【詳細】映画&ドラマ『都会のトム&ソーヤ』城桧吏&酒井大地 Wインタビュー

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2021-07-16 17:00:00
はやみねかおるの大人気シリーズを実写化したドラマ「都会のトム&ソーヤ ぼくらの砦」が2021年7月16日(金)夜10時よりABEMAにて放送開始(毎週金曜日放送)、映画『都会のトム&ソーヤ』が7月30日(金)より全国ロードショー。

「都会(まち)のトム&ソーヤ」(講談社 YA!ENTERTAINMENT 刊)は、シリーズ累計190万部を超え、<マチトム>と呼ばれて愛読されている大人気の推理小説シリーズ。“究極のゲーム”を作るため、都会の様々な場所を舞台に凸凹中学生コンビが推理と冒険を繰り広げていく。どこにでもいそうな中学二年生だが、どんな状況も切り抜けられるサバイバル能力を持つ内藤内人(ないとう・ないと)と、学校始まって以来の天才と言われ、一大財閥“竜王グループ”の御曹司である竜王創也(りゅうおう・そうや)の対照的なタイプの2人が活躍するバディものだ。

主人公の内藤内人役は第71回カンヌ国際映画祭にてパルムドール(最高賞)を受賞した『万引き家族』(2018)、映画『約束のネバーランド』(2020)など話題作出演が続く中で、本作が映画初主演となる城桧吏(じょう・かいり)。内人とバディを組む相棒・竜王創也役は「スターダストプロモーション第1回 スター☆オーディション」で男子グランプリを射止めた酒井大地(さかい・たいち)。内人の好意に気付かず、創也に想いを寄せる同級生・堀越美晴を『大豆田とわ子と三人の元夫』(2021)のほか、数多くの映画・ドラマで活躍する豊嶋花(とよしま・はな)。竜王創也のボディーガード・二階堂卓也役で中川大志、街中にリアルRPGゲーム<エリア Z>のゲームを仕掛け、主人公たちの前に立ちはだかる正体不明のゲームクリエイター集団“栗井栄太”の4人を市原隼人、本田翼、森崎ウィン、玉井詩織(ももいろクローバーZ)が演じている。監督は河合勇人。脚本は大ヒットメーカー、徳尾浩司が担当。

今回、【内藤内人】を演じた城桧吏と、【竜王創也】を演じた酒井大地を直撃!! 撮影中にお互い助けられた経験や、同じ事務所の市原隼人、中川大志との共演秘話のほか、憧れている俳優やプライベートでワクワクする瞬間など、素顔が垣間見えるエピソードも満載♪「マチトム」のワクワクする世界観を楽しみながら、本当の友情を築けたという2人の和気あいあいとしたトークをお見逃しなく!
Q. 作品を拝見して、ワクワクするような冒険のシーンがいっぱいで、とても楽しい気持ちになりました。城さんは映画初主演、酒井さんは映画初出演ですが、今回の役が決まった時、どのようなお気持ちでしたか?

城桧吏(以下、城):主演ということでプレッシャーもありましたし、(『万引き家族』や『約束のネバーランド』など)今までにやったことのない役だったので、更に責任を感じました。

酒井大地(以下、酒井):台本を読んだときに創也の台詞が多くて、こんな大役を僕にできるのかな、と思いました。

Q. 原作の小説は、長年愛されている超人気シリーズですが、原作を読んでどのような感想を持ちましたか?

:小学生の時図書室に「マチトム」シリーズがあって、読んでいました。演じている自分も楽しむことができ、頭の中で物語を想像しやすい作品です。読んでいて圧倒されたというか、面白いと思いました。

酒井:オーディションでグランプリをいただいた次の日の学校の昼休み、ダッシュで図書室に行って、「マチトム」を一話から読みました。僕は本を読むのがあまり得意ではないのですが、「マチトム」を読んでワクワクしました。「こんな面白い作品に出られるなんてすごいな」と思いました。

Q. 役作りをするうえで工夫した部分や、難しかった部分はどういったところでしょうか?

:内人の役柄の明るい部分が、実際の僕と似ていると感じた部分だったので、自分の明るさを入れながら演じました。僕は内人と違ってサバイバル能力はあまり持っていないのですが(笑)、内人が持っているサバイバル能力もこの作品の面白い部分なので、そこも工夫しました。 

酒井:「竜王創也」という竜王グループの御曹司で、学校一の秀才という、僕とは正反対の役だったので、仕草などが大変でした。御曹司なんてなかなか経験できない役だと思います(笑)。初めて使う言葉遣いや名セリフがたくさんありました。緊張しました。
Q. お互い共演してみて、どのような印象を受けましたか?

