【詳細】MBS『女子高生、僧になる。』畑芽育&奥野壮 Wインタビュー

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2023-09-15 18:00:00
MBS完全オリジナル制作の新ドラマ『女子高生、僧になる。』が、2023年9月17日(日)よりMBS(毎週日曜24:50~)他にて放送される。

本作は、高校3年間の青春全てを“推し”に捧げ、進路の決まっていない主人公・下白石麦が、卒業を間近に控え、ある出来事をきっかけに、人生の新たな一歩を踏み出す奮闘劇。

主人公・麦と、麦の幼馴染である磯野柊を始め、麦の周りを取り巻くイケメンたちと共に、わずか半年という猶予期間でお寺を再建できるのか―。麦とイケメンたちの関係性にも注目の作品。

主人公の麦(畑芽育)は、高校卒業を間近に控え、進路が決まっていない女子高生。
お寺の住職をしていた祖父が亡くなり、その葬儀の中で、お寺に残された借金が発覚。親族はお寺を手放す事を考えはじめる。
祖父の葬式で麦はとあるイケメンに出会い、それは幼なじみの柊(奥野壮)だった。祖父とお寺に親しみを持ち、よく遊びに来ていた柊はその後仏教系の大学に進学し、僧侶の資格を取っていたのだった。なんとなく祖父の寺を手放すことが嫌な麦は、勢いで柊を住職に立て、祖父の借金を返済し、寺の再建をする事を宣言し、母や親族から期間限定で寺を任されることにー!?

今回、“元アイドルオタク”で、祖父のお寺・白石寺を継ぐことになる主人公・下白石麦役を演じた【畑芽育】と、麦の幼馴染で、白石寺再建のため、お寺の新住職となる磯野柊役を演じた【奥野壮】を直撃!初めて会った時のお互いの印象や、思わず笑ってしまったという撮影現場の様子、今一番推しているもの、10代を振り返ってみてなど、和気あいあいとしたインタビューをお届け♪
Q.畑さんは元アイドルオタクの女子高生、奥野さんは僧侶の役ですが、今回の役が決まった時のお気持ちを教えてください。

畑芽育(以下、畑):すごく嬉しかったです。主演を任せていただけるんだという喜びと、自分がやりたかったコメディというジャンルで、きっと楽しいだろうなというワクワクでいっぱいでした。

奥野壮(以下、奥野):僕はこの作品の監督と以前お仕事をしたことがあるので、もう一度ご一緒できるのが嬉しかったです。普段はコメディを撮っている方ではなく、僕が以前出演した作品もヒューマンドラマというか、割と真剣なドラマだったので「大丈夫かな。コメディ、できるかな」と不安を感じながら現場に入りました。
Q.奥野さんは、髪型を本当に坊主にされたのですか?

奥野:ほぼ坊主でした。剃髪は完全にかつらですが、その後の髪が伸びた状態は全部地毛です。

Q.坊主頭を見て、周りの人はどのような反応でしたか?

奥野:前にも何回か坊主の役をやっていたので、「また坊主か」という反応です(笑)。またそんなに短いのか、という。

Q.初めてお会いした時のお互いの印象を教えてください。

奥野:可愛らしいな、と思いました。

:嘘ですよね(笑)。

奥野:お芝居が上手だな、と。

:嬉しいです。印象と言っていいかわからないですが「坊主がこんなに似合う人がいるのか」と感動しました。本当に頭の形が綺麗で、つい眺めてしまいます。

奥野:最初の印象はそれなんだ(笑)。

:私が想像していた柊ちゃんそのものでした!

奥野:嬉しい。
Q.2人で相談しながら決まっていった部分はありますか?

