :「誘ってくれたら無理してでも会いに行く」ようにしています。「声をかけてくれる」というのはなかなか勇気のいることだと思うので。
Q.「ゆらりふたり」の解禁リリースで「恋も仕事も一緒に頑張ろうね!」というコメントを拝見しました。ご自身は恋と仕事、どのように切り替えていますか?
足立 :恋は「これから頑張っていかなきゃ」という感じです。プライベートと仕事、という切り替えの仕方だと、意外とそんなに変わらなくて。日常生活の中で思った瞬間に曲を作り始めたりするので、仕事モードと言うよりかは、仕事とプライベートが2人3脚でいる感じです。
Q.数年前にもSGSにご登場いただき、インタビューで「好きな人ができたら自分からグイグイ行く」と回答されていましたが、20代になった今もそれは変わらないままですか?
足立 :何だかグイグイ行けなくなったような気もして。ほかの人に比べたら、恋愛に限らずグイグイ行けるタイプだと思うのですが、なんとなく「この歳でフラれちゃったら嫌だな」とか、いろんな気持ちがあります。「恥ずかしさが少し出てきたかな」と思います。でも、グイグイさは相変わらずだと思います。
Q.今年の3月に大学を卒業されましたが、学業と芸能活動はどのように両立されましたか?
足立 :「友達に支えてもらいながら大学を卒業できた」と思います。お仕事と授業が重なって行けない日がけっこうあったので、一年生の時からみんなが「いつまでに履修登録だよ」「締め切りがあるけど大丈夫そう?」と教えてくれて、そういう支えがあったので卒業できたと思います。
Q.これから梅雨や台風シーズンに入りますが、ご自身が雨の日を楽しむためにやっていることはありますか?
足立 :雨の日の、家の中が薄暗くなってひんやりする感じ、雨の音がすごく好きなので、あえて窓を開けています。ベランダ側の窓を開けると雨は入ってこないので、雨を感じながらおうちで音楽をかけて楽しんでいます。
Q.応援ソングや笑顔になれる曲、片思いソングや失恋ソングなど、幅広く曲作りをされていますが、今後「こういう作風に挑戦してみたい」などはありますか?
足立 :やはり「ラブソングはもっともっと書き続けたいな」と思います。5年前の自分が書いたラブソングと、2年前に書いたラブソングと、今のラブソングって、結局自分が書いたので似てはいるのですが、全然違うものになっていると思います。これからも書き続けていくことで「どんな自分と遭遇するんだろう」と自分を知るきっかけにもなりますし「成長しているな」と感じる瞬間もあれば「結局変わっていないな、私」とフフッと笑える瞬間もあると思うので、ラブソングを書き続けたいです。
あとは、小学生の頃に野球をやっていたこともあり、スポーツや野球観戦が好きなので「好きなスポーツとのかかわりを、音楽でもっとできたらいいな」と思います。それこそ「スポーツ選手を応援できるような応援ソングも、頑張って力を入れたいな」と思います。
野球のお仕事も6月に入ってからたくさんいただけて、音楽活動とは違うところにはなりますが、そこで得られる歌詞の雰囲気などもあるので「楽しみながらつかんでいけたら」と思います。
Q.野球選手や解説者の方とお仕事をされて、どういった部分で刺激を受けていますか?
足立 :NHKの番組で元阪神タイガースの赤星憲広さんと初めてお会いして、自分が小学生の頃からずっと見ていた選手が目の前にいて「守備一つでそこまで計算して考えているんだ」と思いました。盗塁をするための技など「ピッチャーの動きをそういうふうに見ているんだ」と改めて気づきがあって。「野球って本当に深いな」と思いました。すごく面白いですし「小学生の頃の自分に今、教えてあげたいな」と思います。少し戻りたさがあります(笑)。
Q.もうすぐ夏休みですが、足立さんがこの夏やりたいことや、夏休みにやりたいことは何ですか?
足立 :流しそうめんです。竹を切りに行って、真っ二つに割って、そういうところからやってみたい少年心があります。でもまず、竹を自由に切らせてくれるところって東京にあるのかな。竹を持ってきて切ったはいいけど、どこでやるんだろうな、どこでできるんだろうな、と1人で考えています(笑)。できたらいいですね。
Q.普段リラックスのためにやっていることはありますか?
