【詳細】映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』北山宏光インタビュー

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2019-02-13 19:53:00
ある日突然死んだ男が猫の姿で家族の元に戻ってくるという、ファンタジーな世界観と温かいストーリーで人気を博したマンガ「トラさん」(板羽 皆/集英社マーガレットコミックス刊)が、実写映画化!! 映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』として、2019年2月15日(金)より全国公開される!

主演は本作が映画初主演にして初猫役に挑む北山宏光(Kis-My-Ft2)、共演に多部未華子、平澤宏々路、さらには、飯豊まりえ、富山えり子、要 潤、そしてバカリズムと、個性豊かなキャスト陣が集結し、誰も見たことのない愛のカタチを描いていく。

また主題歌は、Kis-My-Ft2 が歌う『君を大好きだ』。本作のために藤井フミヤが書き下ろした、主人公・寿々男=トラさんの伝え切れなかった想いを綴っているかのような歌詞にも注目だ。

そんな、大切な人と過ごせる毎日こそが、この世で一番の奇跡だと心に刻む珠玉の感動作で、主人公・寿々男=トラさんを演じた【北山宏光】に、話題の“猫スーツ”についてなど本作の見所や共演者との楽しい撮影秘話、さらにはご自身の挽回したいことなどを直撃!【北山宏光】の素敵な人柄が垣間見える、笑顔溢れるインタビューは必見だ♡
Q.ご自身と寿々男の似てると思ったところはありますか。

北山宏光(以下:北山):「最初に、漫画原作の寿々男のビジュアルに(僕が)似てるなって思いました。

だから、凄くイメージしやすかったです。内面で似ているところでいうと、甘えたい願望があるところですかね(笑)。奥さんがいたら甘えたいなぁって思うのでそこは似てるかもしれないですね(笑)。」

一同(笑)

Q.寿々男は要素を抜き出すと、ギャンブル好きだったり、だらしないダメ男っぽい感じなんですけど、でも凄い家族を愛している面もあったり、愛すべきキャラクターだなと思ったのですが、北山さんご自身が寿々男のここが好きだなとか、こういう気持ちは分かるなって思うところはありますか?

北山:「ちゃんと家族に「愛してるにゃー」って伝えるところは物凄く好きですね。あと、どこか憎めないとことか。そういうところが寿々男の人徳なんじゃないかなって思うので、僕は凄くそういうところが好きです。」

Q.ご自身も普段、身近な家族や Kis-My-Ft2 メンバーに感謝や愛を言葉にして伝えるタイプですか?

北山:「いやぁ~あんま言わない方ですね。どちらかというと行動で表すタイプです。でも、この映画を通してちゃんとしなきゃだめだなと思いました。」

Q.今回猫(トラさん)も演じられたわけですが、猫派か犬派かといったらご自身はどちら派なんですか?キスマイメンバーは犬派に偏るっていうと思うんですけど。

北山:「僕は、小さい時に猫を飼っていて、その後、犬を飼ったので犬派だった時もありましたけど、今はまた猫に心は戻ってます。一回犬に浮気してるんですけどね(笑)。」

一同(笑)

北山:「今は猫に再燃してますね。メンバーの前でも猫いいなって言い出したら、「俺も猫気になってるんだよね」って宮田が便乗し始めて(笑)、猫を飼うか飼わないかっていう話し合いにもなってます。」

Q.理屈で説明するのは難しいと思いますが、この作品を通して猫はいいなぁって思ったポイントってどこですか?

北山:「そうだなぁ…猫って自分勝手じゃないですか。でもその分、付かず離れずみたいな距離感をちゃんと取ってくれるからそこが凄くいいなぁと思いましたね。

犬は絶対にかまってあげなきゃだめなので、面倒見る時間も結構長いんですけど、猫はそこまでではないので、リアルに飼えそうだなっていうことも含めていいなって思います。」

Q.北山さんは甘えん坊というか、奥さんにはかまってほしいタイプなんですよね?

