【詳細】映画『ライアー×ライアー』小関裕太 インタビュー

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2021-02-16 19:12:00
松村北斗(SixTONES)と森七菜の初共演&W主演の映画『ライアー×ライアー』が、アスミック・エース配給により、2021年2月19日(金)に公開される。

原作は、累計発行部数190万部を突破し、2012年度「このマンガがすごい!オンナ編」にランクイン、2015年には第39回講談社漫画賞・少女部門にもノミネートされた金田一蓮十郎の大人気コミック『ライアー×ライアー』(講談社「KC デザート」刊)。ウソから始まる不思議なラブストーリーとして、多くの女性読者の心を掴んだ本作が待望の映画化となる。

両親の再婚で義理の姉弟になった、クールでイケメンな同い年の義理の弟・高槻透(松村)と、ギャルJK“みな”のフリをした恋愛経験ゼロの地味系女子・高槻湊(森)が織り成すラブストーリー。2人を取り囲む共演者として、湊の幼馴染・烏丸(からすま)役に小関裕太、湊の親友・真樹役に堀田真由、透の親友・桂役に七五三掛龍也(Travis Japan/ジャニーズ Jr.)が集結!!

今回、本作で湊に想いを寄せる、日本建築好きの優しい文化系男子【烏丸】を演じた小関裕太を直撃!! 自身が演じた役柄は「一見、恋愛に積極的に見えるけれど、実はピュアで頑張っている子」だという。松村とは同じ学校出身で、“学校の友達”という雰囲気で撮影が進み、森については「お芝居の反射神経が素晴らしい方」だと語る。その他、子供の頃の初恋の思い出や、祖父から譲り受けたネクタイへの思い入れ、嘘から始まる恋について、小関自身の二面性のあるAB型な部分、本作の舞台・渋谷周辺でオススメの場所など、ファン必見の秘エピソードが満載♪
Q.今回、森七菜さん演じる湊の幼馴染・烏丸役でしたが、役が決まった時のお気持ちを教えてください。

小関裕太(以下、小関):お話をいただいてから原作を読んだのですが、とにかく物語が面白いです。烏丸君にはちょっとした秘密があって、そこがすごく魅力的です。この役を僕が演じられるかも知れないんだ、と思うとすごく嬉しくて、ワクワクしました。役者として演じがいがあるな、と思いました。烏丸君は、根がすごく優しくて、空気が読めてしまう。寄り添いたくなるようなキャラクターだな、と思って、ジーンとするものがありました。

Q.烏丸は優しくて王子なのに、意外と積極的な部分があるな、と感じました。男らしく見せるために、力を入れた台詞やシーンはありますか?

小関:(耶雲哉治)監督と現場で話し合いました。最終的に烏丸君は、彼自身もピュアだけど、大学生になって周りもたくさん恋愛をしている中で、実はそんなに恋愛経験がない。でもそんな自分を隠すように頑張っている子として演じました。一見、恋愛に積極的に見えるけれど、実は頑張っているというのが、作品を何回か観たらわかるのかな、と思います。

Q.ピュアな部分で、小関さんご自身と共通する部分はありますか?

小関:初恋を思い出しました。僕はもともと学生時代、恋愛に積極的なほうではなくて。例えば、好きな人に「ノート見せて」とか「今何をしているの?」とか他愛もないことを話しかけるにしても、勇気がいりました。その瞬間を思い出しながら、声が震えてしまいそうだけど、震えないようにした、そんな感覚を思い出しながら演じました。

Q.烏丸君の人柄で、ここが羨ましいと感じた点はありますか?

小関:愛知県の犬山城までデートに行くのはすごいな、と思いました(笑)。映画を観ていただくとわかるんですけど、意外とこなれた感じで湊を誘うんですよ(笑)。テンポよくどんどん話を進めていってすごいな、と思います。
Q.森さん、松村北斗さん(SixTONES)との共演はいかがでしたか?

小関:楽しかったです。松村君は、実は学校が一緒で。現場でも「SixTONESの(田中)樹どうしてる?」とか、そういった話をしました。仕事現場というより、学校の友達という感じでした。

七菜ちゃんは完全に“初めまして”でした。お芝居がすごく魅力的で、そこが今回、特に楽しかったです。演者として、何か投げれば跳ね返ってくるし、投げるものを変えれば、違ったものが返ってくる。鏡というか、反射神経が素晴らしい方だな、と感動しました。

Q.森さんが演じている湊のような、地味だけど飾らない、自分が可愛いことに気づいていない女の子についてどう思いますか?

