【詳細】映画『走れ!T校バスケット部』佐藤寛太インタビュー

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2018-10-31 17:03:00
連戦連敗の雑草バスケチームの成長と奇跡を描いた、実話に基づく青春ベストセラー小説が待望の実写映画化!映画『走れ!T校バスケット部』は2018年11月3日(土)より全国公開される。

公開に合わせ連載中の【パスリレーインタビュー】第4回目は、モテたくてT校バスケ部入部した牧園浩司(通称:ゾノ)を演じた佐藤寛太!インタビューでは意外な学生時代のモテエピソードも披露してくれたよ。

ゾノは、モテたくてバスケ部に入部したお調子者。陽一に感化され、次第にバスケにのめり込んでいく。ポジションは、パワーフォワード。そんなゾノを演じた佐藤の運動神経良さをキャスト・スタッフらが絶賛!! 試合中の佐藤の動きにも注目だ☆


SGS公式Twitterでは、質問を繋いでいくパスリレー動画も配信中!! ちなみに動画をみると次回掲載されるキャストがわかるよ♪ さらに、ラスト6人目のインタビューが掲載されたと同時に、超豪華6人のサイン入りバスケットボールが当たるプレゼントキャンペーンもスタートするからそちらも要チェック!!
Q.オファーを受けた時のお気持ちを教えてください。

佐藤寛太(以下:佐藤):「僕、中学生の時に(原作を)読んでたんです!」

Q.そうだったんですね!

佐藤:「中学校の時の読書の時間に」

Q.朝の読書の時間?

佐藤:「そうそう!ありましたよね。その時に、読んでいて。今回、初めて朝の読書の時間が役に立ったなって思いました(笑)。

その当時は全部出てなかったのかな。確かその時に読んだのが1~4巻で、本の背表紙の色が変わっていくんですよ。ふと、そんなことも思い出しました」

Q.運命を感じる作品ですね

佐藤:「そうですね!中学生の時の自分が知ったら凄く驚くだろうな。光栄でした」
Q.撮影時のお話をお聞きしていきたいと思います!まず、バスケは初めてやられたんですか?

佐藤:「初めてでした」

Q.動きが俊敏で初めてじゃないと思いました!SGS編集部にもバスケ経験者がいるんですが、佐藤さんの動きが凄かったと言っていました

佐藤:「全然全然!全く出来なかったですよ。だから出演が決まってからは、朝6時くらいから公園で練習をしていました。僕9年間野球していたので、甲子園ものとかみると、やってない人がわかっちゃうんですよね」

Q.そうなんですよね!(バスケ経験者のSGS編集者)

佐藤:「スポーツものってどうしても、バレるじゃないですか。これスポコンバリバリで推していく作品だろうなと思ったので、より頑張らないとなって。

特にバスケは、誤魔化しがきかないと思うんですよ。テニスとか野球だったら、ボールを主軸に、投げるアクションを綺麗にすればいい、打つアクションを綺麗にすればいいんですけど、バスケはボールが大きいし、ただパスとかシュートだけじゃなくて、全部一連のモーションの中で、繋いでいく動作を綺麗にやらないといけないので、そこはバスケット指導の半田さんという元プロの方に、一から教えていただきました。その方が教えるのが本当に上手くて!

それに、実質練習で全員が揃ったことがほとんどなかったんです」
Q.そうだったんですね

佐藤:「みんな仕事があって、スケジュールを割きながら練習に参加をしていたので、全体でいったら練習期間は約3ヵ月ですけど、実際に練習に参加できたのは2、3週間な気がする。クランクインしてからも、撮影後にみんなで練習をしていたんですけど、そういうのも含めてそれくらいの日数だったので、基本は自主練をやってましたね」

Q.みんなで合わせた期間は本当に少なかったんですね

佐藤:「もう全然なくて、本当に少なかったです。本番に入って、泊まり込みの撮影期間になってから、初めてみんなで一緒にできた感じで。それまでは本当に合わなかったですね。淳くんも結構忙しくて」

Q.泊まり込みで撮影されたということで、撮影中は合宿のような感じでやられたんですか?

