【詳細】映画『覆面系ノイズ』中条あやみ&志尊淳&小関裕太 3ショットインタビュー

Interviews 映画
2017-11-27 22:51:00
人気少女漫画誌「花とゆめ」連載中でコミックス累計発行部数が200万部超えの大人気マンガ「覆面系ノイズ」(福山リョウコ著)を『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』で興行収入20億円を超える大ヒットを飛ばした三木康一郎監督が待望の実写化!ヒロインに中条あやみを迎え、志尊淳、小関裕太、真野恵里菜、磯村勇斗、杉野遥亮と今最も旬で勢いのあるフレッシュなキャスト陣が、美しい映像と繊細な演出で、高校生たちの恋愛ドラマはもちろん、バンドの青春模様を、リアルに丁寧に描きだす!

さらに、その劇中でVocalの中条あやみ、Guitarの志尊淳、Drumの磯村勇斗、Bassの杉野遥亮で構成された謎の覆面バンド「in NO hurry to shout;(通称:イノハリ)」が映画から飛び出し、MAN WITH A MISSION作詞作曲を手掛けた「Close to me」を引っさげ、Sony Music Recordsよりメジャー・デビューを果たすなど大注目の作品!

言葉では伝えられない気持ちを、歌や音楽にのせて届けようともがく彼らの、ひたむきな姿が、観る人を温かく前向きな気持ちにしてくれる、切なくもキュンとする究極の“片恋”ストーリーが誕生だ。

そんな本作で、切ない三角関係を演じた、聞く人を惹きつける歌声の持ち主ヒロイン・ニノを演じた中条あやみ、ニノの歌声に魅了され一途にニノに想いを寄せ続けているユズを演じた志尊淳、ニノの初恋の相手でニノが好きなのに心を閉ざしてしまうモモを演じた小関裕太に、豪華3ショットインタビューを実施!和気あいあいとした仲良し3人の対談インタビューだからみえてくる、撮影時のエピソードや猛特訓をして作り上げた音楽シーンの秘話は必見!
Q.現場ではどんな雰囲気だったんですか?

中条あやみ(以下:中条):「本当に高校生みたいな感じで、私自身高校生の時に友達が軽音部に入っていて、みんなでバンドを組んで文化祭で発表をする姿をみて、本当は入りたかったんですが、お仕事もしていたので入れなかったんです。だから、今回の役で憧れだったバンドが組めて嬉しかったです」

Q.かなりボイストレーニングをされたとお聞きしました

中条:「大変でした。映画関連でライブとかやるかもしれないので、今もまだ続けていて、半年くらいトレーニングしています」

Q.どんなトレーニングをされたんですか?

中条:「もともと枯れやすい声質で、カラオケに行って歌うだけでも次の日声がでなくなるくらいだったんです。だから、お腹からしっかり声を出す練習をしたり、イノハリの曲は高く太くしっかりとロックのように歌うっていうのがテーマだったので、腹式呼吸とか筋トレもやりました。本当に映画の中のニノと深桜のボイトレ練習さながらに走ったり、いろんな歌のための特訓をしていましたね」

Q.志尊さんはギターとピアノが初心者ということでやってみていかがでしたか?

志尊淳(以下:志尊):「まずはギターの触り方だったり扱い方から教えていただいて、必死に弾けるように練習しました。

ただ弾けるだけじゃなく、ちゃんとアーティストとして弾けるように佇まいだったり、リズムの取り方であったり、演奏方法っていうのを研究しながら務めさせていただきました」

Q.現場では皆さん切磋琢磨するような感じだったんですか?

志尊:「いや、お互いに意識して刺激し合うっていうよりかは、凄く仲がいいって言ったら違うかもしれないけど、馴れ合いとかじゃなく、お互いをフォローし合う感じでしたね。和気あいあいとした雰囲気で楽しい現場でした」

Q.小関さんが演じたモモは作曲とベースに、ギターも演奏するシーンもありましたが音楽の造り込みはどのようにされたんですか?

