【詳細】佐野玲於の瑞々しい好演、村上虹郎のサーフィン姿も! 映画『ハナレイ・ベイ』本予告映像遂に解禁!

Culture 映画
2018-08-03 06:00:00
2018年10月19日(金)に全国公開される映画『ハナレイ・ベイ』の本予告映像が遂に解禁された。

ハワイのハナレイ・ベイで息子を失った母親サチ(吉田羊)は、浜辺でチェアに座り海を見つめる日々を過ごす。命を 落とした息子タカシ(佐野玲於)との思い出を振り返ってみても心のどこかでよぎる、「私は息子のことが好きではなか った」という想い。

今回解禁となる本予告映像にはカウアイ島の神秘的なほどに美しいハナレイ・ベイの景観と、10年をかけて亡き息子を想い続け、自分自身に向き合い続ける主人公サチの姿が感動的に描かれ、見る者の心がグッとつかまれる。

映画『ハナレイ・ベイ』予告



そんな中出会ったのは、まだ世間知らずでサーフィンに夢中な2人の日本人青年。そのうちの一人、高橋(村上虹郎)に、サチは亡き息子の姿を重ねていた。

ある日、その2人から“片脚の日本人サーファー”を浜辺で見かけたと耳にするサチ。息子を亡くして10年、海を見つめるだけだった彼女は立ち上がり、自らの人生を変える一歩を踏み出すことを決意する。「好きではなかった」はずの息子を想い、嗚咽と共に号泣するサチを演じる吉田さんの圧巻の演技に、必ずや心を揺さぶられる。

日本が誇る村上文学待望の映画化、一筋の希望を探し求める女性の10年を描いた珠玉の感動作が遂に明らかになる!

<ストーリー>
それは突然の知らせだった。 ピアノバーのオーナーでシングルマザーのサチは、息子タカシが、ハワイのカウアイ島にあるハナレイ・ベイで亡くなったことを電話で知る。サーフィン中の事故で、大きな鮫に襲われて死んだという。サチはハナレイ・ベイに向かい、もの言わぬ息子と対面を果たした。息子の遺骨と共に日本へ帰ろうとした矢先、彼女はふと足をとめ、息子が命をおとしたハナレイ・ベイへと向かう。サチはチェアを持って海岸に行き、本を読んで時間を過ごした。時折、じっと海を見つめながら。毎年、この「行為」は続いた。タカシの命日の時期にハナレイ・ベイを訪れ、数週間過ごすのだ。同じ場所にチェアを置き、10年間。だが、彼女は決して海には近づかない。ある時、偶然出会った、2人の若い日本人サーファー。まだ世間知らずな彼らに息子の姿をダブらせるサチ。そんな時、2人から〝ある話〟を耳にする。
「赤いサーフボードを持った“右脚のない日本人サーファー”がいる」と…

これは、<人生で一番大切な人>に会いたくなる、希望の物語。

映画概要


【ハナレイ・ベイ】
10月19日(金) 全国ロードショー
原作:「ハナレイ・ベイ」(新潮文庫刊『東京奇譚集』)村上春樹著
脚本・監督・編集:松永大司
音楽:半野喜弘
出演:吉田羊、佐野玲於、村上虹郎、佐藤魁、栗原類

©2018 『ハナレイ・ベイ』製作委員会

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