トランスジェンダーである自らの経験を元に制作した『僕らの未来』が国内外で注目を集め、2022年公開の『フタリノセカイ』で商業デビューを果たした飯塚花笑監督が、レプロエンタテインメント主催の映画製作プロジェクト「感動シネマアワード」にて製作したオリジナル⻑編第五作。8年の構想期間を経て結実した本作の主人公・純悟を任されたのは、『東京リベンジャーズ』(21 年/英勉監督)でのパーちん役など、その存在感ある演技が輝く堀家一希。複雑なバックグラウンドを抱える難しい役柄かつ映画初主演という重圧もある中で、飯塚監督との深いコミュニケーションと共に丁寧に役作りをした結果、悶々として自分の本当の感情を吐露できない純悟を見事に演じきっている。息子である純悟への深い愛情を抱きつつ、感情的に厳しい態度もとってしまう母親・レイナを演じるのは、スコットランド人の父親とフィリピン人の母親を持つガウ。本格的な演技は初挑戦ながら、観客の視線を釘付けにするパワフルな演技を披露している。
下記ページでは、本作で主人公・純悟を演じた【堀家一希】のインタビューを掲載中!