小関裕太(以下:小関):「今回はギターとベースを弾いていたんですけど、台本を見た時にギターもベースをやるって書いてあって。ギターは元々趣味でやっていたんですけど、ベースはやった事がなかったので、今回初めてベースに触れたっていうのが凄い大きな変化だったと思いますね。

だから、もちろん撮影の最中もたくさん練習していましたし、特にユズと2人でセッションするシーンは台本の中ではメインだったので、そのために、それに向けて一緒に合わせたりもしました。元々ある曲をバンドとして弾くっていうシーンではなく、その場で生まれたメロディをセッションするっていうシーンなんです。なので、その雰囲気をちゃんと出せるように、その場で生まれたかのようなメロディを弾く研究を撮影の最中ずっとやっていましたね」

Q.オーディションの時にもギターを持ち込まれたんですよね

小関:「そうなんですよ。インパクトを一番にって思って!音楽ものだし、やっぱりなんかこう出来るほうが、実際に似た部分から会得するものが多かったので、出来ますよっていうのは一応アピールしました」

Q.志尊さんと小関さんからみて、中条さんと何事にも真っ直ぐな女の子ニノが似ているなと思うところは?

志尊:「思ったことを隠さずに言う部分とか!」

小関:「いいことですよ!」

志尊:「うんいい意味ですよ(笑)!なんか開放しているというか、飾ってないところが似ているんじゃないかなって思いますね」

Q.撮影中に中条さんが志尊さんに壁ドンしたってエピソードもお聞きしました

中条:「ふふ(笑)」

小関:「俺それされてない!」

中条:「だってそんなに一緒じゃなかったもん(笑)」

志尊:「そうなんですよ(笑)。それも含めてそういう無邪気な感じが重なるなって思います」
Q.小関さんからみていかがですか?

小関:「凄くキュートな部分が似ていると思います」

中条:「嬉しい!」

小関:「かわいらしい部分。無邪気さもそうですし、元気で、総合してキュートな部分。まんまとはもちろん言わないですけど、全体的に凄く近いものがあると思いますね。原作と通ずるものも」

Q.ビジュアル面でも凄く似ていますよね。中条さん、2人にこう言ってもらっていかがですか?

中条:「よく見てもらえているなって思いました」

3人:「(笑)」

Q.中条さんと小関さんからみて、志尊さんと一途にニノを想い続けるユズの似ているなと思うところは?

小関:「優しさ、思いやり、人へ思いやりを持っている部分が凄く似てる。ユズの方が割と控えめに見えるかもしれないってくらい、志尊ちゃんは心優しくて、愛に溢れているのでそこが似ているかなって思います」

Q.中条さんは?

中条:「あまり似ているなっていうよりかは、割と反対なんだなって思うことが多かったんですけど、女性の心を知っている部分は似ていると思います」

志尊:「テクニシャンみたいになってる(笑)」

中条:「これを言われたら嫌だろうな、嬉しいだろうなってそういうのをちゃんと察知して、あえて触れないでそっとしておいてくれる所とか。気遣いができて相手のことをちゃんと考えているなってイメージが志尊君にはあって、ユズもニノに気を遣っているところがあるので、ちょっと近いと思います」

志尊:「恥ずかしい(笑)」

Q.ご自身では似ていると思いますか?

志尊:「優しいですなんて言えないです(笑)。けど、そういっていただけて嬉しいですね」

Q.中条さんと志尊さんからみて、小関さんとクールで不器用なモモの似ているなと思うところは?

中条:「一番難しい役だなって思いました。家庭の事情とか漫画では細かく描かれているんですけど、映画ってなると時間の問題もあって描ききれないところもあって。だから、限られた時間で演じるのは難しい役だなって思っていたんですけど、上手く目だけでモモの闇を表現していて凄いなって思いました」
Q.雰囲気だったり似ているなって所はありましたか?

中条:「影がある所が似てる」

小関:「えっ!普段ある!?」

中条:「ある」

小関:「イエーイ!」

中条:「イエーイ!?(笑)」

Q.志尊さんはいかがですか?

