今年で結成40周年を迎えた⼈気ロックバンド・爆⾵スランプが1985年にリリースした、「⼤きな⽟ねぎの下で」。楽曲、映画のタイトルにもある「⼤きな⽟ねぎ」とは、⽇本武道館の屋根の上に光る擬宝珠を指している。ペンフレンドの⽂通相⼿と初めて武道館で待ち合わせる淡く切ない恋模様が⼼地よいバラードソングとなり、数多くの⼈の⼼を震わせてきた。のちに「⼤きな⽟ねぎの下で〜はるかなる想い」とリメイクされ、15枚⽬のシングルとしても発売。発売当時から瞬く間に話題となり、2000年代に⼊っても多くのアーティストがカバーし、今もなお歌い継がれている。そんな名曲「⼤きな⽟ねぎの下で」にインスパイアされた本作が、来年⼤きなスクリーンであなたを待っている!
次世代を担う若⼿実⼒派俳優が、“ペンフレンド”の淡く切ない恋模様を体現。
追加キャストとして伊東蒼、藤原⼤祐、窪塚愛流、瀧七海の出演が決定!⼿書きコメントも到着!
本作で描かれるのは、⼿紙やノートでのやり取りを通して、顔も知らない相⼿に恋をするラブストーリー。SNSで簡単に繋がれる時代に、あえて⼿書きで⼼の声を綴りながら関係を築いていくノスタルジックな世界観はもちろん、令和と平成2つの恋が交錯することも本作の⼤きな⾒どころの1つ。
今回、1989年の平成初期を舞台に、⼿紙を通じて描かれる“もう1つの恋”を担うフレッシュな【追加キャスト4名】が解禁!秩⽗に住む⾼校⽣・池尻今⽇⼦役を演じるのは、伊東蒼。伊東といえば、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)で第31回⾼崎映画祭 最優秀新⼈⼥優賞を受賞すると、その後も『空⽩』(21)、『さがす』(22)、『世界の終わりから』(23)など話題作に多数出演。本作では病気を患い⾟い⽇々を送りながらも、当時ペンフレンドと呼ばれた⽂通相⼿に淡い想いを寄せる⼥⼦⾼⽣を好演。本作について「好きな⼈が選んでくれた便箋と封筒、書いた⽂字、⾔葉や⾏間、どれも⼿紙ならではの宝物だと思います。この映画が私たちから、皆さんへの『お⼿紙』になってくれれば嬉しいです」とコメントを寄せ、想いを明かした。
三浦に住む⾼校⽣・⻁太郎役には、藤原⼤祐。映画『モエカレはオレンジ⾊』(22)や「リビングの松永さん」(24/KTV・CX)、ドラマ「柚⽊さんちの四兄弟。」(24/NHK)などに出演し、俳優として⽬覚ましい活躍を⾒せていることはもちろん、シンガーソングライターとしての⼀⾯も話題に。多彩な才能を開花させる藤原が演じるのは、親友・⼤樹に頼まれて⼿紙を代筆するうちに⽂通相⼿に恋してしまう男⼦⾼校⽣という役どころ。藤原は「⼤樹を演じるのが愛流で本当に良かったです︕共演3回⽬の僕と愛流だからこその、⻁太郎と⼤樹の関係性も築けたと思います」とメッセージを寄せた。普段から仲のいい2⼈が演じる⻁太郎と⼤樹のシーンに期待が⾼まる!
そして、そんな⻁太郎と同じ放送部に所属する府川⼤樹役を演じるのは、窪塚愛流。2021年から本格的に俳優活動を開始させると、映画『⿇希のいる世界』(22)、『少⼥は卒業しない』(23)、ドラマ「最⾼の教師 1年後、私は⽣徒に■された」(23/NTV)などに出演し、2024年には映画『ハピネス』で初主演。その瑞々しい存在感と演技を着実に成⻑させている注⽬俳優の1⼈だが、本作では親友・⻁太郎を振り回す(!?)快活でお調⼦者なキャラクターに扮している。窪塚は「撮影の時は毎⽇、「⼤きな⽟ねぎの下で」を聴いていました。 みなさんもぜひ楽曲を聴いて、映画の世界観に⼊り込んでから、映画を楽しんでみて欲しいです 」と楽曲モチーフの映画ならではの楽しみ⽅をコメントした。
今⽇⼦の親友・⾕崎明⽇⾹役には、瀧七海。「アミューズ 全県全員⾯接オーディション 2017 〜九州・沖縄編〜」準グランプリを受賞し⼀躍注⽬を集め、その後は映画『きさらぎ駅』(22)、『少⼥は卒業しない』(23)、ドラマ「ブラックファミリア」(23/YTV)、「ブラッシュアップライフ」(23/NTV)など⽴て続けに出演。今後の活躍が期待される新星俳優の瀧が、本作では明⽇⾹を時には優しく、時には⼒強く⽀える親友を好演している。本作への出演について、瀧は「実は、今回80年代のヤンキー少⼥を演じるために昔のヤンキー作品を観て研究しました。⼈情味溢れる明⽇⾹を演じるのはすごく良い時間でしたし、親友役の伊東さんとは監督に息がぴったりだと⾔われるぐらい空気感が合っているかと思います」とコメント。伊東と瀧の阿吽の呼吸で繰り広げられるお芝居に注⽬だ!
懐かしくも温かい空気が漂う平成初期を舞台に、次世代を担う若⼿俳優たちが魅せる瑞々しい“ピュアな恋”にもぜひ注⽬してほしい。
令和と平成――時代を超えて綴られる“ふたつの恋”を優しくも温かい歌声でエモーショナルに包み込む【特別映像】が解禁
令和と平成、2つの時代で描かれる淡く切ない恋模様が切り取られた本映像。映像の冒頭では、1989年を舞台に、顔も知らないペンフレンドに、⼤切な想いを1⽂字1⽂字に込めながら⾔葉を綴る今⽇⼦と⻁太郎の様⼦が描かれている。
スマートフォンもなければSNSもない時代に“⼿紙”で距離を縮めていく2⼈。住んでいる場所の違いや今⽇⼦の病気など様々な困難が⽴ちはだかり…。そして、舞台は2024年に移り、同じ場所でバイトしながらもシフトの違いで会ったことのない丈流と美優の姿が映し出される。2⼈を繋ぐのは業務連絡⽤の“バイトノート”のみ。“いつか会ってみたい”と思いながら、⾔葉のやり取りを交わしていくうちに惹かれ合うものの、あと⼀歩が踏み出せず…。
名曲「⼤きな⽟ねぎの下で」が紡ぐ、まだ顔も知らない相⼿に恋する2つの物語。果たして、すれ違う2組の男⼥は武道館の下で出会うことができるのか?⾔葉では表現しきれない、彼らの“伝えたい想い”に優しくも温かな歌声が寄り添う、とびきりエモーショナルな映像に仕上がった。