【詳細】映画『キセキ ーあの日のソビトー』菅田将暉&横浜流星&成田凌&杉野遥亮 4ショットインタビュー


歯医者と歌手、二つの夢を追いかけた若者たちのドラマを松坂桃李&菅田将暉のダブル主演で描く本当にあった奇跡の物語、映画『キセキ ーあの日のソビトー』が2017年1月28日(土)より全国公開される。主題歌はGReeeeNが「10年以上も前に作った大切な曲」と語る「ソビト」に決定。さらに、その劇中でGReeeeNを演じる菅田将暉、横浜流星、成田凌、杉野遥亮が、映画から飛び出しなんと『グリーンボーイズ』という名前で1月24日(火)にCDデビューすることが決定するなど注目の作品!

“迷っても、うまくいかなくても 突っ走れ!”というメッセージとともに、家族や仲間とぶつかり合いながらも、自分の進むべき道を見つけ出し、夢に向かって走り続ける姿を描き出した青春ムービーだ。

そんな話題作で、GReeeeNを演じるリーダー・ヒデ役の菅田将暉、ナビ役の横浜流星、クニ役の成田凌、ソウ役の杉野遥亮の『グリーンボーイズ』に、撮影時のエピソードや今後歌以外で4人でやりたいこと、最近身の回りに起きた"キセキ"について、さらにどんなファッションでどこにデートに行きたいかなどファッションについても、魅力を余すことなく対談インタビュー!


Q. まずはじめに、4人が顔を初めて合わせた時の印象は?

成田凌(以降:成田):全員で初めて会った日に、カラオケに行ったんだよね
菅田将暉(以降:菅田):何が凄いかって、本当のGReeeeNさんも92さんがMCみたいな感じでしっかりしてて。実際GReeeeNさんと基本的に立ち位置が一緒で、性質が多分似てるんですよ。ソウがマイペースで
菅田:で、(横浜を指しながら)ちゃんと王子様で。自分は自由人ていう。バランスが多分GReeeeNさんと一緒だったんですよ
成田:みんなと初めて会った日にみんなでカラオケに行って、ここで世代の差を感じて(成田&菅田が横浜&杉野との世代の差を感じた)
菅田:(笑)
成田:槇原さんの「チキンライス」しらないっていう!
菅田:あー!知らなかったよね
横浜流星(以降:横浜):終わった後ちゃんと聴きましたよ!
菅田:まあ、そこで「チキンライス」を歌う僕らもね(笑)
成田:いい曲だけど、違かったよね


Q. 兼重淳監督が4人で会う機会を作ってくれたと聞きましたが?

横浜:そうですね。それこそカラオケの時もそうですし、結構ボイストレーニングもかぶったりもして
成田:ひとりが歌ってるのをみんなでみてるんですよ
横浜:そう。めちゃくちゃ恥ずかしいんですよね
菅田:歌っているところを顔のすぐ近くでカメラで撮られる。その真剣な表情をモニターでみられるっていうね
成田:後半になってくるとだんだん飽きてくるんだよね。将暉が最初長すぎて俺ら録れなかったり(笑)
菅田:ほんとごめんね!僕ひとりで6時間くらいやったんだよね。キセキの収録の時ね。それでお待たせして。あれ?あの日どうなったの?
成田:俺は録った
横浜:& 杉野:僕たちは帰りました(笑)
横浜:でも、お菓子食べられたんで
菅田:お前いいやつだなー。お菓子食べれたからよかったってほんといいやつだなー。でも、そっかー録らなかったのか
横浜:はい(笑)。でも楽しかったんで、おいしいお菓子食べられて

Q. 杉野さんは、いかがでしたか?

杉野遥亮(以降:杉野):僕は、現場に入ってから、もっと距離が縮まったかなって思います。菅田さんがギター持ってきてくれたり、たくさん話してくれたり、そういうのが自分にとって凄く大きかったです
菅田:でもなんかのちに、桃李くんと僕の優しさの違いをマネージャーに言ってたらしくて
杉野:なんでですか~汗 (笑)
菅田:桃李くんはちゃんと包み込んでくれる優しさで、僕の優しさは崖の上から突き落とす優しさでしたって言ってたんだよね(笑)
Q. 皆さんでカラオケに行ったということですが、誰が一番うまいですか?

