【詳細】映画『あたしの!』渡邉美穂&木村柾哉&齊藤なぎさ&山中柔太朗 4ショットインタビュー

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2024-11-08 19:00:00
「ヒロイン失格」「センセイ君主」など数々の大ヒットラブコメ漫画を生み出してきた 幸田もも子。そんな幸田が「別冊マーガレット」にて2017年~2018年に連載していた「あたしの!」(集英社マーガレットコミックス DIGITAL 刊)が、ギャガ配給にて実写映画化!渡邉美穂&木村柾哉(INI)の映画初主演となる2人をW主演に迎えた映画『あたしの!』が、TOHO シネマズ日比谷ほか全国公開中。

明るくて嘘がつけず、自分の気持ちにまっすぐ突き進む主人公・関川あこ子(せきかわ・あここ)を演じるのは渡邉美穂。そして、もう1人の主人公で誰もが憧れる学校イチの王子様・御共直己(みとも・なおみ)を演じるのは、木村柾哉(INI)。2人は映画初出演にしてW主演、そして初共演となる。さらに、あこ子の大親友であり、直己をめぐる最大の恋のライバル、谷口充希(たにぐち・みつき)には、齊藤なぎさ。直己の親友で、あこ子たちの良き相談相手となるイケメンクール男子、成田葵央(なりた・あお)は山中柔太朗が演じている。監督は本作が長編映画初監督となる横堀光範が務め、まさに今旬のフレッシュなキャスト&スタッフが集結!

今回、本作であこ子を演じた【渡邉美穂】、直己を演じた【木村柾哉(INI)】、充希を演じた【齊藤なぎさ】、成田を演じた【山中柔太朗】を直撃!渡邉と齊藤は元アイドル、木村と山中は現役のアーティストと、共通点の多い4人。出演が決まった時の気持ちや、ビジュアル面でキラキラ感を出すために意識した点、子どもの頃から大好きなものや大切にしていること、2つのことを両立しようと努力した経験など、4人のチームワークの良さが伝わってくる和気あいあいとしたトークをお届け♪
Q.出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

木村柾哉(以下、木村):すごく嬉しかったです。演劇経験がそんなに多くないというのもありますし、ファンの方がどういうリアクションをするのか気にしていたところではあったので、嬉しいと同時に同じくらい不安もありました。

渡邉美穂(以下、渡邉):私もめちゃくちゃ嬉しかったです。幸田もも子先生の作品がもともと大好きで『ヒロイン失格』『センセイ君主』など、映画も観させていただいていたので、この作品を自分がやらせていただけるというのが本当にまず嬉しかったですし、ビックリでした。

齊藤なぎさ(以下、齊藤):私が14歳くらいの時に、もも子先生が私のファンだと言ってくださって、そこからお互い、いつかご一緒できたらと言っていて、今回初めてご一緒させていただいて、すごく嬉しかったです。もも子先生のマンガをたくさん読ませていただいてきたので、まさか自分が映画に出られるとは、と思いました。実写化ということで緊張やプレッシャーを感じる部分はありつつも、楽しみでした。

山中柔太朗(以下、山中):キャストを見た時に柾哉くんの名前があって。柾哉くんは昔、ダンスの先生だったんです。6年ぶりくらいに一緒にお仕事させていただけるということで、絶対やりたい!と思いました。

Q.久しぶりに木村さんに会って「雰囲気が変わった」などは感じましたか?

山中:先生の時は怖かったんです。スパルタな先生で。マネージャーさんが「厳しくしてください」と言っていたのかも知れないですが。

木村:心を鬼にしていました。

山中:こんなに柔らかい雰囲気の人なんだ、と印象が変わりました。
Q.渡邉さんと齊藤さんは元アイドル、木村さんと山中さんは現役のアーティストですが、撮影中共通の話題で盛り上がったりはしましたか?

山中:お芝居中につい、カメラを見てしまいました(笑)。

渡邉齊藤:めっちゃわかるー!

山中:ミュージックビデオでは絶対カメラを見るじゃないですか。

齊藤:それすごくわかる。なんか目が合っちゃうんだよね。

渡邉:カメラはないものとして、お芝居をしなきゃいけないから。

木村:一度気になったら負けです。

渡邉:そこはある意味、職業病みたいな(笑)。カメラを見ないというのは、特殊かも知れませんね。

Q.皆さんライブパフォーマンスの経験も多いですが、ライブ中は観客席のいろんな方向に目線を順番に送っているのでしょうか?

山中:僕はメンバーカラーがあるので、ペンライトが自分の色だというのがわかるんです。だからそちらを見るようにしています。

木村:僕は公演が終わるまでに、全ブロック満遍なく通過するようにしています。

山中:確かにパフォーマンスを観に行った時、柾哉くんと目が合った気がしました(笑)。
Q.本作の撮影中ビジュアル面でキラキラ感を出すために、意識したことはありますか?