佐藤:「そうですね。「本番終わった人から放課後練習するよ~」みたいな。本当に学校みたいな雰囲気でした。「体に無理ない程度にやってね」と言いつつも、みんな若いので一回やりだすと止まらなくて、夕方から暗くなるまでやっていました。

そんな中で一番シュートが入っていたのは、西銘駿なんですよ。僕全然シュートが入らなくて。背が一番高いので、ゴール下は強いんですけど、フォームが全然ダメで、届くけど、入らないんですよ。でも、駿は運動神経めちゃくちゃいいですし、凄く上手かったです!」
Q.まさかの一年生組が光っていたとは!

佐藤:「そうなんです!駿が一番伸びてましたね。練習もずっと楽しかったですよ」

Q.もう一人の一年生の阿見201さんもムードメーカーのような存在だっととか

佐藤:「本当にずっと現場中もいじらせてくださって。そんな風に「きゃーきゃー」騒ぎながら、撮影させていただきました。凄く楽しかったです」

Q.オフの時にみんなで過ごした楽しかった思い出は?

佐藤:「人狼ゲームってわかりますか?」

Q.わかります!

佐藤:「あれをホテルに帰ってからやっていました。朝4時、5時にくらいに現場に入って、そこからメイクをして撮影するんですけど、日中のシーンが多かったので、日中に撮影をしたら夕方6時にはほとんどホテルに戻ってくるんですよ。その後、みんなで飯を食べて、人狼ゲームをしてっていう流れがあって(笑)。

人狼をやるか、近くの銭湯に行くか、みたいな。健康ランド的な銭湯が近くにあったので、そこでみんなで卓球をしたり」
Q.撮影じゃない時でも青春って感じですね!

佐藤:「そうですね。凄く楽しかったです。

ほかには、レンタルの自転車に乗ってちょっと遠出したり。それで「電動自転車ってこんなに早いんだ!」って驚いたり(笑)。本当に凄いんですよ!段階変えていくと、本当に軽いスクーターくらい出るんですよ。

そんな風に、朝起きて撮影で体を動かしつつも、夜はゲームや銭湯で遊んで、オフも運動していた感じです(笑)」

Q.凄く楽しい現場だったんですね

佐藤:「そうですね(笑)。本当に学生時代のような撮影現場でした!」
Q.主演の志尊さんの印象は?

佐藤:「先輩なんですよ。意外に受け取る人もいるかもしれないですけど、凄く男らしいです!結構カワイイイメージがあると思うんですけど、会って話すと凄く男らしいですし、めちゃくちゃ兄貴肌です」

Q.そんな一面があるとは!素敵なギャップですね

佐藤:「そうなんです!事務所も違うので、いえばただの共演者なんですけど、共演者としてだけではなくて、先輩後輩としてとても可愛がってくださるので、凄く有難く思っています」
Q.モテたくてバスケを始めるゾノを演じられた佐藤さんの学生時代のモテエピソードを教えてください!

佐藤:「僕、本当にモテないんですよ。喋り過ぎるんですよね(笑)。喋んなかったらいいのにって、よく言われるんですけど、それは無理ですね(笑)。

いつも2番でした。僕よりモテるやつがいて」

Q.佐藤さんが2番!?

佐藤:「いやいやいや、僕本当にそんなにたいしたやつじゃないんですよ(笑)。

今年22歳なんですけど、成人式で地元に帰った時に、「クラスで実は誰々が好きだった選手権」を投票形式でやったんですよ。ちょっとドキドキしながら待っていたら、やっぱり1番はそいつに取られましたね(笑)。僕はいつもの2番でした。

そういえば、そのカッコイイやつはバスケ部でしたね!同じ身長で」

Q.バスケ部はモテますよね

佐藤:「そうですよね。僕は野球部で丸刈りだったので」

Q.それで2番って凄いですね!

佐藤:「いやいやいや。そういう対象じゃなかったんだと思いますよ。お調子者っていうか(笑)」

Q.クラスのムードメーカー的な存在だったんですね

佐藤:「そうですね。割とゾノっぽい感じだったのかも」

Q.特報映像のラストに映し出される“青春しかできないことがある”という言葉にちなんで、もし高校生に戻れるなら、どんな青春を送りたいですか?

