安田レイの新E.P.「Ray of Light」が、2024年2月7日(水)に発売される。
『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』挿入歌「Ray of Light」、アニメ『烈火澆愁』日本語吹替版エンディングテーマ「声のカケラ」に加え、7月3日の10周年ライブで披露した「Turn the Page」、さらにYouTubeチャンネル「With ensemble」から「Not the End」「Circle」の音源を収録。初回生産限定盤には「Ray of Light」のMV、メイキングに加え、ビルボードライブ東京で開催されたライブ「Rei Yasuda 10th Anniversary Special Live “Turn the Page at Billboard Live TOKYO -2nd stage-」の映像をフルで収録。
今回、SGS編集部が安田レイを直撃!『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』、中国アニメ「烈火澆愁」の見どころや、挿入歌「Ray of Light」、エンディングテーマ「声のカケラ」の歌詞に込めた思い、esshimoとコラボしたジェルネイルシールの制作の裏側のほか、10周年ライブで「Turn the Page」を歌ってみた感想や、「Not the End」「Circle」のオーケストラバージョンの収録秘話など、新E.P.の注目ポイントをたっぷりと語ってくれた!
『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』挿入歌「Ray of Light」、アニメ『烈火澆愁』日本語吹替版エンディングテーマ「声のカケラ」に加え、7月3日の10周年ライブで披露した「Turn the Page」、さらにYouTubeチャンネル「With ensemble」から「Not the End」「Circle」の音源を収録。初回生産限定盤には「Ray of Light」のMV、メイキングに加え、ビルボードライブ東京で開催されたライブ「Rei Yasuda 10th Anniversary Special Live “Turn the Page at Billboard Live TOKYO -2nd stage-」の映像をフルで収録。
今回、SGS編集部が安田レイを直撃!『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』、中国アニメ「烈火澆愁」の見どころや、挿入歌「Ray of Light」、エンディングテーマ「声のカケラ」の歌詞に込めた思い、esshimoとコラボしたジェルネイルシールの制作の裏側のほか、10周年ライブで「Turn the Page」を歌ってみた感想や、「Not the End」「Circle」のオーケストラバージョンの収録秘話など、新E.P.の注目ポイントをたっぷりと語ってくれた!
安田レイ「Ray of Light」Music Video(『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』挿入歌)
Q.EP収録曲「Ray of Light」は、『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の挿入歌で、台本と映像を観てこの作品のために書き下ろしたそうですが、お話が決まった時どのようなお気持ちでしたか?
安田レイ(以下、安田):本当に嬉しくて「監督、また声をかけてくれてありがとうございます!」という気持ちでした。Season2まで「Not the End」を挿入歌として使ってくださっていて、いちファンとして「きみセカ」をずっと観ていたので、お話の中でまた自分の曲がかかったら最高に幸せだと思いました。
今回ファイナルということで、ファンとしては終わらないでほしい、もっと続いてほしいという寂しさもあるのですが、この作品や監督をはじめとするスタッフやキャストの皆さん、ファンの方々に感謝の気持ちを込めて、いい曲を作りたいと思って書き下ろしさせていただきました。
Q.「Ray of Light」の作詞にはどれくらい時間をかけましたか?
安田:すごく時間がかかりました(笑)。どの曲もいつも時間がかかるんですよね。「前回はどうやって歌詞を書いたんだろう?」と毎回迷子になって。「Not the End」の時もそうだったのですが、どういう方向性で曲を持っていくか、誰目線で歌詞を組み立てていくか、どれくらい不安なのか、どれくらい強い気持ちを入れたほうがいいのか、そのバランスを監督と話し合ってから歌詞を書き始めました。監督がお時間を作ってくださって、みんなでチーム一丸となっていい曲を作ろうという雰囲気が、私の背中を押してくれました。
Q.ドラマ版の挿入歌「Not the End」とのつながりを意識して作詞した部分はありますか?
安田:「Not the End」の時は、ちょうど私たちの生きている世界がコロナ禍でした。作中でゴーレムの正体がわからない、私たちもコロナの正体がわからないという不安の中、どうやって生きていけばいいんだろう?、怖いけど不安だけど大切な人に会いたい、大切な人を守りたいという気持ちが「Not the End」にはありました。今回の「Ray of Light」では、不安な部分が少しだけなくなり、ゴーレムがどういうものかだんだんわかってきて。私たちもコロナがどういうものか少しづつわかってきた、という部分が重なって。人間だからもちろん不安はあるのですが、それよりも強い気持ちがあり、向き合い方もわかって、本当に大事なものを守るためにはどうすればいいのか、「Not the End」より強い意志というか、自分よりも大切だと思える存在をどうやって守っていくか。自分の身を削ってこの存在をどうやったら守れるかを考えながら、猛スピードで前に進んでいるイメージで作りました。
Q.「暗闇に差し込む真っ直ぐな一筋の光のような願いを『Ray of Light』の歌詞に込めた」そうですが、安田さんご自身は、絶望の中に光を感じた経験はありますか?
安田:絶望の中に入ってしまうのも、きっかけは人間だし、絶望の中に光をくれるのも人間だなと思って。人間ってなんなんだろう?(笑)。いい方向に行くのも、悪い方向に行くのも、結局全部に人間が絡んでいると思うのですが、そういう時に近くにいる大親友やスタッフさんにいつも光を当ててもらっています。私は人に光を当てるのは得意なのですが、その光を自分に向けることはできなくて。人に光を当てながら枯れていく瞬間があるのですが、そういう時に誰かの光をもらっているから枯れずにいられたんだと思います。助け合いの心なのかな(笑)。誰かのためには頑張れるけど、自分のためにはフルパワーを出せないな、という時があるので、そういう時は周りの人に助けてもらっています。へこむというか、何も見えなくなる瞬間があるというのは生きている証なので、そういう時に「助けて」と言える人でありたいです。
【挿入歌PV】『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』1月26日(金)劇場公開
Q.『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の本編を観ていかがでしたか?
安田:試写会で劇場の大きなスクリーンで観て、大号泣しました。自分の声がスクリーンの中に存在しているのが信じられなくて、いろんな気持ちになりました。本当に大好きな作品です。
Q.劇場版のお気に入りのシーンについて教えてください。
安田:響が娘のミライに語り掛けるシーンがグッときて、涙が止まらなかったです。
Q.「Ray of Light」はどんなシーンで流れるのでしょうか?
安田:アクションや臨場感のある壮大な映像の中で「Ray of Light」が爆音で流れます。映画館の大きいスクリーンでみんなに観てほしいです。
Q.高橋文哉さん演じる大和や堀田真由さん演じる葵など、劇場版から新たに出演するキャラクターもいます。安田さんイチオシのキャラクターについて教えてください。
安田:葵は、ドラマ版に登場した中条あやみさん演じる来美と重なる部分があって。こういう人間になりたいと思う要素がこの2人にはすごくありました。争いを嫌うというか、なるべく一人でも多くの命を守りたいという気持ちが葵にも来美にもあります。来美のほかにも同じ心持の人物が登場するのですが、全員が来美と重なって。優しさにあふれていて、人に寄り添う心が美しくて。私もこんな人間になりたいと思いながら作品を観ていました。