横浜:聴いてて、この2人が(菅田と成田)うまいと思います
菅田:凌は本格的にグルーブがあって、流星はキラキラした声で、杉野が今回は低音パートで。耳を凝らさないと聴こえないくらいの、そういうキーなんですよ。原曲自体も。最初どうやるんだろうなって思ってたんですけど、一番似てたんですよ

Q. 低音は歌いやすかったですか?

杉野:いや、すっごい歌いにくかったです
菅田:ある日覚醒したらしい
杉野:ボイストレーニングを重ねて徐々にって感じで
菅田:それぞれボイトレが別だったんですけど、同じ事務所の後輩でもあるので、杉野大丈夫ですかって聞いたら、最初のころは、いやー…って感じだったんですけど、ある日突然覚醒したんですよ!って。なにがあったの?
杉野:ずっといいよいいよっていわれてました
菅田:うそ!? いいよいいよっていわれてたんだ?(笑)
杉野:だめだったのか…その調子でっていわれて
菅田:そうかそうか。嘘ついてくれたんだね
成田:優しいもんね
横浜:優しいですね

Q. どういう指導受けたんですか?実際のGReeeeNの歌い方を真似したとか?

成田:歌ってたら寄ろうとする自分がどこかいて、気がついたら
杉野:僕は寄せてって感じで
菅田:むずいもんね。僕もできるだけ寄せて。“なっ、なっしたー”とかね。キセキの曲で「明日今日よりも~」って歌詞があるんですけど、歌う時に「明日」を“んなぁしたぁぁぁ”って歌うんですよ
成田:それをGReeeeNさんがラジオでいってて。じゃあやってみようってなって、明日を“んなぁした”でやったんです
菅田:夏にやったツアータイトルも“んなぁしたぁぁぁ~”なんですよ

Q. 撮影期間中みなさんGReeeeNを聴かれてたんですか?

菅田 成田 横浜 杉野:そうですね
菅田:聴いてなくても、知ってる曲ばっかだもんね
成田:常に聴いてる感じでしたね

Q.レコーディングシーン撮影時の思い出&実際のレコーディングについて

菅田:暑かった
成田:びっしょびしょになってたよね。クローゼット!
菅田:クローゼットの中が、音の関係で長めの毛で覆われているんですよ。あれ暑かったよね
成田:暑かった。密閉されて、暑い空間に…大人が4人くらい入って
菅田:そうね
成田:あと、3人でひとりひとりのレコーディングシーンをみて。あれ面白かったよね
菅田:杉野が本番中に怒ったりして、それちゃんと使われてるよね
成田:うん、使われてる
菅田:なんかわからないけど、杉野が歌ってると僕ら笑っちゃうんですよ。元気になる
成田:本人も歌いながら笑ってるんですよね
杉野:笑っちゃいましたね。楽しくなってるんだと思う
菅田:つられ笑いみたいな。本番中なんですけどね(笑)
成田:使われたね
菅田:うん使われてたね。笑わないでくださいって言われて(笑)。いや笑わせないでくださいって(笑)

Q. 横浜さんはどうでした?

横浜:実際にみんな歌ってたんですけど、ヘッドフォン片耳外しながら歌ってたの僕だけだったんですよね
菅田:あれミュージシャンがよくやるらしいよ
横浜:本当ですか!?
成田:うん、片耳外すのね
横浜:自分の声が聴こえなくて
菅田:うん、あれ聴こえないよね
横浜:はずして歌ってましたね。他の3人のみてあれ自分だけ違う!ってなって(笑) 僕だけ違うんだけど大丈夫かなって
成田:あと、杉野がここを持つっていう(音を録るところ)(笑)。音を録るマイクのあみあみのところをね
菅田:そこで音録るのに触っちゃってるから(笑)
成田:ふつう触らないからね(笑) なんでもすぐ触るっていうソウのキャラクターね(笑)
菅田:それがキャラクターになったもんね

Q. はじめてだから、分からなかったんですよね?

菅田:いや、わかりますよ!(笑)
成田:大概、触らないよね
菅田:一目でそこで音を録るってわかるもんね
成田:わかるね(笑)

Q. 他にレコーディングの撮影で生かされたことってありますか?

成田:やっぱり、すぐ触るって所ですかね(笑)。監督が仕草の癖とか口癖とかの表をつくってくれて、人柄とか、よく笑うとか。で、それぞれのキャラクターに組み込んでくれてて
菅田:でも、あんなまじまじと、それぞれをモニタリングするってないから。映画って短い期間で関係をつくっていかないといけないものにおいて、凄く集中してそれぞれをみる時間があって自然に長くいた気分にはなりましたね
成田:本番も普通にしゃべりながら、“いきてる”って感覚があったので
菅田:それあったね
Q. 撮影現場でのことと、撮影現場で起きたキセキはありますか?