志尊:「今の裕太はモモと類似する部分はあまりないんですけど、初めて知り会ったのが15歳くらいの時で、今思うとその時の裕太って凄くモモの雰囲気があるなって。どこか心を閉ざしている感じで、ちょっとミステリアスな部分とか、本音を言ってない部分がモモに似てるなって思います」

小関:「当時は自分のテリトリーに入って欲しくないって、そういう時期というか。そういうタイプでした」

志尊:「だけど、心を閉ざしている期間は短かったです。その後は心を開放して、凄くフランクになっていました(笑)

でも、今でも共通するものもあって、モモってギターに対して、音楽に対して凄く探求心を持って、こだわりを持って、自分のアイデンティティを表現している人物だなって思うんですけど、裕太も同じなんです。他人になんて言われようが自分がかっこいいって思ったものを尊重するタイプだからそこの芯の強さってっていうのは似ていると思いますね」
Q.小関さんのこと絶賛ですね

中条:「長年の友情が(笑)」

Q.ご自身ではどう思いますか?

小関:「2人が言っている通りですよ。僕もそう思います。実際に自分でも自覚しているし。でも18、19歳あたりからなぜか関西の人と知り合う率が上がってきたんですよ」

中条:「私も関西!」

小関:「そうだよね!なんでやねんとかそういうのが日常的に飛び交って、明るいオーラを持った人とかジャニーズWESTと知り合って」

中条志尊:「ジャニーズWESTとかって限定的だね(笑)」

小関:「いや、結構ジャニーズWESTの人たちには最初パワーを貰ったんだよね。へぇ〜ツッコんでいいんだとか。ずっとギャグ言われてもなんて返していいのか分からないから「ははははは〜っ(にっこり)」って笑うしかできなかったんですけど」

中条志尊:「(笑)」

小関:「それがだんだん、変わっていって、「お〜いっ!」って言えるようになって。それで、志尊ちゃんと再会した時には変わってたんじゃないかなって。僕自身、前の自分はモモに似ているなって思いますね」
Q.仕事で知り合った方々のおかげで閉ざしていた心が開けた感じになれたんですね

小関:「そうですね。出会いのおかげですね。結構家族にも距離とってましたから」

中条志尊:「えーーーー!!!!!」

小関:「ここからは入って来ないで。って感じでしたね」

中条:「それ思春期なんじゃない」

Q.一言で片づけられちゃいましたね

3人:「(笑)」

小関:「でも、今の方が子供になった気がするよ。ありのままになれました」

Q.2人で飲みに行くって約束の話をお伺いしたんですが、実行されたんですか?

志尊小関:「いきました!」

Q.そこでより深い中になったとか、こんな話をしたとかお聞きしたいです

小関:「初めてだったからね。面白かったですよ」

志尊:「うん。面白かった。仕事の話からたわいもない話までしてね。お酒を飲むって行為って、それだけで言葉発さずともね、裕太」

小関:「ね、志尊ちゃん」

Q.どんな関係(笑)。でも仲がいいお2人が共演するってことで現場の雰囲気も最初からとてもいい状態だったんじゃないかなって思うんですが

志尊:「もちろんここも仲いいんですけど、あやみちゃんもやっぱ話しやすいから、自然と信頼関係も生まれていて、その他の皆さんもそうですけど、現場が物凄く居やすかったですね」

Q.では、改めて振り返ってみても凄く楽しい現場だったんですね

中条:「変に人間関係に力が入らなくていい現場でした」

Q.現場で流行ってたことなどありますか?

志尊:「とりあえず誰か喋って」

中条:「ボケが続いて、ツッコむ人がいないから志尊君がツッコむみたいな(笑)」

志尊:「ただの自己満の会話なんですよ(笑)。周りから聞いていたらこいつらどうした?みたいな内容でも楽しめたよね」
Q.それこそクラスメイトの感覚ですね

志尊:「そうです。そうです。たわいもないことを話してそれで満足(笑)」

中条:「そいえば現場で2人でずっと歌ってたよね」

志尊:「裕太はずーっと昔から、ずーーーと歌ってるもんね(笑)」

3人:「(笑)」

志尊:「暇さえあれば歌ってるもんね」

小関:「大好きなんだもん」

Q.何を歌っていたんですか?

