【詳細】映画『あのコの、トリコ。』吉沢亮インタビュー

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2018-10-30 11:59:00
大ヒット上映中の吉沢亮主演作・映画『あのコの、トリコ。』。

本作は、「Sho-Comi」(小学館)にて連載され、少女マンガではめずらしく男の子目線でのストーリー展開が人気を博した、白石ユキの漫画「あのコの、トリコ。」の実写映画。主人公の地味で冴えないメガネ男子・頼が大好きなあのコ・雫のためにかっこよく変わっていく様と、頼(吉沢亮)、雫(新木優子)、そして昴(杉野遥亮)幼なじみ3人が、恋と夢を追いかける姿が描かれる♡

今回は、大好きな“あのコ”のためにかっこよく変貌していく主人公・鈴木頼を魅力たっぷりに演じた、映画・ドラマどちらも話題作への出演が続き、演技力&美しすぎる容姿を持つ、大人気俳優【吉沢亮】に独占インタビュー。学生としての顔、俳優としての顔、頼を演じる上でギャップを意識したという吉沢にも、頼に共感する部分があったという。そんな本作・自身の役どころについて、さらに、思わず“トリコ”になってしまうイチオシシーン、今トリコになっているものや、理想の冬デートプランなどを聞いた。
Q.タイプの違う男の子の間で揺れ動く女の子、幼馴染の三角関係、胸キュン映画の定番設定が詰まった作品ですが、女の子目線ではなく、男の子目線で描かれているラブストーリーというのがとても新鮮でした。そんな作品のオファーを頂いた時、どんな印象を抱いたのかお聞かせください

吉沢亮(以下:吉沢):「男目線で話が進む少女漫画をあまり読んだことがないので僕は新鮮な感じがして、面白そうだなと思いました」

Q.根暗な仕草、雰囲気の冴えない男の子から、恋愛映画の主演に抜擢されるほどのイケメン俳優になりますが、そんな頼と重なる部分はあるのでしょうか?

吉沢:「内面的な暗さみたいなものは、似ているのかなと思いました。僕もあまり友達も多い方ではないですし、ひとりでいるのが好きなタイプですし。頼のそんなにアグレッシブじゃない感じとか、僕も割とそういう人間なので重なる部分ではありますね。

でも、頼は好きな子のために尽くして、自分の殻を破れる男の子なので、男として「すげぇ~な」「かっこいいな」って思います」
Q.胸キュンシーンが多く登場しますが、ここみてほしいという一押しのみんなを“トリコ”にするシーンを教えてください!

吉沢:「やっぱり一番わかりやすいのは、予告でも使われている眼鏡をとる瞬間。下着の広告を撮っているシーンなんですけど、あそこの一連の流れは、最初手探りの状態から頼と雫の距離感が徐々に縮まっていく感じというか、観ていて凄くキュンとするんじゃないかなって」

Q.眼鏡を外す瞬間は確かにドキッとしました!最近ドラマのオーディションの練習をするシーンも公開されましたよね。雫に「ちゃんとやってよ」と言われて頼にスイッチが入って甘いセリフを読む瞬間、頼の想いと重なる台本の甘いセリフにドキドキしました

吉沢:「ありましたね(笑)。そのシーンも、頼のギャップをかなり意識しながら演じました。眼鏡を外すシーンも、ドラマの読み合わせ練習のシーンも、ただの学生から、俳優として演技をする時にスイッチが入る瞬間。そのギャップがちゃんと見えたシーンなんじゃないかなと思います。そういう頼のギャップは、見てもらいたいポイントでもありますね」
Q.劇中では、水族館デートのシーンが登場しますが、これから寒くなってきますが、秋冬にしたい理想のデートプランを教えてください!

吉沢:「温泉に行きたいです」

Q.温泉旅行?

