【詳細】映画『モエカレはオレンジ色』浮所飛貴インタビュー

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2022-07-08 17:00:00
映画『モエカレはオレンジ色』が主演にSnow Manの岩本照、ヒロインに生見愛瑠をむかえ、2022年7月8日(金)より全国公開。

「月刊デザート」(講談社)にて現在絶賛連載中の玉島ノンによる「モエカレはオレンジ色」、通称「モエカレ」。2016年より連載が開始され、現在12巻まで刊行されていて「消防士かっこよすぎ!」「ピュアすぎて胸キュン」など世代を問わず、ときめきたい女性の心を鷲掴みにしている人気コミックスが満を持して初の映像化。

超シャイで真面目な消防士・蛯原恭介にはSnow Manのリーダー・岩本照。昨年末のTBS「SASUKE」での活躍も記憶に新しい、ジャニーズ若手きっての肉体派で、まさに真面目な消防士がぴったりの役どころ。今回が映画単独初主演となる。ぼっちJKの佐々木萌衣には、生見愛瑠が映画初出演でヒロイン初挑戦。CanCamの専属モデルとして、CMやバラエティで大活躍中だが、ドラマ「おしゃれの答えがわからない」(21/NTV)、「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(21/NTV)にてドラマ出演を果たし、その演技が高評価となった。また、岩本照演じる消防士・蛯原の同期で、ライバルでもある姫野恒星役に鈴木仁、同じく同期の⾵間慎⼀郎役に上杉柊平、後輩の児嶋元気役に浮所⾶貴(美 少年/ジャニーズJr.)、さらに先輩である新堂⼀⾺役に古川雄大が名を連ねる。さらに、生見演じる萌衣のクラスメイト三鷹柊人役には藤原大祐、桐⾕紗⼸役に永瀬莉⼦が出演。監督は、映画『赤い糸』(08)『⼀週間フレンズ。』(17)、ドラマ「1リットルの涙」(05)、「神様のカルテ」(21)、「プロミス・シンデレラ」(21)の村上正典が務める。

今回、本作で蛯原の後輩消防士【児嶋元気】を演じた浮所⾶貴を直撃!「元気」という役名を意識し、救助隊チームのメンバーにあだ名をつけ、積極的にコミュニケーションを取って元気に振る舞ったという。また、消防士として見た目に説得力を持たせるため取り組んだ筋トレや、共演して改めて感じた岩本照の魅力、消防士の訓練を体験してみての感想など、撮影中の裏話もたっぷり♪
Q.消防士は男の子が憧れる職業だと思いますが、消防士役でこの作品に出演すると決まった時、どのような感想を持ちましたか?

浮所飛貴(以下、浮所):そもそも作品に出られること自体がすごく嬉しかったです。マネージャーさんから「映画の出演が決まりました」と資料を渡された時、舞台の公演をしていたのですが、今でも忘れられません。資料を渡されたその日の夜公演が、一番元気で、一番いいパフォーマンスができた自信があるくらい、本当に嬉しかったです。お芝居が好きな身としては、やはり「いろいろな作品に出たい」と思っているので、また出演させていただけるのがすごく嬉しかったです。消防士はガタイもすごくいいし、人の命を救う仕事なので「生半可な気持ちでは挑めないな」と思いました。キュンキュン系だけど、消防士という仕事である以上「生半可ではダメだな」と思ったので、今回役作りに今までで一番と言っていいほど力を入れて挑みました。

Q.ジャニーズの大先輩であるSnow Manの岩本照さんと同じ消防士役での共演ということで、特別な思いがあったと思いますが、岩本さんから影響を受けたのはどのような部分ですか?

浮所:岩本くん自体がすごく筋肉マンなので「岩本くんに見劣りしちゃいけないな」というのがありました。今まで岩本くんとは、そこまで深い関わりがなくて、コンサートに一緒に出るとか、ジャニーズの舞台で一緒になるとか、それくらいでした。今回共演して、映画のことやプライベートのこと、筋トレのことなど、かなりいろんなことを話しました。

Q.昨年公開の映画『胸が鳴るのは君のせい』でもご取材させていただいて、前回も少女マンガ原作、今回も少女マンガ原作ですが、原作のマンガを読んでどのような感想を持ちましたか?

