【詳細】映画『地獄少女』玉城ティナインタビュー

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2019-11-13 12:00:00
伝説的人気テレビアニメとして2005年より放映されて以降、「なかよし」で連載されたコミックをはじめ、テレビドラマ、ライトノベル、ゲーム、舞台、そして、遊技機など幅広く展開され、確固たる人気を博してきた『地獄少女』。玉城ティナを主演に迎えて満を持して実写映画化され、2019年11月15日(金)、新宿バルト9ほかで全国ロードショー!

午前0時に出現する≪地獄通信≫。そこに怨みし者の名を書き込むと、現世と地獄の間をつなぐ≪地獄の復讐執行人≫閻魔あいが地獄送りにする―。今回、畏怖するほど美しく、この世の者にあらざるほどの主人公・閻魔あいを演じた玉城ティナを直撃!! 日頃からモデルの仕事を通して、立ち居振る舞いや見られ方を意識しているという玉城。圧倒的な存在感を放つ役を演じるにあたって心がけた点や難しかったこと、もし≪地獄通信≫が実際にあったらどうするか・・・。子どもの頃から原作ファンだという玉城が語る、秘エピソードをお見逃しなく♪
Q.原作の「地獄少女」を、かなりお好きとのことですが、脚本を読んでみてどのような印象を受けましたか?

玉城ティナ(以下、玉城):今回の映画版の地獄少女は、白石監督のテイストがすごく入っていて、新しい「地獄少女」の解釈で作り上げられた作品なのかなと思いました。人間世界の部分と、私たち閻魔あいのパートが、ちゃんと分かれているのが面白いと思いましたね。

Q.原作のファンとしてはどのように感じましたか?

玉城:私が閻魔あいをやるんだ、ということに、最初は驚きました。驚いたけど挑戦したいと思いましたし、私ならではの閻魔あいをつくりあげたい、と思いました。もちろん100%原作ファンの方に寄り添うことはできないかも知れないけど、映画版としての面白さを伝えられたらな、と思っていました。

Q.では、あまりプレッシャーではなく、楽しみだな、という気持ちでしたか?

玉城:決まってしまえば、逆にやるしかないので(笑)、そこで怖気づいたりというのは特にないですね。

Q.三藁(さんわら)の方々や人間界の方々など、たくさんの方と共演されて、印象はいかがでしたか?

玉城:今回、閻魔あいとしてのワンマンの芝居が多くて、人と関わるというよりは、俯瞰から見るキャラクターでした。閻魔あいと出会っている、ということは、≪地獄通信≫にアクセスして、人間としての極限状態に陥っているので、極限の彼女たちに寄り添い過ぎないように、というのを心がけていましたね。もちろん、森さん、仁村さん、大場さんも、かなり感情のボルテージが上がった状態で閻魔あいと出会ったり、会話をしたりするんですけど、あくまでも私のキャラクターはフラットな状態でいたくて。私が携わっていないシーンもたくさんあるんですけど、感情の高ぶりをハッと持っていける(人間界役の)みなさんはすごいな、と思いました。
Q.撮影に入る前にこういう準備をした、などはありますか?

玉城:閻魔あいの何に一番近づけたいか、と考えたときに、限られた語数でどれだけ気持ちを伝えられるか、というのが挑戦的なところでした。そこをどういうふうに近づけるか、というときに、アニメの声優さんが言っている決め台詞を聞きなおしたり、声優さんのラジオを聞いて参考にさせていただきました。 まばたきをしなかったり、細かい部分が多かったですね。体もふらふら動く役ではないので、衣装も着物ですし、本当にすっと一本筋が通っているような感じを心がけていました。

Q.着物を着てみていかがでしたか?

玉城:デビュー当初からモデルの仕事で着させてもらっていて、着物の時の所作や、身のこなしを教えていただいてきたので役に立ちました。手先の動きだったり、視線の動かし方で見え方が大きく変わってしまう役だったので、衣装でプラスになったというか、ビジュアルで寄せられた部分はあったと思います。

Q.メイクはいかがでしたか?

玉城:今回、目のお芝居をどういうふうにしたらより強められるか、白石監督と一緒に考えました。普段のお芝居との圧倒的なメイクの違いというのは、シャドウです。アイラインはあまり引いていないんです。

Q.結構ご自分で意見を出してメイクをしたのですか?