成田:気付いたらこの立ち位置になっているっていうのは、たまにありました
菅田:そんなことあった?
成田:並びがね
菅田:まじで!全然気づかなかった。あと絵しりとりやったよね
横浜:やってましたね!
成田:大学のシーンでね
菅田:どこがキセキなの?(笑)
成田:オフの時の“軌跡”だよ
菅田:おーー!さぶっ!(笑)
横浜:うまいっすね
杉野:凄い!ほんとうまいっすよ

Q. 絵しりとりは誰からの発言で?

菅田:僕ですね。なんか有難かったです。大体僕が、言ったことをみんな優しいので、やってくれるんですよね
杉野:いや、こちら側からしても有難くて
菅田:あれで仲良くなれたよね。あとハプニングならありましたね。ドキュメンタリー映画ではないんですけど、監督があまり固めずに、撮影に慣れないうちにまわしちゃおうっていう感じだったんですよ。だから、アドリブをとるって訳でもなく、空気感をとるというか。あと杉野が喋ると凄いんですよ。4人の会話でドライ(リハーサル)の時に、凄いウケて本番で滑ったやつ。なんだったかな~?
成田:あ、ジンさんにそこ触るなって怒られて、すみませーんっていいながらずっと触ってるっていうシーンじゃない?(笑)
菅田:そうそう!杉野君がキセキってことですよ
成田:存在自体がキセキ(笑)

Q. 杉野さんがいじられキャラだって先ほどからみていてわかりました

菅田:あ、もうわかっちゃいました。最初はイラッとしてました。ふざけんなよって感じ?
杉野:いや、ふざけんなよまでは。「あーあ…」(落ち込んだ低めの声で)みたいな
菅田 成田 横浜 杉野:(笑)
菅田:それ、ふざけんなよの上だよ(笑)
成田:諦め入ってる(笑)。クランプアップの時にいってたもんね。「いじられるのが嫌で」って。ここで!? えーーってなった(笑)

Q. ここで杉野さんからみなさんに反逆したいことは?

杉野:あーあります!菅田さん。大学で撮影していた時に結構大学の方がみに来てたんですよ。で、菅田さんをみてキャーってなったんですよ。でもその時の菅田さんはクールだったのに、バスに乗ったらにやにやしてて(笑)。それが良いなって思って
菅田:僕それでにやにやしてたんじゃないと思うわ(笑)
杉野:携帯みてたから携帯の方かもしれないです
菅田:でもそれおもろいな。そっけないフリして、車の中ではにやにやして(笑)
横浜:面白いっすね
菅田:いや、よくみてるよ(笑)

Q. 成田さんは?

杉野:成田さんは、本当に尊敬じゃないですけど、頭の回転が早いなって。出てくるワードが凄く鋭いんですよ。ツボをついてきて面白いなって
成田:ちょろっとツボなだけに指圧な言葉を浴びせていたみたいで(笑)。くらってるなって思って、あ、ごめんって思う時がたまにありましたね(笑)
菅田:素直に反応してくれるからね。あ、傷ついたってね
成田:表面にでちゃうからね

Q. 横浜さんは?

杉野:印象になっちゃうんですけど、横浜くんは、歳が近いってこともあって何も話さなくても一緒に居るだけで落ち着くなって感じで
菅田:劇中もそうで、ヒデとナビはそんな感じあるよね

Q. 横浜さんの菅田さん成田さんの印象は?

横浜:本当に2人に凄い引っ張ってもらって、僕らは。それで撮影も楽しくできたし
成田:可愛いんすよ。当時19歳で、もうちょっとで20歳になるんですよ!って嬉しそうにいってて(笑)
横浜:もう20歳になったんで是非、飲みに!
成田:なかなかタイミング合わずだからね。みんなで行こうね!
Q. 最近、身の回りで起きたキセキはありますか?

菅田:TVに出させていただいたり色々露出させていただいているのに、この間、職質されたんですよ。
成田 横浜 杉野:えー!(ビックリ)
菅田:ある種、僕はそれにキセキを感じたんだよね(笑)
(笑)
成田:俺は“菅田将暉”だぞ!ってかんじだよね(笑)
菅田:確率的に今よく見るであろうかわいそうな顔なのに、職質されるんだって驚いて
Q. 横浜さんのキセキは?

横浜:僕が一番最初に買ったCDが「塩、コショウ」っていうGReeeeNさんのCDで、僕がこの映画に出られることが、キセキかなって
成田:あ!姪っ子が生まれました!
菅田:いい話系に振ろうとするのズルいな
成田:今日で6日目
菅田:えっ!この間なの!?
成田:うん、この間生まれたばっか。だからやばいの!毎日ムービーが送られてきて、凄く可愛いんだよね
菅田:いいな。それはキセキだね
Q. 成田さんのキセキは?