奥野:撮影中笑わずに頑張ろうと、2人で必死に耐えていました。

:基本的に私と奥野さんが笑ってしまって、NGを出してしまっていました。

奥野:頻繁にお互いのせいにしていました(笑)。「今、俺じゃないから」みたいな(笑)。

:「絶対に今のは奥野さんのNGだから(笑)」、と押し付け合いをしていました(笑)。コメディなので、ドタバタするんですよね。動きが多かったから、空間の利用の仕方とか、段取り通りに動くのがすごく難しかったです。笑えるシーンだけど笑っちゃいけなくて、それが苦しかったです(笑)。共演者の方々の個々のキャラクターが立ちすぎていて、負けないようにしないと、という意識がすごくありました。本当にどのキャラクターも濃くて、一癖も二癖もあるキャラクターばかりでした。

奥野:そう考えると僕らはすごく普通なんだよね。

:檀家さんも、「寺・エボリューション」のお2人も、幹太や幹太の彼女も、個性的な人たちばかりで、私たちが一番常識人かもしれません。私は本当に麦ちゃんそのままのような溌剌とした生活を送っているので、頑張ってギアを上げていたわけではなくて。純粋に現場が楽しくて、一つ一つのシーンを楽しんでいました。

奥野:僕も緊張しいで、柊と似ている部分が割とあって、それをもうちょっとオーバーに表現したのが柊かな、と思います。
Q.お寺でのシーンが多いですが、撮影中楽しみだったことはありますか?

:2~3月に撮影していたので、寒さと花粉症との戦いでした。お寺だから全部開いていて、通気性が良くて。心が浄化されていたな、と思います。

奥野:わかるー。

:穏やかに時間が過ぎていった感じがします。毎日のようにお寺に通って。お寺以外どこかロケに行きましたっけ?

奥野:9割お寺にいました。心が落ち着きました。

:お寺の隅々まで見たのは本当に初めてで、毎日畳の控え室で癒されました。

奥野:ストーブにあたりながら。天敵は花粉だけでした。
Q.麦は「尊いものは全力で推す」女の子ですが、ご自身が今一番推しているものについて教えてください。

:ちいかわです。モモンガとくりまんじゅうが大好きで、グッズをたくさん集めています。尊いなと思います。

奥野:『ONE PIECE』です。5億部発行されていて、日本で一番読まれているマンガです(笑)。

Q.演じていて感動したシーンや、キュンキュンしたシーンについて教えてください。

奥野:キュンキュン!?

奥野:キュンキュンはないです(笑)。

:キュンは...見当たらず、とってもハートフルなドラマです。私はドキドキしなきゃいけないシーンがたくさんありました。里中さんの筋肉だったり、柊ちゃんの顔だったり、そういうのにいちいちドギマギしないといけなくて、それはそれで楽しませていただきました。撮影期間が本当に心から楽しくて「もっとこの時間が続けばいいのに」と切ない気持ちになりました。毎回どの現場に入っても思うんですよね。「始まったら終わるんだよな...」と。
Q.「青春ハートフルコメディ」ですが、ご自身は振り返ってみてどんな10代でしたか?

:後悔ばかりです。「もっとああすればよかった」とか、そんなことばかりです。

奥野:僕もです。「もっと勉強しておけばよかった」とか。

:大人が「勉強しておいた方がいいよ」という意味がやっと分かってきました。

奥野:この職業をやっていると、なんでも自分にとってプラスになります。「あの時ちゃんと学生として勉強をしていたら、もっといろんな考え方ができたのかな」とか。いろんな後悔がありますね。「体育祭や文化祭に本気で取り組んでいなかったな」とか。「もっと先生とコミュニケーションを取っておけばよかった」とか。

:今学生の方は、やりたいことをたくさんやってほしいです。私自身は、学生時代何が楽しかったか、と言われると具体的な言葉は出てこなくて。純粋に授業中、先生の仕草や話し方が面白くて笑っていたりとか、くだらない時間が本当に楽しかったです。なんの変哲もない、些細な時間を大切に過ごしてほしいです。

奥野:僕は自転車通学だったので、仲のいい友達と一緒に寄り道しながら学校に行くのが楽しかったです。
Q.お2人と同世代の10代、20代の女の子に向けて、作品の見どころやおすすめポイントを教えてください。

:ちょっとしたきっかけで自分がやりたいことが見つかることもあります。夢を追う女の子の話でもあるので、視野が広がっていくというか、自分が思ってもいないところに、きっかけがいろいろ散らばっているんだよ、ということがドラマの中でも描かれています。そういう見方をしても楽しいと思います!

