【詳細】Huluオリジナル「神様のえこひいき」藤原大祐&桜田ひより&窪塚愛流&新井舞良 4ショットインタビュー

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2022-03-14 19:00:00
オンライン動画配信サービスHuluでは、少女マンガ誌「マーガレット」(集英社)の人気作品を連続ドラマ化して独占配信する珠玉の恋愛ドラマシリーズ【マーガレット Love Stories】の第3弾として、2022年3月19日(土)より「神様のえこひいき」(全8話/原作:小村あゆみ)を独占配信。

藤原大祐、桜田ひよりをはじめ、窪塚愛流、新井舞良と、今もっとも期待されるフレッシュな俳優陣、さらに古川雄輝ら実力派俳優も集結し、恋とアイデンティティーに揺れ動く高校生たちの中に芽生える“新たな愛のカタチ”を軸にした“新時代の新感覚ラブストーリー”をお届け。

物語の冒頭、密かに恋心を寄せていた親友・七原ケンタ(窪塚)に告白するもフラれ、さらには交通事故で命を落としてしまう主人公・天野弥白(藤原)。しかし、暇を持て余していた神様(古川)の“えこひいき”により、なんと弥白はケンタ好みの女の子・天堂神楽(桜田)に生まれ変わる!「今度こそ、オレはケンタと恋をする!」と、新たな人生に希望を託す弥白。ところが…女の子になった彼の周囲で、想定外の恋心が次々と開花。姿が変わったからこそ見えてきた想い、男女が入れ替わったことで新たに生まれた“それぞれの愛のカタチ”は複雑に絡み合っていき…!?

人を好きになるって、どういうこと? これって友情…それとも愛情? 好きなのは中身? 外見?――理屈では割り切れない想いに戸惑い、悩み、傷つきながらも、恋の本質と自らのアイデンティティーに全力で向き合っていく弥白たち。そんな、どこまでもピュアな彼らがたどり着く答えとは…? “好き”は性別も常識もすべてを超える…!――社会も恋も多様化する新時代、この世で芽生えるすべての恋にエールを送る最高のラブストーリーが幕を開ける。

今回、藤原大祐、桜田ひより、窪塚愛流、新井舞良の4人を直撃!! 性別を超えた恋愛物語に、転生の要素も含まれた本作。出演が決まった時の気持ちや撮影中の思い出、今と違う性別になれたらやってみたいことなど、4人のチームワークの良さが伝わってくる和気あいあいとしたトークをお見逃しなく!
Q.今回、性別を超えた恋愛物語に、転生の要素も含まれた作品でしたが、出演が決まった時どのようなお気持ちでしたか?

窪塚愛流(以下、窪塚):自分の出番や台詞の量が、今までの作品と比べてすごく多くて「これからたくさん台詞を覚えてお芝居をするんだ」という嬉しさとワクワク感がありました。台本を読んだときにクスッと笑える部分もあり、涙する部分もありました。同性愛についてだけでなく、青春も描かれていて「素敵だな」と思いました。

Q.藤原さん、桜田さんはW主演ですが、プレッシャーなどはありましたか?

藤原大祐(以下、藤原):お話をいただいたのが2020年の秋くらいだったのですが、デビューして1年経っていなかったので、主演をいただけたのは「ここから頑張れよ」という意味も含めてなのかな、と思っていました。責任も感じましたし、楽しみでもありました。

同性愛や性的少数者の方々を描いた社会的なテーマを扱う内容ではありますが、それをポップに描いていて、同性愛だけでなく、人と人との友情や心の繋がりを描いたストーリーになっています。「登場人物それぞれの立場で作品を楽しめるのかな」と思います。いろいろな悩みを抱えている方がいると思いますが、どんな方でも自分の悩みに置き換えて、楽しめる作品になっていると思います。
桜田ひより(以下、桜田):作品の中で、私は圧倒的に中身が弥白の場面が多いので「そこについて役作りを工夫していかないといけないな」と思っていました。“体は女の子だけど中身は男の子”という動きの中で「どうやったら男の子に見えるんだろう?」というのを、ちょっとした手の開き具合だったり、歩き方だったり、いろいろと研究しました。

Q.“体は女の子だけど中身は男の子”という役をやる上で、難しかったのはどういった部分でしょうか?