成田:駅で偶然友達に会ったくらい(笑)
菅田:キセキ日常過ぎるだろう(笑)
Q.杉野さんのキセキは?

杉野:元々、GReeeeNさんのファンだったので、そんな自分がこの映画に出れたっていうのがキセキだなって思いました。中学時代とかも、ずっと聴いていました。最初お話をいただいた時は、えっ!! って本当にびっくりして、凄く嬉しかったです
菅田:いいこと言うね。これが映画デビューなんだもんね。でもね杉野、試写会寝坊して遅刻してきたんです(笑)。試写会の前に仕事があったみたいなんですけど、仕事終わりに試写会まで3時間くらい空き時間があって満喫行って寝てたらしくて。マネージャーに電話で起こされるっていう。どこがキセキだ!バカヤロウ!(笑)
杉野:反省してます
成田:せっかくいいこと言ったのにね(笑)
菅田:でもその後もう一回観に行ったんだよね。その日は立って後ろで観てね
成田:これが崖から落とす先輩の優しさだよ
菅田:でも、忘れられない1作目になったんじゃないですか。羨ましい1年目だよね
Q. もし皆さんが今の職業とは別に、もう一つの夢を追いかけるとしたら、何を追いかけますか?

成田:俺、美容師免許持ってるんで、美容師かな
菅田:おーすげー。かっこいい!
成田:あとは、父が建築関係なので建築関係かなって

Q. 美容師免許はなんで持ってるんですか?

成田:美容師になる気満々で、最近までいたんで。この職業に入るギリギリまで
菅田:具体的にどのくらい?
成田:19歳、20歳くらいまで
菅田:そうなんだ。じゃあシャンプーしてもらおうかな
成田:シャンプー上手だから、気をつけたほうがいい。好きになっちゃうから(笑)
菅田:ほんと~?好きになっちゃう?凄いね、それ。特技だね。僕のシャンプーでって
成田:そう、俺のシャンプーで

Q. 両立できそうですね

成田:できません!
菅田:建築業は両立できそうだね
成田:まあ、そうだね

Q. 横浜さんは?

横浜:僕は、ずっと極真空手をやっていたので、K-1を目指していたので、K-1で活躍したいなってずっと思ってました。中学生の時
菅田:そうなんだよね。この子、凄いんですよ

Q. 杉野さんは?

杉野:僕は、居酒屋の店長(笑)。バーですかね

Q. 居酒屋とバーだと大分イメージが違いますね

杉野:もっとフランクなバーで。なんでもいいんですけどね。そこで色々な人と話したいんですよね。楽しそうだなって思って
菅田:なるほど。お酒をつくりながらね
杉野:そう。楽しそうだなって。こじんまりとした感じで
菅田:店主、マスター、大将だったらどれがいい?
杉野:マスター(笑)
菅田:それ、バーやん!(笑)

Q. それなら両立できそうですよね

菅田:全然できるでしょ。それなれるんじゃない?やってる人いっぱいいるし
杉野:だから、割とリアルな夢ですよね

Q. 菅田さんは?

菅田:音楽と服は基本的には同じなのでそれを省いて考えると、なんだろうなー。うーん、世界を旅する人になりたいです。バックパッカーみたいな。お金が貯まったらまた違う国に行ってって。

Q. 一番行きたい国は?

菅田:まず、エジプトに行きたいです。ピラミッドをみたい。最初はそこから。ピラミッドをみるとみんなパワーに圧倒されて体調が悪くなるっていうから
成田:あ、ほんと!?
菅田:でも、よくよく調べてみるとピラミッドとか遺跡ってなかなか掃除ができないからそれでかなって(笑)
成田:なるほどね(笑)
菅田:だから、どっちなんだろうって確かめたい

Q. 今回CDリリースされますけど4人でそっちの道は?

成田:いやー、いまだに照れるので
菅田:今日も恥ずかしくて、1日。役者業ってひとりだから群れとかで過ごせない人間の集まりなんですよ。だから僕は凄く違和感があって。劇中のことで、現実味がないですよね。ふわふわしてます
成田:僕は実はそんなにふわふわしてないんですよね。割と基本すべて受け入れ態勢でいるから受け入れられる
菅田:海みたいな人だね
成田:それ女性にいう言葉だね(笑)
Q. 学生時代のエピソードと今の役者業につながってるなって思う学生時代のキセキは?

