【詳細】“ムーミン”を生み出したアーティスト、トーベ・ヤンソン。 彼女は、いかに自由を愛し生きたのかー。映画『TOVE/トーベ』⽇本版ポスタービジュアルが解禁!!

Culture 映画
2021-07-02 11:00:00
「ムーミン」の原作者として知られる、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半⽣を描いた映画『TOVE/トーベ』が、2021年10月1日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー。今回、⽇本版ポスタービジュアルが解禁!!

⽇本を始め世界中で愛されるムーミンの物語。それは画家としてキャリアをスタートさせたアーティスト、トーベ・ヤンソン⾃⾝の⼈⽣を投影して⽣み出されたものだった。⽂学、コミック、舞台劇、アニメーションなど、今⽇においても⾊褪せること無く⼈々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたちは、いかにして育まれていったのか。本作はトーベ⾃⾝の⼈⽣のあり⽅とともに、その創作の秘密に⾁薄してゆく。

本国フィンランドでは公開されるや⼤絶賛で迎えられ、スウェーデン語で描かれたフィンランド映画としては史上最⾼のオープニング成績を記録。公開から7週連続で興⾏収⼊ランキング第1位になるなどロングラン⼤ヒット。更に第93回アカデミー賞®国際⻑編映画賞フィンランド代表へ選出されたのをはじめ、数々の映画賞を席巻致した。

今回解禁されたポスターは、トーベが持つ創作意欲や⼈⽣への情熱、そして⾃由へと向かうエネルギーが今にも溢れ出しそうな彼⼥の⼒強い姿を、その⼈⽣を投影するような存在でもあった“ムーミン”という唯⼀無⼆のキャラクターと共に捉えたもの。ポスターに添えられた“スナフキン”の⾔葉「⼤切なのは、⾃分のしたいことがなにかを、わかってるってことだよ。」(<ムーミン⾕の夏まつり>より)が、本作でザイダ・バリルート監督が⼀番描きたかったという「世界的に知られるムーミンのキャラクターに影響を与えたクールかつ⾃由奔放な“アーティストとしての⼈⽣”」と⾔う⾔葉を更に印象付けるものとなっている。

第⼆次世界⼤戦下のフィンランド・ヘルシンキ。激しい戦⽕の中、画家トーベ・ヤンソンは⾃分を慰めるように、不思議な「ムーミントロール」の物語を描き始める。やがて戦争が終わると、彼⼥は爆撃でほとんど廃墟と化したアトリエを借り、本業である絵画制作に打ち込んでいくのだが、著名な彫刻家でもある厳格な⽗との軋轢、保守的な美術界との葛藤の中で満たされない⽇々を送っていた。それでも、若き芸術家たちとの⽬まぐるしいパーティーや恋愛、様々な経験を経て、⾃由を渇望するトーベの強い思いはムーミンの物語とともに⼤きく膨らんでゆく。そんな中、彼⼥は舞台演出家のヴィヴィカ・バンドラーと出会い激しい恋に落ちる。それはムーミンの物語、そしてトーベ⾃⾝の運命の⻭⾞が⼤きく動き始めた瞬間だったー。

映画概要


【TOVE/トーベ】
2021年10月1日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
出演:アルマ・ポウスティ、クリスタ・コソネン、シャンティ・ローニー、ヨアンナ・ハールッティ、ロバート・エンケル
監督:ザイダ・バリルート
脚本:エーヴァ・プトロ
音楽:マッティ・バイ
編集:サム・ヘイッキラ
2020年/フィンランド・スウェーデン/カラー/ビスタ/5.1ch/103分/スウェーデン語ほか
日本語字幕:伊原奈津子
字幕監修:森下圭子
レイティング:G
原題:TOVE
協力:ライツ・アンド・ブランズ、ムーミンバレーパーク
配給:クロックワークス

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