浮所:めっちゃキュンですよ。

一同:(笑)。

浮所:めっちゃキュンです。原作のマンガを全部一気買いしに行って、一瞬で読んだのですが、もう2~3周読んだかな。めちゃくちゃ読み込んで「本当に少女マンガって素敵だな」と思いました。非現実を味わえるというか、現実で起こってもおかしくはないけどなかなか起こりづらいことがマンガの中では起きるし、それを妄想して楽しめるから、改めて「素敵だな」と感じました。「僕もエビちゃんと恋したいな」と思いました。・・・女の子だったら。

一同:(笑)。

浮所:女の子だったらですよ、もちろん。「エビちゃんが彼氏としていてほしい」と思ったけど「鈴木仁くんが演じている姫野もいいなあ」とか。「どっちにしよう」なんて思いながら読んでいました。
Q.今回救助隊のメンバーとして、岩本さんや鈴木さんのほか、上杉柊平さんや古川雄大さんなど、年齢的に先輩の方々が集結しましたが、共演されていかがでしたか?

浮所:救助隊チームは「1チームで訓練や大会に出る」というのが作中でも描かれていますが、最初に「チームワークが大事」と監督がおっしゃっていて。だから「どれだけ撮影外の時でも仲を深められるか」を意識しました。僕は一番後輩で「元気」という名前もついているので「一番元気にコミュニケーションを取って仲良くなろう」と思い、全員にあだ名をつけました。岩本くんは「ひーくん」。鈴木仁くんは「ジンジン」。古川雄大くんは「ゆうにい」。上杉柊平くんは「シュウくん」。全部自分で考えて、クランクイン前からなんとなく候補を考えておきました。本人に「どれがいいですか?」と聞いたら、みんな「どれでもいいよ」と返ってきたんですけど。

一同:(笑)。

浮所:「じゃあこれで」というふうに決めていき、仲を深めていました。

Q.浮所さんはみんなから何と呼ばれていたんですか?

浮所:ひどい話なんですけど、シュウくんとかふざけて「浮所さん」と呼んでくるんですよ。「浮所くん」とかわざわざ距離のある呼び方をしていたので、みんなに「うっきーって呼んで」とずっと言っていました。だから「うっきー」とか「うきぴー」と呼ばれていましたね。

Q.筋トレなど、見た目の説得力があるように役作りをされたとのことですが、どれくらいの期間にどのようなことをされましたか?

浮所:役が決まってから毎日ジムに行きました。毎日全身運動をすると筋肉が付かないので、部位を分けました。僕はベンチプレスを20kgから始めるのですが、20kgですら、最初に取り組んだときは重かったんです。だけど、今となっては20kgの倍以上のものを余裕で持ち上げられるようになりました。

Q.もともと乗馬など多彩な趣味をお持ちですが、毎日筋トレをしてみていかがでしたか?

浮所:大変だけど、楽しいから余裕で続けられました。舞台2公演が終わった後、ジムに移動して夜10時とか11時まで筋トレをしてまた次の日朝から公演、みたいなことをやりました。めちゃくちゃジムに通い詰めていました。

Q.ジムに通って、新たにできるようになったことはありますか?

浮所:懸垂が以前より楽にできるようになったし、スーツ系など、肩幅のある衣装をかっこよく着られるようになりました。胸の厚みも意外と出るようになったので、自信を持って街中を歩けるようになりました。
Q.元気としてのキャラクターや性格についてはどのように捉えましたか?

