【詳細】映画『走れ!T校バスケット部』佐野勇斗インタビュー

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2018-10-29 19:00:00
連戦連敗の雑草バスケチームの成長と奇跡を描いた、実話に基づく青春ベストセラー小説が待望の実写映画化!映画『走れ!T校バスケット部』は2018年11月3日(土)より全国公開される。

公開に合わせ連載中の【パスリレーインタビュー】第2回目は、T校バスケ部のキャプテン・矢嶋俊介を演じた佐野勇斗!インタビューでは、佐野の所属する7人組ボーカルダンスユニット「M!LK」への熱い想いも語ってくれたよ。

俊介は、弱小T校バスケ部のキャプテンであり、頼れるスリーポイントシューター。ポジションは、シューティングガード。陽一とともにチームを牽引しながらも、過去のイジメの記憶に思い悩む陽一に「もうお前一人の問題じゃない。俺たちみんなで戦って乗り越えないといけないんだよ」と声をかける、男気溢れる一面も。そんな俊介の胸が熱くなる名言にも注目だ!


SGS公式Twitterでは、質問を繋いでいくパスリレー動画も配信中!! ちなみに動画をみると次回掲載されるキャストがわかるよ♪ さらに、ラスト6人目のインタビューが掲載されたと同時に、超豪華6人のサイン入りバスケットボールが当たるプレゼントキャンペーンもスタートするからそちらも要チェック!!
Q.作品のオファーをいただいた時、原作は読みましたか?

佐野勇斗(以下:佐野):「実は、原作を昔から知っていたんです。小学校の時から大好きで当時ずっと読んでいた本だったので、出演が決まった時は凄く嬉しかったです。今回もう一度読み直して、やっぱりいつ読んでも面白いなって思いました!」

Q.バスケ初挑戦は、いかがでしたか?

佐野:「正直バスケは、昔から苦手だったんです…(苦笑)」

Q.そうだったんですね!

佐野:「運動は凄く大好きで、サッカーも野球も、バレーボールも全部やってきたんですけど、バスケだけは苦手意識があって。僕マラソンが嫌いだったんですけど、バスケってずっと走ってるじゃないですか。サッカーではフォワードだったんですが、ディフェンスにボールが回っている間はちょっと休憩ができますし、野球もずっと走るわけじゃないですし。でもバスケはチームの人数も少ない上に、ずっと走ってるから大変だなって苦手だったんですよ。

だから、今回バスケをやらせてもらえると聞いて、「まじかバスケか…」「ヤバいな(笑)」って思いもあったんですけど、昔から好きだったスリーポイントシューターの俊介役だったので、「このカッコイイ役をやらせていただけるんだ!なら頑張らなくちゃ」って、必死に練習をしました。

当時、映画『ミックス。』の撮影をしていたので、卓球をやって、ダンス踊った後に、夜はバスケ練習をして本当に運動三昧でした。プライベートでも、マネージャーさんがバスケ経験者だったので、一緒に結構遠い体育館まで行ってバスケ練習をやったり、地元のチームが試合をやっているのをみさせてもらったり。

もちろんバスケが好きな人が見たら、まだまだだよって思うかもしれないんですけど、練習を始めた頃のバスケ初心者の僕の映像を観返すと、自分で自分を褒めるのは嫌なんですけど、よくここまでできるようになったなって思います。スリーポイントシュートも最初は届きもしなかったのに、届くようになって、最後入るようになって、自分の成長を感じられた作品でした」
Q.印象に残っているシーンは?
佐野:「何個かあるんですけど、僕自身の良いところを言ってもいいですか?(笑)」

Q.ぜひ!

佐野:「陽一に「もうお前一人の問題じゃない。俺たちみんなで戦って乗り越えないといけないんだよ」と声をかけるシーンがあるんですけど、正直ちょっとキザなセリフじゃないですか。だからあまりカッコつけるのも嫌だけど、ふざけるシーンでもないですし、その塩梅が難しかったです。どこまで名言っぽく言うのか、陽一のことを思って普通にスッと出てきた言葉なのか。どんな風に言うのが正解なのか…。

もうちょいできたんじゃないかなって、正直もう一度やり直したいシーンでもありますけど、いいシーンだなと思いますね。

もう一つ好きなのが、最後の試合でスリーポイントを決めるシーン。僕が途中から試合に参加して、横からシュートを決めるシーンがあるんですけど、あそこはマジですっごく緊張しました。でもあのシーンのためにずっと練習をしてきたので、絶対に一発で決めようと心に決めていたんです。そしたら、本当に一発で決めることができて!」

Q.凄い!!