渡邉:もう出ちゃってますよね(笑)。

山中:キラキラしている人をキャスティングしてくださっています(笑)。

一同:(笑)。

齊藤:みんな目がキラキラしていますよね。どうやって目に光を宿しているんだろう(笑)。

一同:(笑)。

渡邉:目のあたりに力を入れると出る気がします(笑)。気持ちの問題みたいなところもあったりするのかな。自信みたいなところも立ち姿に現れるので、気持ちの持ちようで、人から見えるオーラみたいなものって変わるんだねと、このお仕事を通して感じました。結局は自分の気持ち、私を見てくれと思ったら、それ相応のオーラが出ると思いませんか?

齊藤山中:思う!
Q.齊藤さん演じる充希は、目をウルウルさせるシーンが多いですよね。

山中:どうやってやっているんですか?

渡邉:子犬みたいだよね。

木村:目の水分量が多いのかな。

齊藤:目がよく乾燥するので、目薬をめっちゃさしています。目をウルウルさせる時は、目の前にいる人のことを好きだと思うようにしています。

渡邉:素敵。
Q.今回演じた役とご自身とで似ているところや共感するところ、「自分とは違うな」と思うところについて教えてください。

木村:直己は結構八方美人なところがあるのですが、そこは若干似ているのかなと思います。自分的には満遍なく分け隔てなく、と意識しています。全然似ていないのは、やはり帰国子女で英語がペラペラというところですかね(笑)。

一同:(笑)。

木村:全然似ていなくて。大変でしたね。英語の発音を録音して、撮影前に聴いていました。

渡邉:私は似ていると思ったのは、元気いっぱいな部分です。思い立ったらすぐ行動に移すタイプなので、あこ子のエネルギー溢れる感じは、自分もそうかも知れないなと思います。「違うな」と思ったのが、私はあまり思いを人に伝えられないので、好きという気持ちも実際伝えられないと思います。自分の中に隠してしまうタイプなので、そういう点ではあこ子がまぶしくて、羨ましいなと思いました。

齊藤:充希みたいに、あまり自分の意見を言わず、嫌われないようにしているところは似ているなと思って。似てない部分は、私は逆に猪突猛進タイプというか。

渡邉:あこ子みたい。

齊藤:それこそ人に対しても、美穂ちゃんにも「好き!」とか思ったことをすぐに言うタイプなので、そこは似ていないと思います。

山中:僕はテンションが違います。成田の方が高くて。成田って、意外とそんなにクールではなくて。ボケたりもするし、優しさもあって。

Q.学校で成田があこ子に追いかけられる、コミカルなシーンもありましたね。

山中:あのシーンは楽しかったです。
Q.あこ子と充希、直己と成田は子どもの頃からの友達です。ご自身が子どもの頃からずっと大好きなもの、大切にしていることについて教えてください。

木村:小さい頃からご飯粒を残さないようにしています。意地でも食べたくなっちゃう。

渡邉:私は、家に誰もいなくても絶対に「ただいま」と言っています。大人になって一人暮らしを始めて、絶対家に人がいないとわかっているのに「ただいま~」と小さい声で一応言っています(笑)。

一同:(笑)。

渡邉:「いただきます」も、誰も聞いていなくても絶対に小さい声で言うというのは、意外と大事にしているかも知れないです。

齊藤:私は音楽です。本当に好きで、音楽を聴いてない時間が仕事中しかなくて。子どもの頃からアイドルも好きだったので、ずっと変わってないですね。

Q.何系が特に好きですか?

齊藤:失恋ソングです。

渡邉:カラオケに一緒に行ったんですけど、2時間くらい歌っていて、8割くらい失恋ソングで。本当にいろんな曲を知ってるんですよ。私も聴いているだけで楽しくて。歌もすごく上手なので、歌えるものがあったら2人で一緒に歌って。

齊藤:意外と趣味が似ていて。「え?この曲!?」みたいな(笑)。

渡邉: 2人でギャーギャー言いながら歌っていました(笑)。

山中:僕は親友が一人いて、その人にもらったドラゴンクエストの武器のグッズをいまだに持っています。小学生くらいの時にもらって。唯一、引っ越しても持ってきているのがそれです。

Q.友達も思い出すし、ドラクエで遊んだ思い出も思い出しますね。

渡邉:嬉しいだろうな、友達。
Q.「恋も友情も全部“あたしの!”」というキャッチコピーにちなんで、ご自身が2つのことを両立しようと努力した経験があれば教えてください。

渡邉:この世界に入ったのが高校3年生の夏休みで、アイドルのオーディションを受けて受かったのですが、ちょうど予備校に通って大学受験の勉強もしていたんですね。「受験にちゃんと合格しないとアイドルの活動は認められない」と親に言われていたので、アイドルの活動を始めながらも、ずっと勉強は続けて、大学も合格したという経験があります。アイドルと勉強を両立させた期間が少しだけあります。