成田:スポーツとかやってたら割と大人社会に飛び込んでも対応できるのかなって思いますね
菅田:個人的な話ですけど、高校2年生で上京してきたんです。当時アメリカンフットボール部に入っていたんですけど、この世界に入って3年間部活を続けられなかったりっていうのもあったから、青春ものをやると毎回その続きを埋めるかのような日々、みたいな感覚になるんです。だからある意味そこで終わっててよかったなって思います。それで燃え尽きてたら多分、満面の笑みとか演技でできなかったんじゃないかなって。経験しなかったからこそ楽しみたいって僕はあります。

Q. 杉野さんは?

杉野:バスケ部に所属していて、部活の顧問が凄く厳しかったんで、忍耐がついたと思います。それが今の職業にも生かされてる気がします。

Q. 横浜さんは?

横浜:高校2年生の時に「トッキュウジャー」でこの業界に入って、高校生活はもちろん楽しかったけど、中学校時代にすごく仲が良かった友達と最近遊ぶようになりましたね
成田:お酒も飲めるようになったしね
菅田:乾杯した?
横浜:乾杯しました!
菅田:なんか感慨深いね。
横浜:それで、みんな見た目は変わってたんですけどなんか、心の奥は中学の時のままで、それが凄く心強くて、今息抜きできる場所になっていますね。
成田:地元の奴と飲むと酔っぱらうよね。安心感があってね。地元は変わってる人が多くて、兄貴がスーパー変わってる人で、ただいまっていいながら100%歌いながら帰ってきて、父親が帰ってきたら自分が飯食ってる時でもどんな時でも隠れて、わっ!って驚かすんですよ。それで毎日うわっ!って引っかかるんですよ(笑)
菅田:怖いねちょっと。毎日って怖いね!
成田:ほんと毎日、それ日常だからね。毎日うるさかったよ
菅田:でも相当楽しい家だね
成田:小さい頃から変わった環境につねにいたから、この世界でもそれが生かされてるかなって思います。最初すっごい人見知りだったからね
Q. 今の職業に至るまでに、家族に支えてもらったり、また今でも支えられてるなと思うエピソードは?

成田:褒められたことないです。1回も
菅田:お母さんにも?
成田:ないね。母の日にテーブルにお菓子とかお母さんの好きなものをいっぱいに並べて喜ばせようとしたら、お母さんが帰ってきてそれみて「あんたこれどこおくの」って言われて(笑)
菅田:え!お前が用意したの?めっちゃ可愛いじゃん!いつもありがとうみたいな感じでしょ
成田:そしたら、「どこ置くの」だからね(笑)
菅田:かっこいい!かっこいいママだね
成田:そういう母ちゃんなんだよね
菅田:いつやったの?
成田:最近だよ。高校の時かな
菅田:お前が可愛いよ(笑)

Q. 褒められたいって感じですかね?

成田:褒められるために頑張りたいですね。泣かせるくらいに
菅田:人のそういうツボ探すの得意だよね。兄貴も褒められない?
成田:兄貴も褒められない。何しても褒められたことないね

Q. 横浜さんは?

横浜:僕は常に支えてもらってますね。自分が出てる舞台にも来てくれるし。
菅田:真逆だね
成田:いや、親バカは親バカなの。メンズノンノも毎月買ってるし(笑)。親の友達が集まったりするとちょっと自慢したりもするんですよね
菅田:あー嬉しいんだ
成田:友達がきて俺がTVに映ってるとつけてみせたり。すっごい親バカなの
菅田:直接は言わないんだね

Q. 杉野さんは?

杉野:感想とかは言われないんですけど、みてくれたりとかはしてくれます。今弟と2人暮らししているんですけど、親のありがたみを凄く感じますね
菅田:お母さんからなんて呼ばれているの?
杉野:ようすけ。あと、おい!が多い(笑)
菅田:おい!か(笑)

Q. 菅田さんは?

成田:弟いっぱいいるよね
菅田:うんいるね。っていっぱいって2人ね(笑) うちは、構造的に劇中のジンさんと一緒なんですよ。だから凄くジンさんに共感するんです。性格的なことをいうと、オカンが天然で可愛くて、親父が厳格な天才なんですよ。劇中の父と息子の距離感が凄くわかるんですよ。なんか相いれないし、僕の話聞いてくれないし、僕も聞かないしって感じで。それを中学生くらいの時に母に話したら、名言をくれて、それから腑に落ちたんですが「あなた達2人がいるってことは、大黒柱が2本あるようなものなんだから、ケンカして当然だよ」って言われて、そっかって思いましたね。今、それなりに食っていけるようになったりしてくると親父も少し認めてくれたのか、大分会話は増えました。今までは2秒が限界で「おはよ!」くらいの(笑)。でも今は全然喋ります。
Q. 将来について悩んだ時期と、その悩みをどうやって解決しましたか?