桜田:けっこう自分に馴染んでいたので「すごく難しかった」というのはなくて。逆に撮影が終わってから男の子の仕草が抜けなくなってしまって(笑)。電車に乗っていても、足を広げて座ってしまったり、飲み物を取る仕草が男っぽくなってしまったり(笑)。「自分が熱を注いでいた分、役が抜けづらいんだな」と思って「すごくいとおしい作品だな」と感じました。
Q.新井さんは出演が決まった時いかがでしたか?

新井:原作を読んで「本当に鈴ちゃんは、みんなが大好きになるキャラクターだな」と思って。魅力的な女の子で「こんな女の子を私が演じさせていただけるなんて。自分ももっと頑張らなきゃ」と思い、お話が決まってから撮影までたくさん時間があったので、準備をして臨みました。台本の1ページ目に名前が載るのも初めてだし「この作品でたくさん学んで成長したいな」と思いました。

Q.原作を読んでどういった感想を持ちましたか?

新井:小学生の頃から少女マンガを読んでいて、少女マンガが好きなのですが、この作品は絵のタッチも好きだし、描きづらい題材をポップにコミカルに描いていて読みやすいし楽しいし、固定概念が吹き飛ぶような描き方で、面白さを感じました。
Q.神様役の古川雄輝さんや弥白の母親役の真飛聖さんと共演されていかがでしたか?

藤原:真飛さんは僕が眠っているところに、お母さんとしてお見舞いに来て看病するシーンが多かったのですが、本当に息子を思う母親の眼差しでした。眠りから目覚めた後の芝居もすごくやりやすくしてくださり「尊敬できる役者さんだな」と思いました。

古川さんは大人の余裕というか、懐の深さが本当に、ダダ漏れで感じられる方でした(笑)。いつも僕たちがわちゃわちゃしているのを遠目に俯瞰で見て、ニコニコしてくれている。でも話しかければ気さくに応えてくださって。神様という難しい役柄を振り切って演じられていて。神様、可愛いんですよ。そこも注目していただきたいです。
Q.今回、初共演の方もいたと思いますが「この4人でやれてよかった」「この4人だからこそこんな演技ができた」「ここが素敵だと思った」という部分をぜひ教えてください。

窪塚:皆さんと取材でお会いできるのを、すごく楽しみにしていました。

桜田:嬉しいことを言うじゃん!

窪塚:僕はお芝居を始めて間もないのですが、今回年が近いけど、お芝居の先輩方がいて。年が近い方々と本気でお芝居をして・・・。あれ?泣いてる?

藤原:泣いてない。ごめん。

一同:(笑)。

窪塚:今まで知らなかった技術面も教えてもらって「僕自身も成長できたな」と思います。このメンバーで撮影に臨めたことが、大袈裟かもしれませんが僕の生涯の宝物の時間でした。

藤原:僕もそれは感じますね。ほかの作品ではやはり「自分を魅力的に見せたい」と思っていて。もちろん個人で闘っていかなければいけない職業なので「自分をいかに魅力的に見せるか」に集中すると思いますが、今回はチームで闘っている感じがして、それが僕としては「すごく心地いいな」と感じました。取材日になると「またこのチームに帰って来たな」という感じがします。テーマも難しくて、それぞれの役も難しかったと思うのですが、真剣に向き合いながら、でも現場は笑いが絶えず楽しくて。本当にいいメンバーだったと思います。その雰囲気が絶対に作品に出ていると思います。

桜田:私は同世代の方と一緒にお仕事をする機会が今までほとんどなくて、今回本当に初めてに近いんです。大人の方々と一緒にお芝居をするのと、同世代の方とお芝居をするのとでは、雰囲気が全然違うので新鮮でした。いつもは先輩に頼ってばかりだけど、初めて自分が頼られる側になって、今まで味わったことのない経験でした。もちろん私もみんなから吸収することも多くて。「新たな自分に気づけたな」と思います。「自分ってこんなにしっかりしてたんだ!」と。

一同:(笑)。

新井:私も最初は「どうしよう。仲良くなれるのかな」と不安でした。年齢的には一番上だけど、経験としては下っ端なので「みんなとどういう話をしていいか」と悩みました。ですが初日にひよりちゃんと愛流くんが話しかけに来てくれました。「ここどうしたらいいの?」「こういうとき、ひよりちゃんならどうしてる?」と聞いて、たくさんアドバイスをもらいました。

大祐くんも途中から一緒の撮影が始まって、すごくムードメーカーだし、大祐くん旋風のおかげで笑いもたくさんあったし、楽しめたし、刺激も受けたし、なんでもこなしちゃうからすごいなといつも思ってました。3人それぞれがとても魅力的な人たちで、刺激を受けることも多くて、大好きなメンバーでした。
Q.撮影中の思い出で印象に残っていることはありますか?

