【詳細】映画『禁じられた遊び』倉悠貴 インタビュー

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2023-09-07 17:00:00
東映配給にて、橋本環奈と重岡大毅(ジャニーズ WEST)のW主演で贈る、映画『禁じられた遊び』が、2023年9月8日(金)に公開される。

本作のW主演を務めるのは、ホラー映画『カラダ探し』の大ヒットも記憶に新しい橋本環奈と、ホラー初挑戦となる重岡大毅。二人は本作が初共演となり、橋本は今まで演じてきた役柄とは全く異なるキャラクターで映像ディレクター・倉沢比呂子役に挑み、重岡は比呂子の元同僚であり、優しいながらもどこか頼りない父親・伊原直人役を好演している。二人の周りを取り囲む一癖も二癖もあるキャラクターたちには堀田真由、倉悠貴、長谷川忍(シソンヌ)、猪塚健太、MEGUMI、清水ミチコ、新納慎也ら豪華個性派キャストが集結。さらに最凶蘇り怨霊モンスター“美雪”をファーストサマーウイカが演じることも発表され、SNS 上では恐怖に慄く悲鳴とともに「怖い...けど観たい」「ウイカさん、闇のある感じをどう演じるのか楽しみ!」などと話題沸騰。4時間以上の特殊メイクで挑んだ体当たりの怪演っぷりにも注目が集まる。監督を務めるのは、『リング』(1998)、『スマホを落としただけなのに』(2018)、『事故物件 怖い間取り』(2020)等、ホラーやサスペンスなどのあらゆる恐怖を追求し世に送り出してきた中田秀夫。その中田が、企画プロデュースを務める平野隆と2年ぶりのタッグを組み、清水カルマの10万部突破のデビュー小説を実写化。海外の映画配給会社からも注目され、既に58カ国から上映・配信オファーが殺到し、日本のみならず、世界で注目を集める新たな“ジャパニーズホラーエンターテインメント”としての期待が高まっている。

今回、本作で柏原亮次役を演じた【倉悠貴】を直撃!橋本環奈演じる倉沢比呂子の同僚で、WEB番組「霊能ファイル」のディレクターという役どころだ。中田秀夫監督の作品に初出演した感想や、橋本環奈、堀田真由らとの共演秘話、身近で起きた不思議な体験のほか、古着を選ぶポイントや好きなファッション、洋服に興味をもったきっかけなどについてもたっぷりと語ってくれた!
Q.ホラー映画で有名な中田秀夫監督の作品に初出演されましたが、台本を読んだ印象や作品全体の印象について教えてください。

倉悠貴(以下、倉):中田監督の作品に出演するのが、ホラー映画の中では目標だったので、出演が決まった時は光栄な気持ちでした。 台本を読んでみて「どう撮るんだろう?」と感じる部分がすごく多くて。完成した映画を観て答え合わせという感じになるのですが「美雪ってどんな姿?」とか「子役の方の演技が重要だな」とか、いろいろ想像しながら台本を読んでいて、すごく面白かったです。

Q.『樹海村』や『N号棟』など、これまでもホラー映画に出演していますが、演じていて難しかった部分や苦労した部分について教えてください。

:実体のないものに驚くというのはいつまで経っても慣れなくて。完成した映像を観ると「こういうものに怖がっているんだ」とわかりやすいですが、撮影中は何もいないところで演技しなくてはならないので、やはり慣れない部分はありますね。難しいと思います。
Q.橋本環奈さんとのシーンがたくさんありますが、共演されていかがでしたか?

:引っ張っていってくれるような方で、一緒に演じていて楽しかったです。たくましいヒロインでした。

Q.堀田真由さん、長谷川忍さん、清水ミチコさんとのシーンが印象的ですが、撮影中の思い出で印象に残っていることがあれば教えてください。

:中田監督ワールドみたいなキャストの方々が集合されていて、毎回新鮮さがありました。どんな演技をされるかカメラが回るまでわからない部分があり、現場で楽しませていただきました。霊能者役の長谷川さんはちょっと笑いそうになってしまう時もあって。清水さんは、一人で夜逃げした夫役の諏訪太朗さんに詰め寄るシーンがあったのですが、ほぼアドリブでした。皆さん演技の引き出しがたくさんあって、異種格闘技をしているみたいな感じで面白かったです(笑)。
Q.監督から言われたことで、印象に残っていることについて教えてください。

:「もっと大きく。オーバーにリアクションしてほしい」と言われることが多かったです。ホラーの怖さレベルを「5段階で今これくらい」と示してくださったので、それが指標としてすごく演じやすかったです。印象に残っているのは、柏原が痛がるシーンで「もっとやって!大丈夫、絶対に悪いようにしないから」とおっしゃっていたのをすごく覚えています(笑)。

Q.堀田さん演じる麻耶とのシーンは、向き合ってみていかがでしたか?