小関:すごく好きです(笑)。すごく好印象。森さんご本人もすごく自然体で、元気いっぱいなんですけど、ロケ中に(映画『天気の子』のヒロイン・陽菜のように)太陽を呼ぶ、みたいな可愛らしい部分もありました。
Q.烏丸は、日本建築好きの文化系男子という役柄でしたが、小関さんご自身は、歴史や日本建築はお好きですか?

小関:日本建築は烏丸君ほど詳しくないですが、歴史は大好きです。アウストラロピテクス、猿人の時代とか。仕事で授業に出られなくて、一度歴史が苦手になってしまったのですが、中学2年生の時に出会った先生がすごく面白くて、歴史が大嫌いから大好きに変わった瞬間でした。大嫌いなものが大好きになるんだ、という経験をしてから、「嫌いなものを好きになる」ことが好きになって。そのきっかけをくれたのが、歴史とその先生だな、と思います。

Q.新型コロナウイルスの影響で、旅行のできない状況ですが、歴史的な場所で行ってみたいところはありますか?

小関:海外になりますが、(ペルーの)マチュ・ピチュに行ってみたいです。神秘を感じる遺跡は、写真ではなく目の前で見てみたい、そこに行って空気を感じたいと思います。

実は僕、スーツが大好きで、ネクタイやシャツを集めるのが好きなんです。遺跡は昔のものだけど、スーツはどんどん新しくなる、現代を追っていくものだと思います。その2つ、昔と現代の最先端を掛け合わせたら面白いものができるんじゃないか。いつか、遺跡とスーツを掛け合わせた写真集を作ってみたいです。

Q.今回の役柄で、小関さんご自身がファッションの面で、アイディアを出した部分はありますか?

小関:自分で服を持って行って、衣装さんと話し合いをしました。原作に近づけてみたり、逆に原作を越えて、こなれた烏丸君という案もありました。ですがやはり「ピュアな烏丸君」というのが監督の中で強くあって、清潔感や清楚感が最終的に形になりました。

Q.スーツやネクタイは、何着ぐらい持っていますか?

小関:スーツは安いものではないので、3~4着くらいです。ネクタイは、祖父からもらったものがすごく多いです。70年代~80年代くらいのネクタイは、末広がりなど、珍しいものなので、今のファッションに入れるとすごく難しいです。ですが、祖父はけっこう苦労人だったので、祖父が会社に身に着けて行ったものを身に着け、祖父の思い入れを感じながら、服を楽しんでいます。

Q.今まで小関さんが、何かのふりをして過ごしたことはありますか?「嘘」についてどう思いますか?

小関:思ったことをそのまま相手に言って、誰かが傷つくことは、あまり好きではなので、そういうときは嘘をついてしまいます。小さい頃から子役をやっていることが影響しているのかも知れないですが、自分の好きな人や、気になる人が噂になるのがめちゃくちゃ嫌でした。それが癖になってしまって「好きな人いるの?」と聞かれても「今いないんだよね」みたいな嘘はついてしまうかも知れないです。

Q.では、それで誤解されてしまうこともありましたか?

小関:学生時代「小関君って恋愛しなさそう。恋愛興味ないと思ってた」と言われました。ちょっとショックで、それから意識が変わったかも知れないです。もう少し「僕、恋愛大好きです」アピールをしたほうがいいのかな、と謎に考えすぎていた時期がありました。

Q.本作のように、嘘から始まる恋もありだと思いますか?

小関:場合によりますが、ありだと思います。照れ隠しで嘘をついてしまうこともあると思うのですが、照れ隠しであることに後々お互い気づいて、「実は好きだった」または「好きかも知れない」「気づいたら好きになっていた」という話はたまに聞きます。それを聞いて「素敵だな」と思うので、ありかな、と思います。
Q.SGSは、10代から20代の原宿系の女の子を対象にしたサイトです。本作は、渋谷スクランブル交差点の場面から物語が始まりますが、小関さんご自身は、渋谷や原宿周辺でお気に入りの場所や、オススメのお店などはありますか?