奥野:今までやってきたお仕事の中で、どの現場よりも笑顔が絶えなかったです。撮影中はお腹がちぎれそうになるくらい笑っていたので、作品にも影響されていると思います。僧侶やお寺などの些細な知識も楽しく学べる素敵なドラマになっているので、ぜひ見てください!

ありがとうございました。

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[プロフィール]

畑芽育(はためい)
2002年4月10日生まれ。東京都出身。2023年の映画『なのに、千輝くんが甘すぎる』での透明感あふれるヒロインを演じて話題に。日本テレビ(関東ローカル)のドラマ「最高の生徒 〜余命1年のラストダンス〜」では主演を務めた。趣味は音楽を聴くこと、特技はダンス。



奥野壮(おくのそう)
2000年8月21日生まれ。大阪府出身。2017年「第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」にてフォトジェニック賞、明色美顔ボーイ賞をW受賞。2018年9月テレビ朝日「仮面ライダージオウ」で主人公に抜擢される。その後、ドラマ『恋に無駄口』や映画『G メン』など数々の作品に出演している。趣味はマンガを読む・ゲーム、特技はクラシックバレエ。

<ドラマ全体あらすじ>
主人公の麦(畑芽育)は、高校卒業を間近に控え、進路が決まっていない女子高生。
お寺の住職をしていた祖父(田山涼成)が亡くなり、その葬儀の中で、お寺に残された借金が発覚。親族はお寺を手放す事を考えはじめる。
祖父の葬式で麦はとあるイケメンに出会い、それは幼なじみの柊(奥野壮)だった。祖父とお寺に親しみを持ち、よく遊びに来ていた柊はその後仏教系の大学に進学し、僧侶の資格を取っていたのだった。なんとなく祖父の寺を手放すことが嫌な麦は、勢いで柊を住職に立て、祖父の借金を返済し、寺の再建をする事を宣言し、母(しゅはまはるみ)や親族から期間限定で寺を任されることにー!?

作品概要


【MBS「女子高生、僧になる。」】
2023年9月17日(日)より放送スタート!
出演:畑芽育、奥野壮、東啓介、しゅはまはるみ、伊藤あさひ、吉田晴登、春海四方/田山涼成
監督:横尾初喜、森ハヤシ、戸塚寛人
脚本:森ハヤシ
オープニング主題歌:shallm「センチメンタル☆ラッキーガール」(ユニバーサル ミュージック)
エンディング主題歌:mzsrz「Odyssey」(avex trax)
制作プロダクション:ソケット
製作:「女子高生、僧になる。」製作委員会・MBS

<放送情報>
MBS:9月17日スタート 毎週日曜24:50~ ※初回25:15~
テレビ神奈川:9月22日スタート 毎週金曜24:00~
チバテレ:9月19日スタート 毎週火曜23:30~
テレ玉:9月23日スタート 毎週土曜25:30~
とちテレ:9月20日スタート 毎週水曜25:30~
NBC 長崎放送:9月25日スタート 毎週月曜24:55~ ※初回及び第2話25:00~
群馬テレビ:10月2日スタート 毎週月曜22:30~
HBC 北海道放送:日時調整中

<配信>
Hulu にて見放題独占配信
TVer、MBS 動画イズムにて見逃し配信1週間あり

公式サイト:MBS 「女子高生、僧になる。」

©「女子高生、僧になる。」製作委員会・MBS

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