【詳細】映画『おとななじみ』井上瑞稀&久間田琳加&萩原利久&浅川梨奈 4ショットインタビュー

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2023-05-11 17:00:00
ココハナ(集英社刊)にて2019年より連載が開始された大ヒット漫画「おとななじみ」(原作:中原アヤ/集英社マーガレットコミックス刊/全8巻)が、今回、映画初主演となる井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)&久間田琳加のW主演で5月12日(金)に劇場公開。

“おさななじみ”のまま“大人”になった井上演じる【超残念男子・青山 春(あおやまはる/通称:ハル)】とそんなハルに、ずっと想いを寄せる久間田演じる【オカン系女子・加賀屋 楓(かがやかえで)】。そんな距離の縮まらない2人の恋に火をつけるのは、同じくおさななじみで楓に密かに想いを寄せる萩原利久演じる【超完璧クール男子・蓮見伊織(はすみいおり)】と、3人を見守る浅川梨奈演じる【モテアネゴ系女子・小戸森美桜(こともりみお)】。ずっと隣にいたからこそ、進みそうで進まなかった両片想い、そして、超個性的なキャラクター達が2人の恋模様に全力で振り回される“ムズキュン♡ラブコメディ”。

今回、井上瑞稀、久間田琳加、萩原利久、浅川梨奈の4人を直撃!! 出演が決まった時の気持ちや、演じた役に共感するところ、お互い共演してみた印象、撮影中の思い出など、4人のチームワークの良さが伝わってくる和気あいあいとしたトークをお見逃しなく!
Q.出演が決まった時の思いや、原作を読んでの感想を教えてください。

井上瑞稀(以下、井上):「まさか自分が」と言いますか、思いもしなかったのですごく驚きました。もちろんいつか映画に携われたらと思っていたので嬉しかったですし、ドッキリじゃないかと疑うくらい、夢のような感じがしました。初主演ということですごくプレッシャーがあったのですが、「初」を越さないと次もないので(笑)、この山を越えられたらと思いました。

久間田琳加(以下、久間田):少女マンガを読むことが好きなので、マンガ原作の実写化に携われることがとにかく嬉しかったです。こんなにもどかしくて、笑えて、キュンキュンもある、いろんな要素が詰まった作品は初めて出会いました。この世界観に実際に入り込みたいな、という気持ちが高まりました。

萩原利久(以下、萩原):お話を聞いた時は、キャスティングミスかと思いました(笑)。今までこういうテイストの役をやってこなかったし、事務所内がざわめきましたね。4人の関係性がすごく素敵なので、それをうまく生かせたらと思いました。

浅川梨奈(以下、浅川):中原アヤ先生の「ラブ★コン」というマンガを、小さい頃年の離れたいとこと一緒に読んでいました。そんな中原先生が原作の「おとななじみ」という作品で出演できるのが本当に嬉しかったです。美桜があまりにも自分と似すぎていて、「これはもう役作りとかいらないかな」と思い(笑)、楽しんで撮影できたらいいなと思いました。
Q.今回演じた役とご自身とで似ているところや共感するところ、「自分とは違うな」と思うところについて教えてください。

井上:【超残念男子】という役なのですが、ハルの「愛すべきバカ感」は素敵だと思いました。どうしたらみんなから愛されるか、というのをすごく考えました。自分にない部分だと思います。

久間田:【オカン系女子】というのは自分にはない要素で、今回の役はチャレンジでもあって。身振り手振りを大きくしたり、表情を出すようにしたり。私自身はいつも静かに動いているというか、極力動かないで生活しているんだなということに気づきました。でも、真逆だからこそすごく楓ちゃんが魅力的に映りました。可愛らしい子だな、と役作りをして思いました。

萩原:【超完璧クール男子】という役で、何でもできてしまう子だからどうしよう、と思いました。全然似てないし、共通点がないし、マズいなと思ったのですが、逆に全然違うからこそ、演じるうえではいかに自分と言う要素を消せるかじゃないですか。自分と違う部分がたくさんあったからこそ、演じていて楽しかったです。

浅川:【モテアネゴ系女子】という役なのですが、普段の立ち位置も美桜っぽいなと思います。美桜は仕事や好きなことにまっすぐで常に高みを目指している女の子で、私自身も好きなことに対してまっすぐなタイプなので、そういうところは美桜から学んでいきたいなと思いました。けっこうアドリブが出てきやすかったです。
Q.共演されてみた印象を、お一方ずつ教えてください。まず、井上さんについてはどんな印象を持ちましたか?