北山:「そうですね。だから、中身は犬っぽいのかな。でも僕も気分屋なので、いつもかまってほしいわけじゃないです(笑)。そう思うと猫っぽいのかな。」

一同(笑)
Q.寿々男は、さっきおっしゃったみたいにダメな所もあるんですけど、最終的に愛すべきところがあったということで、奥さんもおおらかにになっちゃうだろうなって凄く説得力が観ている側としてもあったんですけど、そんな寿々男のチャーミングな面を表現するために意識したことがあれば教えてください。

北山:「漫画の寿々男の表情が演じる上で凄くヒントになりました。漫画を読み切った時に漫画の中の寿々男を含め、登場人物全員を好きになれたんですけど、ふとした表情だったり、笑い方が豪快だったり、そういうところを総合的に見ていくと、寿々男の可愛いさに繋がっていくのかなと思ったので、ビジュアルの部分でいうとそういうところを意識しました。

一つ一つの表情が可愛らしかったり、その積み重ねが魅力的に見えるポイントなのかもしれないですね。内面的には、ギャンブルをしたり本当にどうしようもないところもあるけど、ちゃんと家族に愛情を言葉にして伝えられる人だから家族にも愛されていると思いますし、そういう表情や行動一つ一つが積み重なって、憎めないキャラクターになっていくのかなと思います。」

結構漫画を読み込んだので、漫画で読んだシーンが映画の台本にも反映されているシーンは、漫画の表情をみて、「なるほど。こういう表情可愛いな」と思って参考にしたり、猫スーツを着た後のトラさんからもヒントを沢山もらいました。」

Q.ちなみに、こういうの(顔の横に丸めた手を持ってくる猫ポーズ)も漫画を参考に?

北山:「それは監督の案なんです! 「何かいいポーズないですかね?」って言っていたら、監督が「これどう?」ってポーズ(顔の横に丸めた手を持ってくる猫ポーズ)をとって(笑)。」

一同(笑)

北山:「それで「いいですね!!」って(笑)。でも、ちゃんと話し合って色々と決めました。」

Q.クランクイン前に猫の動画を見て動きの研究をされたとお聞きしたのですが、実際に映画の中で反映させてる所はどこでしょうか。

北山:「猫の動きを凄く観察したんですけど、実際映画でトラさんを演じる時は二足歩行で走り回っていたりとかするじゃないですか。

だから、ふとした瞬間に猫の動きだったりを入れる方が、作品の世界観を守りつつ、人の感情を引っ張って“トラさんと寿々男”が共存できると思いました。二足歩行だけどちょっと猫背だったりだとか、そういう細かな猫っぽい仕草を入れ込む作業だったので、このシーンのここって限定して言うのはちょっと難しいですね。」

Q.猫なんだけど中身は人間なのに形態模写にならないようにという監督の方針がありましたけど、そうするとバランスを取るのが難しかったのかなと思ったのですが、いかがでしたか?

北山:「凄く難しかったですね。だから、バランスをみながら設定を一度壊して、また戻してみたり。このシーンは壊した方がいいな、逆に戻した方がいいなぁとか、バランスをとりながら演じていました。」

Q.監督と相談しながら?

北山:「監督と相談をしながらですね。カメラテストで僕が勝手にそういう動きを入れてみて、監督が笑ってくれたらオッケーかなとか。そうきたか!っていう発見もあるので、最終的には監督と話してバランスをとってもらいながらやりました。」

Q.ビジュアル面では、髪の毛を黒くしたり、筋トレをあえてしなかったとお聞きしたのですが、そのあたりの狙いはなんだったのでしょうか。

北山:「寿々男は、髪の毛を染めるお金があるんだったら多分ギャンブルをするんだろうなと思って黒髪にしました。当時、結構筋トレをしていたので、胸筋とかもしっかりあったんですけど、ムキムキの漫画家はなんか僕のイメージではないなと思ったので。」

Q.ちょっとだらしなさを見た目で出したかった?

北山:「はい。やっぱりそういうのはあったほうがいいかなと。かといって太ってもダメだし、ガリガリもちょっと違うなっていうラインでしたね。」

Q.そうだったんですね。お話を聞いていて寿々男=トラさんへの愛を感じたのですが、やっぱり演じる上で、その役を好きになることは北山さんにとって大切なことですか?

北山:「そうですね。でもそれ以上に一番大切なのは、奈津子と実優のことを好きになることで、そして好きになってもらうことだなと思っていました。

自分だけではなくて、短期間の撮影期間でも3人でいるとほんわかするような空気感になれるように、ちゃんとコミュニケーションをとろうと思い、カメラが回ってない時でもよく喋ってました。」
Q.素敵です。そんな共演者の方々についてお聞きしたいのですが、娘・実優役の宏々路ちゃんと共演されていかがでした?

