【詳細】『沈黙のパレード』川床明日香&出口夏希 Wインタビュー

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2022-09-16 08:00:00
フジテレビ月9枠で放送された連続ドラマ「ガリレオ」。変人でありながら天才的な頭脳を持つ物理学者・湯川学を演じた福山雅治の見事なまでの好演が大反響を呼び、平均視聴率 21.9%という異例の高視聴率を獲得。5年後には第2シーズンとなるドラマ放送され、初回から4週連続20%超えの驚異的な数字を叩き出した。

さらに、映画でもその勢いはとどまるところを知らず、『容疑者 x の献身』は興行収入 49.2億円、映画第2弾『真夏の方程式』は興行収入 33.1億円と大ヒット!「ガリレオ」が書籍だけでなく映像でも多くの人に愛されるシリーズ作品へとなった。

原作は、ベストセラー作家・東野圭吾の累計1,500万部を超えるガリレオシリーズ第9弾「沈黙のパレード」。ファン待望の6年ぶりとなった当書は、極上ミステリーでありながらすべての登場人物に暖かな眼差しが向けられ、繊細な人間模様が描かれ、その絡みあう群像劇と二転三転する展開に一気に引き込まれる傑作。脚本は『容疑者 x の献身』『真夏の方程式』に続き福田靖、監督は同じく前2作を手掛けた、人間ドラマの名手・西谷弘が務める。

この秋、満を持して「ガリレオ」が帰還!映画化第3弾となる『沈黙のパレード』が、全国東宝系にて公開中。

不可思議な事件を科学的な検証と推理で見事解決していく天才物理学者・湯川学を演じるのは、先日アーティストとしてデビュー30周年のツアーを完走し、俳優としても第一線で活躍し続ける福山雅治。共演には、理論よりも直感で行動する正義感溢れる警視庁捜査一課の刑事・内海薫を柴咲コウが、湯川の大学時代の同期で内海の先輩でもある警視庁捜査一課の刑事・草薙俊平を北村一輝が演じ、9年ぶりに3人が再集結!

さらに今回事件に纏わる登場人物として、椎名桔平、檀れい、吉田羊、飯尾和樹、戸田菜穂、田口浩正、酒向芳、村上淳、岡山天音、川床明日香、出口夏希など新星からベテランまで幅広い豪華キャスト陣が「ガリレオ」の世界を彩る。

主題歌は、「ガリレオ」シリーズが生んだ福山雅治と柴咲コウによる最強ユニット≪KOH+≫。福山雅治が書き下ろした主題歌「ヒトツボシ」は、柴咲の歌声、表現をイメージして作った完全アテ書きで、物語に優しく寄り添い、切なくも、愛にあふれた楽曲に仕上がった。柴咲の優しく力強い歌声が、深く心に響き、観客をさらなる感動へと誘う。

前2作を凌ぐ怒涛の展開と心揺さぶる人間ドラマに、シリーズ最高傑作の呼び声高い本作。今回そんな本作で、舞台となる菊野商店街の定食屋「なみきや」を営む飯尾和樹・戸田菜穂の娘で、幼い頃から商店街の人々に我が子のようにかわいがられ、自分の可能性を試してみたいと夢見る姉・並木佐織を演じた【川床明日香】と、同じく「なみきや」の娘で明るく人懐っこい、活発な妹・並木夏美を演じた【出口夏希】を直撃!ともに20歳で、ファッションモデルとしても活躍する2人。姉妹役で共演してみての感想や撮影中の思い出、好きなファッション、今一番愛情を注いでいるものなど、素顔が垣間見えるお話をたっぷりとお届け♪
Q.人気の「ガリレオ」シリーズへの出演で、オーディションで今回の役が決まったそうですが、出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

出口夏希(以下、出口):じゃあお姉ちゃんから先にどうぞ。

川床明日香(以下、川床):(笑)。「決まった」と連絡をいただいた時は嬉しい気持ちと同時に不安も感じました。佐織はすごく重要な役なので「自分にできるのか」と。

出口:「役を勝ち取ろう」という気持ちでオーディションを受けに行きました。「この中に入るのか」という不安はありましたが、合格をいただいた時は嬉しかったです。オーディションは夏美と佐織、両方受けました。川床さんとはこの作品が初共演でした。