浮所:最初に原作を読んだ時「この子、本当に消防士で大丈夫なの?」と心配になるようなキャラクターだと思いました。訓練中にバテちゃったり、ロープで登るのが遅かったり。「大丈夫なの?」と思う部分もあるけど、救助のシーンではすごくかっこよく描かれているんです。だから、練習でダメなところがあっても「やるべき時にちゃんと決められる子だな」と思いました。あとはやはり「自分が演じた中で、一番自分に近いキャラクターだな」と改めて思いました。すごく明るいし、元気だし、原作だと常に目を見開いている。普段の僕もそんな感じだけど、名前に「元気」とついている役なので「さらに元気にした方がしっくり来るだろうな」と思い、意識して元気に振る舞いました。

Q.撮影中も撮影外の時も、ずっと「元気」そのままでいたのですか?

浮所:「浮所飛貴」は封印していました。「浮所飛貴」以上のものを常に提供していて、僕がよく話しかけに行ったので、多分みんな相当疲れたと思います。

Q.岩本さんにはどのように写っていたのでしょうか?

浮所:どっぷりハマッていましたよ。

一同:(笑)。

浮所:ジャストフィットしていました。Snow Manのマネージャーさんが「仲良かったです」と言うくらい2人で話し込んだし、めちゃくちゃ入り込みました。

Q.自分からグイグイ行くことで成功した、という感じでしょうか?

浮所:そうですね。岩本くん、若干コワモテじゃないですか。だからこそ「絶対にグイグイ行ってやろう」と思っていました。「モエカレ」だけに、燃えました。

一同:(笑)。

浮所:本当にいい人なんですよ。話してみればすごくいい人なのがわかります。こまめに連絡をくれるし、現場でも座長として周りのことをよく見ている。「視野が広いな」と改めて思いました。そういう姿にすごく刺激を受けたし「自分ももう少し年を重ねたら、こういうこともできるようになりたい」と影響される部分、尊敬できる部分が岩本くんにはすごくたくさんありました。「だから後輩に慕われるんだろうな」と改めて実感しました。
Q.消防士という特殊な役でしたが、現場で初めて経験して感動したこと、印象に残っていることはどのような部分でしょうか?

浮所:消防士の方の実際の訓練を体験する日が一日設けられていて、その時にいろんなことをやったんです。準備体操から走り方、服の着方、登り方などいろんなことを教えてもらったのですが、次の日に、人生で初めて肺の筋肉痛みたいなものになりました。息を吸うとすごく痛くて。「肺気胸(ききょう)ではないか」と思ってジムの人に相談したら「昨日ハードなことをしたからだよ」と言われました。肺の筋肉痛というのはないのですが、それに近いものだと言われたので「そんなことになるんだ」と思いました。初めての経験だったから、心配になりましたが、それくらい消防士というのはきついし「それをやりこなしている消防士の人たちは本当にすごいな」と改めて思いました。消防士のかっこよさを改めて実感しました。

Q.筋トレをして、服をかっこよく着こなせるようになったとのことですが、救助隊のオレンジ色の制服姿も萌えポイントの一つですか?

浮所:本当にその通りです。筋トレをすると、素肌はそんなに見えないものの、ガタイのよさや背中の厚みが服の上からも伝わってくるので、すごく萌えポイントだと思います。オレンジ色の衣装がめちゃくちゃかっこよくて、めっちゃ自撮りしました。

一同:(笑)。

浮所:「この服最後だよ」と言いながら、撮影の最終日にめちゃくちゃみんなと写真を撮りました。オレンジ色の衣装は、男の僕から見てもめちゃくちゃかっこいいと思います。

Q.完成した作品を観て、元気としての見せ場となるシーンはどこだと思いましたか?

浮所:僕が一番力を入れたのは、普段のダメダメな元気くんから、緊急ベルが鳴った時の表情の切り替わりと、火災現場に行った時の現場でのシリアス感との差です。細かいですが、その差を自分の中ですごく気を付けていて。そこのギャップで「元気くん、改めていいな」と思ってもらおうと思いました。普段のダメダメな感じから、現場に行った時のキリッとした表情、緊張感みたいなものを、すごく観てほしいです。
Q.作中、岩本さん演じる蛯原の「落ち込んだ時は体を動かすんだ。思い切り問題にぶつかれる」という台詞が登場します。今回元気を意識して、明るい気持ちで撮影に臨んだとのことですが、浮所さんご自身が落ち込んだ時は、どのようなことをされていますか?

