【詳細】TVアニメ「パリピ孔明」千葉翔也 インタビュー

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2022-05-10 18:00:00
TVアニメ「パリピ孔明」が、アニメ「SHIROBAKO」シリーズ、アニメ「白い砂のアクアトープ」などアニメ業界でオリジナルアニメーション作品を中心に制作を手掛けてきたアニメーションスタジオ「P.A.WORKS」が初めてコミック原作のアニメ制作を手掛け、2022年4月5日(火)より放送される。

TVアニメ「パリピ孔明」の原作は、三国志の英雄にして天才軍師である諸葛孔明が渋谷に転生、そこで出会った駆け出しのアーティスト月見英子の夢を叶えるため軍師として、英子と共に音楽シーンに革新を巻き起こす姿を描いた物語。

原作は、講談社が運営する漫画アプリおよびウェブコミック配信サイト「コミック DAYS」にて2019年に連載を開始。2020年には「次にくるマンガ大賞」Webマンガ部門「U-NEXT賞」を受賞して話題となり、2021年11月には「ヤングマガジン」での連載開始まで勢力伸ばしている、いま最も勢いのある注目のマンガだ。

音楽シーンに革新を巻き起こす諸葛孔明役を置鮎龍太郎。夢を掴むために諸葛孔明と共に奮闘するアーティスト月見英子役は、演技と歌唱を分けたWキャストとなり、演技を本渡楓/歌唱をアニメ初出演の96猫が担当。MCバトル選手権3連覇を誇る“圧倒的な実力を誇るラッパー”だが、過去のトラウマからメンタルを病み現実逃避の日々を過ごしているKABE太人に千葉翔也、英子の親友でアーティスト活動をしているが葛藤を抱えている久遠七海を山村響、英子の良き理解者で、孔明が繰り出す知略計略をサポートしていく強烈な三国志オタク、渋谷のCLUB「BBラウンジ」オーナー小林を福島潤が務め、パワフルでエネルギッシュなメンバーが集結。

今回、本作でKABE太人を演じた【千葉翔也】を直撃!「ラップ三連覇」という役を演じてみての感想や、孔明とのラップバトルシーンの収録秘話のほか、高校時代の軽音部での思い出や、壁にぶつかったときの乗り越え方など、素顔が垣間見えるお話も盛りだくさん♪
Q.4月5日(火)より第1話の放送がスタートしましたが、SNSなどでどのような反響がありましたか?

千葉翔也(以下、千葉):タイトルが「パリピ孔明」なので、作品をまったく知らない方たちは、「パリピ」というワードに「騒がしさ」や「面白さ」という印象を持っていた感じがします。笑いももちろんあるのですが、とても前向きで、観ている人が「自分も頑張ろう」と思うような、どちらかというと感動的な第1話でした。なので、第1話を観て、いい意味で予想を裏切られた方がたくさんいる印象を受けました(笑)。

Q.本作への出演が決まった時、どのようなお気持ちでしたか?

千葉:KABE太人役に決まるまでに、オーディションを2回受けているのですが、スタジオで制作の方の前で直接演技をしたりラップをしたりする時に、原作を読ませていただきました。KABE太人は「ラップで三連覇している」という実績があったので(笑)、「自分にそれを表現できるだろうか」と思いました。ですが、作品のテンポのよさと、真面目さと笑いのバランスにいつの間にかひき込まれて、元気をもらえるというのがすごく素敵な作品だなと思ったので、出演できると決まった時は本当に嬉しかったですし、「ラップ頑張ろう」と思いました。
Q.今回演じたKABE太人は、どのようなキャラクターなのでしょうか?

千葉:ラップが好きで、ラップにかける思いが誰にも負けず、その気持ちで「三連覇」という偉業を成し遂げているのですが、あまり社交的でない部分だとか、クラスの中で静かにしているタイプというギャップが面白い人物だな、と思いました。僕も学生時代、そこまでクラスの中心にいる人間ではなかったので、自分としてはすごく共感できました。「自分が好きなことを見つけて、それで結果を残せている」という部分もすごくかっこいいな、と思いながら演じました。

普段KABEくんが、自信なさそうにしているところと、ラップをする部分とで、意識の切り替えをしながら演じました。

Q.「ラップ三連覇」というプレッシャーを感じる役どころだったかと思いますが、演じていて難しかったシーンや楽しかったシーンについてお伺いしたいです。

千葉:本当は「アフレコのない日にまるっとラップを収録してしまおう」という感じで練習していました。ですが、あまりにも時間がかかりすぎて、数日に分けて収録することになったくらい苦戦しました。オーディションから合わせると1年近くラップの音源を聴いていたので、自分としてはこれ以上ないくらい頑張りました。

「ラップを使ってディスる」みたいなシーンもあって、「ラップに感情を乗せるのってこういう楽しさがあるんだ」みたいな、演じることに通ずるような楽しさをすごく感じました。

ライバルキャラクターとのディスりあいについても「思いをぶつけることの気持ちよさ」みたいなものがすごくあるな、と思ったので、体験できてよかったです。
Q.本渡楓さん、置鮎龍太郎さん、山村響さんとは一緒に収録されていたのですか?共演されていかがでしたか?

