【詳細】映画『悪い夏』“クズ&ワル度数”MAX!! 痛快?悲惨?北村匠海、河合優実、窪田正孝らキャラクタービジュアル&キャラクター予告が解禁!

Culture 映画
2025-03-10 18:00:00
「クズとワルしか出てこない」と話題の傑作小説を映画化した『悪い夏』が、3月20日(木・祝)より全国公開!

第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞し「クズとワルしか出てこない」と話題を呼んだ染井為人の傑作小説がまさかの映画化。監督は田中圭、磯村勇斗、山田裕貴ら実力派の人気俳優たちを主演に迎え、数多くの傑作を作り上げてきた鬼才・城定秀夫。脚本は『ある男』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した俊英・向井康介。主人公・佐々木守を演じるのは、映画・ドラマの大ヒットが続く北村匠海。真面目に生きるも、気弱な性格ゆえに犯罪に巻き込まれていく男の姿を渾身の力で体現する。更に色仕掛けで佐々木を犯罪へと巻き込んでゆく育児放棄寸前のシングルマザー・愛美を演じる河合優実をはじめ、裏社会の住人で犯罪計画の首謀者・金本役に窪田正孝、正義感に燃える佐々木の同僚・宮田役に伊藤万理華、 愛美に肉体関係を強要する佐々木の先輩・高野役に毎熊克哉、金本の愛人・莉華役に箭内夢菜、金本の手下でドラッグの売人・山田役に竹原ピストル、息子と2人困窮した生活から万引きに手を染める古川佳澄役に木南晴夏など豪華俳優陣がクズを狂演!中毒者続出の極悪小説と日本映画界の旗手たちの奇跡の化学反応が、衝撃のサスペンス・エンターテインメントを生み出した。

こいつら、クセになる…!クズ&ワルたちのキャラクターさく裂!
今回、主演・北村匠海が演じる佐々木をはじめとした、クズ&ワルたちのキャラクタービジュアルとキャラクター予告映像が解禁!

キャラクター予告映像



キャラクター予告映像では、うだるような暑い夏にぱっくりと口をあけた“地獄”へ、徐々に飲み込まれていくキャラクターたちの、痛快で悲惨?!な姿がさく裂。知らぬ間に巻き込まれたヤツ、すごまれるヤツ、脅すヤツ、どこか余裕なヤツ、何を考えているかわからないヤツ…。

好き勝手に暴れて、どなって、泣き叫ぶなど、どんどん加速していく様は、観ていてクセになってくるほど。闇堕ちした目つきで「いいかげんにしろよ」と吐き捨てる佐々木の“締め”の顔まで、ループしたくなる面白さだ!

キャラクタービジュアル

キャラクタービジュアルには、<じゃあどうすればよかったんですか>と目もうつろな表情の佐々木(北村)、<だったら助けてよ>と、誰かにすがるようなまなざしの愛美(河合)、<残念だけど二度と抜けらんねぇからな>を不穏な笑みをみせる金本(窪田)など、総勢8人のキャラクターそれぞれの表情とセリフがデザインされている。
彼らが出会ってしまった先に何が待っているのか、ゾクッとしつつも、好奇心をくすぐられる。

磯村勇斗、山田裕貴、藤井道人監督ら、コメントも到着!


中毒必至の本作に、各界からのコメントも到着。「闇堕ちの北村匠海が観たかった。光さえも呑み込むような乾き切った眼差しは彼にしか表現できないと感じました」(磯村勇斗)、「この作品に生きる人物たちの気持ちに 必死に寄り添った」(山田裕貴)、「運命に翻弄される人々の感情に、呼吸するのも忘れた」(藤井道人)など、『悪い夏』に魅了された思いがつづられていて、この他にも、千原ジュニア、 山下敦弘、松本花奈、清野とおる、首藤凛からも届いている。

磯村勇斗(俳優) コメント


闇堕ちの北村匠海が観たかった。
光さえも呑み込むような乾き切った眼差しは彼にしか表現できないと感じました。
ある日を境に、超新星のように社会に対し放出する彼のエネルギーは圧巻。いや、登場人物全員が最高でした。
彼らを近くで見たら悲劇だが、遠くから見ると喜劇である様。
僕はもう一度、あの地獄の嵐を見たいです。
これは、悪夢なのか快楽なのか。

首藤凛(映画監督/脚本家) コメント


マンホールに落ち一瞬で干上がった汗のように、ちょっとした善意も優しさも巨大な我欲の前に跡形もなく消えていく夏
彼らがこれでもかというほど晒してくれる愚かしさに、なぜか人間がちょっとだけ好きになる
突き放して突き放して愛してくれる城定監督の映画!

