『メタモルフォーゼの縁側』本編映像【うららと紡編】
BLでつながる17歳と75歳 ――
傑作漫画の実写化を、10年ぶりの共演となる芦田愛菜と宮本信子が務める。2017年に連載が始まって以降、じわじわと話題を呼び「このマンガがすごい!」「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門」など数々の漫画賞を受賞した鶴谷香央理の漫画「メタモルフォーゼの縁側」。主人公の佐山うららは、周囲に馴染めずひとりこっそりとBL漫画を読むことを毎日の楽しみにしている17歳の女子高生。もうひとりの主人公・市野井雪は、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の老婦人。雪がキレイな表紙に惹かれて買った漫画がBLだったことをきっかけに出会ったふたりが、一緒に漫画を読んで、一緒に笑って、一緒に泣いて、時には激論を交わし、BLで繋がったふたりが育む年の差58歳の友情と挑戦が描かれる。
うららを演じるのは芦田愛菜。2010年に「Mother」(NTV)で脚光をあび、以降俳優として数々の最年少記録を塗り替え、数々の映画、ドラマ、CM などで活躍する国民的俳優。
雪を演じるのは日本を代表する名優・宮本信子。数々の映画賞に輝いた経歴を持ち、近年では『STANDBY ME ドラえもん 2』(20/声の出演)、『キネマの神様』(21)など精力的に活動している。
本作が、“なにわ男子”グループデビュー後初の映画出演となる高橋恭平。今回そんな高橋が演じる、主人公うらら(芦田愛菜)の幼馴染・河村紡を映した本編映像が解禁!
主人公のうららと紡は、幼いころから同じ団地に住む幼馴染で、お互いを“うらっち”と“つむっち”と呼び合う気心知れた間柄。今回解禁となった本編映像は、図書室で進路調査票とノートに描いた漫画を見つめるうららの後ろから、紡が声をかける場面。
背後に人の気配を感じたうららは咄嗟にノートを閉じて振り返ると、そこにいたのは、ノートを見てしまったことに「ごめん!見ちゃった」と申し訳なさそうな紡。自分で描いた漫画を「下手だけど」と言ううららに、紡は「そう?かわいいじゃん」と言葉をかける。アメリカ留学を目指す彼女の英莉(汐谷友希)を応援するため勉強に付き合っていると話す紡は、「漫画完成したら読ませてね」と言って走っていってしまう。そんな明るくて素直な紡だが、漫画が好きで、自分で描くことに挑戦するうららや留学を目指す英莉の姿をみて、熱中できるものがあるっていいなと悩む一面も。高橋恭平演じる、優しくて、なんの気無しにホッとする言葉をかけてくれる魅力いっぱいの紡に注目だ。