久間田:初めてお会いした時は、ものすごくしっかりされている印象で。コミュニケーションをとろうと頑張っている様子が伝わってきました。日が経つにつれて、しっかりされている面とハルっぽい面とで、ギャップがあると思いました。ポジティブな意見をぽろっと言ってくれて、ハルらしさが感じられました。

萩原:「ハルっぽい」というのはすごく共感します。たまにTV番組で急に瑞稀が出てくると、キラキラしすぎていて、一瞬「誰だろ!?」と思っちゃう。

浅川:めっちゃわかる!まっすぐで、人の懐に入るのが上手だと思います。誰からも愛されて、どの現場でも可愛がられるだろうなと思っていたのですが、意外とクールな部分も持ち合わせています。
Q.久間田さんについての印象を教えてください。

井上:ストイックな印象です。リハーサルの映像を見返してたくさんメモをとっているし、監督と話しているし、すごいな、と思いました。いい刺激をもらいました。

萩原:撮影中朝からずっと頑張っていて、疲れている状態を見せない。瑞稀もそうですが、主演の2人がずっと元気なので現場全体も引っ張られますし、見習おうと思いました。

浅川:ふわふわした女の子らしい子なのかな、と思っていたのですが、意外としっかりしているしサバサバしているし、めちゃくちゃ性格がよくて、これが女子に好かれる女子なんだろうな、と思いました。いい意味で、見た目とギャップがありました。愛されキャラ2人が主演だからこそ、現場が柔らかくなって、穏やかな空気だったと思います。
Q.萩原さんについての印象を教えてください。

萩原:褒めたまえ!

一同:(笑)。

井上:この作品が初めましてで、作品の印象からクールで繊細な方だと思っていたのですが、イメージと真逆で、フランクに接してくださいました。「こんなに話が合う人いないな」というくらいいろんな話ができました。

久間田:周りに気を遣える人。しかも、遣ってくれているというのを感じさせない気がしました。横浜で撮影だったのですが、アンパンマンミュージアムが近くにあって、萩原さんがいっぱいアンパンマンのキャラクターの物真似をしてくださいました。カレーパンマンとか。ばいきんまんとか。一緒に遊んでくれました。

萩原:久間田さんもアンパンマンのモノマネやってたよね?

久間田:私もやってたっけ?

萩原:2人で一緒に物真似していました。

浅川:利久は共演したのが9年ぶりなんです。お互い中学生で、なんなら全然しゃべってない。「おはよう」くらいで、前回は本当に関わりがなかったのですが、今回久しぶりに会って、1回共演したことがあるという安心感がすごくあって。めちゃくちゃ信頼してお芝居ができて、自由に楽しませてもらいました。でも、

萩原:でも!?

一同:(笑)

浅川:すごくしっかりしているし、やる時はバチっとやるのですが、4人の中で一番ふざけるし、一番キャッキャしているなと感じました。
Q.浅川さんについての印象を教えてください。

井上:本当に姉御肌というか。率先していろいろコミュニケーションをとってくれたし、現場を盛り上げてくれたし。俺初日から「姉貴」って呼んでたもん。かっこいいなと思います。めっちゃ信頼していますね。

萩原:4人それぞれが色を変えて、おさななじみにしてもらった感がすごくあります。まだみんなが慣れていない時から浅川さんが中心に立ってくれて、一気に幼馴染にしてもらいました。さすがだなと思いました。

久間田:本当に自然でしたね。みんなが集まると梨奈ちゃんが筆頭になって、いつの間にか固い空気が壊れていた感じです。それはすごく梨奈ちゃんの魅力だし、羨ましいし尊敬します。

Q.4人の楽しかった思い出話を教えてください。

萩原:基本的に4人でロケに入ると時間が押しますね。

一同:(笑)

浅川:外の風を浴びに行こう、と言ってホテルの前の石垣みたいなところに、4人でちょこんと座って「いい風だね、走りに行きたいね」みたいな話をしていて、いい時間だと思いました。青春でした。

久間田:梨奈ちゃんがみんなの分のアイスを買ってくれました。

浅川:アイス、食べたかったの。

久間田:と言っちゃうのがかっこいいです。
Q.「あのシーンよかったよ」と思う部分について教えてください。

浅川:伊織・楓ペアがめっちゃ好きです。楓を見る伊織の目つきがセクシーで色気がありました。普段は感じないのですが(笑)。

萩原:本当?「色気があった」と、記事に書いておいてください(笑)!