桜田:夜、大祐くんと古川さんと3人のシーンがあって、突然森の中からサルの鳴き声が聞こえてきたんですよ。「キー、キー、キー」って。隣にいる大祐くんが、サルの真似をするようになっちゃって(笑)。

藤原:体が勝手に共鳴しちゃったんでしょうね(笑)。

桜田:サルに共鳴して「キー、キー、キー!」って。それが私のツボに入っちゃって、しばらくずっと笑っていました。楽しかった。ハードな撮影でしたが、そこで元気が出ました。

藤原:古川さんも笑ってくれて。撮影のために雨がやむのを待っている間、けっこう長くて寒くて、みんな疲れていたけど、そこで仲が深まりました。

僕が印象に残っているのは、読み合わせの時に、弥白が生まれ変わった女性の姿の神楽を、ケンタが「あっちだよ」とエスコートするシーンで、少し動きも確認しようかということになって。男らしく誘導しようかとなったときに、触れることもできずガイドマンみたいに進行方向に反対側の手を指した状態で「あちらです」と言って照れている姿が可愛かったです(笑)。ほかにも、女性に対して口説き文句を言うときもすごく照れながらやっていた。

窪塚:耳が赤くなっちゃった。

藤原:「これはやばいぞ、本番までに男になってきます!」と言っていました。

窪塚:読み合わせの時に、桜田さんという女優に対してまだケンタとしてではなく、窪塚愛流として接してしまって。「切り替えなきゃいけない」とわかっているけど、緊張して切り替えられなくて、桜田さんに触れられなかった。

桜田:ずっと手が宙に浮いていたんですよ。触れない、みたいな。

窪塚:撮影を重ねるごとに慣れてきたのですが、中身が弥白になった桜田さんに急接近するシーンがあって、すごく緊張してしまいました。

桜田:撮影中ずっと「こうで大丈夫かな?」「それともこうやったほうがいいのかな?」とずっと私に聞いていて。「なんでも大丈夫だよ」と言ってました(笑)。

藤原:チャラ男を研究してたんだよね。

桜田:後半のほうはすごく攻めたよね。最初の愛流くんからは想像もつかないようなチャラ男になっています。

藤原:上から目線とかではないんだけど、愛流が一番成長していたよね。

新井:ケンタとしても愛流くんとしても、ドラマ内で成長がすごく見られると思います。
Q.監督から言われたことで印象に残っていることや、勉強になったことはありますか?

窪塚:プレッシャーが良い方向に変わって、自分の限界突破したシーンがあります。回想の場面で、弥白を守るためにケンカして戦う、というシーンがあったのですが、僕はアクションシーンの経験がほぼゼロ。普段も人を殴ったりしないですし、けっこう手こずったんです。ちゃんと体ごと相手に向かっていくとか、そういうことを教えていただいた時に、松本優作監督に「愛流くん、このシーンで俳優人生決まるよ」と言われたんです。「これは本気以上にやらないといけないな」と思いました。

藤原:マジでかっこよかった、あのシーンは。ぜひ観てほしい。

桜田:私は松本監督に「ひよりちゃんって、丸顔の黄金比だよね」と言われて。それまでずっと私、丸顔がコンプレックスだったんですよ。自分を否定したままずっと生きてきたのですが、監督に「すべてのパーツが全部黄金比だから、ひよりちゃんだからこそこの丸顔が成立するんだよ」と言われて。自分のコンプレックスも、誰かから見たら「すごくいいものを持っている」と思ってもらえる。今まで感じてきたコンプレックスがふっと軽くなって「自分のことを受け入れてあげよう」と思えた一言でした。

Q.これからの女優人生の励みになるような一言でしたね。

桜田:「いい丸顔を持っている」と自信を持って言いたいと思います(笑)。

新井:松本監督と杉岡監督は、お2人とも「俺はこうしたいけど、新井さんはどう思う?」と意見を求めてくれて。経験が浅い私にとっては難しかったですが「自分で判断する」「自分で考える」ということをたくさん経験させてくださって、感謝しています。
Q.「心と体が入れ替わる」物語でしたが、もし今と違う性別になれたとしたら、やってみたいことはありますか?

