【詳細】本物のお菓子や花を使用したセットに注目!! 映画『くるみ割り人形と秘密の王国』クララが迷い込む《秘密の王国》とは♪

Culture 映画 ディズニー
2018-11-30 18:17:00
時代を超えて世界中から愛され続ける「くるみ割り人形」。「美女と野獣」のディズニー圧倒的な映像美で少女クララの冒険を描くプレミアム・ファンタジー『くるみ割り人形と秘密の王国』がついに公開された。

バレエとチャイコフスキーの音楽で世界の普及の名作「くるみ割り人形」の世界が、手を伸ばせば触れられそうなほどリアルで煌びやかな映像となって、スクリーンに描き出される本作。

特に、マッケンジー・フォイが演じる主人公・クララが迷い込む“雪の国” “花の国” “お菓子の国” “第4の国”からなる《秘密の王国》は、国の統治者たちの衣装やメイクといったビジュアル、造形も素晴らしく、どの国もとても魅力的に描かれており、予告が公開されるやいなや、オシャレに敏感な原宿でも話題に!
実は、手で触れらそうだと観客が思えるような、現実味を感じられる世界を作り上げるために、セットの大半を実際に建てて、CGはそこの埋め合わせをするためだけに使用したという本作。

《秘密の王国》美しい街並みは、実際にいくつものセットを建てて撮影されたんだって!

今回は、そんなこだわりを持って制作された、《秘密の王国》の中で、異なった美しさをもつ4つの国の魅力について、誕生&撮影秘話とともに紹介するよ☆

それでは《秘密の王国》への冒険へ出発☆




・・・・・雪の国・・・・・

国中が雪や氷で覆われていて、キラキラと輝く国
とても寒いところだけど、氷と雪の結晶がキラキラとしてとても幻想的。統治者のシヴァーの衣装も氷を使ったとても繊細で透明感が溢れるものになっているよ。

<セットへのこだわり>
この国を作るにあたって、インスピレーションを受けたのは、スウェーデンの有名な氷のホテルやドイツの16世紀の村々。その建築を幾層もの氷をつかって表現。

精巧に作られたセットに足を踏み入れると、クララを演じたマッケンジー・フォイも、とてもマジカルに感じられれたんだとか。

実際、ソリでシヴァーとクララが“雪の国”を訪れるシーンはスクリーン越しでも、息をのむほど神秘的で美しい国だよ☆


【統治者】シヴァー
キャスト:リチャード・E・グラント

“雪の国”を治めるジェントルマンだよ。



・・・・・花の国・・・・・

カラフルな花や草木が咲き誇り、花の良い香りでいっぱいの国
風車があり、花や麦を作っていて、建物は草花に覆われ、花の香りが国中に漂いとても華やかだよ。

<セットへのこだわり>
この国を作るにあたり、オランダの風車と南イングランドの村を参考にしながら、カラフルな花々をふんだんに使ってデザインされた“花の国”。

スクリーン越しでも観客に花の香りを感じさせるほど、鮮やかで美しい花々たちにうっとりさせられる花の国は、実は本物の花々で飾られており、撮影では素敵な花の香りがあたりを包んでいたそう。

このこだわりは、単に花をリアルに見せることではなく、そこの空気を花の香りでいっぱいにして、“花の国”に実際に身を置いたらこうなるのかと演者たちに感じてもらうことを重視してのこととだったんだって!

実は花のアレルギーを持つクララを演じたマッケンジー・フォイは、“花の国”には彼女なりの大変さもあったよう。それでもデザインの凄さに驚嘆し、「あそこにはものすごく細かいところまで凝って作られていたの。私は撮影の合間に香りを嗅ぎに近くまで行ったりしていたの。だってとってもいい匂いだから」と話するほど!