志尊:「その時に出演しているミュージカルの歌とか」

小関:「そう!僕が出てたミュージカルの歌をなぜか志尊ちゃん結構知ってて。YouTubeでみたの?」

志尊:「いや、Twitter」

中条:「Twitterに上がってたよね」

小関:「あ!そうか俺が弾き語りあげてたやつか」

志尊:「そう。弾き語りなんかしちゃってって観たら、はまっちゃった(笑)」

3人:「(笑)」

志尊:「その曲を教えてもらって」

小関:「いい曲なんですよ。それをずっと歌っているから、乗っかっちゃって。で、どんどん繰り広げられて」

中条:「私も覚えた(笑)」

小関:「そう!あやみちゃん覚えるの早いし!みんな歌ってましたね。だから僕の中での印象はこの現場はミュージカルって感じでした」

志尊:「っていうから、この間バラエティでミュージカルやらされんの!」

中条:「そうなんだ(笑)」

小関:「あ、俺が歌ってるからそうなるのか!」

志尊:「そうだよ。裕太が一番歌っているよ」

小関:「じゃあ、勝手にミュージカルって印象でした(笑)」
Q.改めてこの作品を通して成長したことや、これをやったからこそ得られたことはなんですか?

中条:「歌と踊りは本当にやりたくなくて、思い当たるのはその2つだけだったくらい(笑)。でも、どっちも挑戦したので今は怖いものは正直ないですね」

志尊小関:「おーーーー!」

志尊:「そんなこと言ったら凄い役くるよ(笑)」

小関:「しかも、前にさ今の時期はやりたくないことがたくさん入ってきますってゲッターズ飯田さんに言われてたよね」

中条:「そう!本領発揮してない、やる気ないってゲッターズ飯田さんにいわれた(笑)」

小関:「で、そういう時期だからそれを超えたら、いいことがありますって」

中条:「そうなんですよ!だからこれからが楽しみで仕方ない(笑)」

小関:「でもそんなこと感じないくらい、完成した映画を観た時、隣で観ていたあやみちゃんに握手したくなるくらい感動しました。鳥肌も立つくらいに歌声が響いて。だから、(歌いたくなかったって)感じなかったですよ!」

Q.志尊さんはいかがでしたか?

志尊:「僕はニノの声が好きで魅力的でずっと思い続ける役柄だったので、練習の段階から、一番近くで中条ちゃんを見ていたんですけど、最初と最後では顔が全然違うんですね。自身が見えたというか。僕らには練習している姿とかあまりみせないんですよね」

中条:「してないわけではないよ(笑)」

志尊:「影で色々やっているっていうのはもちろん映画を観れば誰だってわかるよ。でもみせずとも何も言わずに黙々とやり続けている姿勢をみて、もちろん自信がついていったのも分かったし。

僕らとしては本当に支えてあげることに重きを置いて、何かを言うとかでもなく、とにかくそのまま中条ちゃんのスタンスでやり続けていってほしいなって。ただ見守っていただけなんですけど、それをやってくださったので、もう中条様様ですよ。みんな」

Q.では、中条さんがいい雰囲気を作り上げてくれたんですね

志尊:「そうですね!」

小関:「もうがっつり!」
Q.2人の楽器のセッションも見どころの1つだと思うんですけど、小関さんに音楽の才能が凄くあるって志尊が話していたと耳にしました

志尊:「そうなんですよ。小関といったら音楽ですから。もうずっとですからね」

中条:「あとロマンティック。ロマンチスト裕太(笑)」

小関:「凄いいうね(笑)。そんなことはないんですけどね」

Q.それはどこで感じたんですか?

中条:「今日とか靴下が赤いところとか」

3人:「(笑)」

小関:「最近、衣装の靴下が赤押しなんだよね。いつも赤い」

中条:「歌とかファッションもそうですけど、発言がロマンティックだよね」

小関:「普通ですね(笑)」

中条:「ちょっとこれからそういう面も出てくると思います(笑)。ロマンチスト」

小関:「ちょっと心を閉ざそうかな(笑)」

Q.完成した映画を観て、改めて印象に残っているシーンは?