吉沢:「確かにデートというより旅行ですね(笑)。でも普通にイルミネーションとか行きたいです。大きいところでやっている綺麗なイルミネーションもいいんですけど、それよりもいつもの街並みがちょっと冬になると色付けされて、なんかいつもと違うなって瞬間が好きなので、そういうのを見に行くのもいいな」

Q.いつも通勤通学で通っている見慣れた街並みでも、クリスマスが近くなると電飾がついたり装いが変わりますもんね

吉沢:「そうなんですよ。そういう変化みたいなものが小さい頃から凄く好きだったので。だから、今住んでいる所を冬に歩いたりするだけでも、楽しんじゃないかなって思います」
Q.舞台でのドレスや、モデルのお仕事での服、デート中の私服、雫のファッションも見どころの1つだと思うのですが、吉沢さんが好きな女の子のファッションを教えてください!

吉沢:「女の子のファッションが本当にわからなくて、基本的に似合っていればなんでもいいタイプです(笑)」

Q.では、先ほどの冬のデート時に着てほしい服は?

吉沢:「ちゃんと暖かくしてほしいですね。「あったかそう!」って思えるものを着ていてほしい」

Q.ニットとか?

吉沢:「ニットいいですね!オーバーサイズで萌え袖みたいな!」

Q.頼が眼鏡を外した瞬間がイケメン過ぎるとかなり話題になっていますが、眼鏡を外した瞬間、逆にかける瞬間など、女の子がやっていたら、思わずトリコになってしまう仕草は?

吉沢:「それこそわかりやすいのは髪を耳に掛けるとか素敵ですよね。あとは、普段眼鏡をかけている人が眼鏡を外した時の目です。眼鏡って目が小さく見えるじゃないですか。だから、眼鏡を外した瞬間に「あ!目大きいんだ!」って印象が変わると、ドキッとしますね」

Q.コンタクトとか付けず、目みえてなかったらかわいいですね

吉沢:「可愛いですね。見放題ですね!(笑)」
Q.あのコのトリコということで、最近の吉沢さんがトリコになっているものは?

吉沢:「最近本当に芸人さんの動画ばっかり見ていて」

Q.以前斉木楠雄の時から、芸人さんのこと話していらっしゃいましたよね

吉沢:「そうなんですよね。あ、じゃあ最近のトリコじゃないな(笑)。

本当に大好きで、ずっと見てるんですよ。『あのコの、トリコ』の最速試写の時に、僕が「トンツカタンさんが好きです」って言ったら、トンツカタンさんが反応してくださって、めっちゃ嬉しかったなぁ」

Q.最近の推しはトンツカタンさんですかね?ちなみに読者にオススメの芸人さんは?

吉沢:「女性にオススメか。でも、トンツカタンさんは本当に面白くて、女子が観てもそんなに嫌な感じのネタがないから普通に見やすいと思います。あと、マツモトクラブさんも面白いと思います。ピンでやっている方で、元々劇団員の方なので、お芝居もめちゃくちゃ上手いですし、話の構成がしっかりしていて笑えるし、凄く面白いですよ」

Q.頼は雫の存在が仕事をする上での活力になっていますが、吉沢さんが仕事をする上で活力になっているものは?

吉沢:「僕は仕事が楽しくてやっている面があるので、その作品を楽しめているか楽しめていないかというのが大きい気がしますね。あまりプライベートの何かが作品を頑張るモチベーションになっている訳ではないです。基本的には、その作品が、現場が楽しかったりとか。お芝居をすること自体にやりがいを感じたりだとか、そういうことが活力になっている気がします。大変な現場は大変ですからね」

Q.大変な現場ほど、やり切った後の達成感は大きそうですね

吉沢:「そうですね」
Q.頼はずっと雫に片思いをしていますが、頼のように想いを伝えられない男子はたくさんいると思います!そんな想いを伝えられない男子に何かアドバイスを!

吉沢:「僕も割とそういうタイプなんですが、想いは伝えた方が楽ですよ!」

Q.そうなんですね。経験上ですか?

吉沢:「伝えられないままダメになっちゃうとか、僕そういうのばっかりなので…」

Q.吉沢さんでも?!

吉沢:「いやぁ、そんなことばっかりです!だから、ダメだと思っても言っちゃった方が楽ですね」

Q.気持ち的にもすっきりしますもんね

吉沢:「いい意味で、次!次!って感じになれる(笑)」

Q.告白するとしたら、どんな風に伝えるのがおすすめ?