小関:渋谷に「Remge no Gotoku(レンゲノゴトク)」という美味しいラーメン屋さんがありまして。そのお店の担々麺を食べるために、渋谷に行くこともあるくらいです。ピリ辛が好きな人に、オススメです。

原宿だと「Artek(アルテック)」という北欧の家具屋さんがあるのですが、いわゆる原宿の(カラフルな)雰囲気ではないですが、そこがすごくお洒落です。けっこう原宿の奥まった場所にあるのですが、雰囲気が素敵なので、(森さん演じるJK“みな”のような)ギャルの方にも「原宿にこういうところがあるんだな」と思っていただけたら嬉しいです。

Q.本作で、ギャル姿の森さんがとても印象的でしたが、二面性のある女性についてどう思いますか?

小関:僕自身がけっこう二面性があるほうなんです。裏表があるというより、時間帯によって視点が変わったりするんです。家の中にいて、部屋が散らかっているほうが安心するときと、片付いていないと安心しないときがあります。自分で制御をするわけではないですが、そういう二面性があるのではないかなと。AB型な部分があると思います(笑)。

ありがとうございました。


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[プロフィール]
小関裕太
1995年6月8日生まれ。東京都出身。「天才てれびくんMAX」(06〜08/NHK)のテレビ戦士として活躍するなど、子役として俳優活動をスタートさせる。ドラマ「ごめんね青春!」(14/TBS)、連続テレビ小説「半分、青い。」(18/NHK)などで注目を集めた。主な映画出演は、『覆面系ノイズ』(17/三木康一郎監督)、『曇天に笑う』(18/本広克行監督)、『シグナル100』(20/竹葉リサ監督)、『みをつくし料理帖』(20/角川春樹監督)など。テレビ東京1月期ドラマ「おじさまと猫」に出演が決定している。
また、小関裕太 2021-2022カレンダー「FOUR SEASONS」が、2月11日(木・祝)19時よりアーティストオンラインショップ「 A!SMART(アスマート)」にて予約開始!
https://www.asmart.jp/koseki_yuta/

本予告



<ストーリー>
恋愛経験ゼロの地味女子大生・湊は、両親の再婚で義理の弟になった同い年の透と同居中。超無愛想だけどイケメンで女癖の悪い透が原因で、2人の仲はギクシャク、お互いに冷たい態度を取り合っている。ある日、親友・真樹の頼みで高校の制服にギャルメイクで街に出た湊は、偶然にも透に遭遇……!湊はとっさに別人の JK“みな”だとウソをつき、それを信じた透は“みな”にまさかの猛アプローチをかけてきたー!すぐに正体を明かすつもりが、見たこともない健気で一途な透の姿に、真実を言いづらくなった湊は、“みな”として透と付き合うことになってしまう。別れるタイミングをうかがう湊だが、「付き合ってくれて本当に嬉しいよ」と笑う透を見て、不覚にもキュンとして……!? そんな時、大学のサークル交流会で再会した幼馴染の烏丸からも告白!? ウソから始まった前代未聞の【2人なのに三角関係】は、ライバルの登場でさらに複雑化!湊のウソはバレる?バレない? そしてラストに明かされる、もう1つの≪ウソ≫とは!?

映画概要


【ライアー×ライアー】
2月19日(金) ロードショー!
出演:松村北斗(SixTONES) 森七菜
小関裕太 堀田真由 七五三掛龍也(Travis Japan/ジャニーズJr.)/ 板橋駿谷 竹井亮介 相田翔子
原作:金田一蓮十郎『ライアー×ライアー』(講談社「KC デザート」刊)
監督:耶雲哉治
脚本:徳永友一
音楽:遠藤浩二
主題歌:「僕が僕じゃないみたいだ」 SixTONES(Sony Music Labels)
製作:『ライアー×ライアー』製作委員会
制作プロダクション:アスミック・エース、ROBOT
配給:アスミック・エース

[HP] 映画『ライアー×ライアー』
[Twitter] @liarliar_movie
[Instagram]liarliar_movie

©2021『ライアー×ライアー』製作委員会 ©金田一蓮十郎/講談社

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