足立 :自分の時間を作ることです。グループで活動しているわけではないので、1人の時間は多いと言えば多いのですが、おうちに帰って寂しくて、なんとなく友達を呼んでしまう瞬間があります。たくさん予定を詰めすぎて、仕事が終わってから誰かとずっと話していると、どんどんパワーを吸い取られてしまう時があるんです。なので、定期的に自分をリラックスさせるために、何をしてもいい1人の時間を作っています。お昼寝でもいいし動画配信サービスを見るでもいいし、曲を作るでもいいのですが、とにかく1人で何かをするという時間を設けることで「私は私らしくいられるな」と思います。
Q.2014年、LINE×SONY MUSICオーディションでグランプリに輝き、2017年にメジャーデビューをされて、今年デビュー5周年を迎えられましたが、ご自身は振り返ってみてどのような10代だったと思いますか?
足立 :好きなことをやらせてもらった、楽しい10代だったと思います。自分を知ってもらえることの楽しさを初めて知ったり、ライブをして対面でお客さんに会える楽しさを知ったり、業界の方のすごさを知ったり。すごく刺激的な10代で、まっすぐ純粋にその場を楽しめていたと思います。
Q.10代のうちにやっておいた方がいいことや、もし10代に戻れたらやりたいことはありますか?
足立 :「空気を読まずに突っ走ること」ですかね。どの世界、どの業種でも空気を読むことは大事だと思うのですが、無理に空気を読むのではなく、自分らしくいたら、自然とみんなも「この人はこういう人なんだ」と受け入れてくれて、ずっと無理なく自分らしくいられると思うので、そこは10代の人に伝えてあげたいです。
Q.8月30日にデビュー5周年の有観客LIVEが予定されていますが、意気込みを教えてください。
足立 :5年やらせてもらえるというのは、本当に贅沢でありがたいことだと思うので、とにかくまっすぐ、対面で「ありがとう」を伝えたいです。来てくれた皆さんに、歌を通して「ありがとう」を伝えるだけでなく、言葉でもまっすぐ伝えたいなと思っています。あとは、5年前の自分とはまた違う足立佳奈を見せられるように。もし「5年前にライブに行ったけどそこから行けていません」と言う方がいたら、そういう人にも見に来てもらいたいと思います。
Q.デビュー当時と今とで成長した部分は何だと思いますか?
足立 :少しだけ落ち着きが生まれた感じがして。デビュー当時は高校生で、すごくフレッシュな自分がいて。元気いっぱい、今にもはじけてしまいそうな元気さだったのですが、今は歌い方にしても、話し方にしても、少しずつ余裕があるので、そこは変わったところだし、良いところだなと思います。
Q.高校生の時も学業と芸能活動を両立されていたのですね。
足立 :土日だけ東京に来て、あとは学業を一生懸命やるという感じでした。土日はリリースイベントですごく忙しくさせてもらって。その時も友達の力が大きかったです。毎回助けてくれる友達がそばにいてくれて、テスト勉強の範囲やノートを写させてくれたり、コピーしてくれたりして「新幹線の中でこれを見て勉強して」とチョコと一緒に持たせてくれて。人に恵まれていたので、両立できました。
Q.最後に読者に向けて、今回の曲の聴いてほしいポイントや、みんなに向けたメッセージをお願いします。
足立 :今回ラブソングを書かせてもらったのですが、女の子は「いつまでもわがままを言っていたいな」と思う瞬間があると思うのですが、そのわがままを受け止めてくれる素敵な男性がそばにいたら、その男性と一緒にこの曲をきいて、ゆらりふたり、これからも幸せに過ごしてほしいなと思います。
ありがとうございました。
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[プロフィール]
足立佳奈
岐阜県海津市出身のシンガーソングライター。
2014年、LINE×SONY MUSICオーディションで12万5094人の中からグランプリを獲得し、2017年8月メジャーデビュー。Twitter・Instagram・TikTok・LINEなどのSNSフォロワーが計130万を超え、リリースした楽曲のストリーミング総再生数は1億2700万再生を突破するなど若者から幅広い支持を得ている。2022年2月からは全国ツアー「ADACHI KANA LIVE TOUR 2022~あなたがいて~」で全国8か所9公演をまわり4月8日の名古屋公演をもって完走した。デビュー5周年を迎える今年、4月より連続配信リリースが決まり、5月20日に第二弾シングル「Me」がリリースされる。6月には連続リリース第三弾シングルとしてTani Yuukiとコラボすることも決定している。、6月24日には連続リリース第3弾シングルとしてTani Yuukiとコラボした「ゆらりふたり」がリリースされた。
▽「ゆらりふたり」配信URL
https://adachikana.lnk.to/Yurarifutari