佐野:「それで本気で「よっしゃー!」って喜んでしまい、監督から「それは俊介じゃない。佐野勇斗が出ちゃってる」と言われて(笑)、シュートは使われたんですけど、その後の喜びのカットはNGになり、撮り直しました(笑)。

でも一発で入ったので、練習してきてよかったなって本当に思います。あのシーンは、頑張ってきてよかったと思えた、練習の成果が発揮された瞬間だったので嬉しかったですね。会場のお客さんも「すげー!!」って盛り上がってくれて、嬉しかったです」
Q.ご自身と俊介とで似ている、または共感する部分はありますか?

佐野:「ない!(笑)」

Q.(笑)。M!LKとか普段の立場で被る部分はあるのでは?っと思ったのですが。

佐野:「M!LKは、最近年下の新メンバーが3人入ってきたので、自分もしっかりしなきゃなって、最近俊介の気持ちが分かるようになってきました。もう撮影後なので、遅いんですけどね(笑)。

撮影当時は、とにかく難しくて。引っ張るタイプじゃないですし、どちらかというと楽しくふざけたいですし(笑)。部活もガッツリ真剣にやるというよりは、ちょっとさぼりながら楽しくやろうぜというタイプだったので、共感できない部分が多かったです。

でも学生時代、生徒会や学級委員長をやっていたので、そういう意味ではリーダーの気持ちはわからないでもないんですけど」
Q.凄いですね。それは自薦?

佐野:「学級委員長は、ずっとやっていました。

推薦もありました。人数が少ない学校だったので僕がやる流れになっていて、小1~中3まで学級委員長と、生徒会をやってました。生徒会は書記だったんですけどね(笑)。そこまでガッツリ引っ張っていくのはやりたくないから、生徒会長じゃなくて書記でいいやっていうタイプだったので、俊介は難しかったです」

Q.俊介も、キャプテンでありながらも、前に前に行くというより、状況をみて引くことができるキャプテンですよね。

佐野:「そうですね。最初は俊介はガツガツのキャプテンの方がいいかなとも思っていたんですけど、ちょっと一歩引いた感じの僕が演じる俊介でいいのかなって。ちょっと不安もあったんですが、それがいい味になったんじゃないかなと思います」
Q.佐野さんにとってのT校バスケット部のような存在は?

佐野:「完全にM!LKですね。友達もたくさんいるんですけど、M!LKは友達でもないですし、兄弟でもないですし、特別な存在なので。家族や友達とも違うメンバーというくくり、新しい部類じゃないですけど」

Q.どこにも該当しない唯一の存在ですね。

佐野:「そうなんですよ。仕事仲間かと言われるとそれだけでもないですし、二人三脚で一緒に歩んでいくじゃないですけど、特別な関係ですね。だから僕にとっての特別な存在は、M!LKです」

Q.陽一だったらT校のメンバーがいるから、夢を追いかけられるように、佐野さんにとってもM!LKはそんな存在?

佐野:「そうですね。やっぱりM!LK全員でドームに行きたいと思いますし、卒業したメンバーの分も頑張って、いつかドームで俺らが頑張っている姿をみせたいという新たな目標もできました。

M!LKは僕の中でモチベーションでもあるんですよ。「みんなでバラエティー番組をやりたい!」「みんなで紅白の司会をやりたい!」とか色んな目標もありますし、グループに入れてもらえてよかったなって日々思っています」

Q.特報映像のラストに映し出される“青春しかできないことがある”という言葉にちなんで、もし高校生に戻れるなら、どんな青春を送りたいですか?

佐野:「正直高校時代めちゃくちゃ青春だったんですよ。業界の方となると、高校時代から働いている方も多いので、「あまり青春できなかった」とおっしゃる方もいるんですけど、僕は高校時代が一番楽しかったですし、やり直したい事はないって思えるくらい、満足してますね」

Q.逆に、戻っても同じような青春を送りたい?

佐野:「もう一度、高校時代を過ごせるなら、同じ高校時代を過ごしたいです」

Q.素敵ですね。

佐野:「芸能学校でもない普通の進学校だったので、体育祭や文化祭も全てに参加できました。当時は、今みたいにたくさんお仕事をいただけている訳でもなかったので、いい具合いに青春できたというか(笑)」

Q.仕事をしながら、青春も謳歌して。

佐野:「そう(笑)。受験もちゃんと経験させてもらえましたし、みんなと一緒に勉強もできたし、馬鹿なことをやったり、毎日楽しかったです」
Q.本作のためにGReeeeNさんが書き下ろした主題歌『贈る言葉』は、青春が詰まった曲だなと思うのですが、この曲を聴くと学生時代を思い出す、佐野さんにとっての青春の曲は何ですか?

