女子高生に人気の小説アプリ「野いちご」で、“切ない小説ランキング”第1位を獲得した、櫻いいよの「君が落とした青空」。2012年に書籍化され、現在発行部数21万部を記録しティーンに絶大な支持を誇った作品が映画化。2022年2月18日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。
主人公・水野実結役には「第8回東宝シンデレラ」オーディションにてグランプリを受賞、『思い、思われ、ふり、ふられ』(20) で浜辺美波とWヒロインとして出演し注目を集めた福本莉子。目の前で交通事故に遭ってしまった修弥を救うためタイムリープを繰り返し、“思わず応援したくなる”等身大のヒロインを瑞々しく演じている。
実結の彼氏・篠原修弥役には、ジャニーズ Jr.内の人気グループ Travis Japanで最年少メンバーとして活動する松田元太。スタッフや共演者を魅了した根っからの明るさと“いいやつっぷり”を惜しげなく注ぎ込み、実結が「青空が似合う」と形容する修弥のキャラクターを見事に体現した。
実結に対して秘めた恋心を持っているという、映画オリジナルのキャラクター本山佑人役には板垣瑞生。修弥に想いを寄せ、物語の鍵となるクラスメイトの西村トモカ役には横田真悠。実結を支える親友・丸井佐喜子役には莉子。
監督を務めたのは、ドラマ「おっさんずラブ」(EX/18)で演出を担当した回が Twitter の世界トレンド1位となり大きな反響を巻き起こした Yuki Saito。主題歌は、“スマホ世代”から圧倒的な支持を得るシンガーソングライター・まふまふが担当。作品の世界観を踏まえ疾走感のある楽曲を書き下ろし、映画オリジナルの感動的なエンディングの余韻を彩っている。
今回、本作で主人公・水野実結役を演じた【福本莉子】と実結の彼氏・篠原修弥役を演じた【松田元太(Travis Japan/ジャニーズ Jr.)】を直撃!初めて会ったときのお互いの印象やお気に入りのシーン、高校時代の思い出や日常生活の中で「小さな幸せ」を感じる瞬間などについて、たっぷりと語ってくれた!
Q.同世代の俳優さんたちとは、撮影の合間にどんなお話をされていましたか?
福本:みんなでトモカの誕生日を祝っていた時とか、すごく楽しそうだったじゃん。
松田:でも初めてあの時みんなに会って。その時もすごく人見知りしました。「え?誰?」みたいな。
福本:修弥・トモカ軍団がいるじゃないですか。TikTokを撮っていたじゃん。私はいつもそれを1人で「楽しそうだな」と眺めていて、修弥を遠くから見ていた側だったので、そんなに皆さんとしゃべる機会はなかったんですよね。
松田:修弥のいつメンとトモカのいつメンがいて。修弥のメンズの軍団とは「こういうのしようぜ」「行きたいところある?」みたいな感じでしゃべっていました。
Q.TikTokの振り付けはみんなで考えたんですか?
松田:俺が考えました。・・・今思い出した(笑)。
Q.実結はタイムリープをして「小さな幸せ」を感じられるようになっていきます。お母さんが毎日お弁当を作ってくれるなど、新しい発見をどんどんしていきますが、お2人が日常生活の中で「小さな幸せ」を感じるのはどんな時ですか?
福本:おいしいごはんを食べている時です。最近自分で作ってきたお弁当を、お仕事に持って行くようにしています。スープを魔女のように家でめっちゃ作っていて、それを小分けにして朝レンジでチンしています。最近玄米のお餅にハマっていて、焼いてスープに入れておくと、本当に美味しくて。腹持ちもよくて、腸にもよくて。そういうちょっとした自炊にハマっています。
松田:すご!いいよね。俺はファストフードを食べている時です。自分で作っているのはすごいね。
福本:作って持って行っているから荷物がすごく重い。多いときでスープジャー2つくらい持って行くのでけっこう重いんですけど、頑張っています。
Q.松田さんは自炊をしていますか?
松田:俺は米を炊きます。無洗米で。米を出して炊飯器に入れてボタンを押すだけです。
福本:レンジでチンするだけじゃないのは、えらいね。
松田:ノーチン、ノーチン。(炊飯器のボタンを)ピ。ピ。
Q.同じ毎日を繰り返すお話でしたが、ご自身が毎日欠かさずにやっていることはありますか?
福本:湯船に毎日浸かっています、絶対。どんなに夜遅い日でも、どんなに次の日朝早くても絶対浸かるようにしています。
松田:俺は前歯から歯を磨きます、絶対。前歯を経由して奥に行きます。前歯にワンタッチしてから奥歯に行きます。毎日続けています。
Q.実結と修弥は「毎月1日に映画デートをする」という約束をしていて、劇中で観る映画は「明日から彼女との恋は雨模様」という作品でした。もし誰かと映画デートに行くとしたら、どんなジャンルをチョイスしますか?