佐藤:「僕が上京したのが高校3年生の夏前の6月だったんですけど、最後の体育祭に参加したかったなって、10代の時はずっと思ってました。

高校3年生の体育祭って結構大きい行事だし、僕は部活に入っていなかったので、なおさら学校行事を楽しみにしていたんです。だから、最後にみんなとワイワイ思い出作りしたかったなって。

ほかには、日本史とか社会の勉強をちゃんやればよかったなって思います」

Q.それはなぜ?

佐藤:「仕事で、歴史上のお話の台本をたまにいただくんですけど、その時に「あれなんだったっけ?」って高校の教材を引っ張り出して確認することが結構多いので」

Q.教材残されているんですね

佐藤:「捨てずに今もありますよ。持ってるのは、社会と国語と英語かな。数学は全然ダメなので持ってないです(笑)」
Q.数学は普段あまり使わないですもんね

佐藤:「そうですね(笑)。でも社会はちゃんとやっておけばよかったなって思います。

でも、思い返してみると結構青春してたな。ほどほどに学校をさぼって、友達と遊びに行ったりもしましたし、やりたいことは大体やった気がしますね。

途中でその学校は転校したんですけど、正月とか年に1回は必ず先生の顔を見に行きます。卒業生じゃないのに向こうも受け入れてくれて(笑)。なので結構いい青春を送ったのかなって思いますね。

でも高校で部活に入っておけばよかったなと、ちょっと思ったり」

Q.ちなみに何部に入りたかったですか?

佐藤:「ラグビー部。う~ん、やっぱり野球かな」

Q.ラグビー部があるって珍しいですね

佐藤:「ラグビー部があって。ずっとラグビー部の先生に、身長が高いからって理由で誘われてたんですよ」
Q.本作のためにGReeeeNさんが主題歌『贈る言葉』を書き下ろしてくださったということで

佐藤:「そうなんですよ。いいですよね」

Q.エンドロールで流れる主題歌『贈る言葉』素敵ですよね。ちなみに、この曲を聴くと学生時代を思い出す、佐藤さんにとっての青春の曲は何ですか?

佐藤:「それこそ、まさに、GReeeeNさんですね!僕ドラマ「ROOKIES」世代で、野球をやっていたので、もうドンピシャです。

試写で、最後にGReeeeNさんの『贈る言葉』が流れているのを聴いても、まだちょっと実感が湧かなかったくらい本当に光栄で。だってGReeeeNさん僕たちのこと観てくださったんですもんね」

Q.試写で観ているんじゃないですか?

佐藤:「ですよね!でもあまり実感がないんだよな」

Q.まだ会われてはない?

佐藤:「会ったことないですね!だから会うことを考えると超緊張するな。でも会っても本当に?ってなりますよね。顔が分からないから(笑)」

Q.声を聞けばわかるかもしれないですね

佐藤:「確かに!「ワンフレーズだけお願いします!」って(笑)、かなり贅沢なお願いをしてみたり(笑)」
Q.普段のファッションについて

佐藤:「結構古着が多い気がします。ジーパンだったり、最近古着系にハマり出した感がありますね。

仕事上色んな衣装を着させてもらえるので、そこで欲が満たされちゃう部分があるので、逆にシンプルなのを着たくなるんですよね。でも今日は結構ド派手な柄っ柄の赤シャツを着てきました」

Q.カラーが、作品にもあってますね

佐藤:「本当だ(笑)。舞台挨拶で私服の時もあるので、そういう面で服装を考えたりもします。でも、基本はジーパン、Tシャツのスタイルが多かったかな。あとは気が付けば黒パンツを15本くらい持ってますね。全シーズントータルで」

Q.ついつい集めちゃう?