藤原:単純に水着で海に行って、いろいろな男性を振り向かせたいです。

窪塚:僕はいろんな男を振り回したい。

桜田:似たような感じだね。

藤原:僕はそんなことまで言ってないもん。振り向かせたいだけだもん(笑)。

一同:(笑)。

藤原:歩いていて「あの人綺麗」と思わせたいだけだけど、愛流は男の人と関わって、いいところまでいってやめる、ということでしょ。

窪塚:一回そういう人生を送ってみたい。

藤原:「やるとしたら」でしょ?やらない前提でしょ(笑)。

桜田:私もまったく同じで、男性に生まれ変わるんだったら、女心を理解したままだから、絶対にどの男性よりもモテる自信がある。ツボを押さえるポイントもすべて把握しているから、いろんな女の人をワーッと囲んでみたい(笑)。

新井:私はアキラ100%さんみたいな芸をやってみたい。できないじゃないですか、男子じゃないと。アキラ100%さんは上も裸じゃん。

藤原:上は絶対裸でやりたいんだ!

新井:やってみたいです。どんな感覚なのか。

藤原:そもそもすごい難しそうだよね。あの超人芸は。
Q.最後に、皆さんと同世代の読者の女の子に一言ずつメッセージをお願いします。

窪塚:そうですね。・・・「ケンタに落ちてみませんか?」

藤原:すごい一言だな!

新井:10代の女の子はみんな鈴に憧れると思うんですよ。私も鈴に憧れているし。だから「鈴から刺激を受けてみんなでもっともっと可愛くなりましょう!」

桜田:私も本当に一言、「恋愛は自由。」今悩んでいる子やつまずいている子、前に進めずにいる子も、自分の好きなこと、やりたいこと、自分が何をしたいか、誰といたいかは自由なので、恋愛を自由に楽しんでほしいと思います!

藤原:僕たちが一番作品を通して伝えたいのは「自分の気持ちを信じてほしい。一番信じなきゃいけないのは自分だよ。」それが本当に全部詰まっている作品です。この作品で少しでも勇気を与えられたらなと思います。ぜひ観ていただけたら嬉しいです!

ありがとうございました。

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[プロフィール]
藤原大祐
2003年10月5日生まれ。東京都出身。
ドラマ「もしも、イケメンだけの高校があったら」、映画「愛のまなざしを」に出演。
TV番組やCMなど多方面で活躍中。


桜田ひより
2002年12月19日生まれ。千葉県出身。
2022年3月25日公開の映画「おそ松さん」に出演。
セブンティーン専属モデルとしても活躍中。


窪塚愛流
2003年10月3日生まれ。神奈川県横須賀市出身。
2022年1月期TBS火曜ドラマ「ファイトソング」に出演。
映画「麻希のいる世界」が公開中。


新井舞良
2001年1月10日生まれ。北海道出身。
美容誌「VoCE」専属モデル。
ABEMA「彼とオオカミちゃんには騙されない」に出演中。

本予告



<ストーリー>
「俺はケンタのことが好きだ―」親友に告白してフラれた直後、天野弥白(藤原大祐)は、交通事故にあって死んでしまう。しかし、暇を持て余した神様(古川雄輝)の“えこひいき”によって、親友・七原ケンタ(窪塚愛流)好みの女の子・天堂神楽(桜田ひより)に生まれ変わり、新たな生活を送ることに!
「今度こそ、オレはケンタと恋をする!」と意気込むが、中身が弥白のままの神楽は、思い描いていた女子力を発揮できず、変人に思われてしまう! 先行き不安な中、ケンタの元カノ(新井舞良)も登場し!?

作品概要


【Hulu オリジナル「神様のえこひいき」】
2022年3月19日(土)から Hulu で毎週土曜、新エピソード2話ずつ独占配信<全8話>
出演:藤原大祐、桜田ひより、窪塚愛流、新井舞良/真飛聖/古川雄輝
原作:小村あゆみ 「神様のえこひいき」(集英社マーガレットコミックス刊)
脚本:北川亜矢子(『東京ラブストーリー』(FOD/Amazon Prime Video)、ドラマ版『ゆるキャン△』シリーズ(テレビ東京))
監督:松本優作(映画『Noise ノイズ』、『日本製造 メイド・イン・ジャパン』、『湘南純愛組!』(Amazon Prime Video))、杉岡知哉(映画『Bittersand』)
音楽:小山絵里奈
制作プロダクション:アットムービー
製作著作:HJ ホールディングス

公式サイト:Hulu オリジナル「神様のえこひいき」
公式Twitter:@kamiekoHulu

©小村あゆみ/集英社・HJ ホールディングス

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