浮所:リアリティー浮所ということですか?リアル浮所?リアル浮所が落ち込んだ時・・・。落ち込まないんですよね、僕、基本的に。

一同:(笑)。

浮所:落ち込まないようにしていて。落ち込んだ時は、結局睡眠が一番、体が整備されるので、落ち込んでも僕は、長く寝ると回復するし、また頑張ろうと思えます。睡眠が一番大事だけど、もう一つ方法としては、女性にはあまりオススメしないけど、めちゃくちゃ食べて、好きな飲み物をたくさん飲む。僕は乳酸菌飲料のジュースが好きなのですが、めちゃくちゃ飲んで、めちゃくちゃ食べて、ストレスを発散しています。あと僕は、お風呂も好きです。好きな音楽をかけて、お風呂場を暗くして、お風呂に長く入る。そんなことをしながらリフレッシュしています。僕が思うにその3つですかね。

Q.この作品を観ると、消防士に憧れる女性ファンの心がくすぐられると思います。浮所さんご自身が好きな制服や、ユニフォームがあれば教えてください。

浮所:なんだろう?ブレザーなど、学校の制服はもちろん好きです。制服をたくさん着たいなと思いますが、これから着てみたい制服となると、お医者さんの白衣がやはり「かっこいいな」と思います。佐藤健さんが着ている白衣がめちゃくちゃかっこよくて。本当にかっこよすぎて「僕もあれくらいの丈のロングな白衣を着てみたいな」と思います。あと、水色の白衣も着てみたいです。

Q.じゃあ次の役はお医者さんがいいですね。

浮所:はい、よろしくお願いします!

一同:(笑)。ありがとうございました。

[プロフィール]
浮所飛貴
2002年2月27日生まれ、愛知県出身。ジャニーズJr.内のユニット美 少年に所属。 主な出演作は「真夏の少年〜19452020」(20/EX)、『胸が鳴るのは君のせい』(21)、「ザ・ハイスクール ヒーローズ」(21/EX)、「ソロモンの偽証」(21/WOWOW)など。

本予告



<ストーリー>
その人は突然現れた――。
ぼっちのJK・萌衣(生見愛瑠)が恋をしたのは、超シャイで真面目な消防士・蛯原(岩本照)。
彼との出会いをきっかけに、どんどん前向きになっていく萌衣。
蛯原も素直でまっすぐな萌衣に徐々に心を開いていくが、不器用な2人の恋はなかなか進まない。
そんな中、恋のライバルが現れて――!?
不器用な2人の恋に思わず笑って、感情移入して、応援して。
観たら絶対に恋したくなる。いつか私も誰かとあんな恋がしたい!
女⼦共感度120%!2022年1番の胸キュンラブストーリー!?

映画概要


【モエカレはオレンジ色】
7月8日(金) 全国公開!
原作:玉島ノン『モエカレはオレンジ色』(講談社「月刊デザート」連載)
出演:岩本 照(Snow Man) 生見愛瑠
鈴木 仁 上杉柊平 浮所⾶貴(美 少年/ジャニーズJr.)・古川雄大
藤原大祐 永瀬莉⼦ 高月彩良 晴瑠 笛木優⼦
監督:村上正典
脚本:山岡潤平
⾳楽:林イグネル⼩百合
主題歌:「オレンジkiss」Snow Man(MENT RECORDING)
製作:「モエカレはオレンジ色」製作委員会
配給:松竹株式会社

公式サイト:映画『モエカレはオレンジ色』
公式Twitter:@moekare_movie
公式Instagram: @moekare_movie
公式TikTok: moekare_movie

© 2022「モエカレはオレンジ色」製作委員会 ©玉島ノン/講談社

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