清野とおる(漫画家) コメント


冒頭からさまざまな感情が湧き上がり、揺さぶられ、 掻き乱され、最終的に「ピギャーーーーーッ!!!」と叫んでしまいました。
「見応え」なんていう言葉では足りません。

千原ジュニア(芸人) コメント


凄い。素晴らしい、この映画に出てる俳優全員隅々まで漏れなく素晴らしい。スクリーンに奇跡の連続が映っている。

藤井道人(映画監督) コメント


幸せになってほしい、優しくなってほしい、これ以上傷つかないでほしい。
運命に翻弄される人々の感情に、呼吸するのも忘れた。
決して対岸の火事ではなく、私たち自身の『今』と向き合う映画だ。

松本花奈(映画監督) コメント


灼熱の体育館に閉じ込められたかのような、蒸し暑くて、息苦しい115分。
年齢が上がるにつれて大抵のことでは動じなくなってきていたのですが、この映画を観て久々に心臓がバクバク、ザワザワしました。いつぶりだろう、この感覚……!
圧巻のクライマックスシーンは、何度だって観たいです。めちゃくちゃ「生きてやる」って感じる映画です。

山下敦弘(映画監督) コメント


本当にサイテーで、クズで、ろくでもない奴しか出て来ない映画なんだけど、最後はほんの少しだけ救われたような気持ちになりました。キャストたちのアンサンブルがとにかく見事で、それを束ねた城定監督はいつものことだけど、本当に素晴らしかった!
魅力的なキャストに彩られた“煮詰まった夏”を是非スクリーンで観てください!!

山田裕貴(俳優) コメント


僕はおかしくなってしまったか?
しっかり感情移入していた
人間とはなぜ、社会とはなんだと
この作品に生きる人物たちの気持ちに
必死に寄り添った
苦しい、こんなの苦しいんだ
ただ、終盤に差し掛かかる シーンから
なぜか可笑しい
追い込まれた人間たちの究極の選択と行動に
笑ってしまっていた
人間とはこんなにも滑稽で哀れなものかと
僕は変わっていない
きっとこの悪い夏に心乱されたんだ
僕は生きている
それだけできっと幸せなんだ

<ストーリー>
その出会いが、破滅への転落の始まりだった—地獄の果てに希望はあるか!?
市役所の生活福祉課に務める佐々木守(北村匠海)は「職場の先輩・高野(毎熊克哉)が生活保護受給者の女性に肉体関係を強要しているらしい」と同僚の宮田(伊藤万理華)から相談を受け、真相究明の手伝いを頼まれる。真面目で気弱な佐々木は、正義感に燃える宮田の頼みを面倒くさいと思いながらも断ることができず、その女性、育児放棄寸前のシングルマザー・愛美(河合優実)のもとを訪ねる。愛美は高野との関係を否定するが、実は裏社会の住人・金本(窪田正孝)、その愛人の莉華(箭内夢菜)、手下の山田(竹原ピストル)と共に、ある犯罪計画の片棒を担ごうとしていた。そうとは知らず、徐々に愛美へと惹かれてゆく佐々木。ふとしたきっかけで万引きを繰り返すようになってしまった生活困窮者・佳澄(木南晴夏)らを巻き込み、佐々木にとって悪夢のようなひと夏が始まろうとしていた……。

映画概要


【悪い夏】
2025年3月20日(木・祝)全国公開
出演:北村匠海
河合優実 伊藤万理華 毎熊克哉 箭内夢菜
竹原ピストル 木南晴夏 / 窪田正孝
監督:城定秀夫
脚本:向井康介
原作:染井為人『悪い夏』(角川文庫/KADOKAWA刊)
音楽:遠藤浩二
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
製作:映画「悪い夏」製作委員会(クロックワークス/KADOKAWA/C&Iエンタテインメント
配給:クロックワークス

©2025映画「悪い夏」製作委員会

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