玉城:そうですね。自分のシャドウを持ち込んだりしました。もちろんメイクさんもいるので話し合いつつですが、ここにこういう要素を入れたい、というのは私もできるだけ意見を出しました。この姫カット具合がすごく重要で(笑)。風になびいたりすると全然雰囲気が出なかったりするので、ぎりぎりまでメイクさんがピンでとめて、押さえながら「用意」のときにはずす、みたいな。みなさんの力をお借りして、この世のものではない感じを出せればいいな、と思いました。
Q.実際に完成した作品を見て、印象はどうでしたか?

玉城:合成用の背景で撮影したシーンはどういうふうになるのか楽しみでしたが、 想像以上にすごかったです。

Q.「今のが地獄」という閻魔あいのセリフがあって、地獄のシーンが何度か出てきましたが、そのシーンを見てどのように感じましたか?

玉城:ほかの映画ではなかなかそういう描写はないと思うので(笑)。「地獄ですよ」、って言っているにも関わらず、人を流してしまう。自分がそこに入っていくにも関わらず、それでも人を地獄に流したい。切羽詰まっている感じというか、「地獄少女」の世界観の中では、そういう感情がどんどん繰り広げられている。閻魔あいが悲しんだりとか、優しすぎたりすると、崩れてしまう世界観だと思います。「地獄に流しますよ」というのは通達で、絶対的にNOとは言えない存在というものが君臨することで成り立つ世界観なので、人間パートとの雰囲気の変わり方というのが面白いな、と思いました。
Q.森さん演じる美保は親友のために契約をするわけですが、ティナさんも親友のために自分が代償を払ってでも助けたい、という気持ちはわかりますか?

玉城:地獄には行きたくない(笑)。≪地獄通信≫がない世界でよかったな。人ってやはりそれがある世界に生きていたら、そういう選択しかできなかった人がいる、というのは、わからなくもないですね。美保自身最初あまり友達がいなくて、というところからスタートして、唯一の親友がああいうふうになってしまって、ということで助けたい、という気持ちは理解できますね。

Q.≪地獄通信≫が実際にあったとしたら、アクセスしますか?

玉城:私はしません(笑)。やっぱり怖いですね。閻魔あいになるのだったらいいですけど(笑)。
Q.「かごめかごめ」や「通りゃんせ」など、童謡を歌うシーンがありますが、歌い方などはどのように意識されましたか?

玉城: 私自身も聞いたことはあるけれど、ちゃんと歌ったことがなかった歌もあって、現場でイントネーションやテンポを合わせるのがすごく難しかったです。結果的に歌は歌パートだけでアフレコをして、撮り直しをしたんですけど、本当に撮り直しができてよかった(笑)。 閻魔あいは、口をあまり大きく開けないようにしてしゃべっていたので、少しの口の開きで、お腹に力を入れて(歌と)合わせるのがすごく大変だったんです。難しかったところの一つが歌、ですね。

Q.「この歌の歌詞に驚いた」とか「歌詞やメロディからこんなイメージを持った」等あればお伺いしたいです。

玉城:童謡って、いろいろな世代から小さい子へ、覚えて歌っていく存在なのに、一歩間違えば、解釈によってはすごく恐ろしい歌に聞こえたり、歌い方によって変わっていくんだな、と思いました。私自身も小学校の頃、なんとなく「かごめかごめ」的な遊びをしていたのですが、そういう遊びみたいなものにも、日本のホラー感というか、上品な恐ろしさというものが現れているな、と思いました。

Q.演技をしているときとモデルのお仕事をしているときとで、何かご自身の中で意識の違いや、気持ちを切り替えている部分というのはありますか?

