第57回小学館漫画賞一般向け部門受賞、「このマンガがすごい!2009オンナ編」第1位に輝いた、名作コミック「坂道のアポロン」が、単独初主演となる知念侑李、共演に中川大志、小松菜奈を迎え、青春映画の名手・三木孝浩監督のもと実写映画化!2018年3月10日(土)に全国公開される。
知念はピアノ、中川はドラムを、出演にあたり、約10ヵ月にわたり猛特訓。その努力と互いの信頼のもと生まれた、胸打たれるジャズセッションシーンは超必見だ!
そのほか共演には、ディーン・フジオカや松村北斗(SixTONES/ジャニーズJr.)、真野恵里菜らの豪華キャストが集結。長崎県・佐世保を舞台に一生ものの友情と恋、仲間と奏でるジャズ音楽がまぶしく交錯する10年間の物語を描いた、全世代必見の青春の物語が誕生した。
そんな、運命を変える出会いを描く必泣の感動作で、主人公【西見薫】を演じ、単独初主演となる【知念侑李】にインタビューを実施!プライベートから親交のある中川とのセッションシーンの裏側や、初めて触れたジャズの魅力について、三木監督から贈られた手紙の内容。さらには自身の人生を変えた運命出会いなど、原作ファン・音楽好き・知念ファンはもちろん映画好きも必見の内容でお届け!
Q.薫たちの友情・恋・ジャズのように、ご自身の学生時代に楽しくてワクワクしたことは?
知念:「中学1年生の冬ぐらいに東京に引越してきて、そこからようやくジャニーズとして本格的な活動をするようになって。やっとジャニーズになれた、みたいな。その前から踊りをやりたかったんですが、そういう場所に呼ばれることもなく、だから放課後に稽古場へ向かう時はものすごくワクワクしていましたね!
引っ越してきて、あまり学校のみんなとコミュニケーションも取れていなかったってこともあり、学校もそんなに楽しくなかったのかも(笑)。千太郎みたいな人がいたら僕も自分の殻を破って、楽しい学生活を送れたのかなと思います。
でも、それ以上に僕はジャニーズとして頑張りたかったので、それができるのが何よりも楽しかったです」
Q.知念さんにとって、薫のピアノのようなものは?
知念:「薫にとってのピアノは、僕にとってのダンスですね。ピアノだけはずっとそばにいてくれて、弾いている時は自信があって。今までいろんな仕事を経験しましたが、踊りだけは20年近くやっているので、やっぱり一番自信を持って自分を魅せられるのはダンスをやっている時かな。踊りだけは20年近くやっているので。そういう意味では、薫のピアノと同じなのかなって感じましたね。逆にそれ以外ないです(笑)」
Q.薫と千太郎は運命を変える出会いを果たしますが、知念さんにとって運命を変えた出会いは?
知念:「やっぱり、《嵐》の存在が一番大きいです。大野(智)くんの存在を知ったことで、ジャニーズに入りたいっていう気持ちが芽生えたので。
もっと遡ると、当時「8時だJ」っていうテレビ番組で、ジャニーズJr.の人達が体操を習ってバク転を練習する企画があったんです。そこに体操で数々の成績をしている田中光さんが出てるからって、僕だけでなく家族みんなで「8時だJ」を観るようになって。
その番組を観て嵐のメンバーが素敵だなって思って、そこから大野くんも知って、ダンスで魅了している大野くんかっこいい!自分もジャニーズになりたいって思って入りました。
それから十数年経って、「世界体操」でプレゼンターとして出演した時に、田中光さんとお仕事をご一緒できて、この方のお陰で今ここにいるんだなって思いながら人知れず感激してました。ちゃんと田中さんご本人にその事をお伝えすることもできましたし、今の僕がここにいるのは、憧れる存在がいて、そこに近付きたいって自ら行動できたからだと思います!」
[プロフィール]
知念侑李
1993年11月30日生まれ
静岡県出身
Hey! S
ay! JUMPのメンバーとして、音楽・テレビ・舞台・映画・CMと多方面に活躍。『NIN NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』(04)で映画初出演。同年、テレビドラマ初主演となった「七子と七生 ~姉と弟になれる日~」(04)が平成16年度文化庁芸術祭最優秀賞を受賞する。その後も「先生はエライっ!」(08)、「スクラップ・ティーチャー ~教師再生~」(08)、「必殺仕事人」シリーズ(14・15)、「地獄先生ぬ~べ~」(14)などのドラマ作品に出演。映画では、『スマーフ』(声の出演・11)、『超高速!参勤交代』(14)、『超高速!参勤交代リターンズ』(16)、『金メダル男』(16)、『忍びの国』(17)、『未成年だけどコドモじゃない』(17)などがある。
「坂道のアポロン」予告編
<ストーリー>
医師として病院に勤める西見 薫。忙しい毎日を送る薫のデスクには1枚の写真が飾られていた。笑顔で写る三人の高校生。10年前の夏、二度と戻らない、“特別なあの頃”の写真・・・あの夏、転校先の高校で、薫は誰もが恐れる不良、川渕 千太郎と、運命的な出会いを果たす。二人は音楽で繋がれ、荒っぽい千太郎に、不思議と薫は惹かれていく。ピアノとドラムでセッションし、千太郎の幼なじみの迎 律子と三人で過ごす日々。やがて薫は律子に恋心を抱くが、律子の想い人は千太郎だと知ってしまう。切ない三角関係ながら、二人で奏でる音楽はいつも最高だった。しかしそんな幸せな青春は長くは続かず──
映画概要
【坂道のアポロン】
公開日:2018年3月10日(土) 全国ロードショー
出演:知念侑李、中川大志、小松菜奈、真野 恵里菜/山下 容莉枝、松村北斗(SixTONES/ジャニーズJr.)、野間口徹、中村梅雀、ディーン・フジオカ
監督:三木孝浩
脚本:高橋泉
主題歌:「坂道を上って」 作詞・作曲・編曲:小田和正 (アリオラジャパン)
原作:小玉ユキ「坂道のアポロン」(小学館「月刊flowers」FCα刊)
配給:東宝=アスミック・エース
[HP] 映画「坂道のアポロン」
©2018映画「坂道のアポロン」製作委員会
©2008 小玉ユキ/小学館
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