Q.お2人のどちらが姉役になるかは、役が決まるまでわからなかったのですね。

川床:学年はなっちゃんが1つ上です。意外と、他の作品のオーディションでも会ったことがなかったよね。

Q.今回姉妹役で共演してみて「ここが素敵だった」「役のイメージが広がった」という部分について、ぜひ教えてください。

川床:最初に撮影に入った時に「夏美だ!」と思いました。私もオーディションで夏美役をやったので、イメージしていたものはあったのですが、なっちゃんと一緒に撮影をしていて「これが夏美だ!」と思いました。

出口:最初は佐織として見ていなくて。「川床さんってどういう方なんだろう」という感じで見ていたのですが、すごく人懐っこいところがあります。

川床:え~!

出口:現場に来て、最初すごく離れたところに座っていたのに、いつの間にか隣に座っていて。「人懐っこくて可愛いな」と思いました。
Q.お2人ともモデルとして活躍されていますが、普段はどのようなファッションがお好きですか?

川床:カジュアルな服装が多いですが、色物をコーデの中に1つ取り入れるのが好きです。青とか黄色を着ることが多いですね。

出口:私はどんなジャンルでも着るかもしれないです。服と靴の色を合わせて、2色以上入れない、モノトーンのコーデをすることが多いです。

Q.今回の役を演じてみて「成長したな」と感じた部分はありますか?

川床:初めて長い時間をかけて役を作っていきました。今後なにか作品に入る時に「どうやって役と向き合えばいいのか」というのが、少しつかめた気がします。

出口:この作品に出演して、お芝居をすることに前向きになれた気がします。たぶん周りから受ける印象は夏美と似ていたのではないでしょうか。役どころが元気で活発な女の子、お姉ちゃんが亡くなって、周りが悲しんでいる中「自分がしっかりしなきゃ」ということで、元気に振る舞うことを意識しました。
Q.豪華な方々と共演されていますが、勉強になったのはどのような部分ですか?

川床:恋人役の岡山天音さんとのシーンが一番多かったです。現場での居方や、お芝居に対して「ここはこうしたほうがいいんじゃないか」など、すごく考えている方だな、という印象でした。とても刺激を受けました。リハーサルを何回もやらせていただいて、一番思い入れのあるシーンです。

出口:大先輩の方々に囲まれて、初めての経験だらけでした。全部が勉強になったというか、たくさん刺激を受けました。常に緊張感のある現場で、エキストラさんも暑い中頑張ってくださって、パレードのシーンは本当にいいシーンになっています。「みんなでやりきったな」という達成感があります。

Q.西谷弘監督から言われたことで、印象に残っていることはありますか?

川床:演出はありながらも、自分の中から生まれるものを大切にしてもらったな、という印象がすごくあります。後半になるにつれ「佐織、いいよ」と言ってくださって。その一言だけなのですが、すごく安心感があるというか「大丈夫だ」と思えたし、自信にもなりました。

出口:現場では「夏美、ちょっとこっちに来て」と言われて、モニターを観させていただきました。大事なシーンや感情を出すシーンで近くに来てくださって、うなずいてくださるだけですごく安心できました。
Q.女子学生役での出演ですが、ご自身は振り返ってみてどのような高校生でしたか?

川床:地元の福岡の高校に通っていたのですが、仕事をしている時の川床明日香と、学校に行っている時の自分で、オンオフの切り替えができていたなと思います。飛行機に乗って東京に来て、また飛行機に乗って福岡に帰る、というようなことでオンオフが切り替わっていました。

出口:高校2年生までは本当に普通の高校生でした。バイトもして、制服を着て放課後遊んで、高校生たちがしてきた青春をそれなりにできていたと思います。本当に毎日充実していたのを覚えています。

Q.お2人とも今20歳ですが、10代のうちにやっておいたほうがいいことは何だと思いますか?