佐野:「これ全然媚びを売るわけじゃないんですけど、GReeeeNさんの『キセキ』です。

当時小学生だったんですけど、ドラマ「ROOKIES」が大好きで、ずっと見ていました。ドラマ「ROOKIES」を見て「かっけーな。こういうのやってみたい」と思って。

この業界に入ったのは親がきっかけだったんですけど、恥ずかしくて、ずっとサッカー選手になりたいと言っていたり、あまり芸能人になりたいとは言ってこなかったんですけど、芸能界に興味をもったのはドラマ「ROOKIES」を見て面白いって思ったのがきっかけでもあるんです。

主題歌の『キセキ』も大好きでずっと歌っていました」
Q.ファッションのこだわり

佐野:「こだわりは一応あるんですけど、型にはまってはなくて。ずっと同じジャンルがいいわけではなく、オールジャンルに色んな服を試したいなって思っています。周囲の人が着ている服をみて、かわいいと思ったら取り入れたくなりますし。

結び付けるのはどうなのかなと思うんですけど、芝居でも自分で考えた事だけに突き進むというよりかは、色んなことを取り入れたいタイプなので」

Q.柔軟性があるんですね。

佐野:「いい言い方するとそうですね(笑)。色々欲張りたいタイプなので、服装もトレンドのものを取り入れたい。ダウンジャケットは去年からトレンドでくると言われていたというのもあって、今年は絶対に買いたいなと思っています。

でも基本的にはオーバーサイズが好きです」

Q.オーバーサイズは動いた時のシルエットが綺麗ですよね。洋服が動く感じというか。

佐野:「そうなんですよ。下はスキニーパンツで、上はビッグトレーナーを合わせたり、ダボッとしたAラインパンツも好きです。今、結構ファッションに興味がありますね」
Q.最後にSGS読者に本作の見どころとメッセージをお願いします。

佐野:「このバスケ映画は、何よりキャストが凄い豪華!竹内さんに千葉さんも出演されていたり、今をトキメク方がたくさん出ているのでそういった面でも魅力的な作品だと思います。

僕が、原作の小説を読むと青春時代を思い出すように、皆さんも青春時代を思い出せる映画になっていると思いますし、仲間っていいなって改めて感じられると思います。誰しもが一度は経験したことがある青春時代を思い出させてくれる作品ですので、ぜひ仲間だったり、好きな人だったり、色んな方と一緒に観て欲しいなと思います」
[プロフィール]
佐野勇斗
1998年3月23日生まれ
愛知県出身
[主な出演作]ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」(16/TBS)。映画『ちはやふる - 結び - 』『羊と鋼の森』『青夏 きみに恋した30日』『3Ⅾ彼女 リアルガール』(18)。


[キャラクター紹介]
佐野勇斗/矢嶋俊介役
ポジションは、シューティングガード。
弱小T校バスケ部のキャプテン。頼れるスリーポイントシューター。陽一とともにチームを牽引する。



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第2回・パスリレーインタビュー動画【佐野勇斗】

『走れ!T校バスケット部』予告


<ストーリー>
連戦連敗!向かうところ負けばかりの雑草チーム「T校バスケット部」。

そんなT校に、バスケの強豪白瑞高校で1年生ながらエースとして活躍していたスタープレーヤー、田所陽一が転入してくる。
陽一は親友をイジメから救った事で自分自身が標的となり、バスケットボールを辞めていた。もう二度とバスケはしない―。

そう心に誓い、勉強に専念する陽一だったが、新たな仲間たちとの出会い、脳裏に焼き付いて離れないリングに引き寄せられるボールの軌道が、陽一を再びコートへと駆り立てる。情熱と葛藤、仲間と家族、あきらめきれない夢―。

陽一を迎えた新生「T校バスケット部」が全国大会に向けて走り出す!

映画概要


【走れ!T校バスケット部】
2018年11月3日(土)全国ロードショー!
キャスト:志尊 淳/佐野勇斗/早見あかり、戸塚純貴、佐藤寛太、鈴木勝大、西銘 駿、阿見201/竹内涼真(友情出演)/千葉雄大(友情出演)/真飛聖、YOU、竹中直人/椎名桔平
監督:古澤健(ふるさわ たけし)
原作:「走れ!T校バスケット部」(松崎洋著・幻冬舎文庫)
主題歌:GReeeeN「贈る言葉」(ユニバーサル ミュージック)

[HP] 映画『走れ!T校バスケット部』

[Twitter] @tkoubaske

[Instagram] @tkoubaske

©2018「走れ!T校バスケット部」製作委員会

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