【詳細】映画『思い、思われ、ふり、ふられ』福本莉子&赤楚衛二 Wインタビュー

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2020-08-14 14:30:00
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咲坂伊緒(さきさか いお)の人気少女コミック「思い、思われ、ふり、ふられ」が満を持して、実写&アニメーションでW映画化!! アニメーション映画は2020年9月18日(金)より、実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は8月14日(金)より全国公開される。

明るく社交的だが、実は自分の本当の気持ちを出すのが苦手な不器用なヒロイン【山本朱里】を演じるのは、『君の膵臓をたべたい』(17)で圧倒的な透明感をスクリーンに焼き付けた、今最も輝く若手女優・浜辺美波。そして、【朱里】の義理の弟であり、葛藤を抱えるクールな【山本理央】には、DISH//でのアーティスト活動に加え、数々の映画やドラマ、CM でも活躍中の若手筆頭の実力派俳優・北村匠海。社会現象となった『君の膵臓をたべたい』の浜辺と北村のゴールデンカップルが、豪華再共演を果たす!

内向的でうつむきがちな【市原由奈】を演じるのは、第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得し、次世代のシンデレラとして最注目若手女優である福本莉子。【由奈】の爽やかで天然な幼馴染だが、自分の夢に関しては本当の気持ちを言い出せずにいる【乾 和臣】には、「仮面ライダービルド」で注目を集めた新星・赤楚衛二。さらに主題歌は、全世代から支持を集めている Official 髭男 dism の名曲「115 万キロのフィルム」が起用され、この夏“最も切ない”青春ラブストーリーが誕生する!!

今回、【市原由奈】を演じた福本莉子と、【乾 和臣】を演じた赤楚衛二を直撃!浜辺美波、北村匠海を含め、主人公を務めたキャスト4人は「全員がB型」。撮影現場ではお互い敬語を使わず、自由な雰囲気だったという。また、浴衣で夏祭りを楽しんだり、高台で夢を語ったり、告白したりなど、胸キュンシーンも盛りだくさん!! 撮影中に福本と赤楚がキュンキュンしたシーンや、演じた役と自分自身とで重なる部分、友達から影響を受けた経験、高校時代の思い出など、2人の素顔が垣間見えるエピソードも満載♪ 見どころいっぱい、青春らしさいっぱいの「ふりふら」を観て、コロナ禍(か)を乗り越えよう!
画像左から、赤楚衛二、浜辺美波、福本莉子、北村匠海

Q.原作を読んだときの印象を教えてください。

赤楚衛二(以下、赤楚):僕は、少女漫画をあまり読んでこなかったタイプでして(笑)。男の子みたいな育ち方をしたので、読んでみて苦手意識などあるのかな、と思っていたのですが、スッと読めるような絵のきれいさや、心情表現、心情描写だったり、小説みたいな苦しさがあったりして、言葉選びも素敵だな、という印象を持ちました。

福本莉子(以下、福本):私も実は、あまり少女漫画を読んでこなかったタイプなんです(笑)。ただ、咲坂先生の「ストロボ・エッジ」は集めて読んでいました。「ふりふら」を初めて読んだときは、女の子2人がヒロインで、4人主人公という設定も珍しいな、と思いました。キュンキュンするシーンだけではなく、家庭環境や将来への不安なども繊細に描かれていて、とても素敵な物語だと思いました。

Q.ご自身の役どころは決まっていたと思いますが、どのキャラクター目線で読んだ、などはありますか?

赤楚:意外と朱里・由奈ですかね(笑)。最初のほうはどちらかというと男の子の心情描写みたいなものが描かれていなくて。女の子目線でキュンキュンしていました(笑)。

一同:(笑)。

福本:私も(役が)「由奈」と決まっていた、というのもあるんですけど、由奈目線で読んでいました。でも朱里の恋愛観のほうが私はけっこう理解できるので、朱里目線でも読んでいましたね。

Q.原作を読んでいて、自分の中で共感する部分は多かったですか?

福本:そうですね。恋愛観に関しては由奈よりも朱里のほうが共感できて、でも、由奈の嘘を付けないところや、頑固なところとかは自分ともリンクするところがあったので、そういうところは由奈、かなあと思いました。

Q.恋愛映画を演じるうえで心がけたことや、参考にした作品などはありますか?