:最初は、おとなしくて大人っぽい印象を受けたのですが、実際に話してみると話しやすくて、明るいんですよ(笑)。割とみんなの輪の中にすんなり入っていたと思います。

酒井:『万引き家族』などの大きな作品に出ていて、すごいと思っていました。「そんな方と一緒に共演できるのか」と思いました。「仲良くなれるのかな」と不安でしたが、すぐ友達になれました。

Q. 中学校での同級生との場面もすごく楽しそうでした。同じオーディションで合格した方々とも共演されていますが、撮影現場の雰囲気はどういった感じでしたか?

酒井:オーディションの時はライバル同士というか、そんなに話していなかったのですが、「マチトム」の演技レッスンをみんなでしていく中で仲良くなって、撮影中や休憩中にみんなでゲームをしていました。
Q. 演じていて一番ワクワクしたシーンや、楽しかったシーンはどこですか?

:図書館でのZとのシーンです。高いところから飛び降りるシーンだったのですが、座っている姿勢からワッと飛び降りる、というのが楽しみでした。マットレスの上にみんなで背中からワッ!と着地して、楽しかったです。

酒井:全部のシーンが楽しかったですが、一番楽しかったのは(中川大志さん演じる)卓也さんと「通してくれ」「通さないでくれ」と言い合いになるシーンです。2人で押し問答をするシーンが演じていて楽しかったです。
Q. 中川さんのほか、同じ事務所の市原隼人さんなど、主役級の豪華な方々と共演されていますが、共演してみて学んだことはありますか? なにかアドバイスをされたりはしましたか?

:市原さんが、手すりに手をかけて遠くのほうを見るシーンで、ゆっくり動きながら手を置いていて、その動きだけでも「栗井栄太」のリーダー感がとてもあって、見ているだけで圧倒されました。

酒井:市原さんの演技すべてがすごかったです。本番前に僕が「失敗したらすみません」と言ったら、市原さんが「いいよいいよ。全然大丈夫だよ」と言ってくださって、すごく優しいな、と思いました。

Q. 困難な状況に2人で力を合わせて立ち向かっていくシーンが印象的でした。ご自身は、仲間に助けられた経験や、「友達っていいな」と思った経験はありますか?

:今回の映画では、1人で演技をしていて心細いシーンもありましたが、大地やみんなと一緒にいると心細さがなくなって、緊張がほぐれました。1人でも演技はできますが、みんなといると安心できて「みんなと一緒だといいな」と思いました。

酒井:4月から高校生になって、新しい環境になったのですが、休み時間に一緒にゲームをしたり、放課後に友達と一緒に帰ったりしています。友達が学校に携帯を忘れて、僕がダッシュして学校に友達の携帯を取りに行ったことがあるのですが、友達がお礼にと、LINEスタンプを贈ってくれました。「友達っていいな」と思いました。

「マチトム」の現場では、僕は映画初出演で何もわからない状況だったのですが、桧吏くんや豊嶋花さんが「大丈夫だよ!」と言ってくれて、すごく助けられました。
Q. 素敵な関係ですね。今回、(城さん演じる)内人が(豊嶋さん演じる)美晴に憧れていて、美晴が(酒井さん演じる)創也に憧れていている、という関係性でした。ご自身は、身近な方で憧れている人や、目指している俳優さんなどはいますか?

:たくさんいますが、窪田正孝さんです。いろんな作品に出ていて、演技力がすごいと思います。シリアスなシーンだけでなく、緊張感のあるシーンもすごくて、観ていて感動します。勉強させていただいています。

酒井:綾野剛さんです。『亜人』という映画でクールな役を演じられていたり、「恋はDeepに」というドラマではクールなのに積極的な役を演じられていて、作品によってイメージががらっと変わったお芝居をされるのが本当にすごいと思いました。
Q. ご自身はプライベートで何をしている時が一番ワクワクしますか?

:弟と遊んでいる時です。最初に話しかけて弟の様子をうかがって、弟が「いいよ」と言ってくれたら遊んでいます。弟の怒っている顔が好きです(笑)。若干怒らせてみたりとか(笑)。すごく楽しいです。

酒井:友達とゲームをしている時です。バトロワ系が好きで、友達と電話をしながら一緒にゲームの大会に出たこともあります。仲間と協力して敵を倒したりして、楽しいな、と思いました。
Q. SGSは、中学生から20代前半くらいまでの女の子が読者層なのですが、見どころを教えてください。

:内人と創也は、お互いの足りない部分を補っていく関係性です。親友、信頼できる友達について考えるきっかけにもなると思います。ストーリー的には、2人で支え合ったり助け合ったりするシーンがたくさんあるので注目してほしいです。ゲーム感覚で楽しめる作品だと思います。

