【詳細】映画『BADBOYS -THE MOVIE-』豆原一成(JO1)& 池﨑理人(INI) Wインタビュー

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2025-05-29 12:00:00
1988年から 1996年まで「ヤングキング」で連載されていた、シリーズ累計発⾏部数5,500万部を誇る、⽥中宏による伝説的不良漫画「BADBOYS」(少年画報社 ヤングキングコミックス刊)。過去に何度も映像化されてきた時代を超えて愛される⼤⼈気漫画が、2025年東映配給にて実写映画化!⻄川達郎監督『BADBOYS -THE MOVIE-』として、5⽉30⽇(⾦)に劇場公開。

裕福な家の⼀⼈息⼦・桐⽊司(⾖原⼀成(JO1))は、幼いころに助けられた伝説の不良・村越のようになるため、家を⾶び出す。最⼤勢⼒「陴威窠⽃(BEAST)」への加⼊を志願するもボコボコにされ、逃げる途中で川中陽⼆(池﨑理⼈(INI))、中村寿雄(⼭中柔太朗)、岩⾒エイジ(井上想良)と出会い意気投合。そんな中、「極楽蝶」七代⽬トシから、「廣島 Nightʼs」との抗争へ⼒を貸してほしいと頼まれ…⻘春をかけた闘いが始まる――!!

かつて⾃分を助けてくれた伝説の不良・村越に憧れ、お坊ちゃんから「極楽蝶」⼋代⽬トップとなる桐⽊司を演じるのは、JO1の⾖原⼀成。「極楽蝶」幹部の1⼈として、喧嘩の強さと堂々とした性格を兼ね備え、司に対しても⼈⼀倍の愛情を持って接するなど、まさに頼れる兄貴肌タイプの川中陽⼆を演じるのは、INIの池﨑理⼈。サングラスがトレードマークで、クールながらも実は誰よりも仲間想いなキャラクター、中村寿雄を演じるのは、⼭中柔太朗。底抜けに明るく裏表のない性格で、まさにチームのムードメーカー的存在を担うエイジを演じるのは、井上想良。

時は族の戦国時代――。仲間を守るため強くなった男たちが、⻘春をかけて戦う!!

裕福な家庭の“お坊ちゃん”から極楽蝶⼋代⽬トップに登り詰める司は、⼤切な仲間たちと共に強敵に打ち勝ち、族のテッペンを獲ることはできるのか?死⼒を尽くして拳を交わし合う、熱く、濃密で、感動の⻘春バトルの⾏⽅に期待が高まる!

今回本作で、司を演じた【⾖原⼀成(JO1)】と、陽⼆を演じた【池﨑理⼈(INI)】を直撃!同じ事務所の先輩・後輩でもある2人。撮影中の思い出や、アクションシーンを演じてみた感想、ご自身にとっての青春時代や憧れの芸能人のほか、今回新たに見つけた自分の一面や、お互い「あのシーンよかったよ」と思ったシーンについてたっぷりと語ってくれた!
Q.司の成長物語でありながら、熱い友情や甘酸っぱい恋愛が描かれ、青春らしさを感じる作品です。お2人にとって、青春時代はいつだったと思いますか?

池﨑理人(以下、池﨑):自分としては、今思い出すとデビューのきっかけになったオーディション番組に青春を感じます。同じ空間に同じ夢を持ったたくさんの男の子がいて(笑)。切磋琢磨して、仲はいいけれどライバルでもあり。泣いたり笑ったりすごく楽しかったし、きつかったけれど、その中で得たものがたくさんあったから、自分の人生で宝物だったと思う経験です。

豆原一成(以下、豆原):僕は上京する前に地元の高校に2年生まで行っていたのですが、高校の2年間はとても楽しかったですね。青春でした。土日は部活で野球をやって、平日はダンススクールに行って。本当に好きなことばかりやっていました。夏休みに部活が終わった後みんなで駅に行って、人狼ゲームをやったり(笑)、みんなで食事をして帰ったり。今でも仲がいいのですが、最高の友達です。「楽しかったな、あの時間」と思います。
Q.お2人のアクションシーンが圧巻でした。やってみていかがでしたか?

池﨑:すごく楽しかったです。小さい頃から仮面ライダーなどヒーローものの作品に憧れることが多いと思うのですが、それをいざ、自分が映画の中で演じることになって楽しかったです。でも実際にやってみると、すごく難しいんですよね。「どうやったら綺麗に殴っているように見せられるか」とか。

豆原:本当に楽しくて、もっとやりたいなと思いました。ワイヤーを使ったアクションとかもやってみたいなと思うぐらいです。

Q.かっこよくアクションを見せるために、事前に準備していたことはありますか?

