【詳細】映画『リライト』阿達 慶 インタビュー

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2025-06-11 19:00:00
数々の青春映画で若い世代から圧倒的支持を集める監督・松居大悟と、“時間もの”で高い評価を獲得している脚本・上田 誠。両者が初タッグを組み、原作は「これを映画にしたい。やるなら松居大悟監督と!」と上田が熱望した衝撃作、法条 遥の「リライト」(ハヤカワ文庫)を〈タイムリープ✕青春ミステリ〉として誕生させた映画『リライト』が、6月13日(金)より公開される。

主人公の美雪を演じるのは池田エライザ。クラスメイトには橋本 愛、久保田紗友、倉 悠貴ら実力派が集結し、2つの年齢(2019年の現在と10年前の高校時代)を鮮やかに演じ分ける。300年後の未来からやってきた保彦役には、本作が映画初出演となる阿達 慶がオーディションで抜擢された。

一冊の小説をめぐる<青春ミステリ>は、いくつもの謎を抱え、思いもよらない方向へ―。
ノンストップで解き明かされる驚愕の真実のその先に、大人になった美雪たちが見たものとは。

今回本作で、300年後の未来からタイムリープしてきた未来人・保彦を演じた【阿達 慶】を直撃!出演が決まった際のご家族や周りの方の反応や、池田エライザ、橋本愛、倉悠貴との共演秘話、演技の仕事を経験してアイドル業に生かせそうだと思ったこと、ご自身にとって「青春」とは何か、影響を受けた事務所の先輩、もしご自身がタイムリープできるとしたら何を見たい?など、気になる素顔が垣間見えるお話が盛りだくさん♪
Q.本作への出演が決まって、周りの方やご家族の反応はいかがでしたか?

阿達慶(以下、阿達):周りの人には、映画を撮っていることをほぼ言っていなかったんです。高3の夏頃に撮っていて、その時ジュニア全員でコンサートをやっていたので、みんなに会ってはいたのですが「インドアな阿達が、日焼けしていておかしいな」とみんな思っていたみたいです(笑)。最近「だからあの時、日焼けしていたんだね」という答え合わせをされています(笑)。

あとはやはり母親がすごく喜んでくれて、広告が出たり、映画館でチラシが置かれていたりするので、それを集めに行ったり、写真を撮りに行ったりしています(笑)。
Q.オーディションを受けたきっかけを、ぜひ教えてください。

阿達:事務所の中でまだグループを組めていないというのもあって、オーディションの話をいただけること自体ありがたいことでした。「絶対に受かってやるぞ」と思って挑みました。

Q.もともと演技に興味があって、やってみたいと思っていたのでしょうか?

阿達:この事務所にいるからには、歌もダンスも演技もできてこそだと思っていたので、その3つの中で「演技のお話が来た!」と思いワクワクしつつ、緊張しつつ、頑張るぞという気持ちでした。

Q.演技のお仕事を経験してみて、アイドル業に生かせそうだと思ったことはありますか?

阿達:役を演じていると相手から受け取るものがあるし、自分からも渡すものがあるし、観ている人に影響を与えることができます。「感情の引き出しが増える」ような、心の部分ですごく成長するし、いろんな感じ方ができるようになって、伝えられるものが多くなるのではないかと思います。

いろんな作品、いろんな役と出会って、いろんな経験をしてきた方々のセリフは、すごく重みがあるというか、人間として成長できる部分だなと、演技をやってみて思いました。アイドルとしてコンサートに出た時に、お客さんに伝えられるものがより深くなりそうだなと思いました。
Q.池田エライザさんや橋本愛さんなど、俳優として活躍されている方からの影響が大きかったのでしょうか?

阿達:言葉で表すのが難しいくらい、本当にすごかったです(笑)。オーラというか、お芝居していて引き込まれるというか、こちらの感情を動かしてくれるというか。

Q.向き合ってお芝居をすると、自分の役が引き出されていくという感覚でしょうか?

阿達:そうですね。僕はとにかく目の前のことに必死だったので、その時にできることを最大限やろうと思っていたのですが、今思い返してみると池田さんや橋本さんが、めちゃくちゃ僕の役を引き出してくださっていたと思います。演じている時は気づけなかったのですが、自然と保彦として生きさせてもらえました。ありがたかったです。
Q.倉悠貴さんなど、共演者の方とは撮影の合間にどんなお話をされていましたか?