吉沢:「サラッとがいいと思う!僕自身、大々的に告白します!っていう感じが苦手なので、サラッといつもの会話の流れで言っちゃいますね。普通に「好きだよ」って。

男子も、好きって気持ちは言っちゃったほうがいいと思いますよ!」

[プロフィール]
吉沢亮
1994年2月1日生まれ
東京都出身
009年に行われた「アミューズ全国オーディション2009THE PUSH!マン」で特別賞を受賞しデビュー。「仮面ライダーフォーゼ」シリーズ(11-12)で仮面ライダーメテオ(朔田流星)役を演じ注目を浴び、その後数々のテレビドラマ、映画に出演。17年には『銀魂』など5本の映画に出演、今年は本作を入れて8本の映画に出演、19年は、NHK連続テレビ小説「なつぞら」への出演も決定しているなど今最も勢いのある若手俳優である。
<主な出演作>
映画『アオハライド』(14)、『オオカミ少女と黒王子』(16)、『銀魂』『トモダチゲーム』(17)、『悪と仮面のルール』『リバーズ・エッジ』『ママレード・ボーイ』『猫は抱くもの』『BLEACH』『銀魂2 掟は破るためにこそある』(18)。




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映画『あのコの、トリコ。』予告


<ストーリー>
「大好きな“あのコ”のために、ボクは変わる――」
田舎で暮らしていた地味で冴えない男子高校生・鈴木 頼(吉沢 亮)は、東京の芸能コースがある高校に転入し、幼い頃から好きだった立花 雫(新木優子)と再会する。女優という夢に向かって真っすぐにがんばる雫にあらためて恋をした頼は、彼女が所属する芸能プロダクションに頼まれ、雫の付き人として現場に同行するようになる。
ランジェリーの広告撮影の日、共演するはずだった頼と雫の幼なじみでもあり人気俳優の東條 昴(杉野遥亮)が、あるアクシデントで帰ってしまい、雫は降板させられそうになる。そんな雫を助けるために頼はなんと昴の代役を受けることに! 頼がカメラの前に立つと別人のような輝きを放ち、雫は思いがけずときめいてしまう。そして、この広告が話題となり、頼と雫、昴の未来を変えていく―。

「思い出したんだ。僕にも小さい頃、俳優になりたいって夢があったなぁって」
昴が遂に雫に告白、しかも自分が主演する恋愛映画の相手役に雫を指名する。それを聞いた頼は複雑な想いを抱えるが、話題を呼んだランジェリー広告が監督の目に留まり、自身もアート系の恋愛映画の主演に抜擢される。雫のそばにいられなくなることで出演を迷っていた頼を雫は叱咤激励、頼は映画に出ることを決意する。そして、頼と雫は互いの夢に一歩ずつ近づくにつれ、少しずつすれ違っていき……。

「やっと気づいた。好きだけじゃそばにいられない。」
そんな中、ある日昴が頼を呼び出し「雫は渡さない」と宣戦布告。「僕は別に……」と煮え切らない頼に重ねて「諦めろ。お前は最初から俺に負けてるんだから」と言い放つ。しかし雫への想いが抑えられなくなった頼は、昴に無謀な勝負を挑む。恋と夢が複雑に絡み合う、3人の想いの行方は……?

映画概要


【あのコの、トリコ。】
大ヒット上映中!
出演:吉沢 亮、新木優子、杉野遥亮、水上剣星、大幡しえり・内田理央、古坂大魔王/高島礼子(友情出演)/岸谷五朗
原作:白石ユキ『あのコの、トリコ。』(小学館 Sho-Comiフラワーコミックス刊)
監督:宮脇 亮
脚本:浅野妙子
音楽:吉俣 良
主題歌:「トリコ」Nissy(西島隆弘)

[HP] 映画『あのコの、トリコ。』

©2018 白石ユキ・小学館/「あのコの、トリコ。」製作委員会

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Comment - 1

ねるねる yoshi32910/30
素敵なインタビューありがとうございました!写真も素敵で、何よりインタビューしてる人のつっこみが面白かったです!

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