豆原:撮影前に稽古をやって、その時に結構練習しました。

池﨑:めっちゃ練習したよね。面白かったのが、呼吸(笑)。喧嘩のシーンって、疲れてゼエゼエ呼吸しているところから始めて、だんだんアクションに行くのですが、呼吸しているうちに、本当に疲れている感じがし出すんですよね。

豆原:確かに。体が痛くなり出すよね(笑)。

池﨑:いや本当に(笑)。ゼエゼエすることで体を騙せるというか、本当に疲れた感じになるので、それで迫力が出たシーンもあって面白かったです。

Q.『BADBOYS』は何度も映像化されている人気作品ですが、そういう作品に出演することになっていかがでしたか?

豆原:こういう不良ものというのは、やはり男の憧れでもあるので、出演できるというだけですごく嬉しかったですし、原作が愛されているからこそ自分も頑張らないとな、とすごく感じました。

池﨑:間違いなくそうですね。僕たちよりも上の世代の方たちが通ってきた素晴らしいマンガの実写化をやらせていただけるということで、オファーをいただいたのはすごく嬉しかったですし、だからこそ、どの年齢の人が観てもかっこいいと思えるものを作らなきゃということで不安もあったのですが、楽しかったです。
Q.司と陽二、それぞれどういう人物だと思って演じましたか?

豆原:司は何に対しても正面からぶつかっていく、本当に真っ直ぐな男です。馬鹿だけど、愛されるようなキャラクターだったので、やはりそこを意識しましたし、全てのリアクションで、全力な司を演じられるように頑張りました。

Q.そういう司を演じているのを見ていて、いかがでしたか?

池﨑:完璧に演じていたと思います。本当に可愛らしかった(笑)。

一同:(笑)。

豆原:可愛かったですよね(笑)。僕も自分で見ていて、自分じゃないみたいな感じがしました(笑)。完成した映像を見て「俺、こんなだったんだ」と思って(笑)。やっているときは実感がなかったのですが。

池﨑:陽二は間違いなく「ザ、男」という感じで、真っ直ぐで、友情、仲間、義理人情に熱い男で、憧れるような性格です。少しだらしない部分もあるのですが、そういうのも愛すべきところだなと思って。こうなりたいなと思いながら役に向き合っていました。
Q.そういう陽二を演じているのを見ていて、いかがでしたか?

豆原:完璧でしたよ。陽二というのを体現してくれていたなとすごく思うし、映画初出演というのを感じさせないぐらい、役者としての迫力とか、オーラみたいなものもありました。自分も負けないように頑張らないとなと、刺激をもらっていました。

Q.めちゃくちゃ威厳がありましたよね。

豆原:そうですよね。言葉一つ一つに重みがあってよかったです。

Q.お2人ともグループ活動をされていますが、撮影中共通の話題で盛り上がることはありましたか?

池﨑:それですごく仲良くなったのは、ありますね。事務所の先輩なので、お互い今の自分のグループがこういう状況で、こんな悩みがあるんだけど、みたいなことでアドバイスをもらえて、本当にそれが嬉しかったです。

豆原:確かに、同世代で11人のグループというのはINIくらいしかいなくて。事務所も一緒なので、ほぼ一緒の境遇の中で、どんな感じなのかなという話を2人でしました。僕はグループの中で一番年下ですし、理人も下から2番目です。他愛もない話をたくさんして、どんどん仲が深まっていきました。

Q.ちなみに、豆原さんのどんなアドバイスが心に残っていますか?

池﨑:「まあ、そういう時期でしょ」みたいな。

一同:(笑)。

豆原:そうですね。グループの中でそういう時期が訪れますからね。

池﨑:「ちょっと今、それぞれ個性がありすぎて、グループがまとまらなくなる時もあるんだけど、どう向き合ったりすればいいのかな」と聞いたら「まあ、シンプルに時期っていうのはあるよね」みたいな(笑)。「みんな長く同じ場所でやってきて、11人もいたらまとまらないというのも、それはもちろん味だし。それを経て今、JO1、めちゃめちゃいい感じだからきっと大丈夫だよ」と言ってくれました(笑)。

一同:(笑)。
Q.物語において、司が小さい時に自分を助けてくれた憧れの人の存在が大きいです。お2人にとって憧れの芸能人や、アイドルがいたらぜひ教えてください。

豆原:BTSのジョングクさんが凄く好きでリスペクトしています。歌もダンスも、すべての振る舞いも、マインドもすごくかっこいいなと思います。あんなにかっこよくて、でも謙虚なのも彼の魅力だと思います。そんな人に自分もなりたいなと思います。

池﨑:僕はNCTのマークさんが憧れです。ずっと見てしまう。持っている世界観も好きです。僕とマークさんは多分同じようなアーティストが好きなのですが、「こういう影響を受けているんだな」というのが見ていてわかるし、影響を受けたものをアウトプットするセンスとか、おしゃれさにもすごく憧れます。
Q.山中柔太朗さん、井上想良さんと4人でのシーンも多いです。撮影中の思い出を教えてください。