久間田:最後の方の、梨奈ちゃんと萩原さんのシーン。ハルと楓は常にワイワイしてるから、大人の余裕という感じがして、ドキッとしました。

萩原:ハルと楓、2人のシーンが本当に良くて。「可愛いな、おい」みたいな感じで見ていました。でも一番は、瑞稀の「ミュージック、スタート」ですね。「やっぱり瑞稀ってアイドルだ!」と思ったシーンです。

Q.「ミュージック、スタート」が登場するのはハルが妄想の中でフラッシュモブを披露するシーンでしたが、演じてみていかがでしたか?

井上:やっていて恥ずかしかったですね。すごい数のダンサーさんやエキストラさんもいらっしゃって。登場した時に拍手が起こったんですよ。「パチパチパチ、おー!」みたいな。その瞬間が一番恥ずかしかったです。曲がかかってしまえばやりきれるんですけど。その瞬間顔が真っ赤になりましたね。

僕が好きなのは、美桜が伊織にコブラツイストするシーン。浅川さんと萩原さんが2人でずっと揉めていて。「いや、痛いから!」みたいなやりとりが本当に面白くて。現場に入ったばかりだったのですが、2人の姿を見て僕も笑いましたし、気持ちが楽になりました。ずっと笑っていました。
Q.ハルと楓は幼い頃から長年両片思い中という役どころですが、ご自身が子どもの頃からずっと大好きなもの、大切にしているものについて教えてください。

井上:幼少期から歌うことが好きで、車の窓を開けて、大きな声で歌っていました。その頃から音楽に携わるのが夢だったのですが、それが今職業になっているというのは幸せだと思います。

久間田:私は食べることです。一日三食どこか抜けてしまうと、エンジンが切れてしまって、頭が働かなくなります。からあげ屋さんのシーンでは、お腹が空いてしまって。いい匂いに囲まれて幸せでした。

萩原:小さい頃からずっと、というのが意外となくて。ハマったものにその時その期間、ガーッと取り組んで、それをやりきるとパタッと、嘘みたいにやらなくなっていきます。小さい頃は、寝ることが大好きでした。夜の10時から午前2時の間は絶対に寝よう、と決めていました。

浅川:20年間ずっと大事にしている、プリキュアのぬいぐるみがあります。母親に初めて「これ欲しい」と言って買ってもらいました。10代の頃は、仕事で地方に行く時もずっと持って行っていました。キャリーバッグに入れて海外にも持って行ったのですが、何か国も一緒に旅したし、常に見える場所に置いているくらい、ずっと大事にしています。

Q.完成した映画を観てどう感じましたか?これから映画を観る方には、どんなことを感じてほしいですか?

井上:大スクリーンに自分の顔がまじまじと映る経験が初めてだったので、試写を観た時は、緊張してすごく恥ずかしかったです。ハラハラドキドキしました。これから映画を観る方は、本当にラフな気持ちで観てほしいです。コメディなので、ポジティブな気持ちになれると思います。

久間田:試写を観た時は不安でドキドキして、「観たいのに観られないかも」みたいな感覚でした。4人の関係性が素敵なものなので、友達っていいなと思える作品にもなっているし、恋愛要素だけでなく、4人それぞれ仕事を頑張っています。そういう部分で別の顔を見せられたらいいなと思います。

萩原:もともと僕は、自分が出ている作品を観ることがすごく苦手なのですが、飛びぬけて苦手でした(笑)。そわそわしながら観ていました。なかなかこんなに、幼馴染感が綺麗にスクリーンに出ている作品はないと思います。幼馴染の空気感を感じてもらえたらと思います。

