“10年ぶりの日本武道館、みんなと一緒に作り上げた熱い世界”!FLOW「FLOW LIVE BEST 2019 in 日本武道館 ~神祭り~」ライブレポ

Culture
2019-01-31 21:00:00
会場を埋め尽くす赤いTシャツ。その背には白く「FLOW」の文字。開演を待つ日本武道館に充満する期待という名のざわめきが、フロアの暗転によって大歓声へと変化する。そして始まった10年ぶりのFLOW、武道館ライブはアグレッシヴに音を轟かせる「Break it down」から幕を開けた。

1曲目からフロアにはサイリウムの光。赤い輝きに染まった客席を見遣りながら歌声を放つKOHSHIとKEIGOへ向けて拳もつきあげられ、幕開けから大合唱。ライブとは、FLOWのメンバーとスタッフだけが作り上げるものではない。ここに集う全ての人で作り上げるものなのだ、と感じさせるも、冷静になる余裕もないほどに畳み掛ける序盤のセットリスト。慟哭のラウドロック「JOY TO THE WORLD」から「7th Heaven」に繋がれば、赤一色だった会場の光はオーディエンス一人ひとりの、思い思いの色へと変わっていく。カラフルになった武道館。もちろん、サイリウムを握らず、拳を突き上げ続けるファンも。10年前にはなかった景色である。生粋のロックファンとアニメファンが混在する稀有な場所ならではの色彩感は、彼らがこの10年を掛けて繋いできたものだ。ロックとアニメソングのボーダーも、国境も超越してきた彼らだから見せられる景色は、IWASAKIとGOT’Sが紡ぐビートでさらに熱をあげていく。そんな光は続いて響きだした「Steppin’ Out」ではタオルによる旋風を巻き起こし、「Oi!!!Oi!!!」のチャントが天井を突き破らん勢いでこだましていく。お立ち台に乗り、天井近くまで埋まる客席に向けてタオルを振り回すKEIGO。そして高らかに声をあげるKOHSHI。

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