池﨑:柔太朗くんとはお互いMVを観せ合っていました。想良くんは俳優なので、僕たちの活動に興味を持ってくれて、『PRODUCE 101 JAPAN』『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』のオーディションを観てくれて、いろいろ批評してくれました(笑)。本当に男子高校生の教室みたいな雰囲気でした。
Q.今回のこの撮影を通して、ご自身の中で新たに見つけた自分の一面や、成長したなと思う部分について教えてください。

池﨑:不良としてのオーラでもないですが(笑)、完成した映画を観て、強そうな感じがあるなと思いました。「こんなに強そうなんだ」「立って喋っているだけで、こんなにいかつさがあるんだ」というのは自分ではなかなか気づけなかったので、面白かったです。これから生かしていきたいです(笑)。

豆原:僕は自分で言うのも恥ずかしいのですが、やはり可愛い顔をしているなって(笑)。

一同:(笑)。

豆原:改めて自分で自分を見た時に発見するというか。

池﨑:確かに。この中では特に際立っているよ。

豆原:みんなキリッとしていてかっこいい中で、なんか丸いなっていう(笑)。

池﨑:優しいオーラだよね。

豆原:丸い感じを新たに発見したし、それが自分の強みなのかな。今まではそれに抗って生きてきて、「俺は可愛くなんかない」みたいに言っていたのですが、可愛いというのもやはり自分の強みかなと思うので、それが自然に出てくるのがファンの方々も好きだと思うので、自然に振る舞えたらなと思います。
Q.完成した映像を観て、お互い「あのシーンよかったよ」「頑張っていたな」と思ったシーンについて教えてください。

池﨑:(井頭愛海さん演じる)久美ちゃんと司が、いっぱい恋愛しているんだなというのは、出来上がった作品を観て初めて知りました。男らしさもありつつ、ちゃんと青春の甘酸っぱい面も描かれているんだというのがすごくよかったし、本当にキュンキュンしましたよね、あの2人(笑)。自分が出ていることも忘れて、「くっついたらいいな」と思っていました(笑)。

一同:(笑)。

豆原:嬉しい!僕が一番かっけえなと思ったのは、「一人じゃないぜ」と言って、陽二が助けに来てくれるところ。あそこのセリフと、あの角度の理人がめっちゃかっこよくて、今でも覚えています。映像で観てもやはりすごくかっこよくて好きですね。

池﨑:嬉しい!
Q.これから映画を観る方には、どんなことを感じてほしいですか?SGSの読者である10代から20代の女性に向けて、見どころを教えてください。

豆原:逆に聞きたいよね。女性の方が観るとどういう印象なんだろう。

池﨑:司と久美ちゃんのシーンは、すごくキュンキュンしてもらえると思います。もし彼氏がやんちゃしているという方がいたら「彼氏も彼氏なりに頑張ってるんだな」と思ってもらえたら嬉しいです。「男の子って、こういうのが好きなんだね」と。

豆原:アクションシーンがかっこいいので、女性の方々にも刺さると思います。

Q.久美ちゃんとのデートのシーンは、演じていていかがでしたか?

豆原:久美ちゃんとのシーンは本当に何回かしかなかったので、不思議な感覚、別の作品を撮っているような感覚でした(笑)。毎回男たちの中で怒ったり殴られたり、わちゃわちゃしたりという中で、ドキドキするシーンを撮るというのは、現場の雰囲気もそうだし、ちょっと異色な感じがしました。「司、可愛いな」と思いながら演じていました。

ありがとうございました。

[プロフィール]
豆原一成
2002年5月30日生まれ、岡山県出身。
2019年、視聴者投票でメンバーを決めるサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で、グローバルボーイズグループ・JO1のメンバーに選ばれる。
2021年、オムニバス映画『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』の中の作品の一つ「本日は、お日柄もよく」で映画初出演。
2022年、映画『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』に出演。
2023年、NHKの夜ドラ『超人間要塞ヒロシ戦記』で連続ドラマ初出演。
2024年、TBS系 日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」に出演。
本作が映画初主演。


池﨑理⼈
2001年8月30日生まれ、福岡県出身。
2021年、視聴者投票でメンバーを決めるサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』で、グローバルボーイズグループ・INIのメンバーに選ばれる。
本作が映画初出演。

本予告


映画概要


【BADBOYS -THE MOVIE-】
5⽉30⽇(⾦) 公開
出演:⾖原⼀成(JO1)
池﨑理⼈(INI) ⼭中柔太朗 井上想良
井頭愛海 岩永丞威
⼤下ヒロト ⼭⾕花純
兵頭功海 ⻘柳翔
主題歌:JO1「Be brave!」(LAPONE ENTERTAINMENT)
原作:⽥中宏「BADBOYS」(少年画報社 ヤングキングコミックス刊)
監督:⻄川達郎
脚本:峰尾賢⼈ ⻄川達郎
制作プロダクション:AOI Pro.
配給:東映

公式サイト:『BADBOYS -THE MOVIE-』
公式X:@bad_boys_movie
公式Instagram: @badboys_movie
公式TikTok: @bad_boys_movie

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©⽥中宏・少年画報社/映画「BADBOYS」製作委員会

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