成田:高校卒業して、大学に行くか専門学校に行くかまず選択しないといけないじゃん。それで専門学校に行って、その後こっちの業界に行くか美容師になるか選択しないといけなくて、この業界に入って
菅田:その時はどうやって決めたの?
成田:判断は割と早かったと思う。こっち!ってすぐきめて、後は手助けしてくれる人を探すっていう
菅田:なんでそっちにいきたかったの?
成田:スーツ着てる自分を全く想像できなかったから。電車乗って学校行くときに、これは俺には無理だって
菅田:いや、凄いよね
成田:なんだかんだみんな、高校の時仲良かった子たちはファッション関係とかいるけど、この世界入るのはねー
菅田:まっとうじゃないからね
成田:この業界に入ろうって思った凄く大きなきっかけがあって、東京ガールズコレクションを観に行って並んでたら、遠くから大人たちがキリっと歩いていて、それを見た瞬間、俺ってふざけているなっ!って思ったのが、俺はここでやっていくんだって思った小さなきっかけでした。なんとなくやろうと思ったけど、そこで見た事がバッチッと決まった瞬間でしたね
菅田:やっぱり、人 対 人なんだね

Q. 横浜さんは?

横浜:中3の時に極真をそのままずっと続けるか、この業界か考える時に
菅田:その時もう世界とった時?
横浜:中3なのでとってますね。今もやめてはないんですけど、どっちかって考えた時に、この業界ってやろうと思ってできるものじゃないなと。ずっと空手一本だったから、今のうちにいろんなことを経験したいなって思って、こっちの世界に入りました
菅田:それは一人で決めたの?
横浜:家族にも相談して。それで、そういう答えが出て、今度は高校卒業する時に大学に行けって言われたんですよ
菅田:言われるよね
横浜:その時に戦隊やってて、戦隊ものが終わったのがちょうど高校卒業くらいで。だから今がチャンスなんじゃないかと思って、ここでやめて中途半端になるのが嫌で、そのことを親父に話して今に至るって感じです。やれるところまでこの業界でやっていきたいなって思ってます
菅田:反抗期ってあったの?
横浜:めっちゃありました。中学の時に
菅田:世界一のこぶし使った?
横浜:ボコボコにされましたよ、お父さんに
菅田:マジで?! あ、親父さんが先生なの?
横浜:いや、違うんですけど、大工なんですよ
菅田:強そうだね
横浜:中2くらいの時に、ちょっと反抗しようってなって椅子をバンって投げられて、そのまま俺も怖くなって、外出たんですよ。そしたら、家の玄関でボッコボコにされて、もうお父さんには勝てないって思いました
菅田:このベビーフェイスでそれがあるのが凄いよね
横浜:凄い、顔も傷だらけになりましたからね
菅田:そうなんだ。でもそんな親父さんに相談できたのがよかったんだ
横浜:そうですね。高校生になってからですね。高3になってからやっとですね
菅田:熱い家族だね。映画化できるよ(笑)

Q. 杉野さんは?

杉野:僕は、やりたいってことがあったら自分で決めちゃいますね。一応、人の意見は聞くんですけど、自分がやりたいって思ったことはやらないと気持ち悪くなっちゃうというか。やりたいと思ったらやるって感じです。

Q. 菅田さんは?

菅田:僕はありえないくらい幸運だったんですよ。ふらふらっと歩いてたらスカウトされて、この業界の存在を知り、事務所に入り銀座を歩いてたら、仮面ライダーのプロデューサーに出会い、ふらふらっとオーディションにいってみたら受かったっていう。そんなところがスタートだったんで、役者業を生業としようと、自分の人生として生きようって決めたのがその後なんです。なので、やりながらもこれなのかな?っていうのが未だにちょっとあるんです。でも職として生きようっていうのは決めてるんです。うまく話せないんですけど、そういうものがあるんですよね。衝動であったり、ものづくりが元々好きだったり。でも僕は、あまり人に話せない人です。話しても、話した自分が好きなだけで、僕は。人に任せて決めたことは、残念な結果になったことしかなかったので。もちろん人に全く話さないわけではないけれど、自分で、決めちゃいます。ただ、その自分の中には本であったりとか、音楽であったりとか一回は、カルチャーに触れてますね。
Q. 女の子とデートするなら、どんなファッションでどこに行きたいですか?