:堀田さんの演技が本当に怖くて、必死で演じました。アクション部の方が「アクションっぽくなくてリアルでよかった」とおっしゃってくださって (笑)。臨場感があって、あのシーンはすごく好きです。

Q.完成した作品を観て恐怖を感じたシーンや、思わず目をつぶったシーンについて教えてください。

:目が狂ったような演出がやはり印象的でした。あとは、美雪があの姿になった時のおぞましさというか。面白いと感じる方もいるかもしれないですが、怖くて夢に出てきそうだと思います。ゾッとしましたね。

Q.「怖いだけでなく、切ない物語になっている」とコメントしていますが、最も切なさを感じたのはどのような部分ですか?

:物語全体を通して「嫉妬」を描いた話なので、美雪の気持ちを想像しながら観ると、やりすぎではありますが(笑)、実社会で生きる人間に近い気持ちが、ただ膨れ上がっただけに感じて切なくなりました。お母さんが生き返ってほしいという、子どものただ純粋な気持ちから始まる物語なので、そこにすごく切ない部分があるのではと思いました。
Q.ご自身が今までに経験した恐怖体験や、不思議な体験について教えてください。

:1年前くらいに引っ越したのですが、洗面所のドアが勝手に閉まるんですよ(笑)。閉め忘れるたびに。「いい幽霊だな。ありがたいな」と思っていますが、初めは怖かったです。急にバタン、と閉まることがよくあるので。

Q.SGSは10代から20代の女の子に向けた原宿系のファッションサイトです。倉さんは古着屋「サントニブンノイチ」でアルバイトをされていたそうですが、好きなファッションやお気に入りのファッション小物について教えてください。

:昔は原宿系というわけではないですが、派手な恰好もしていました。でも、最近はサンダルに太いデニムを履いて、大きいTシャツを着た、ラフで楽な恰好をしています。

Q.どのようなポイントで古着を選んでいるのですか?

:古着屋さんに行って一発目に手に取ったものが欲しいもの、目を引いたものです。古着は、お店で見かけたその時にしか買えないので、直感を信じるようにしています。

Q.ドラマ「犬と屑」、映画『こいびとのみつけかた』『OUT』など、主演作が続いています。2020年に大阪から上京してこの4年間で成長した部分や、意識が変化したと感じる部分について教えてください。

:責任感も強くなってきて、どこまでこだわれるかが勝負だと思っています。ひたむきに謙虚に向き合い続けることで、いい作品につながると思うので、そこはずっと曲げないようにと思います。
Q.原宿周辺や都内でお気に入りの場所や、思い出の場所について教えてください。

:サントニブンノイチの原宿店には、何度か出勤していました。よく行った街です。普段は池袋や新宿のミニシアターや小劇場によく行きます。勉強するためというよりは、普通に映画が好きなので観に行っています。

最近はインド映画にハマっていて。『RRR』や『きっと、うまくいく』、『バーフバリ』シリーズとか。インド映画って作り込みがすごくて。比べ物にならないくらい規模も大きいですし、演者の方はダンスも演技も歌もできて、英語もできたりします。「すごいな」と思いながら、一つのエンターテイメントとして注目しています。

Q.10代のうちにやっておいたほうがいいことや、10代に戻れたらやりたいことについて教えてください。

:社会人になるとできることが多くなると思いきや、意外と狭まっていきます。家で過ごすのも本を読むのも、友達と食事に行くのも、全部が社会人になった時、生きてくると思います。10代の方にとって、すべてが今しかできないことなので、無駄を大切に。僕自身はもっといろいろ、なんでもやっておけばよかったなと思っています。
Q.倉さんは洋服が好きで古着屋さんでアルバイトをして、読者モデルとして雑誌に掲載されて、スカウトされたそうですが、洋服に興味をもったきっかけは何だったのですか?

