『DEATH NOTE デスノート』『カイジ』『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』など漫画原作の実写化を次々とヒットに導き個性的な役を演じ分ける実力派藤原竜也と、『ストロボ・エッジ』『映画 ビリギャル』が立て続けにヒットを飛ばし幅広い世代から支持を集める有村架純が初共演。
“リバイバル”という時間が巻き戻る現象に巻き込まれた藤原演じる悟が2006年の現在と1988年の過去を行き来しながら、母親殺害事件と連続誘拐殺人事件の謎と真相に迫るミステリー。有村演じる愛梨は現在の悟のバイト仲間で、悟をまっすぐに信じて寄り添い支える姿が印象的。
難役を演じた二人に撮影中のエピソードや、実際に“リバイバル”に巻き込まれるならいつの自分に戻りたいかなど、その魅力を余す事なく聞いちゃいました!
“リバイバル”という時間が巻き戻る現象に巻き込まれた藤原演じる悟が2006年の現在と1988年の過去を行き来しながら、母親殺害事件と連続誘拐殺人事件の謎と真相に迫るミステリー。有村演じる愛梨は現在の悟のバイト仲間で、悟をまっすぐに信じて寄り添い支える姿が印象的。
難役を演じた二人に撮影中のエピソードや、実際に“リバイバル”に巻き込まれるならいつの自分に戻りたいかなど、その魅力を余す事なく聞いちゃいました!
50件以上もの映像化オファーを受け、著名人にもファンが多い三部けい原作マンガ「僕だけがいない街」が藤原竜也を主演に迎えてついに3月19日(土)より全国公開された。 ピザ屋でアルバイト生活をする29歳の藤沼悟が、“リバイバル(再上映)”という現象に巻き込まれ18年前の小学生時代の自分へ戻ってしまった事で巻き起こるミステリアスなストーリー。2006年の現在と1988年の過去を行き来しながら、母親殺害事件と連続誘拐殺人事件の謎と真相に迫る、予測できない展開から目が離せなくなる作品。
はじめに、原作を読まれた時の率直な感想をお教えください。
藤原竜也(以下:藤原):「普段はあまりマンガを読まないので、原作を知らなかったのですが読んでみたらとても面白くて、知らないと損するなって思いました(笑)。ストーリーがうまく計算されていて、一気に読んでしまいました。自己投影ではないですが、子供の頃の温かさ、懐かしさなどが特に心に残る作品だなと感じました。
実写映画化するにあたって、撮影中は原作も終わってなかったので、どういうところに着地点を自分自身で持っていくか、本当に難しい部分も沢山ありました。完成した作品を観て自分が納得できる内容に上手くまとまっていたので、原作ファンの方達が観ても楽しんでもらえるのではないかと思います。」
有村架純(以下:有村):「私も原作を知らなくて、読んだ時にもう手が止まらないくらい、ハマってしまいました。子供時代が中心のお話で、決して明るい展開ばかりではないのですが、小さい幸せがいっぱい詰まっていてすごく切なくなりました。読んでいて大切にしたいと思わせてくれる作品でした。」
今回お2人は意外にも初共演ですが、ご一緒されていかがでしたか?
藤原:「僕はもう毎日楽しかったですよ。もちろん劇中の“愛梨”としてもそうですが、本番以外でも架純ちゃんが引っ張ってくれました。蚊がたくさんいる現場で気を利かせて蚊を取ってくれたり(笑)。撮影中でもずっとリードしてくれていてお姉ちゃんのようで、隣に架純ちゃんがいると「よし、頑張ろう」と思えたほどでした。凄く素敵な空気と言ったら失礼かもしれないですが、場を和ませてくれる、素敵な存在感のある女優さんだなと思いました。」
有村さんが、ホッとさせてくれるようなオーラを持っているような?
藤原:「本人はまったく意識してないとは思いますが、そういう部分はあると思います。ただ、そこは現場ですからね。 “愛梨”というキャラは難しい役でしたので、監督とよく話し合っているのを見ていたのですが、自分の意見はしっかりと主張できるし、曲げないところは曲げずに、現場を回していく姿が、凄く頼もしかったというか、素敵でした。」