松田:タイムリープですかね。
福本:これ?
松田:この作品を観ます。一日ずっと観ている。映画館で一日ずっと同じ作品を上映しているじゃん。(一日分の券を)全部買って全部観る(笑)。俺の真似をしたらいかがでしょうか (笑)?
福本:やばいじゃん。もう途中で帰っちゃうよ(笑)。しんどい。
松田:同じ一日を3回ループしている作品だもんね。わけわからなくなる(笑)。
福本:私は、恋愛ものは家で1人、しっぽり観ることが多くて。映画館でしか観られない作品をやはり観たい。クリストファー・ノーランの作品とか。『TENETテネット』とか!地形の壮大なものを映画館で観たいのでそっち系ですかね。
Q.お2人とも20代前半ですが、10代のうちにやっておいたほうがいいことや、10代に戻れたらやりたいことについて教えてください。
福本:もう一度高校に戻りたいです。やはりあの頃が一番楽しかった。今も楽しいですけど、仕事や家事などを考えずに楽しめていた頃だな。やはりJKっていいですよね。高校生活は一度きりで、楽しいことも大変なこともありますが、振り返ってみればすごくいい思い出だと思います。
松田:俺的には中学生ですかね。「中学生って何かに影響されやすいな」と個人的に思っていて。「こういうラブストーリーに影響されて、学生ライフを楽しんでほしいな」と思います。芸能活動はあまりしないで、中高生の生活をしっかり楽しんでから芸能界に入ったほうがいいと思います。
Q.2020年公開の映画『思い、思われ、ふり、ふられ』でも福本さんの取材をさせていただきましたが、ご自身は振り返ってみてどんな高校時代を過ごしていましたか?
松田:俺は小5からジャニーズJr.で、高校生の頃は池袋の通信学校に行っていました。まだTravis Japanではなかったですね。自分の青春は事務所内でのコンサートだったので、学校での青春の思い出は本当に少ないです。
Q.ジャニーズJr.の活動で思い出に残っていることはありますか?
松田:Sexy Zoneのバックについてツアーに行っていました。ジャニー喜多川さんがつけた「セクシーファミリー」という名前で、家族でもないけど、チームみたいなものもあって。曲を披露したり、リハーサルしたりする時間も「青春だったな、楽しかったな」と思っています。
福本:私は芸能界に入ったのは高1の時でした。ですが、女子高に通っていて本格的に活動を始めたのが高3の夏休みぐらいだったので、それまで本当に普通に大阪で楽しく生活していました。土曜日まで学校があったので、日曜日に東京に来てお仕事をして月曜日に帰ってくるという感じでしたね。
関西での日常は、ボケとツッコミがいてコントみたいでした。毎日漫才みたいな学校生活を送っていました。めっちゃ楽しかった。6年間でUSJの年パスを持っていなかったときがなかったんですよ。周りの子もみんな持っていて。学校のテスト終わりにUSJに行って「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」だけ乗って帰っていました。
松田:めっちゃいい!いいなあ。
Q.楽しそうですね。ありがとうございました!
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[プロフィール]
福本莉子
2000年11月25日、大阪府出身。
沢口靖子、長澤まさみ、上白石萌歌らを輩出した第8回「東宝シンデレラ」オーディションにてグランプリと集英社賞(セブンティーン賞)を受賞し、『のみとり侍』(18/鶴橋康夫監督)で映画デビューを果たす。その後はドラマや舞台など幅広く活動。その他の主な出演作に、『センセイ君主』(18/月川翔監督)、『思い、思われ、ふり、ふられ』(20/三木孝浩監督)、『映像研には手を出すな!』(20/英勉監督)、映画単独初主演となった『しあわせのマスカット』(21/吉田秋生監督)などがある。ドラマ「消えた初恋」(21/EX)ではヒロインを好演し話題に。2022年初夏には『20歳のソウル』(秋山純監督)の公開を控えている。
松田元太
1999年4月19日生まれ、埼玉県出身。
マイケル・ジャクソンの振付師だったTravis Payne が当時のジャニーズ Jr. からメンバーを選抜し、世界展開を描けるグループとして結成された「Travis Japan」へ2017年より加入した最年少メンバー。ダンススキルが非常に高く、ジャニーズJr.としては異例のダンス専門YouTubeチャンネルも開設している。メンバー内最年少でありながら人気を博しており、2021年、雑誌「ViVi」の人気投票企画「【2021年上半期】国宝級イケメンNEXTランキング」で堂々の第2位を獲得。この企画には4回連続でのランクインとなった。2015年には「お兄ちゃん、ガチャ」(NTV)でドラマデビュー。今後の待機作に、ドラマ「だから殺せなかった」(WOWOW)がある。