千葉:本渡さんと置鮎さんとは、ほぼ一緒に収録させていただきました。本渡さんは以前も共演させていただいたのですが、明るいけどちょっと過去を抱えている英子を、生き生きと演じていたので、後続のキャラクターを演じる身としてはすごくノリやすかったです。本渡さんは僕と同年代でもあるので、年齢差を意識せずに掛け合いができてすごく楽しかったです。

置鮎さんは、かっこよさと面白さを、重みのある感じで演じるので、隣で笑いをこらえるのがいつも必死でした(笑)。孔明の「話しているだけで面白い」といった雰囲気を、置鮎さんがものすごくよく表現されていました。

山村さんはご一緒できなかったのですが、本編を見させていただいて、七海のクールな感じだとか、それでいて親しみやすい部分を表現されていたので、英子の親友というポジションに自然に入ってくる、素敵なキャラクターだなと思いました。
Q.置鮎さん演じる孔明とのラップバトルのシーンが圧巻でした。演じていていかがでしたか?ラップのシーンで、千葉さんのアイディアで決まったことなどはありますか?

千葉:「ラップに音程はないけど、トラックにはまるような高さでやってほしい」とのことで、「デモンストレーションにある程度合わせてやったほうが、ラップらしいクールな部分が出る」ということでした。ですが、収録でラップにチャレンジさせていただく中で、僕はけっこう上の音程も無理なく出せる声質なので「そのほうが感情を出せるな」と思って、試しに「けっこう高いキーでやってみていいですか?」と制作の方々に提案しました。「合わないかも知れないですよ」と言われつつも、「とりあえずやらせてください」と強行させていただきました。そうしたら監督や制作の方々に「すごくよかった」と言っていただけました。「活舌がいいので、すごくいい感じに決まっていますね」とも褒めていただきました。
Q.完成した作品を観てお気に入りのシーンはどういった部分でしょうか?

千葉:英子の歌が本当によくて。孔明はずっと「歌がうまい」ではなく「思いが届く」という表現をしていたのですが、それが本当に形になっていました。BGMの演出で感動させるというのは、アニメとしてよくあると思うのですが、「英子の歌単独で聴かせることで感動させる」「歌声で説得させる」というのが大成功していると思いました。僕も普通に鳥肌が立って、涙ぐみながら観ていました。英子という人物像を、お芝居は本渡さん、歌は96猫さんが魅力的にしていることで、ほかにはない、幅の広いキャラクターになっていると思います。歌のシーンが出てくるたびに感動していました。

Q.作中で「歌を使って夢のために闘うべきだ」という台詞も登場します。「パリピ孔明」関連で、叶えたい夢や野望などはありますか?

千葉:「パリピ孔明」としては、どんどん続きを作ってほしいですよね(笑)。やはりここから話が進んでいくし、英子の夢である、海外の巨大なフェスに出てほしいから。「ずっとそれを見守っていたい」という気持ちでいるので、ぜひ視聴者のみなさんに応援してほしいです。エンディング主題歌「気分上々↑↑」をカバーさせていただいているmihimaru GTさんやエイベックスのアーティストの方とコラボできたら最高に楽しいよな。何もプランのない中、言わせていただいていますが(笑)。
Q.もし「パリピ孔明」のイベントがあったら、お客さんの前で「生でラップを」みたいな話はありますか?

千葉:普通「そういうのは勘弁してください」と言うのかと思いますが、僕は「置鮎さんと是非やらせてください」と言うと思います。歌詞カードだけいただければ(笑)。みなさんの前でラップバトルをして歓声をいただけたら、最高に楽しいですよね。

Q.プライベートで叶えたい夢や目標はありますか?

千葉:僕、あまり家具を持っていなくて。せっかく音楽にフィーチャーした作品に出させていただいたので、音響周りですごくいいスピーカーを買ったり、7.1チャンネルなど後ろからも音が聞こえる部屋にしたりしたいな、と思います。

Q.「パリピ孔明」の見どころはどういった部分でしょうか?