福本:三木監督の作品も観ていましたし、他の作品も参考に観ました。ただ、今回の作品は恋愛映画の要素だけではないように思いまして。

赤楚:恋愛も大事だけど、どちらかと言うと「自分が一歩前に踏み出す勇気」というか、そういう部分だったり、(自分の)思いと違う言葉で言って(相手を)突き放してしまう、という裏腹の言葉だったり。そういう心の準備みたいなところが(作品の)メインだったかな、と思いました。どちらかというと。

福本:そうですね。4人それぞれ家族の問題だったり、将来の不安だったり、三木監督と相談して深堀りしていって。そういう作業のほうが大事かな。
Q.青春映画をたくさん撮影している三木監督とご一緒して、どのような印象を持ちましたか?

赤楚:僕は高校生の時「僕等がいた」や「ソラニン」を観て、「素敵な映画だな」と。映像もきれいですし、心の揺れみたいなところもすごく細かく描写されていて、スッと入ってくるような作品だから「いつか出たいな」と思っていたんです。まさか本当に出させていただける、とわかったときはすごくうれしかったです。(実際に現場に入ってからも)三木監督の持っている空気感が伝わって、臆することなく演技できたかな、と思います。

福本:私もこの作品でご一緒する前に、咲坂先生の作品の実写や「ソラニン」を観ていて。さっき赤楚さんも言っていたけど、とにかく映像がきれいで、人物も背景もすべて魅力的に見えるというか。音楽も素敵で。そういう世界観にすごく憧れていて。まさか三木組に参加できると思っていなかったので、すごくうれしかったです。こんなに大きい役をやらせていただくのは初めてだったので、不安のほうが大きかったんですけど、三木監督の人柄とか、空気感とか、(現場の方も)みなさん優しい方ばかりで、その中で三木監督がすごく寄り添って相談に乗ってくださったので、乗り越えることができました。

Q.監督から言われたことで一番印象に残っていることはどういったことでしょうか?

福本:「なんで私が由奈役に選ばれたのか」ということでずっと悩んでいて、撮影中に壁にぶつかることがあって。三木監督と、プロデューサーさんが食事に連れて行ってくださったんです。その時、由奈の「頑固さ」や「芯の強さ」みたいなものが私の中にもあって、それが、核になるというか、芯だから、それで選ばれたんだよ、という話をお聞きして、「そこが私と由奈の共通点なんだ」と認識を持てたので、それを聞いてからお芝居がやりやすくなりました。

赤楚:僕は、 (監督から)クランクイン前に手紙をもらいまして。クランクイン前というのが実は一番悩んでいまして。一応(脚本の)読み合わせはしたんですけど、なかなか自分が不器用なもので「本当にこの作品できるのかな、和臣、できるのかな」と不安になりながら模索していたときにいただいた手紙で、「和臣のちょっと諦めているところだったり、(人との)距離感だったり、人柄だったりが(赤楚さん自身と)リンクする部分があるから一緒に作っていきたい」というメッセージをいただいて、涙しました(笑)。

Q.役作りで苦労したことなどはありますか?

赤楚:(和臣の)家庭の厳しさだったり、やりたいことをちょっと諦めかけていたりする部分というのは、すごく(自分自身と)リンクしていました。高校生の等身大の悩みというのは、わりと大きなものですけど、(自分自身は)そこを(既に)乗り越えてしまっているから、その悩みをどうやって膨らませていけばいいんだろう、というのはすごく悩みました。また、天然でまっすぐ、みたいなところをどれだけ出せるか、ということで、実際に見たものや、感じたものをいちいち口に出していくという作業をしました。例えば「ああ、天気いいな」とか「あっ、これ美味しい」とか(笑)。

一同:(笑)。

赤楚:そういう、思ったことを口からポンと出す、というのをやりました。
Q.チームワークの良さがスクリーンからも伝わってきたのですが、4人の関係性を作るために何かしたことはありますか?

赤楚:グループLINEを作ったよね。

福本:作った!あと、敬語はなしで。

赤楚:というぐらいですかね。あとはもう、みんなB型なので、それぞれ自由に(笑)。

一同:(笑)。

福本:誰かが先導してとかも、あんまりなかったですね。

Q.赤楚さんは年齢的にお兄さんですが、みんなとうまく溶け込んでいけましたか(笑)?

福本:溶け込んでました(笑)。

赤楚:強いていうなら、(僕が)人見知りだったというのはありました(笑)。

福本:幼馴染の役でしたが、そんなに(赤楚さんと)一緒のシーンがなくて。噂では、赤楚さんが天然という話とか(笑)。

赤楚:ちょっと、その噂の情報源を教えてもらっていい?(笑)

福本:年上ですけど、親しみやすい、というのはありました。

Q.福本さんは、役作りでどのような点が苦労しましたか?