阿達:オール尾道ロケだったのですが、ホテルの部屋で台本を読んでいたら、「保彦、保彦!」って聞こえて(笑)。誰だろうと思ってドアを開けたら、倉くんが「一緒に練習しよう」と誘ってくださって。ホテルの休憩スペースで、保彦と茂の屋上でのシーンの練習をしました。あとは撮影が早く終わった日に、倉くんやほかの男性キャストの方々が温泉に誘ってくださって、その帰りにお好み焼きを食べました。尾道は空気が綺麗で、自然や海やロープウェイなど感動するものばかりだし、食べ物も美味しいし、いいところでした。
Q.本作は「青春ミステリ」ですが、阿達さんにとって「青春」とは何だと思いますか?また、もし芸能活動をしていなかったら、どんな青春をしてみたいですか?

阿達:部活動でチーム競技などはやってこなかったのですが、同期の子たちと一緒にお仕事をするのは、青春なのかな。まだグループを組んでいないから個人戦ではあるのですが、悔しいことももちろん経験するし、嬉しいことも楽しいことも、同い年ぐらいの子たちとみんなでお仕事をするというのは、青春というか楽しいことです。もし芸能活動をしていなかったら、部活に入ってみんなで試合に勝つとか、「ザ・青春」みたいなものをしていたかなと思います。

Q.アイドル活動の中で「特にこの瞬間が青春だったな」と思うものがあれば教えてください。

阿達:King & PrinceさんやKis-My-Ft2さんのツアーにバックダンサーとしてつかせていただいたことがあって、地方に行ってみんなでダンスの練習をして、地方のごはんをみんなで食べて、ジュニアのみんなと一緒にたくさんの時間を過ごして、今思い返すとあれは青春だったなと思います。
Q.保彦は小説を読んで、この時代に憧れて未来からやってきた、という役でした。ご自身の中で「これに出会ったから今がある」という、影響を受けた出会いはありますか?

阿達:「ずーっとずっとだいすきだよ」という、兄弟3人で読み続けてきた本があって。犬と共に成長していくお話なので、長男が次男、次男が僕、僕が犬に読み聞かせをしてきました(笑)。その本の影響もあって、兄弟みんな生き物が好きです。家でも犬を二匹飼っています。人に優しくしよう、今ある時間を大切にしようというか、常に相手のことを思えるようになったかもしれません。

Q.作中で学校の図書室や音楽室、屋上など校舎内のいろんな場所が登場します。ご自身が学校に通っていた時、校舎内でどの場所で過ごすのが好きでしたか?

阿達:どこだろう?教室のカーテンの裏です(笑)。

一同:(笑)。

阿達:机があって、黒板があって、ロッカーがあって、カーテンがあるじゃないですか(笑)。休み時間にドッジボールをやっている子たちもいたのですが、僕はその様子を見ながら、太陽に手をかざしてビタミンDを作っていました(笑)。あとは窓際にクラスで飼っている生き物がいたので、そのお世話をしていました。
Q.事務所の先輩で活躍されている方がたくさんいますが、ご自身が影響を受けた先輩や、刺激を受けた作品はありますか?

阿達:僕はもともとダンスをやっていて、一緒にダンスをやっていた子が先にジュニアに入ったんですよ。その子がHiHi Jetsと美少年の方々のバックにつくということで観に行ったら、前で踊っていた那須(雄登)くんがめちゃくちゃかっこよくて。もともと表に出たいタイプではなかったのですが、那須くんを見てやってみようと思い、僕もその翌年にオーディションを受けました。始まりは那須くんだったのですが、事務所に入ってアイドルをやっていると「中島健人くんってすごいな」と思うようになって。その後、堂本光一さん主演の「Endless SHOCK」に出演して、アイドルが帝国劇場で舞台をやる道筋を光一さんが作ってくださったのだと知りました。

始まりは那須くんで、事務所に入って健人くんのすごさに気づいて、最終的には光一さんのように長く愛される舞台を作りたいなと。この3人からすごく影響を受けたと思います。

Q.今回保彦役に抜擢されて、映画界の期待の新星として注目が集まっています。今後阿達さんはどんな役をやってみたいですか?