浅川:ハルと伊織と楓のシーンは、映像が美しくて。「キラキラしてるな」と思いました。何も考えずに楽しめる作品だと思いますし、コメディ要素が強くて、笑いのネタが随所に散りばめられているし、キュンキュンするところやかっこいいところなどたくさんあるので、ぜひお友達と観ていただきたいです。

ありがとうございました。


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[プロフィール]
井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)
2000年10月31日生まれ、神奈川県出身。HiHi Jetsではグループリーダーを務める。主な出演作は、テレビドラマの主演として「DIVE!!」(21)、「全力!クリーナーズ」(22)、「トモダチゲームR4」(22)、映画出演として『弱虫ペダル』(20)など。舞台ではミュージカル『ルーザーヴィル』(23)で単独初主演を果たした。本作が映画初主演となる。


久間田琳加
2001年2月23日生まれ、東京都出身。「non-no」専属モデルを務める。主な出演作は、テレビドラマの主演作に「マリーミー!」(20)、「青春シンデレラ」(22)、「ブラザー・トラップ」(23)、映画の主演作に『ヌヌ子の聖★戦〜HARAJYUKU STORY〜』(18)、Netflix「君に届け」WOWOW ドラマ「ながたんと青と-いち日の料理帖-」など。


萩原利久
1999年2月28日生まれ、埼玉県出身。主な出演作に、ドラマでは連続テレビ小説「エール」(20)、MBS「美しい彼」(21)、YTV・NTV「探偵が早すぎる〜春のトリック返し祭り〜」(22)、NTV「新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜」(22)。映画では『牛首村』(22)、『天間荘の三姉妹』(22)、『左様なら今晩は』(22)、『劇場版 美しい彼〜eternal〜』(23)など。またEX「月読くんの禁断お夜食」が放送中ほか、9月15日には「ミステリと言う勿れ」の公開を控えている。


浅川梨奈
1999年4月3日生まれ、埼玉県出身。映画『14 の夜』(16)で長編映画デビュー後、数々の映画・ドラマに出演。主な出演作に、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』シリーズ、『胸が鳴るのは君のせい』(21)、『KAPPEI』(22)、ドラマではWOWOW ドラマ「ワンナイト・モーニング」(22)、CX「親愛なる僕へ殺意をこめて」(22)、「大病院占拠」(23)など。ヒロインを務める音楽劇「ブンとフン」が6月15日(木)~6月23日(金) よみうり大手町ホールで上演される。

本予告



<ストーリー>
青山 春と加賀屋 楓は、4歳の時から隣に住む “おさななじみ” 。
お互い一人暮らしを始めた24歳の二人は、結局今も同じアパートの隣の部屋に住んでいる。楓はハルを想い続けているが、肝心のハルは楓の気持ちに全く気付く様子はない。
だらしないハルに、楓はつい世話を焼きすぎて最早オカン化してしまっていた。
進展しない関係に業を煮やした楓は、おさななじみの伊織と美桜に相談し、ハルを諦める事を宣言。
しかし、決意したものの、ズルズルとハルを諦めきれない楓に、伊織は大人の男として優しく接し、実は楓のことが小学生の頃から好きだったと告げる。
急接近する楓と伊織の様子を目の当たりにして、動揺するハル。鈍感ながらも、自分の本心に気付き始めたハルだったが、楓に対して素直になることができず、美桜に心の内を相談する。
実は、ハルは楓の亡き母親と交わした約束を純粋がゆえに頑なに守り続けなければならないと思っていてーー

映画概要


【おとななじみ】
5月12日(金) 公開
出演:井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズ Jr.) 久間田琳加
萩原利久 浅川梨奈
岡本夏美 菊池亜希子 宍戸美和公 横澤夏子 村上健志(フルーツポンチ)
アン ミカ 松金よね子
原作:「おとななじみ」中原アヤ(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:髙橋洋人
脚本:吉田恵里香
音楽:ノグチリョウ
主題歌:「Sweet Melody」 Kis-My-Ft2(MENT RECORDING)
制作プロダクション:オフィスクレッシェンド
配給:東映

公式サイト:映画『おとななじみ』
公式Twitter:@otonanajimi
公式Instagram: @otonanajimi_movie

©中原アヤ/集英社 ©2023「おとななじみ」製作委員会

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