木村:僕は体が止まらなくて、常に何かをしてしまいます。なぜかはわからないですが、仕事と家事を両立したくなってしまいます。掃除をしたくなったり、ごはんを作りたくなったり。そこの両立は意外といけましたね。生活能力を上げて、レベルアップしようと思っています。
Q.これから映画を観る方には、どんなことを感じてほしいですか?読者に向けて、見どころを教えてください。

木村:キュンキュンする要素がたくさん詰め込まれているので、全身で受け止めてほしいです。

渡邉:アップで写されているシーンでも、皆さんお顔が本当に綺麗なんです。

齊藤:あなたもね。

渡邉:皆さんの表情がコロコロ変わる様子も、最初から最後まで観ていて楽しいんじゃないかな。

齊藤:本当に個性豊かなキャラクターたちで、笑えて泣けて、いろんな感情になれます。恋愛も友情も大切にしたいなと思える映画です。

山中:物語も面白いし、感動するシーンもたくさんあるし、すごく面白いなと。何回も観たくなる映画だと感じます。

ありがとうございました。

[プロフィール]
渡邉美穂
2000年2月24日生まれ、埼玉県出身。
女性アイドルグループ・日向坂46の元メンバー。2017年、日向坂46の前身である「けやき坂46 追加メンバーオーディション」の合格者としてお披露目。
2022年にグループ卒業後、女優・タレントとしてドラマ、舞台、バラエティ、バスケ関連スポーツ、パラスポーツ応援、映画関連、ラジオ、イベント、ミュージック・ビデオ、アニメ、コラボなどに出演。
本作が映画初出演で初主演。2025年公開予定の映画『青春ゲシュタルト崩壊』でもW主演を務める。


木村柾哉
1997年10月10日生まれ、愛知県出身。2021年、国民プロデューサーによる投票でメンバーを決めるサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』で、グローバルボーイズグループ・INIのメンバーに選ばれ、メンバーによる無記名の推薦によりINIのリーダーに決定する
「君の花になる」(2022年/TBS)でドラマ初出演。本作が映画初出演で初主演。


齊藤なぎさ
2003年7月6日生まれ、神奈川県出身。
2017年にアイドルグループ「=LOVE」のメンバーとしてデビュー。2023年1月にグループを卒業後、女優として活動。主な出演作に「明日、私は誰かのカノジョ」(2022年/毎日放送・TBS)、映画『交換ウソ日記』(2023年)、映画『恋を知らない僕たちは』(2024年)など。実写ドラマ&映画『【推しの子】』が11月28日(木)より配信&12月20日(金)より公開予定。


山中柔太朗
2001年12月23日生まれ、栃木県出身。
俳優として、ドラマ「飴色パラドックス」(2022年/MBS)、「ブラザー・トラップ」(2023年/TBS) 、映画「静かなるドン2」(2024年)などの話題作に多数出演。「飴色パラドックス」では初のW主演を努め、多彩な表現力や雰囲気を武器にネクストブレイク俳優として注目を集めている。
ドラマ「初めましてこんにちは、離婚してください」(MBS)が 11月8日(金)より放送開始。ダンスボーカルグループ『M!LK』のメンバーとしても活動中。

<ストーリー>

真っすぐで素直過ぎる性格で、思ったことは即行動、自分にも他人にも嘘がつけないあこ子。
あこ子の隣には、小3からの親友・充希がいつもいた。
新学期、初登校の日、全女子の学校に行く原動力・学校イチの超人気者・直己が、まさかの留年により2人の同学年に降臨!
直己に一目ぼれしたあこ子は、ド直球なアプローチを開始。
充希は「カッコイイと思うけど恋愛って感じじゃない」と好きではないと断言するものの、充希の怪しい動きを察知するあこ子。
先手必勝!と、直己に告白するあこ子だが、「彼女つくる気ないから」とあっけなくフラれてしまう。
落ち込むあこ子だが、直己の親友・成田から直己が彼女を作らない理由を聞き、彼を好きでい続けることを決意。
一方で、充希も直己に近づきはじめて…

ロング予告


映画概要


【あたしの!】
TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開中!
出演:渡邉美穂 木村柾哉(INI)
⿑藤なぎさ
小田惟真(THE SUPER FRUIT) 笠井悠聖
藤田ニコル/⼭中柔太朗
主題歌:INI「Break of Dawn」(LAPONE Entertainment)
挿入歌:チョーキューメイ「シナモン」(神宮前レコード)
原作:幸田もも子「あたしの!」(集英社マーガレットコミックス DIGITAL刊)
監督・撮影・編集:横堀光範 
脚本:おかざきさとこ
音楽:遠藤浩二
配給:ギャガ

公式サイト:映画『あたしの!』
公式X:@atashino_movie
公式Instagram: @atashino_movie
公式TikTok: @atashino_movie

©幸田もも子/集英社・映画「あたしの!」製作委員会

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