千葉:第1話の時点で夢を諦めそうだった英子が、話数が進むにつれ「夢をもう1度見てみよう」となっていき、それを観ている視聴者も「頑張ってみようかな」と思える作品です。夢を叶えていく英子の姿に、自分の思いを託しながら観られるので、そこにエネルギーを感じてほしいです。

三国志から引用したギミックと、「英子を力づける」という目的がうまくはまっています。過去に孔明が行った策を現代でも実践していく、という部分から気持ちよさが感じられます。「次に孔明はどんな策をやるんだろう」と、興味が湧く作品だと思います。

Q.視聴者の方には、どういったメッセージを受け取ってほしいですか?

千葉:英子が頑張っている姿から元気をもらってほしいですし、周りの人たちも英子の姿に影響を受けて「頑張ろう」と思えるのが、この作品の魅力です。「自分の身の丈に合わない」と思うような大きな夢だとか、「自分なんか」と言ってしまうようなことも多いと思いますが、そういったことも口に出して、小さな一歩を進めてほしいです。
Q.本作は渋谷が舞台で、オープニング映像でSHIBUYA 109が出てきます。また他にも、センター街など渋谷らしい景色が出てきます。SGSは原宿系のファッションサイトで、10代から20代までの女の子が読者層なのですが、渋谷や原宿周辺で、好きな場所や思い出の場所はありますか?

千葉:学生時代軽音部だった時に、少し派手めな服やビジュアル系の服が欲しくて、竹下通りで探していました。渋谷はスタジオがあってアフレコで行くのですが、その流れで洋服を買っています。

Q.回想シーンでKABE太人の高校時代も登場しますが、千葉さんご自身はどのような高校生活を過ごしていましたか?

千葉:髪の毛を染められる高校に行くために一生懸命勉強しました。高校一年生の冒頭に髪を染めたのですが、進学校だったので周りを驚愕させて(笑)、他クラスの人が教室まで見に来ました(笑)。

私服で通学OKの学校だったのですが、金髪でアッシュにして派手なのに、ファッションに詳しくなかったんです。なので常にファッションについて勉強していました。あと軽音部で、文化祭でライブをやったのですが、クラスのみんなが見に来てくれて「お前歌うまいな」と言ってくれて友達が増える、ということがありました。「高校に入学して1人も知らないところに飛び込んだのに、こんなに友達ができるんだ」というのがすごく楽しくて。未だに連絡を取るし、「アニメ観たよ」と数年ぶりに連絡をくれる友達もいてすごく嬉しいです。

Q.もし高校生に戻れたら、やりたいことはありますか?

千葉:運動部に所属したことがないので、「運動したほうがいいよ」と自分に言いたいですね。陸上とかやっておいたほうが、仕事に役立つんじゃないかな。当時声優の養成所に通っていて、学校との二足の草鞋(わらじ)だったのですが、運動部でしか学べないものが絶対にあると感じています。テニスが好きなので「テニス部に入りな」と自分に言いたいです。
Q.もともと三国志や歴史ものはお好きでしたか?

千葉:三国志は本当に最低限の知識しか知らなくて。「三国志演義」など、児童文庫で出ているものを読んで「関羽(かんう)かっこいいな」「黄蓋(こうがい)渋いな」と思っていました。歴史だと、世界史の中でもフランスの歴史、フランス革命前後がめちゃくちゃ好きです。ミュージカルを観るのが好きなのですが、「ベルサイユのばら」などミュージカルで取り上げられることも多く、いろいろな立場からのドラマがあるので好きです。宝塚歌劇がすごく好きで、その影響もあるんですけど(笑)。

Q.千葉さんご自身も『ショウヤノオト-LIVE-』でギターの弾き語りをされていますが、『ショウヤノオト-LIVE-』でラップを披露してみたいとか、本格的にラップバトルに挑戦したいといったことは考えていますか?

千葉:さすがにそれはちょっと厳しいのですが、ラップ自体はこれを機にたくさん聴くようになって「すごく好きなジャンルだな」と思い、収録が終わった後も未だに聴いています。ラップが好きな友達に「フリースタイル教えてよ」と言うようになりました。人前でやるよりも、まずは知り合いとサイファーでやりたいです。

Q.英子の歌唱の96猫さんや久遠七海の歌唱のLezelさんの歌唱を聴いてみていかがでしたか?

千葉:英子や七海の人間性がすごくにじみ出ている歌声でした。「そういうことができるんだ」とすごく感銘を受けました。単純に、歌としてオリジナルで制作されている曲でありつつ、英語の歌詞がすごく多いので「歌詞の意味を考えないと感動できないのかな」と思っていたのですが、パッと聞いただけで「すごく楽しい曲だな」「今英子、ノってるな」「七海、賭けてるな」というのがわかりました。
Q.KABE太人はラップバトルで勝利していくにつれ、プレッシャーに耐えられず、ストレスを抱えるようになっていきます。千葉さんご自身は悩んだり壁にぶつかったりしたとき、どのように乗り越えていますか?