小関:「僕は、イノハリが新体制になってテレビに出て、テレビ越しにそれをモモが観ているっていう。そこであやみちゃんが歌っている歌が流れて。あのメロディーラインが大好きで、凄い劇的というか、ロマンティックで、なんか溶けいっちゃうようなメロディなんですよね。そこに悲しさとか気付きっていうのが混ざりあっていく。あのシーンにはいろんなものが凝縮されていて、音楽も映像も凄く好きです」

中条:「ギターに傷付けるもんね」

小関:「そうそう。原作にもあるんですけど、ニノがイノハリで歌っているのを見たモモがコップを落としちゃうっていう。だから、原作ファンの方にもコップを落とすとか、原作にもあるシーンだな、ここ見たことあるとか、やってほしかったシーンだったとか思ってもらえるかもしれないし、そういった意味でも全体的に大好きなシーンでしたね」

Q.中条さんは?

中条:「お気に入りのシーンいっぱいあるな。自分のシーンなんですけど、ユズとキスした後に江ノ電の近くで去り際に振り返るシーンがあって、そのシーンは、取る予定じゃなかった日に、たまたま空がピンクになって、急いで撮ったシーンだったんです。そしたらそれが本編で使われていて。

ニノの気持ちがピンクの空に映し出されているみたいだなって思ったのを覚えています」

Q.志尊さんは?

志尊:「自分のシーンというよりも、撮影現場ではみていなくて、映像で初めてみて印象的だなって思ったのが、バッティングセンターで、クロとハルヨシとニノが喋っているシーンですね。ただ3人のたわいもない会話なんですけど、情緒があって、画の雰囲気であったりとか、会話の感じだったりとかに凄くリアリティを感じて。本当にそのメンバーがそこにいるような感覚があって、いいなって凄く印象に残っています」

小関:「俺もあそこ好きだな」
Q.最後に、本作の見所など皆さんへメッセージをお願いします

中条:「最後、モモとユズとどうなるんだ。どっちにするんだっていろんな葛藤があってからの、ラストのライブシーンはやっぱり一番の見どころだと思います。モモの表情やユズの表情は切ないけど、どこか晴れやかで。いろんな登場人物のいろんな想いが表情から伝わってくるような。

ニノも気持ちよく歌っていて、みんなも楽しく演奏をしていて。ライブ会場の同じ場所で同じ時を過ごしている登場人物たちが、未来に向かってそれぞれの道に進もうとしているっていう、それぞれの表情とイノハリの音楽が合わさった素敵なシーンになっています。すべてがライブシーンに詰まっているなって私は思うので、表情1つ1つをみて、音楽を1つ1つ聴いて、感じ取ってもらいたいなって思います」

志尊:「この作品って恋愛要素や音楽が大きなテーマになってくると思うんですけど、撮影中は全然思わなくて、この映画を観た時に思ったのは、おのおのが色んな想いを抱えながら葛藤して、それを言葉にできない。けど、光に向かって一歩ずつ暗闇の中を歩いている感じがしたんです。

1つのことだったり1人のことを想い続けることの先にあるもの、それが例え失敗しちゃったとしても、成功したとしても、絶対にブレずに想い続けたことが自分の力になっていくって、メッセージ性を強く感じたんですよね。どんな結末であろうと、各々のキャラクターに共通して見えた部分ってそこだなって強く感じて。

感情のセリフとかがあまりないこの作品の中で、そういう部分が垣間見えたり、各々が戦っている葛藤、揺らぎみたいなものも感じられるメッセージ性のある作品だなと思うんです。もちろん、恋愛も、バンドも、友情もみてほしいんですけど、この作品からそういうメッセージも汲み取って頂けたり、何か感じ取ってもらえたら僕らは嬉しいなって思います」

小関:「この映画のテーマは“キュンキュンする映画”と“音楽映画”の大きく分けて2つあると思うんです。僕は特に音楽部分が凄く大好きで、さっきも言っていたメロディもそうですし、歌声もそうですし、音楽に取り組む過程もそうですし。映画の中でいろんなものが音楽を通して人と人も繋がって感じが好きで。

僕自身、音楽って物凄くエネルギーを持っていて、力を持っているんだなって強く感じた映画でした。この映画を観て、初めて楽器に挑戦するとか、そういう音楽の力もあったらいいなって思います。音楽部分も楽しみにしていただけたら嬉しいです!」