佐藤:「いつの間にか買ってるんですよね。シルエット違いとか、生地違いで買っちゃいますね」

Q.佐藤さん=黒パンのイメージあるかもですね

佐藤:「確かに。「また黒パン買ってるよ」みたいな(笑)。でも、よく行くお店の店員さんが全身黒の人で、「黒いいよね」っていう人だから影響されちゃっている部分はありますね(笑)。

あと、靴はなるべく綺麗で可愛いものを履きたいなって。古着だとピシッとしていないものもあるので、足元が綺麗だったら廃れてみえない気がして」

Q.足元ってみられがちですよね

佐藤:「見られますよね。この仕事をしていると、清潔感大事だなって思います」
Q.最後、読者にメッセージをお願いします。

佐藤:「マネージャーの兄ちゃんは竹内涼真さんですし、担任の先生は千葉雄大さんですし、なんて顔面偏差値の高い地区なんだという(笑)。で、イケメン(志尊さん)が転校してくるし。夢のようなシチュエーションが次々と現れる、そういう部分も楽しめるんじゃないかなと思います。

ストーリーは、弱小チームが強くなって、どんどん勝ちあがっていく、いい意味でも王道で。仲間の絆だったり、もちろん今回は原作があって、バスケにもフューチャーされているんですけど、志尊淳くん演じる陽一がいじめにあってから、新しい仲間に出会い変わっていく人間関係や、人との絆も強く描かれている作品でもあると思います。

後味が凄くいい映画なので、バスケを観にくるでもいいし、ふらりと休日に「そういえば映画館近いね」「よし何か観に行っていこうぜ」って、そんな気楽な気持ちで映画館に入って、『走れ!T校バスケット部』を観てくれたらいいなって思います。

ラストにかかるGReeeeNさんの主題歌で、さらにグッとくる映画に仕上がっていますし、本当に明るくスッキリする映画なので、気軽に楽しんでいただけたらと思います。ぜひ劇場で!」
[プロフィール]
佐藤寛太
1996年6月16日生まれ
福岡県出身
[主な出演作]ドラマ「駐在刑事」(18/TX)、「探偵が早すぎる」(18/YHV)。映画『恋と嘘』(17)、『わたしに✖✖しなさい!!』(18)、『家族のはなし』(18)、『今日も嫌がらせ弁当』(19)、『jam』(18)、『DTC ~湯けむり純情編~ from HiGH&LOW』(18)。


[キャラクター紹介]
佐藤寛太/牧園浩司役(通称:ゾノ)
ポジションは、パワーフォワード。
モテたくてバスケ部に入部したお調子者。陽一に感化され、次第にバスケにのめり込んでいく。



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第4回・パスリレーインタビュー動画【佐藤寛太】

『走れ!T校バスケット部』予告編


<ストーリー>
連戦連敗!向かうところ負けばかりの雑草チーム「T校バスケット部」。

そんなT校に、バスケの強豪白瑞高校で1年生ながらエースとして活躍していたスタープレーヤー、田所陽一が転入してくる。
陽一は親友をイジメから救った事で自分自身が標的となり、バスケットボールを辞めていた。もう二度とバスケはしない―。

そう心に誓い、勉強に専念する陽一だったが、新たな仲間たちとの出会い、脳裏に焼き付いて離れないリングに引き寄せられるボールの軌道が、陽一を再びコートへと駆り立てる。情熱と葛藤、仲間と家族、あきらめきれない夢―。

陽一を迎えた新生「T校バスケット部」が全国大会に向けて走り出す!

映画概要


【走れ!T校バスケット部】
2018年11月3日(土)全国ロードショー!
キャスト:志尊 淳/佐野勇斗/早見あかり、戸塚純貴、佐藤寛太、鈴木勝大、西銘 駿、阿見201/竹内涼真(友情出演)/千葉雄大(友情出演)/真飛聖、YOU、竹中直人/椎名桔平
監督:古澤健(ふるさわ たけし)
原作:「走れ!T校バスケット部」(松崎洋著・幻冬舎文庫)
主題歌:GReeeeN「贈る言葉」(ユニバーサル ミュージック)

[HP] 映画『走れ!T校バスケット部』

[Twitter]@tkoubaske

[Instagram] @tkoubaske

©2018「走れ!T校バスケット部」製作委員会

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