【詳細】佐野勇斗、 森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁がバンド結成!! 映画『小さな恋のうた』<世界最速!完成披露試写会>レポ

Culture 映画
2019-03-14 12:10:00
2019年3月13日(水)都内某所にて、映画『小さな恋のうた』<世界最速!完成披露試写会>が行われ、ベールに包まれていたキャスト、監督、ストーリーが明かされ、上映後には、主演を務める佐野勇斗を筆頭に、 森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁、トミコクレア、世良公則 、橋本光二郎監督が登壇した。

物語の舞台は、沖縄。バンド活動を通じて音楽という絆で結ばれた本島の小さな町に暮らす高校生たちは、招かれざる事故によって、行く先を見失ってしまう。止まった時計の針を前に進めたのは、一曲のデモテープと、米軍基地に住む一人の少女。フェンスの向こう側に友の“想い”を届けるため、彼らは再び楽器を手に取り立ち上がる-。

劇中では「小さな恋のうた」はもちろん、「DON’T WORRY BE HAPPY」「あなたに」など、MONGOL800の名曲を長期間のトレーニングを経た俳優陣が披露する。
主人公の真栄城亮多にはボーカルダンスユニットM!LKのメンバーであり、俳優としても活躍する若手最有力の佐野勇斗。本作では底抜けに明るく能天気だけれど、周囲を巻き込むアグレッシブなエネルギーにあふれたキャラクターが、自分一人ではどうにもできない現実の試練に立ち向かう様を熱演。

劇中の亮多と同様、ベースをゼロから練習し、ライブ活動で培った圧巻のステージパフォーマンスを披露している佐野は、「半年も前から作品の準備をすることがなかなかないですし、今回は実際に弾いて歌うということで挑戦だらけの作品だったんですけど、この半年の練習があったからこそ、僕らバンドメンバーの絆も深まりましたし、バンド感が映画での空気感にも現れていると思います。凄く濃い半年間の練習だったなと実感しています」と手ごたえを語ってくれた。

また佐野が中学生の時、初めてダウンロードした曲が「小さな恋のうた」だったという、運命のようなエピソードも明かしてくれた。
亮多のバンド仲間でドラム担当の池原航太郎を演じ、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(13)で習得したドラムの腕にさらに磨きをかけてのぞんだ森永悠希は「ドラム経験があったからこそ、もの凄いプレッシャーで。みんなよりできて当たり前なんだというプレッシャーは凄くありました。なので、常に見守らせていただく立場をとらせていただいたんですけど、本当に頼りない先輩だったんじゃないかなって思います。あとドラムをやりながらコーラスを担当するのははじめてだったんですけど、みんながスポンジみたいに日々上達をしていくので、メンバーの中では最年長なのでおじさんも頑張らないとなって思ってやっていました(笑)」と笑いを誘いながら、経験者だからこその大変さを告白。
唯一の女性バンドメンバーを演じるのは山田杏奈。毅然としてしなやかな存在感を体現し、やはり本作のために猛特訓を積んだギタープレイと伸びやかな女性ボーカルは、観る者の心を鷲掴みにする。

そんな山田は、バンド練習について「私もギターはほぼ未経験で、エレキギターをはじめて触るところからのスタートだったんですけど、眞栄田さんのギターが一回目の時に物凄く上達をしていてこれはヤバいぞって思って焦って練習することもあったり(笑)、本当に他の方と一緒にやっていたからできたんだと思います。演奏をしていて森永さんと目が合う時が物凄く楽しかったり、練習期間を経てですけど、バンドの楽しさが分かりました。」とバンドの楽しさを話した。
舞の兄にして亮多の親友である譜久村慎司を演じた眞栄田郷敦。父は千葉真一、兄は新田真剣佑という恵まれた血を引き、俳優デビュー作とは思えない風格で永遠の魂をスクリーンに刻みつける眞栄田は、「お芝居もギターも初めてだったんですが、時間の限り練習しました。僕はアメリカで生まれたんですけど、物心つくまえから「小さな恋のうた」は知っていました。この作品を通して、本当に力のある曲だなと感じました。」と話す。
バンド仲間で苦渋の選択をするベース担当の新里大輝を演じた鈴木仁は、バンド練習について
「自分自身音楽は未経験で、学生時代もリコーダーや鍵盤ハーモニカを吹かずにさぼっていたタイプだったくらい音楽に苦手意識があって触れて来なかったので、今回楽器を触った時に大丈夫なのかなって不安でした。いざ合同練習をやってみると自分遅れてるなと感じて、ギター2人はどんどん上達していくし、ちょっと焦りました。でも、合同練習が始まってみんなと合わせるようになってからは、個人練習ではできなかったところが次第にできるようになったり、そういうところでバンドの力って凄いなって感じました。」と話した。
米軍基地に住むリサにはミスiD2017に選ばれたサンフランシスコ出身のトミコ クレアは、バンド練習について「とっても楽しかったです。バンド練習を見に行った時にみんなの表情も幸せそうで、私も凄く嬉しかったです。」と一生懸命に笑顔で話していた。
そして彼らを応援するライブハウスの店長は世良公則が演じまっすぐで突っ走る高校生たちを温かく見守り、支えてくれる。

企画・プロデュースは沖縄出身でMONGOL800の映像作品を手がけてきた山城竹織。MONGOL800メンバーの高校時代の後輩としてバンドの結成当初からその歩みを間近で見守ってきた山城は、脚本家・平田研也をむかえ、楽曲から着想を得た映画を構想する。
何度も沖縄へ足を運んで取材を重ね、8年にも及ぶ時間をかけて完成した物語は、MONGOL800の楽曲に込められた知られざるメッセージを導き出し、二つの国と共に生きる若者たちを中心に生きた青春を描いている。監督は橋本光二郎がつとめ、音楽と若い俳優たちのエモーショナルなコラボレーションを演出。撮影は一ヶ月半にわたって全編沖縄ロケを敢行し、「青い海と空」のような観光的なイメージとは一味違う、等身大の沖縄の姿をカメラにおさめた。

映画概要


【小さな恋のうた】
5月24日(金)全国公開
出演:佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁、トミコクレア/世良公則 他
監督:橋本光二郎『orange-オレンジ-』(15)、『羊と鋼の森』(18)、『雪の華』(19)
脚本:平田研也『つみきのいえ』(08)、『22年目の告白 -私が殺人犯です-』(17)

©2019「小さな恋のうた」製作委員会

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