成田:女の子もファッションにはこだわりを持っていてほしいですね。お金をかけるだけじゃなくて、良いものを選ぶ事ができるのが良いですね。お洒落だなって思えばお洒落だし、系統とかあまり問わないですかね。行きたいところは、公園で昼寝したいかな。ピクニックとか
菅田:段ボールを敷いてね
成田:段ボールを敷いて?(笑)
菅田:お弁当は?
成田:作ってもらおう!
菅田:ピクニックだからね!僕は今だったら、バチバチにスーツ着て高い飯とか食べたいです。そんなことしたことないから、バッチバチに決めて、普段来れないような高い寿司屋さんとかフレンチとか行きたいです
横浜:僕もそうですね。まだ20歳になったばかりなので、スーツとかも着たいですしカチッとした服装で、デートとかもしてみたいですね
杉野:僕は、まだデートとかで行った事がないですが、ディズニーランドには行きたいです
菅田:おー!
成田:わかるー、行きたい!
菅田:楽しいよディズニーランド
杉野:ペアルックを1回やってみたかったんです
菅田:どんなペアルック?
杉野:全く同じじゃなくて、合わせる感じがいいですね

Q.菅田さんのファッションへのこだわりは?

菅田:生地から探しにいったり、生地をつくったりしてそこからパターンひいて、自分の好きなサイズにつくったりもありますけど、こだわりはなくて。仕事集中してるとどうでもいい時期もあるし、その時の顔じゃないですか、服装って。自分がいまこういう状態ですよっていうのを体温計と一緒で表してるようなもので、スーツ着たくなったら着るし!

Q. 成田さんのこだわりは?

成田:昔から動きやすさ重視で、ビックシルエットとか多いですね。古着も着るんですけど、基本知り合いのところで買うことが多いですね。
Q. 歌以外で4人でやりたいことしたいことは?

成田:サーフィン!
菅田:できるの?
成田:できない
菅田:全員できないならだめじゃん(笑)あ!全員できないからいいか!全員でチャレンジとか面白いね
成田:全員でチャレンジシリーズいろいろやりたいね
菅田:やりたいね!

Q. 菅田さんは?

菅田:僕この間、催眠術師さんにお会いしたんですよ
成田:俺それ観たよ!
菅田:かからなかったから凄く申し訳ない気持ちになったんだけど。3人がどうなるか、かかるのかみてみたいよね
成田:俺もね、やってみたいと思った
菅田:でしょ!あれガチだから。かからないのか、ばっちりかかるのか。あれかかると人格支配ができるらしいよ。僕りゅうちぇるさんにさせられるところだった。それで町中歩かされるところだったからね(笑)
横浜:やばいっすね
菅田:かかりにいってたんだけどね。かかりにいってもダメみたいですね
成田:どうなるんだろう
菅田:催眠術師さんと一対一とかおもろそう。別室でモニタリングして
成田:理性強いと大丈夫そう
菅田:そうそう!どうやってかかるんだろうって考えるとダメになっちゃう
成田:順番とか根本とかね
菅田:そうそう考えちゃダメなの。僕の予想では、3人ともかかるんじゃないかなって思う。あーでも、よめないなー。まだよめないなー。でもね流星はかかると思う
横浜:かかりますかね
菅田:なぜなら、格闘技やってる子って凄くピュアだから。ピュアじゃないと人を殴れないし、ボクシングを最近やって凄く思った。目の前のことに真直ぐにならなきゃ無理だから、だからかかると思う。もしくは、もうかかってるんじゃない?(笑)
横浜:凄いっすね(笑)
菅田:かかってるから、催眠術師さんもごめんなさいってなるかも(笑)。あと、あなた(成田)は、意図的にどっちもできる気がする。杉野はどっちだろう
杉野:俺はかからないと思います
成田:あー逆にひょうひょうとしてるからね
菅田:かかる人の傾向として、僕かかりそうってなるの。みんなそういうの。7割くらいそうらしい
成田:へーそうなんだ
杉野:かかりたいですけどね。その間自分どうなってるんだろうって
菅田:結構ロジカルだもんね。みんなで催眠術かけてもらおう。
成田:そうね!