福本:由奈は、前半と後半で全く印象が変わる子なので、中身もですけど、外見も。外見としては、最初は、髪の毛もボサボサ、メイクもほとんどしていなく、制服もちょっと大きいサイズ。普通のサイズよりもちょっと大きい、服に着せられている感があり、後半はメイクもして、まつげも上げて、髪の毛も巻いて(笑)、実は制服もジャストサイズになっているんです。内面も、人と接するのに慣れていないので、最初はうつむきがちで。そういう中だと、由奈が相手をどう見るか、という目線のお芝居が重要でした。後半はそこから飛び出して、ちょっと自信の付いた由奈を見せたくて。前半と後半のメリハリみたいなものを、三木監督と相談しながら演じました。
Q.先ほど原作でキュンキュンしたシーンがあったと言っていましたが、撮影の中でキュンキュンした仕草だったり、シーンだったりはありますか?

赤楚:キュンキュンとは別ですけど(笑)、「浴衣可愛いな」って思いました。浴衣好きです(笑)、夏祭りのシーン。

一同:(笑)。

福本:普段あまり(浴衣を)着る機会がないから、撮影以来着ていないし、楽しかったです。屋台があって、射的して。普通に楽しかったですね。

赤楚:楽しかったよね。どっちかと言うと、(福本さんのほうが)キュンキュンパートが多くない?

福本:ほんと?

赤楚:だって、相手(北村匠海さん演じる理央)王子様だよ?

福本:(あごをクイってやられて)「俺、こっちでしょ」みたいな(笑)。あんなこと、普段生きてたらないですから。

赤楚:キュンキュンした?

福本:そうだね。でも、(北村さんにキュンキュンする仕草を)されているときは、由奈の気持ちだから、えっ、なに!? みたいな気持ちだったんですよ。でも、モニターでチェックすると、めっちゃキュンキュンするっていう(笑)。客観的に観てみると、やっぱりキュンキュンしましたね。

一同:(笑)。

Q.今回「決意の場所」みたいなものがテーマになっていると思うのですが、撮影の中で成長できた、決意できた場面などはありましたか?

赤楚:僕は2つで、高台と、自分の部屋です。自分の部屋での(古川雄輝さん演じる)お兄ちゃんとのシーンがすごく重要だなと思って。1回目お兄ちゃんと会うときは、閉じ込められて、前に踏み出せない自分と、羽ばたいている、外に出て行ったお兄ちゃん、みたいな構図がすごく和臣をがんじがらめにしているようなところがあって。

高台のシーンは、今回一番大きく動くというか。告白のシーンもそうだし、夢を告白するシーンもその場所ですし、「自分が(将来の夢を)諦めているよ」と心情を吐くシーンも高台なので、わりと高台で重要なシーンが多かったな、と思います。

福本:私は、高架下のシーンですね。「フラれる」とわかっていて告白するシーンです。やっぱり告白って、人生で何回もするような事でもないですし、由奈の場合は、フラれるとわかっていて告白しているので、そういう並々ならない覚悟みたいなものが必要だったので。撮影で何回かカットを変えて撮るんですけど、毎回「よし!フラれるってわかってるけど、告るぞ」っていう気持ちでやるんですよ(笑)。

それで、やっぱりフラれちゃうので、何回もそのシーンをやっていると、本当に傷ついてくる、本当に辛くなってきちゃって。でも、そのシーンがあるから由奈も強くなれるし、原作でもそうですけど、実写でも大事なシーンじゃないかな、と思います。
Q.映画の中で友達から影響を受ける場面がたくさん出てきますが、ご自身が友達の一言で行動に移せたとか、友達の後押しがあって今があるとか、そういった経験はありますか?

赤楚:明日のことで悩んでいたときに、友達の「明日のことは明日の自分に任せればいい」と言う言葉を聞いて(笑)。すごく無責任なんですけど、どこか救われたことがありました。その悩みは今しても仕方ない悩みだったので、「明日の自分に任せよう。だから今楽しもうぜ」みたいなところが、「チャランポランだけど、芯が通っているな」と思ったことがありました。

福本:何か言われたとかではないですが、「すごいな」と思ったのが、「言ったことを実行できる人ってかっこいいな」と思っていて。「どこどこに行こうよ」という話は、(友達の間で)よくすると思うんですけど。そういう中で、本当に行ってくれる人と、行ってくれない人がいて、相手によると思うんですけど。そういう小さいことでも実行できる人って、大きい夢も叶えられる力が備わっていると思うので、私も有言実行できる人になりたいな、と思っています。

Q.先ほど夏祭りの話もありましたが、ご自身で思い出に残っている夏祭りや、忘れられない文化祭といった、思い出はありますか?