玉城:モデルは、「玉城ティナがこういう服を着ているんだ」というふうに見られます。演技の場合は「役として見られる」のが全然違うところだと思います。どちらにも面白みがあって、やはり写真を撮られるお仕事の時は、できるだけ可愛く写ろうとしているんですけど(笑)、映像を撮られるときは、まったくそういうものを頭から外している感覚はありますね。もちろん、あえてここは可愛らしい感じで、とかはあるんですけど。 どちらも表現をする、という意味では一緒だと思うし、どちらもやりがいがありますね。

Q.今回の閻魔あいという役柄を演じてみて、ご自身の中で心境が変化した部分や、俳優として成長した部分等について詳しくお伺いしたいです。

玉城:大人になって改めて読み返した時に、改めて知る「地獄少女」の本当に伝えたいこと、というのが、私にもなんとなくわかりましたし、私が感じたことを映画版で皆さんに届けたいですね。こんなに相手の目を見ない、というお芝居も初めてですし、そんなに動かないけど強い存在感と感情を出さなくてはいけなかったし、役の一つとして、すごくいい経験になったと思います。

Q.では、それをモデルや俳優など、今後のお仕事にどのように生かしていこうと考えていますか?

玉城:それぞれのキャラクターに合ったお芝居のやり方というものがあると思うので、閻魔あいならこうするかな、というのを考えられた時間が大切だし、そういう風に考えて、撮影期間を乗り越えられたということで、次の作品に達成感みたいなものを持ち込んで、よりいい方向に持っていけたらな、と思います。

Q.公開を楽しみにしている読者に向けてメッセージをお願いします。

玉城:自分の人生どうしようかな、とか、今も今で一生懸命楽しんでいると思うんですけど、これから先どういうふうに生きていこうか、という問いが常にあると思うんですね。もちろんこのお話はフィクションですけど、自分をどのキャラクターに当てはめるかというのもそうですし、ひとつのエンターテイメントとして見終わった後に、心に残るものがあると思うので、そこでなにを自分が思ったのか、ということを問いかけてもらいたいです。友達同士で見ても、「自分はこう思った」とか、「自分は(≪地獄通信≫に)アクセスするのか、しないのか」という話でも盛り上がると思うので、学校で話題になる作品になればいいなと思います。

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[プロフィール]
玉城ティナ
1997年10月8日生まれ
沖縄県出身
講談社主催の「ミスiD2013」で初代グランプリに輝き、14歳で「ViVi」の最年少専属モデルとなる。映画デビュー作は『天の茶助』(15)。『わたしに××しなさい!』(18)で初主演を飾る。主な出演作に、『オオカミ少女と黒王子』(16)、『貞子vs伽椰子』(16)、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』(16)、『暗黒女子』(17)、『PとJK』(17)、『ういらぶ。』(18)、『チワワちゃん』(19)、『Diner ダイナー』(19)、『惡の華』(19)、『AI崩壊』(20)など。

本予告


<ストーリー>

「午前0時に≪地獄通信≫ってサイトにアクセスしてムカつく奴の名前を入力したら、地獄送りにしてくれるって」

怨みを晴らしてくれるというサイト≪地獄通信≫の都市伝説に沸く女子高生たち、そのグループになじめず、浮かない表情を浮かべる、市川美保(森七菜)。大好きなアーティスト、魔鬼(藤田富)のライブで知り合った南條遥(仁村紗和)の奔放さに魅了された美保は、居場所のない教室から逃げるように、一緒に魔鬼のコーラスのオーディションを受ける。だが、受かったのは遥だけだった。

やがて遥は美保に冷たくなり、様子がおかしくなっていく。心配した美保は、魔鬼が遥を<儀式>の生贄にしようとしていることを知る。遥を奪い、その命までも奪おうとする魔鬼を地獄送りにするため、美保は≪地獄通信≫にアクセスするがー。

映画概要


【地獄少女】
11月15日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督・脚本:白石晃士
出演:玉城ティナ、橋本マナミ、楽駆、麿赤兒、森七菜、仁村紗和、大場美奈(SKE48)、森優作、片岡礼子、成田瑛基/藤田富、波岡一喜
原案:わたなべひろし
原作:地獄少女プロジェクト
配給:GAGA
ヘア&メイク:今井貴子
スタイリスト:丸山佑香(まきうらオフィス)
主題歌:GIRLFRIEND 「Figure」(エイベックス)
劇中歌:V.A「地獄少女」劇中オリジナルソングス(アルテメイト)

ハッシュタグ:#映画地獄少女 #いっぺんしんでみる

公式サイト:映画『地獄少女』
公式Twitter:@jigokumovie

©地獄少女プロジェクト/2019 映画『地獄少女』製作委員会

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