Q. 横浜さんは?

横浜:空手教えたいです
菅田:あ!それいいね。道着着たいし、道着を着たのも見たい
横浜:本当ですか!
菅田:黒でしょ?
横浜:黒ですね
成田:俺緑くらいかな。小学生の時やってたの
菅田:やってたの!?
横浜:そうなんですか!?
菅田:グリーンじゃん!
菅田 成田 横浜 杉野:キセキ!!(笑)

Q. 杉野さんは?

杉野:卓球のダブルスとか(笑)
成田:卓球のダブルスか(笑)
菅田:じゃあ、空手やって汗かいて、温泉に入って、温泉卓球だね
横浜:それいいですね
杉野:あと、透明のボールみたいのに入りたいです
成田:バルーンみたいなの?
杉野:そう!そうです
横浜:あれ面白そうですよね!
菅田:あれ4人でやるやつじゃないよね。自分がやりたいだけじゃん(笑)

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[プロフィール]


菅田将暉
1993年2月21日生まれ
大阪府出身
「仮面ライダーW」(EX)で俳優デビューし、2013年『共喰い』で日本アカデミー賞新人俳優賞を獲得。さらに翌年2014年には『そこのみにて光輝く』と、『海月姫』で日本映画批評家大賞助演男優賞。2017年には注目作『帝一の國』『あゝ、荒野』『銀魂』に出演。

横浜流星
1996年9月16日生まれ
神奈川県出身
2011年にテレビドラマ「仮面ライダーフォーゼ」でテレビドラマデビューし、2016年には『オオカミ少女と黒王子』に出演。テレビドラマ「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」(TX)に出演中。また2017年2月18日に『天使のいる図書館』が全国公開される。

成田凌
1993年11月22日生まれ
埼玉県出身
雑誌「MAN'S NON-NO」専属モデルとして人気を博し、連続ドラマ「FLASHBACK」(フジテレビNEXT)で俳優デビュー。テレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS)や、大ヒットを記録し続ける映画「君の名は。」では声優として活躍している。

杉野遥亮
1995年9月18日生まれ
千葉県出身
第12回「FINEBOYS」専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、専属モデルに。テレビドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」に出演中で、本作が映画デビューとなる。1月期連続ドラマ「嘘の戦争」(KTV/CX)に出演する他、2017年夏公開の「兄に愛されすぎて困ってます」が待機中。



映画概要


【キセキ ーあの日のソビトー】
2017年1月28日(土)全国公開
出演:松坂桃李、菅田将暉、忽那汐里、平祐奈、横浜流星、成田凌、杉野遥亮、早織、奥野瑛太、野間口徹 / 麻生祐未、小林薫
監督:兼重淳
音楽:GReeeeN
主題歌:GReeeeN「ソビト」(ユニバーサル ミュージック)

[HP] 映画『キセキ ーあの日のソビトー』

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[Instagram] 映画「キセキ ーあの日のソビトー」

公式ハッシュタグ:#キセキーあの日のソビトー

©2017「キセキ ーあの⽇のソビトー」製作委員会

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Comment - 11

ゆー chanyu1/10
4人の楽しさがすごく伝わってきてとても読み応えがありました❤️ますます、キセキの映画に行くのが楽しみになりました?さっそく、初日に行こうと思います?
yu! yyyyyymmt091/9
この記事を見て4人仲良いのが伝わってきました☺️俳優でありながらもこういう活動をしていてすごいな〜と思います??ファンでありながらも尊敬しています?これからも頑張ってください応援してます!
なほな nanke07281/4
このインタビューから仲の良さがすごい伝わりますね!楽しい現場だったんだろうな〜映画公開されるのがもっと楽しみになりました?はやく観たい!!
yurimomoe1/2
4人の仲良しな感じがとてもつたわってきました??俳優がバンドとして映画で歌を歌うと言うのが、あまりみたことがないので4人の声にも注目して、映画公開が楽しみです!??
ミコミコ ommmotime1/1
映画「キセキーあの日のソビトー」グリーンボーイズ4人のインタビュー!他の雑誌とかで同じような内容が掲載されてたから合同取材だったのかな? でも、SGSに掲載されてるのが一番長くて、4人の会話が楽しそうでしたー⭐︎ #sgs_キセキインタビュー
ToMoMi tomotomoi1/1
4人の写真が全部可愛くて全部スクショしちゃった✨
honeyrapi1/1
とっても長いロングインタビューだけど読み応えがあって何度も読んじゃいました。SGSさん、グリーンボーイズのインタビューをまたよろしくお願いします。
enjokoko1/1
4人とも可愛い
卓球芳香 anatakami1/1
モデルで活躍する成田くんも好きだけど、よくしゃべるお茶目な成田くんが大好き、映画は公開初日にぜったいに観に行きます
ふーみん zzzapapapapap1/1
将暉くんが職質されたところがす〜っごく面白かったです⭐︎インタビューから4人の仲良しな雰囲気が伝わってきました!!!!!!!素敵なインタビューをしてくれたSGSさんありがとうございます。
はなこ社長 mamanami12/31
読み応えのあるインタビュー♡

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