[プロフィール]
中条あやみ
1997年2月4日生まれ
大阪府出身
モデル・女優。11年に「Seventeen」の専属モデルでデビューし、現在「CanCam」専属モデルを務める。TBS系列の連続ドラマ「黒の女教師」(12)で女優デビュー。以降も幅広く活躍し、14年『劇場版 零 〜ゼロ〜』にて、スクリーンデビューを果たすとともに、初主演をつとめた。映画の主な出演作に、『ライチ☆光クラブ』(16/内藤瑛亮監督)、『セトウツミ』(16/大森立嗣監督)、『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』(17/河合勇人監督)。そして18年には主演作『3D彼女 リアルガール』(英勉監督)の公開が控える。

志尊淳
1995年3月5日生まれ
東京都出身
11年に俳優デビュー。「烈車戦隊トッキュウジャー」(14/EX)の主演・ライト/トッキュウ1号役を務め注目を集める。以降も、ドラマ・映画・CMと活動の幅を広げ、注目される俳優の一人。主な作品に、映画『先輩と彼女』(15/池田千尋監督)、「5→9〜私に恋したお坊さん〜」(15/CX)、「そして、誰もいなくなった」(16/NTV)、『疾風ロンド』(16/吉田照幸監督)、「きみはペット」(17/CX)、舞台「春のめざめ」(17/演出:白井晃)、「植木等とのぼせもん」(17/NHK)、『サバイバルファミリー』(17/矢口史靖監督)、『帝一の國』(17/永井聡監督)など。12月1日には『探偵はBARにいる3』(吉田照幸監督)の公開され、2018年1月5日からはNHK初主演となるドラマ10『女子的生活』がスタートする。

小関裕太
1995年6月8日生まれ
東京都出身
NHK「天才てれびくんMAX」(06〜08)で子役としてキャリアをスタート。舞台「ミュージカル・テニスの王子様」(11〜12)で注目を集め、以降も舞台「FROGS」(13)、ドラマ「ごめんね青春!」(14/TBS)、「ホテルコンシェルジュ」(15/TBS)などに出演。最近の主な出演作に舞台「DNA-SHARAKU」(16)、ミュージカル「わたしは真悟」(16/原作:楳図かずお)、『ドロメ』(16/内藤瑛亮監督)、「恋がヘタでも生きてます」(17/YTV)、朗読劇「私の頭の中の消しゴム 9th letter」(17)など。18年には『ちょっとまて野球部!』(宝来忠昭監督)、『曇天に笑う』(本広克行監督)の公開が控えている。

映画『覆面系ノイズ』最新予告映像


<ストーリー>
歌うことが大好きなニノ(中条あやみ)は高2の春に転校先の学校で、幼いころに出会った曲作りをする男の子・ユズ(志尊淳)に再会。ニノを想って曲を書き続けてきたユズは、思わぬ再会に戸惑いながらも気持ちを募らせる。一方ニノは幼いころに離れ離れになった幼馴染・モモ(小関裕太)に今でも思いを寄せていた・・・。いつかモモにこの歌声を届けたい!日々練習を重ねるニノはある日とあるオーディション会場でモモらしき人物に遭遇!せっかく再会できたのにモモに気持ちを伝えられないニノ。そんな時、辞めてしまったボーカルの代わりにユズの所属するバンドでボーカルを担当することに。それぞれの恋する気持ちが交差する中でニノが気づく本当に大切な人とは!?

映画概要


【覆面系ノイズ】
全国公開中
出演:中条あやみ、志尊淳、小関裕太、真野恵里菜、磯村勇斗、杉野遥亮
監督:三木康一郎
脚本:横田理恵、三木康一郎
原作:福山 リョウコ「覆面系ノイズ」(白泉社「花とゆめ」連載)
主題歌:in No hurry to shout;「Close to me」(ソニー・ミュージックレコーズ)
エンディングテーマ:MAN WITH A MISSION「Find You」(ソニー・ミュージックレコーズ)

[HP] 映画『覆面系ノイズ』

[Twitter] @fukumenkeimovie



©2017映画「覆面系ノイズ」製作委員会

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