:高校が私服だったので、みんな洋服に気を遣っていて。そこから大阪の洋服屋さんに行くようになって、古着屋で働くことになったのがきっかけでした。

Q.俳優やモデルなど、芸能界を目指す読者に向けてメッセージをお願いします。

:この職業ならではの、楽しい仕事です。いろんな方とたくさん関われる仕事だと思います。

Q.9月8日(金)に映画が公開されますが、倉さんがこの夏やりたいことについて教えてください。

:やはり『禁じられた遊び』を観に行くことですよね(笑)。間違いなく。ただのホラーエンターテイメントではなくて、観た後に、家族や友達、恋人など、いろんな方と「あのシーンどう思う?」みたいに言いあえる作品なので、楽しんでいただきたいです。

Q.ご自身も学生時代友達とホラー映画を観に行っていたのですか?

:観に行っていました。男同士だとホラー映画、ヤンキー映画が定番でした。

Q.倉さんの忘れられない夏の思い出について教えてください。

:去年の夏、『禁じられた遊び』を撮っていたことですかね(笑)。この作品の大ヒットも思い出になると思うので、ぜひよろしくお願いします!

Q.公開を楽しみにしている読者に向けて、メッセージをお願いします。

:誰と行っても楽しめる映画になっていますし、残暑で暑くてもゾッとして涼しくなる作品です。2回3回と観ても面白い作品だと思うので、楽しんでいただければと思います。みんなで観に行けば怖くないですよ(笑)。

ありがとうございました!


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[プロフィール]
倉悠貴
1999年12月19日生まれ、大阪府出身。主な出演作は、映画『樹海村』(21)、『スパゲティコード・ラブ』(21)、『衝動』(21)、『KAPPEI カッペイ』(22)、『N号棟』(22)、『窓辺にて』(22)などがある。

<ストーリー>

エロイムエッサイム… その言葉は、死者を蘇らせる最凶の禁忌<タブー> 純真な心が生んだ「禁断のあそび」が、いま始まる。

伊原直人(重岡大毅/ジャニーズ WEST)が息子・春翔に冗談半分で教えた小さな嘘。
「ねえパパ、トカゲの尻尾を埋めたらトカゲが生えてくるの?」 「そうだよ。でも、ある呪文を唱えないとダメなんだ」
仲睦まじい二人を妻・美雪(ファーストサマーウイカ)が見守っていた。幸せな生活を送る伊原家に、ある日、不幸な事故の報せが届く…。
「――この事故で…伊原美雪さんが死亡しました。」
聞き覚えのある名前を耳にした映像ディレクター・倉沢比呂子(橋本環奈)はかつての同僚・伊原直人を思い出す。
時を同じくして周囲では次々と不気味な出来事が起き始め、その根源を探るため比呂子は伊原家へと向かう。
そこで目撃したのは、母親にもう一度会いたい一心で呪文を唱える春翔と、それに呼応するかのようにうごめく土の山だった…。

蘇った最凶モンスター“美雪”は、比呂子と直人に襲いかかる!
終わらない恐怖の先で果たして、二人は生き延びることができるのか!

本予告


映画概要


【禁じられた遊び】
9月8日(金)全国ロードショー
原作:清水カルマ『禁じられた遊び』(ディスカヴァー文庫)
出演:橋本環奈 重岡大毅(ジャニーズ WEST)
堀田真由 倉 悠貴 正垣湊都 猪塚健太 新納慎也 ・ MEGUMI 清水ミチコ
長谷川 忍(シソンヌ) ファーストサマーウイカ
監督:中田秀夫(「リング」「スマホを落としただけなのに」「事故物件 恐い間取り」)
企画・プロデュース:平野隆(「スマホを落としただけなのに」「糸」「ラーゲリより愛を込めて」)
プロデューサー:小杉宝 岡田有正 大脇拓郎 田口雄介
脚本:杉原憲明

公式サイト:映画『禁じられた遊び』
公式Twitter:@kinjirareta_asb
公式Instagram: @kinjirareta_asb
公式TikTok: @kinjirareta_asb

©2023 映画『禁じられた遊び』製作委員会

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