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【詳細】錦戸亮ら豪華キャスト陣登壇！映画「羊の木」作中で溶接を体験し「TOKIO兄さんを超えれるぐらいの職人技に！」と大きな野望も

【詳細】錦戸亮ら豪華キャスト陣登壇！映画「羊の木」作中で溶接を体験し「TOKIO兄さんを超えれるぐらいの職人技に！」と大きな野望も

2018-02-03 20:28:00

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映画『羊の木』が公開となった2018年2月3日(土)。初回の上映終了後、主演の錦戸亮はじめ木村文乃、北村一輝や松田龍平らメインキャスト8人と吉田大八監督が登壇し、第1回目の舞台挨拶が行われた。

本作は、山上たつひこ(「喜劇新思想体系」「がきデカ」)、いがらしみきお(「ネ暗トピア」「ぼのぼの」)の日本ギャグマンガ界のレジェンド2人が、原作と作画でまさかのタッグを組んだ超問題作。過疎対策として仮釈放された元受刑者たちを受け入れた架空の町を舞台に、過去に凶悪な罪を犯した“新住民”と市民とのせめぎあい、ひいては人間が抱える恐怖の深淵に迫っている。

出演者たちがステージに登壇すると大きな拍手で迎えられ、錦戸は「朝早くから本当にありがとうございます」と手を振り笑顔を見せた。また「もしかしたら消化できないかもしれないですが、時間が経てば経つほど沁みてきたりだとか、心に残る映画です」と映画を観終えたばかりの観客に、作品の奥深さについて語った。

錦戸亮と豪華俳優陣を迎えて贈る、心揺さぶる衝撃と希望のヒューマン・サスペンス！

“元殺人犯が仮釈放され新たな町で生活をスタートさせる”という映画のストーリーにちなみ、トークのテーマは＜誰も知らない町で新生活を始めるとしたら、どんな職業に就きたいか？＞というものに。

映画の重たい余韻を濃く残し、異様な空気をまとう客席に、「あのみなさん、そういうの、今聞ける状況ですかコレ(笑)？けっこうなんかリアクションとかしてくれるんですかね？あの～全国でご覧の皆様もなんか一応ワーキャー言うてくれてるんですかね？・・・まあまあ、言うてみますね(笑)」と問いかけて笑いを誘い、続けて「ちょっと大きめの声でしゃべりますね！」と明るく威勢のいい声で会場を和ませた。

「興味があるのは左官屋さん」と答えた錦戸は、「壁塗ったりとか、ああいう職人技をYouTubeでひたすら観るのが大好きで、ああいうのずっと観たりしてますね最近！だから僕は、生まれ変わったら左官屋さんになりたいです！」と意外な職業へのあこがれを明かした。さらに、「この映画で溶接とかさせてもらったんですけど、すごく楽しかったんで、職人技を磨いて、TOKIO兄さん超えれるぐらいの職人技を極めたい！」と大きな野望も！

さらにイベントの終盤には映画の公開を祝し、ステージに鏡割りの酒樽が登場。作中のおどろおどろしいBGMに合わせて登場する酒樽に、「不穏な空気が流れてますけどね(笑)」と錦戸からツッコみが(笑)。はじめての鏡割りに戸惑いながらも、錦戸の「せーの！」の掛け声でキャスト・監督全員で木づちを下ろし、和気あいあいとしたお祝いムードに。

錦戸は映画を観た人へ「初日の一番最初の回を観ていただいてありがとうございました」とお礼を述べ、「僕が観たときの感想なんですけど、朝からすき焼き食ってるみたいな感覚っていうか(笑)。きっと消化しにくいかもしんないですけど、でも、ふとした瞬間に思い出して反芻して、ちょっとずつ消化していって。で、また消化しきったらもう一回食べてみて、あ、こんな味してたんや～みたいな色んなとこに気づけましたし、「本当に観た人の数だけ応えがある、そんな映画になっていると思う」と映画への想いを語り、「全国の多くの人に観てもらいたい作品になってるんで、みなさんの友達や家族や色んな人と感想を共有して頂いたら楽しいと思います、今日は本当にありがとうございました」と締めくくった。

＜ストーリー＞
さびれた港町・魚深(うおぶか)に移住してきた互いに見知らぬ6人の男女。市役所職員の月末(つきすえ)は、彼らの受け入れを命じられた。一見普通にみえる彼らは、何かがおかしい。やがて月末は驚愕の事実を知る。

「彼らは全員、元殺人犯」。

それは、受刑者を仮釈放させ過疎化が進む町で受け入れる、国家の極秘プロジェクトだった。ある日、港で発生した死亡事故をきっかけに、月末の同級生・文をも巻き込み、小さな町の日常の歯車は、少しずつ狂い始める・・・。

映画『羊の木』予告編

映画概要

【羊の木】
2018年2月3日(土) 全国ロードショー
出演:錦戸亮、木村文乃、北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯、松田龍平
監督:吉田大八
脚本:香川まさひと
原作:「羊の木」山上たつひこ、いがらしみきお(講談社イブニングKC刊)

© 2018『羊の木』製作委員会 ©山上たつひこ、いがらしみきお／講談社