阿達:今回は未来人の役でしたが、逆に現代の学生をやったらどうなるんだろうというのが、自分でもわからなくて。この前やった舞台も、ピンクのウィッグをかぶった犬の役でした(笑)。それこそ将来的には、事務所の先輩たちが出ているような「花より男子」のような作品にも出たいです。とりあえず普通の学生というか、人間の役をやりたいです(笑)。

Q.「普通」というのも、演じる上では難しそうですよね。

阿達:そうなんですよね。難しそう。だから、いろんな役にたくさん触れて、いろんな人の演技を見て、自分に落とし込んでいきたいなと思っています。
Q.もしご自身がタイムリープできるとしたら、どの年代に行って何を見たいですか?

阿達:事務所の先輩の昔のライブを観たいです。DVDで観ていてもすごくて、お客さんがめちゃくちゃ盛り上がっているので、生で観たいです。今はキラキラ系のグループが多いのですが、KAT-TUNさんやKis-My-Ft2さんのように、オラオラでもないですが、「炎」という感じのライブを観たいです。
Q.SGSは10代から20代の女の子に向けた、原宿系のファッションサイトです。読者に向けて、10代のうちにやっておいたほうがいいと思うことについて教えてください。

阿達:いろんなところに出かけておいたほうがいい気がします。学割も使えますし(笑)。年齢を重ねていくと、人それぞれ進路が違うので、みんなと予定が合わなくなるじゃないですか。いろんなところに出かけたり、いろんなことに触れたりするのはすごく大事だと思います。

Q.お仕事やプライベートで行った場所で、印象に残っている場所はありますか?

阿達:それこそ、尾道にもう一回行きたいです。撮影中は必死で、部屋に帰ってもセリフを覚えなきゃと思って、週8くらいコンビニの冷やし中華を食べていて(笑)、尾道ラーメンとお好み焼きくらいしか食べられなかったので、次行った時はもう少し尾道を感じたいです。

Q.公開を楽しみにしている読者に向けて、見どころを教えてください。

阿達:「史上最悪のパラドックス“タイムリープ×青春ミステリ”」ということで、不穏な感じになるシーンもありますが、尾道の空気感が観ていてすごく感じられると思います。ぜひ何度も繰り返し観てほしいです。

ありがとうございました。

[プロフィール]
阿達 慶
2005年9月29日生まれ、神奈川県出身。
2019年7月に入所し、ジュニアとして活動を始める。コンサートへの出演のほか、近年の主な出演作として舞台「Endless SHOCK」「祭 GALA」「Act ONE」などに出演。ドラマではNHK「つまらない住宅地のすべての家」(22/NHK)に出演。本作で映画初出演。

<ストーリー>

高校3年の夏、転校生の保彦がやってきた。彼はある小説を読み、憧れて、300年後からタイムリープしてきた未来人だった。保彦と秘密を共有する美雪。やがて二人は恋に落ちた。そして、7月21日、運命が大きく動く。保彦からもらった薬で、美雪は10年後にタイムリープする。未来の美雪は1冊の本を見せ、「あなたが書く小説。......絶対書ける。」と告げる。それは保彦が未来で出会う小説―タイムリープから戻った美雪は、未来へ帰っていく彼を見送った。「この夏の彼と私の物語を書き、必ず時間のループを完成させる」という約束を交わし―。

10年後、小説家になった美雪は、ようやく出版にこぎつけた保彦との“自分だけの物語”を手に帰省する。
しかし運命の日、いくら待っても10年前の美雪は来なかった。なぜ来ない!?
現在、過去、そして未来、時を翔けめぐり「リライト」される運命の行方は?

本予告


映画概要


【リライト】
6月13日(金)全国公開
出演:池田エライザ
阿達 慶 久保田紗友 倉 悠貴
山谷花純 大関れいか 森田 想 福永朱梨 若林元太 池田永吉 晃平 八条院蔵人
篠原 篤 前田旺志郎 長田庄平(チョコレートプラネット) マキタスポーツ 町田マリー 津田寛治
尾美としのり 石田ひかり
橋本 愛
監督:松居大悟
脚本:上田 誠
原作:法条 遥「リライト」(ハヤカワ文庫)
主題歌:Rin 音「scenario」
音楽:森 優太
製作・配給:バンダイナムコフィルムワークス

公式サイト:映画『リライト』
公式X:@Rewrite_movie
公式Instagram:@rewrite_movie

©2025『リライト』製作委員会

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