福本:私は女子高だったので、文化祭も男子が一切入れなかったんですよ。完全に入れなくて。親、くらいしか入れなくて。いとことかも絶対ダメなんですよ。兄弟もギリギリいけるかな、みたいな感じだったので、この作品の劇中で青春できて楽しかったです。女子だけの体育祭もみんな顔が怖くて、必死に戦っていました。全力で優勝という目標に向かって頑張るというのは、女子高ならではというか。ドッヂボール大会もめっちゃ怖いんですよ。ソフトボール部の子の球が豪速球すぎて、本当怖くて、当たったら本当に痛いんですよ(笑)。

赤楚:文化祭の思い出で言ったら、高校2年生が一番楽しかったクラスなんですけど、仲いいメンバーで集まって一つの行事をやるというのがあって。僕らはAKB48さんの「ヘビーローテーション」を歌って踊って、というのをやったんですけど、一つのことを一番好きなメンバーで一緒にやるというのはすごく楽しかったです。

Q.その時のメンバーとは今も集まったりしていますか?

赤楚:それが会わないんですよ、意外と。みんなクセが強いので、同じクラスだったときはすごく仲が良いのに、別れてからは全然。

福本:みんなB型なの?

赤楚:わかんない(笑)。でも、我がみんな強かった。だから、それぞれ別のほうへ行ったら、別のほうで仲良くなっちゃって。だから、ちょっと悲しい思い出だなって。

Q.最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

福本:今、新型コロナウイルスの影響で友達と簡単に会えないと思うけど、やっぱり中高の友達って、一生の友達だな、とすごく思っています。出身が関西なので、関西に帰るとみんなで集まってご飯に行ったりするんですよ。やっぱり、自分が大人になっていっても、これからもずっとずっと仲良くできる友達が中高の友達だと思うので、そういう友達を大切にしてほしいな、と思います。

赤楚:「思い出作り」という部分では、学校生活だったり、プライベートだったり、楽しまなきゃいけないけれども、今(新型コロナウイルスの影響で)できない状態となると、何を楽しんだらいいんだろう、と考えると、映画が一番いいんじゃないかって。高校生の時に観たら違う風に感じられる映画がたくさんあるので、そういう映画にいろいろ触れてほしいな、と思います。

福本:時間ありますしね。

赤楚:そういう楽しみ方もありじゃないかな、と思います。

福本:「ふりふら」もね(笑)。

赤楚:「ふりふら」もですね(笑)。

[プロフィール]

福本莉子
2000年11月25日生まれ。大阪府出身。2016年、第8回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリ・集英社賞(セブンティーン賞) 受賞。主な映画作品に、『のみとり侍』(18年)、『センセイ君主』(18年)、『屍人荘の殺人』(19年)、『映像研には手を出すな!』(20年9月25日公開)、『しあわせのマスカット』(21年公開予定)。趣味・特技はサッカー、ピアノ。


赤楚衛二
1994年3月1日生まれ。愛知県出身。主な映画作品に、『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』(18年)、『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』(19年)、『映像研には手を出すな!』(20年公開予定)。趣味・特技は剣道、ピアノ。

本予告映像


<ストーリー>

ー明るく社交的な【朱里】(浜辺美波)、内向的でうつむきがちな【由奈】(福本莉子)、クールな【理央】(北村匠海)、爽やかで天然な【和臣】(赤楚衛二)。偶然出会ったタイプの全く違う4人は、同じマンションに住み同じ学校に通う高校1年生。

親同士の再婚で「家族」となり、朱里に言えない恋心を抱える理央。そんな理央に憧れるけど自分に自信が持てない由奈。和臣に惹かれていき、自分の感情に戸惑う朱里。ある秘密を目撃してしまい自分の気持ちに蓋をしてしまう和臣。

1人の告白をきっかけにそれぞれの感情は複雑に絡み合い、相手を思えば思うほどすれ違ってしまう。4人の切なすぎる《片想い》の行方は――

実写映画概要


【映画「思い、思われ、ふり、ふられ」】
公開日:2020年8月14日(金)
原作:咲坂伊緒「思い、思われ、ふり、ふられ」(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:三木孝浩(『アオハライド』、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、『フォルトゥナの瞳』)
脚本:米内山陽子 三木孝浩
出演:浜辺美波 北村匠海 福本莉子 赤楚衛二
上村海成 三船海斗 古川雄輝 / 戸田菜穂

ハッシュタグ:#思い思われふりふられ #ふりふら

公式サイト:映画『思い、思われ、ふり、ふられ』
公式Twitter:@furifura_movie
公式Instagram: furifura_movie

© 2020「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 © 咲坂伊緒/集英社

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