北山:「宏々路ちゃんは、凄く大人ですよ(笑)。撮影の合間で宿題やっていて、仕事と勉強の両立は大変だなぁと思いましたね。」

Q.勉強を教えたり?

北山:「いや、僕も多部ちゃんも「これどうやってやるんだっけ?」「昔やったよね!?」って2人ともちょっとポンコツな感じで(笑)、宏々路ちゃんに教えてもらって、「あっ、それだ!それだ!」とか言ってました(笑)。」

Q.でも、この一家の関係性にちょっと反映できる感じですね。

北山:「うん、よかったです。そういう時間が実はすごい大事だったんじゃないかなと思いました。」

Q.妻・奈津子役の多部さんとの共演はいかがでしたか?

北山:「多部ちゃんは、僕の中では嘘のない子って感じ。まっすぐで、いつも直球ですね。逆に気持ちいいくらいに直球すぎて、笑えてみたいな。そんな感じですね。」

Q.ちなみにどんな時にそう思われたんですか?

北山:「現場に私服を着ていくじゃないですか。で、僕が衣装に着替えて、私服を楽屋に掛けているとその服を見て、「なにこの服!?」って(笑)。ある程度コミュニケーションが取れた仲なので、それが面白くて(笑)。」

一同(笑)

北山:「「ちょっと勘弁してくださいよ(笑)。今日結構いいの着てきたつもりなんですけど(笑)」みたいな、朝からそういうチェックが始まって(笑)。「えっ、これ本当に買ったの!?」(多部)、「あっ、いや…僕いいと思ったんすけどね(笑)」(北山)みたいな(笑)。

そのやり取りをみて、宏々路ちゃんが「そんなことないよ」みたいなこと言ってくれるんですよ!(笑)そんな感じで、結構ズバズバ言ってくれますね(笑)。」

Q.裏表がないというか、凄く素敵な性格ですね!

北山:「そうですね。最高です!面白です!だから俺も気を使わないし。でも「ちょっとは気を使って!」って言いたいんですけど(笑)。」

一同(爆笑)

北山:「でも、最高な奥さんでしたよ。最初は人見知りな感じがしたので、僕から積極的に話しかけていました。」

Q.最初は、北山さんのアシストがあって、打ち解けていった感じだったんですね。

北山:「楽屋には僕と多部ちゃんと宏々路ちゃんしかいなかったんすけど、15~20分くらいのご飯休みに多部ちゃんが小説を読みだしたんですね。そんな短い時間じゃ絶対に文章が頭に入るわけないじゃないですか。だから、「本読んでないで、みんなでご飯ようよ」って言って(笑)。

これ(本)で一枚壁作ってるのかなって思ったのでそうやって声をかけて。そういうのをきっかけに3人打ち解けていった感じですかね。結果それで段々怒られるようになって(笑)、宏々路ちゃんが止めてくれるっていうやり取りが生まれました(笑)。」
Q.一緒に猫役演じられた飯豊さん(ホワイテスト役)との共演はいかがでしたか?

北山:「あぁ~、ホワイテストのシーンは凄い毛並みふわぁ~ってしていて、綺麗だったなぁ。

飯豊さんは大人な方だったな。でも、同じ猫同士だったので、猫スーツあるあるをよく話したり(笑)、僕は猫スーツの先輩だったので、手に肉球が付いていて物が持ちにくい時はこうした方がいいよとか話してました(笑)。」

Q.猫の先輩としてアドバイスを?

北山:「出来てたと思います。あとは、この場所寒いよねぇとか、首の毛の話とか猫同士ちょっと盛り上がったかな。」

Q.寿々男に判決を下す“あの世の関所”の裁判長役のバカリズムさんとの共演はいかがでしたか?

北山:「実は、バカリズムさんとのシーンが一番緊張しました。バカリズムさんとこんな形でご一緒できて、しかもバカリさんとのシーンはずっと2人っきりなんですよ。」

Q.一対一のコントをみているようで凄く面白かったです。

北山:「そう。一対一のやり取りなんですよね(笑)。

柵があって「あっこれ以上入ってこないで」みたいにバカリズムさんに言われるシーンがあるんですけど、確かそのセリフはバカリズムさんのアドリブだったんですよね。

しかもあの淡々としたトーンでセリフを言うので、僕リハで笑っちゃって、本当に流石だなと思いましたね。役の設定の面白さはもちろん、それを確実に全部理解した上で一番面白いトーンで、面白い間で入ってくるので、凄く勉強になりましたね。

撮影裏でも色々お話させてもらったりしました。」

Q.ちなみにどんなお話をバカリズムさんとされたんですか?