酒井:「マチトム」のサバイバル感やワクワク感を体感してほしいです。内人と創也と美晴の三角関係からも、青春らしさを感じられると思います。

ありがとうございました。

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[プロフィール]

城桧吏
2006年9月6日生まれ。東京都出身。
第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した「万引き家族」(18)に主人公一家の長男・祥太役で出演し、世界中から注目を集める。
その後、「西郷どん」(18/NHK大河ドラマ)をはじめ、「グッド・ドクター」(18/CX)、「時効警察はじめました」(19/EX)、「ドクターⅩ~外科医・大門未知子~」(19/EX)など、話題のドラマに多数出演。
2020年公開の映画『約束のネバーランド』では、メインキャストとして出演を果たした。
本作が初の映画主演作となる。


酒井大地
2006年1月17日生まれ。福井県出身。
2019年に開催された、スターダストプロモーション主催の第1回スター☆オーディションで男子部門グランプリを受賞。本作品が映画初出演。
6月8日からYouTubeにて配信中のオリジナル連続Webドラマ『すべての恋は片想いからはじまるっぽい』ではメインキャストとして出演している。

本予告

<映画あらすじ>

平凡な中学生・内藤内人は下校途中に、クラスメイトで大企業の御曹司・竜王創也が突然姿を消すのを目撃する。小さな路地の前には創也の秘密の場所へと繋がる鍵が落ちていた。鍵を拾った内人がたどり着いた先は創也がゲームを作っている秘密基地のような空間の「砦」。そこで正体不明のゲームクリエイター“栗井栄太”が新作ゲームのテストプレイヤーを募集しているという不思議な画面を見た内人。「不敵にほほ笑む創也に誘われ、翌⽇2人は地下道を進み、奥にある扉を開ける。そこには天才ゲームクリエイター“栗井栄太”の4人がいた。2人は“栗井栄太”に挑発され、新作ゲーム「エリア Z」に挑むことに。しかしその会場で恐ろしい姿をした Z が次々と参加者を襲い始める。「この街はエリア Z として封鎖されました!……街を救うことができなければ世界政府の手によって街ごと爆破されてしまうのです!」 。内人と創也は「エリア Z」をクリアして、街を救うことができるのか…。

<ドラマあらすじ>
一見、平凡な中学生だが実はものすごいサバイバル能力を持つ内藤内人(城桧吏)は、超巨大企業の御曹司で学校始まって以来の天才と言われる竜王創也(酒井大地)と 砦 と呼ぶ廃ビルの一室で出会う。創也は「世界最高のゲームクリエイターになり、究極のゲームを作る」という夢を持ち、砦で日々ゲームを作っていた。ある日、伝説のゲームクリエイター集団「栗井栄太」が、謎を解いた者だけがプレイできる新作ゲームを発表した!同級生の美晴(豊嶋花)や映画研究部の仲間たちと共に様々な困難を乗り越え、謎を説いていく内人と創也の前に、ついに現れるゲームクリエイターの栗井栄太!凸凹中学生コンビは、見事全ての謎を解くことができるのか!? 内人と創也、2人の冒険が今始まる!!

ドラマ概要


【ABEMAオリジナルシリーズ「都会のトム&ソーヤ ぼくらの砦」(全8話)】
放送開始日:7月16日(金) 夜10時~(毎週金曜放送)
放送:ABEMA SPECIALチャンネル

公式サイト:「都会のトム&ソーヤ ぼくらの砦」

©2021マチトム製作委員会
©MT&SFP

映画概要


【都会のトム&ソーヤ】
7月30⽇(金)よりTOHO シネマズ日比谷、イオンシネマほか全国ロードショー
出演:城桧吏
酒井大地 豊嶋花 渡邉心結 吉原徠地 山下森羅 りきまる 谷垣有唯
松本ししまる 松本大輝 松澤和輝 山本麗美
中川大志 玉井詩織(ももいろクローバーZ) 森崎ウィン 本田翼 市原隼人
原作:はやみねかおる『都会のトム&ソーヤ』(講談社YA!ENTERTAINMENT刊)
監督:河合勇人
脚本:徳尾浩司
音楽:⽇向萌
謎監修:SCRAP
主題歌:緑黄色社会「アーユーレディー」(EPIC Records Japan)
製作幹事:電通、ヨアケ
製作プロダクション:ROBOT
配給:イオンエンターテイメント

公式サイト:映画『都会のトム&ソーヤ』
公式Twitter:@machitom_jp

©️2021 マチトム製作委員会

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