【統治者】ホーソーン
キャスト:エウヘニオ・デルベス

“花の国”を治める楽観主義者なんだよ。



・・・・・お菓子の国・・・・・

色とりどりのスイーツで作られた国
チョコレートやキャンディで作られたステンドグラスなど、様々なお菓子によって建てられた建造物が立ち並ぶとても可愛らしい国。

<セットへのこだわり>
シュガー・プラムというキャラクターからインスピレーションを受けて作られた“お菓子の国”は、本物のキャンディを使って表現されているよ。

本物キャンディを使用しているだけあって、撮影ではセットに“キャンディを食べるな”と書いた紙を出さないといけなかったんだって!

このセットは、特に子供の出演者たちにとって抑えきれないほどの誘惑になってたみたい。

実際、劇中で“お菓子の国”が登場すると、スクリーン越しでも、甘い香りがした気がして、もし目の前に本物のお菓子で出来た国があったら誘惑に勝てない気持ちもわかるかも!!

この王国を彩っている綿菓子も、キャラメルも、チョコレートケーキも、現代のお菓子の多くはヴィクトリア朝時代にルーツを持つものばかり!

これら様々なお菓子は、“お菓子の国”で本物のチョコレートの瓦屋根や、キャラメルの壁や、キャンディで作られたステンドグラスなど、とても創意に富んだかたちで建物に使われていて、さらに驚くべきことに、かなり上質な建築素材だったんだって♪

建物の壁はヌガーで出来ていて、ヌガーを切ると、ヌガーの中のナッツやチェリーが見えてくる。その見た目は、まるで石造建築のように見えるから、建物の側面としてぴったりだったみたい☆


【統治者】シュガー・プラム
キャスト:キーラ・ナイトレイ

シュガー・プラムも、砂糖の結晶のようにきらめくドレスを身にまとっていて、髪は綿菓子でできていてフワフワ。クララの母マリーと仲が良く、《秘密の王国》に迷い込んだクララを歓迎して、常に寄り添い世話を焼くよ。




・・・・・第4の国・・・・・

かつては“遊びの国”と呼ばれていたが、いまは荒れ果て、不気味な空気が漂う国
かつては遊園地とサーカスで人々を楽しませる“遊びの国”だったんだけど、今では不気味なマザー・ジンジャーと道化たちが暮らしていて。国は荒れ果て誰も近づかなくなってしまったんだよ。

<セットへのこだわり>
映画の創作チームがただ一言「気味が悪い」とだけ説明する謎に満ちた地“第4の国”。

気味の悪い木々が侵入者を拒むように並んでいて、この世界の住人たちがもう何年もずっと訪れるのを怖がるような「ミステリアスな場所」になってしまってるんだよ。

ここは、この映画の中で最も大きく最も印象的なセットのひとつだったんだとか。

サーカスのテントや、遊具などセットの陽気さと、ダークな空気感が相まって、より不気味な雰囲気を漂わせていて、スクリーンから目が離せない!ダークでミステリアスだけどどこか美しい“第4の国”にも注目だよ!


【統治者】マザー・ジンジャー
キャスト:ヘレン・ミレン

“第4の国”を率いる反乱者。《秘密の王国》の全住人から恐れられる存在で、火のように赤い髪とひび割れのある顔という姿が、人々をより怖がらせているよ。




観客を、クララとともに冒険しているような気分に誘ってくれる《秘密の王国》のセットや、衣装。ぜひ、劇場でこの美しい4つの国の細部まで注目してみよう!

また、原宿を代表するファッショニスタたちが《秘密の王国》の魅力を、思い思いのコーディネートで表現した特集記事も掲載中なので、ぜひこちらも合わせてチェックしてね☆
《秘密の王国》コーデ特集ページはこちら

<ストーリー>

「美女と野獣」のディズニーが、不朽の名作「くるみ割り人形」を映画化した、究極のプレミアム・ファンタジー開幕!愛する母を亡くし心を閉ざした少女クララは、4つの国から成る<秘密の王国>に迷いこみ、母が残したメッセージを探す壮大な冒険を繰り広げる。

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