千葉:けっこう自分の悩みに関して、現実的に考えるたちだと思っていて。オーディションに受からないとか、思ったように芝居ができないとか悩みがあっても、「根本的に、それは実力で解決できるよな」とか。自分が何を改善すればいいか、できることを考えるたちなので、あまり落ち込まないです。ただ、どうしても元気が出ないときは、好きな舞台を観たり、音楽を聴いたり、ライブを観たりしていますね。やはり仕事をしていく中で「楽しい」という気持ちが先行している時はすごくうまくいくけど、冷静に考えてしまっている時は、閉じこもってしまってパフォーマンスが落ちるな、と思います。もともと自分は歌が好きで「歌っていいよな」と思ったし、舞台を観て「芝居っていいよな」と思ったし。原点に返るでもないですが、そういうのを思い出したくて、歌や舞台を観るとモチベーションが上がります。

Q.普段メンタルを鍛えるためにやっていることがあれば教えてください。

千葉:とにかく寝る。あとは、好きなファッションをするとか。先輩が多い現場だと、あまり目立ちすぎないように地味な服をチョイスしたりするんですけど(笑)、ただ、そうするとやはり自分の気分も下がるので、たまには自分の好きな服を着てみたり、高校生の役だけど、モードな格好で出かけたり。あとはめちゃくちゃ地味な役だけど派手な柄で出かけよう、とか。そういう自分の好きな服を着ると、とても元気になりますね。

Q.自分に自信がなく、自分を変えたいと思っている読者に向けて、アドバイスをお願いします。

千葉:10代~20代の頃は、現実が見えてきて、自分自身をより知っていく中で、冷静になってしまう部分もあると思います。ですが、自分のことを褒めてくれる人、自分のことを認めてくれる人を大事にしたほうが頑張れるんじゃないか。この作品を観てもそう思えるし、僕としてもそう思います。

ありがとうございました。

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[プロフィール]
千葉翔也(ちば しょうや)
8月29日生まれ。主な代表作として「86-エイティシックス」(シンエイ・ノウゼン役)、「ようこそ実力至上主義の教室へ」(綾小路清隆役)、「ヴィジュアルプリズン」(結希アンジュ役)、「TITANS/タイタンズ」(ジェイソン・トッド役)などをはじめ多数のアニメ、ゲーム、映画の吹替えで活躍中。

ティザーPV


<イントロダクション>

あの諸葛孔明が!なぜか渋谷に!!まさかの転生!!!
渋谷で出会った月見英子の歌に心を奪われた諸葛孔明は、英子の軍師として仕える。そして・・・。
天才軍師の圧倒的無双を誇る知略計略が音楽シーンに新たな伝説を誕生させる。
原作はヤングマガジンまで勢力拡大中の「パリピ孔明」を、まさかのP.A.WORKSがアニメ化。
諸葛孔明役は、三国志のキャラクターを数々と演じてきた置鮎龍太郎。
月見英子役は、本渡楓と歌唱パートはネットで絶大なカリスマ性を誇る歌い手96猫によるダブルキャスト。
予測不能の畳み掛ける驚きの知略計略。
圧倒的な心揺さぶる音楽と歌。
溢れる爽快感と止まらない疾走感で贈る、笑えて!エモい!メンタル復活系エナジーエネルギッシュTVアニメが2022年4月5日に爆誕!Let‘s Party Time.

アニメ概要


【TVアニメ「パリピ孔明」】
毎週(火) 放送中 & 毎週(木) 先行配信中
キャスト:月見英子(CV.本渡楓/歌唱.96猫)、諸葛孔明(CV.置鮎龍太郎)、KABE太人(CV.千葉翔也)、久遠七海(CV.山村響/歌唱.Lezel)
オーナー小林(CV.福島潤)
原作:四葉夕卜・小川亮(講談社「ヤングマガジン」連載)
監督:本間 修
シリーズ構成:米内山陽子
キャラクターデザイン:関口可奈味
プロップ設定:宮岡真弓、牧野博美
美術監督:東 潤一
美術設定:藤井祐太
色彩設計:江口亜紗美
3D監督:市川元成
撮影監督:富田喜允
編集:髙橋 歩
特殊効果:村上正博
音響監督:飯田里樹
音楽:彦田元気(Hifumi,inc.)
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ
アニメーション制作:P.A.WORKS
製作:「パリピ孔明」製作委員会

公式サイト:TVアニメ「パリピ孔明」
アニメ&コミック公式Twitter:@paripikoumei_pr

©四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会

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