出口:10代のうちに?なんだろう?20歳になったらなんでもできる(笑)。

川床:私も10代の時に周りの人に聞いたら「20歳になってからできることの方が増えるから、それの方が楽しみだよ」という言葉をたくさんいただきました。

出口:20歳になった瞬間「30歳まであっという間だよ」と周りの大人の方々から言われて。今を楽しみたいと思います!
Q.佐織は小さい頃から商店街の方に愛されている女の子ですが、お2人が今一番愛情を注いでいるものについて教えてください。

川床:最近新しいゲーム機を買って「あつまれ どうぶつの森」をやっているんですが、自分の島にとにかく愛情を注いでいます(笑)。

出口:最近甥っ子が生まれて、今3ヶ月なのですが、好きがあふれ出ています(笑)。今ほとんど携帯が甥っ子の動画で、この前「これ以上入りません」てなりました(笑)。

Q.今回定食屋「なみきや」の娘という役どころで、SGSには原宿の現役ショップ店員の読者もいるのですが、もし原宿のお店で働くとしたら、何のお店でどんなお仕事をしてみたいですか?

出口:竹下通りにから揚げやさんがあるのですが、美味しくて大好きです。そこのお店でまかないを食べたいな。

川床:私はお洋服が好きなので、ショップ店員をやってみたいです。
Q.佐織の夢は歌手になることですが、お2人がお仕事やプライベートで叶えたい夢や目標について教えてください。

川床:佐織を今回演じてみて、出会えてよかったなと思える役であり作品だと感じているので、そう思える機会が今後もまたあればいいなと思います。

出口:私は、お仕事に対して、夢や目標というより、いただいたお仕事に対して一つ一つ向き合って、そこから徐々にやりたいことを考えていきたいです。プライベートではもう20歳なので、親孝行もしていきたいです(笑)。

ありがとうございました。


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[プロフィール]

川床明日香
2002年生まれ。福岡県出身。2014年「第18回ニコラモデルオーディション」グランプリを受賞。4年半、雑誌「nicola(ニコラ)」の専属モデルを務め、CM「積水ハウス」で注目を集める。主な出演作品は、映画「ピア~まちをつなぐもの~」(2019年)、ドラマNHK「なつぞら」スピンオフドラマ(2)「十勝男児、愛を叫ぶ!」(2019年)、BS4「恋の病と野郎組」(2019年)、NTV「俺の話は長い」(2019年)、サカナクション「SAKANAQUARIUM アダプト TOUR」。


出口夏希
2001年生まれ。中国出身。ミスセブンティーン2018に選出。2018年10月号~「Seventeen」専属モデルとして活動(2022年8月で卒業)。2019年にはフジテレビヤングシナリオ大賞「ココア」でドラマ初出演にして初主演を飾り女優デビュー。2022年はMBS開局70周年ドラマ「インバージョン」、NTV「ばかやろうのキス」(2022年)で共にヒロインとして出演。今後はW主演となるNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」が配信予定。

予告



<ストーリー>
天才物理学者・湯川学(福山雅治)の元に、警視庁捜査一課の刑事・内海薫(柴咲コウ)が相談に訪れる。
行方不明になっていた女子学生が、数年後に遺体となって発見された。
内海によると容疑者は、湯川の親友でもある先輩刑事・草薙俊平(北村一輝)がかつて担当した
少女殺害事件で、完全黙秘をつらぬき、無罪となった男・蓮沼寛一。
蓮沼は今回も同様に完全黙秘を遂行し、証拠不十分で釈放され、
女子学生の住んでいた町に戻って来た。

町全体を覆う憎悪の空気・・・。

そして、夏祭りのパレード当日、事件が起こる。
蓮沼が殺された。

犯人は誰か。女子学生を愛していた、家族、仲間、恋人...
全員に動機があると同時に、全員にアリバイがあった。
そして、全員が沈黙する。湯川、内海、草薙にまたもふりかかる、超難問...!

果たして、湯川は≪沈黙≫に隠された≪真実≫を解き明かせるのか...!?

今秋、新たなる「ガリレオ」ミステリーが幕を開ける!このミステリー、実に面白い。

映画概要


【沈黙のパレード】
全国東宝系にて公開中
原作:東野圭吾「沈黙のパレード」(文春文庫刊)
脚本:福田靖
監督:西谷弘
音楽:菅野祐悟 福山雅治
主題歌:KOH+「ヒトツボシ」
出演:福山雅治 柴咲コウ ・ 北村一輝
飯尾和樹 戸田菜穂 田口浩正 酒向芳
岡山天音 川床明日香 出口夏希 村上淳
吉田羊 檀れい 椎名桔平
製作:フジテレビジョン アミューズ 文藝春秋 FNS27社

©2022 フジテレビジョン、アミューズ、文藝春秋、FNS27社

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