原作は、80年代~90年代にかけて時代を代表する多くの人気作を手掛け、今なお熱狂的な人気を誇る漫画家・岡崎京子が1994年に発表した「チワワちゃん」。突然の死を迎えた“チワワちゃん”と呼ばれる女性と、彼女を取り巻く人々との人間関係を描いた青春物語だ。原作発表前後に生まれた、監督・キャストの若いエネルギーで、新たな青春映画のバイブルが誕生!
主人公のミキ役には、2014年「愛の渦」のヒロインで注目を浴び、以後数々の作品に出演している門脇 麦。そのほか、チワワの元カレ・ヨシダ役に成田 凌、ヨシダの親友カツオ役に寛 一 郎、チワワの親友ユミ役に玉城ティナ、チワワ役に吉田志織、チワワに想いを寄せるナガイ役に村上虹郎・・・と、若手実力派俳優が集結。
さらに、ライターのユーコ役に栗山千明、カメラマンでチワワの新しい恋人のサカタ役に浅野忠信と、実力派俳優が脇を固める。
監督・脚本を手掛けたのは、2017年「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY」で商業映画デビューを果たした二宮 健。2015年、大学の卒業制作作品「SLUM-POLIS」が、国内外の映画祭で上映され話題となり、劇場映画デビュー。若手監督の中でも、圧倒的な映像と音楽のセンスを持つ二宮監督が描く、エネルギーに満ち溢れた20代前半の「青春の爆発と終わり」のハイテンポなストーリーに、目が離せない!
<ミキ役:門脇 麦さんコメント>
若いって楽しくて自由で滅茶苦茶で、でも寂しくて苦しくて不安定で痛くて。そんなたくさんの想いをみんなと現場で詰め込むことができればと思います。そして、そのたくさんの想いが映画の中で爆発しますように。二宮監督と力強い共演者たちと、この「チワワちゃん」という岡崎京子さんの青春の物語を一緒に創れること、とても嬉しく思います。精一杯頑張ります。
<ヨシダ役:成田 凌さんコメント>
生きづらい世の中のちょっとした救いの映画になれば、と思います。プロデューサーが、革命を起こそうと言いました。起こせる気がします。何がどう革命なのかは、二宮健監督が分かっていて、僕達俳優部は監督を信じてただ前だけをみて仲間を信じてこれからの毎日を生きます。素敵なスタッフやキャストの皆様とこの映画を作れることがとても嬉しいです。役者をやっていてよかったと言える作品になる事を願い、ヨシダという役を愛し、生きたいと思います。
<カツオ役:寛 一 郎さんコメント>
まず岡崎京子さん原作の実写に出れることを嬉しく思います。最近こういった青春映画は少ないので撮影が楽しみです。原作にはそれぞれのキャラクターの詳細がほとんど書かれてないので、脚本を読むのが楽しかったです。カツオ、皆とコミュニュケーションを取りみんなのことを考えてるいい奴です。
<ユミ役:玉城ティナさんコメント>
私はユミ役を演じさせてもらいます。岡崎京子さんの作品も、10代前半からずっと読んでいるので、この「チワワちゃん」に携われる事が不思議なのと同時にとても光栄に思っています。チワワがいた。そういう瞬間や空気を他のキャストの皆さんと協力しつつ、嘘なく漂わせていければいいなあと思います。初の二宮組、ドキドキしていますが濃密にいい時間を過ごせますように!
<チワワ役:吉田志織さんコメント>
今回、チワワが決まってから乗り越えて行かなくちゃいけない壁があり毎日緊張感がある日々を過ごしてきました。
チワワをどんどん知っていくとチワワは何にでも瞬発力が凄くて好きか嫌いかではなく、好きか大好き、の中で生きていて本当に真っ直ぐな女の子なんだと思いました。そんなチワワを全身で、全力で演じきりたいと思っています。
<二宮健監督コメント>
岡崎京子先生の「チワワちゃんが大好きで、絶対に自分が映画化する!と目標を掲げてやってきました。
34ページで描かれた青春の群像に、永遠に変わらない若者たちのダイナミズムと悟りがあったのです。いよいよ本格始動、とんでもない高揚感です。素晴らしいスタッフ・キャストたちと共に、新たな青春映画のバイブルをお届けできるよう、全力を尽くさせて頂きます!


