今回お披露目された場面写真は、名門烏丸家の当主となった花穎(永瀬)に、新米執事・衣更月(清原)への信頼が芽生え始めたそのとき、烏丸家の庭である不可解な事件が起こるシーン。未熟な当主ながら必死に烏丸家にふりかかる陰謀に立ち向かおうとする花穎の強い意志を、鋭い瞳が物語っています。永瀬演じる花穎は烏丸家を守ることができるのかー。
永瀬は、King & Princeのメンバーとしてめざましい活躍を見せているが、デビューを果たした昨年5月の多忙極める中、初主演映画の本作を撮影。日ごろの関西弁を封印、慣れない上流階級のマナーを学び、監督と一緒に「花穎」というキャラクターを作り上げていったという。「毎日台詞は完璧に覚えてきて、現場ではほとんど台本を見返すこともなく、堂々としたものだった」と制作スタッフも感嘆するほど。
現在は、King & Prince主演舞台『JOHNNYS’ King & Prince IsLAND』(~1月27日まで)に出演中。日本テレビの『ZIP!』(月~金 5:50~8:00)の「DESHIIRI-弟子入り-」では、和太鼓や曲芸、ピザ職人などに挑戦、男らしく何事にも一生懸命に取り組んでいる姿が話題となっている。20歳にして圧倒的な存在感と色気を誇り、繊細な演技を武器に俳優としても、2019年新元号と共に新時代を担う永瀬 廉に更なる期待が高まる。
作品紹介
2014年3月に角川文庫にて刊行されるや、その個性豊かで魅力的なキャラクター達が織りなす独特の世界観が支持され、瞬く間に9巻までシリーズ化された極上のミステリー小説「うちの執事が言うことには」が、待望の実写映画。原作は、小説のシリーズ化だけに留まらす、2015年11月からはコミックス(あすかコミックスDX1~8巻)にもなり、2017年3月から新シリーズ「うちの執事に願ったならば」(1~5巻)も刊行される等、シリーズ累計発行部数75万部を超える大人気作品。
主人公の名門・烏丸家第27代当主の烏丸花穎には、昨年5月に「シンデレラガール」で鮮烈にデビューを果たし、年末のNHK紅白歌合戦への初出場を果たすなど、今最も勢いがあるグループKing & Princeの永瀬 廉。当主としては未熟で世間知らず、しかし、頭脳明晰で色彩に関しては特別な感知能力を持っているという唯一無二の個性溢れるキャラクターを繊細に演じ、映画初主演に挑む。
永瀬演じる花穎の新執事・衣更月蒼馬役には、清原 翔。雑誌「MEN’S NON-NO」のモデルとして活躍しながらも、2016年より俳優活動を開始。今年は、NHK連続テレビ小説「なつぞら」へ出演予定の若手注目俳優の1人。この物語の軸となる“執事役”を凛とした存在感で体現。若き当主と、仏頂面の執事――気が合わないどころか“一触即発”の不本意コンビが、名門・烏丸家にふりかかる難事件に立ち向かう。
さらには、大学生でありながら企業家、パティスリー「アントルメ・アカメ」のオーナー、赤目刻弥を演じるのは永瀬と同じくKing & Princeの神宮寺勇太。物語の鍵を握るミステリアスな役柄で、スクリーンデビューを飾る。
そして、永瀬演じる若き当主・花穎が幼いころから絶大な信頼をよせる烏丸家の前執・鳳には、名優・奥田瑛二。花穎の父で、第26代烏丸家当主の烏丸真一郎に、吹越 満。烏丸家の使用人たち、ハウスキーパー兼料理人・雪倉叶絵に、原 日出子、雪倉家の長女でハウスキーパー代理の雪倉美優(ゆきくら みゆ)に、優希美青。同じく雪倉家の長男で美優の兄、ハウスキーパー代理を務める雪倉 峻(ゆきくら しゅん)に、神尾楓珠。運転手・駒地(こまぢ)には、矢柴俊博。庭師の・桐山(きりやま)には、村上 淳など、若き当主・花穎(永瀬)を取巻く個性豊かなキャラクターたちに、豪華競演陣が集結。
監督は、廣木隆一・富岡忠文・平山秀幸・西川美和・李相日などの監督作品に助監督として参加し、映画『白鳥麗子でございます!THE MOVIE』(16)やWEBドラマ『火花』(16/Netflix)でメガホンをとった久万真路。脚本を手がけたのは、『ツレがうつになりまして。』(11)『グラスホッパー』(15)『追憶』(17、原案・脚本)の青島 武。日本を代表する国民的俳優・高倉健の遺作となった『あなたへ』では第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞している。