北山:「「忙しいですか?」っていう話をしたり。

本当に尋常じゃないくらい忙しいらしくて、脚本を書いて、出演されたりもするし、ライブもやって、そんな中で今回一緒に演じることができて凄く光栄ですし、改めて凄い人だなと思いました。僕は、芸人さんを凄くリスペクトしているので本当に嬉しかったです。」
Q.本作を観て改めて、人はいつ死ぬかわからないからできるだけ後悔のないように生きたいと思ったのですが、北山さんが今世でやり残したくないことはありますか?

北山:「俺は、行ったことのない国がないくらい世界を旅したいです。」

Q.世界地図全部塗りつぶすみたいな?

北山:「年を取って体が動かなくなるまでに、知らない国がない、行ったことない国がないようにしたいです。」

Q.特に今関心が高まっている国は?

北山:「キューバと、南アフリカと、ベネツィアです。キューバ行きたかったんだよなぁ。」

Q.その感じだと行けそうだったんですか?

北山:「行こうと思っていたんですけどスケジュールが合わなくて。去年行っておけばよかったなって。」

Q.キューバに行きたくなったきっかけがあったんですか?

北山:「何の本かは忘れたんですけど、確か12年くらい前にある本を読んでから、無性にキューバに行きたくなったんですよね。」

Q.いまのところどれくらいの国数に行ってらっしゃるんですか?

北山:「全然行けてないですよ。多分、12か国とかじゃないかなぁ。もっと行かないと。」

Q.ちなみに、劇中で寿々男は人生を挽回するために猫として頑張りますが、北山さんが今もし過去のことで一つ挽回できるとしたら、何を挽回したいですか?

北山:「小中高の勉強です。

当時、親には絶対後悔するから今やっておきなさいって言われていたんですけど、ヤダヤダって拒んでいて。でも今考えれば親の言う通りちゃんとやっておけばよかったなって思います。」

Q.それは、宏々路ちゃんの宿題見た時によくわかんなかったから?

北山:「いやわかってはいるんですよ。忘れていただけで(笑)。」

一同(笑)

北山:「あっそうだそうだって最後は思い出しました(笑)。でも、もうちょっと勉強しとけばよかったなぁって思います。」

Q.それは、日々の生活で痛感する時があるんでしょうか?

北山:「ありますね。ニュースをみていて、「あれこれってなんでこうなんだっけ」と思った時に、あの歴史があるから、今のこの問題が起こっているのかとか、もっとクリーンにわかる方がいいなって。」

それこそキューバとか行った時でも、歴史的背景がわかっていた方が面白いだろうし、もっと人生楽しいんじゃないかなぁって思うんですよね。」

Q.特にやりなおしたい科目は?

北山:「そうだなぁ。とりあえず数学は捨てます(笑)。」

一同(爆笑)

北山:「国語とかかな。文章系と世界史、日本史かなぁ。今でも、やろうと思えばできるのかもしれないですけど。」

Q.英語はどうですか。

北山:「英語もやりたいですね。
英語はもっとやっておけばよかったなって、留学してみたかったなってちょっと思います。」

Q.これから挑戦するのもありなのでは?

北山:「そうですよね。でも地味に行きたいんですよね。」

Q.人知れず、そっと行きたいですよね(笑)。

北山:「そっと半年くらいとか行けたらいいんですけど(笑)。」

Q.でも、そう考えると挽回できることが100%不可能ではないことですね。

北山:「不可能ではないから、ちょっとの希望を抱いて、いつかしたいなって思ってます。」
Q.本作を楽しみにしている方に、北山さんの着ている猫スーツ、漫画を描く作業場、アパートの中、それぞれで注目して観てほしいポイントはありますか?

北山:「猫スーツは、ポケットがついていたり、寿々男の亡くなった時の服を意識して同じアップリケが付いていたり、そういう寿々男との繋がりが感じられるようになっているんですよ。ポケットは分かりづらいかもしれないけど、猫スーツで動いてる時にちょっとアップリケが見えたりとか、そういうところを探しても楽しいんじゃないかな。

作業場は、右手に関節が動く人形が立っているんですよ。実は漫画家さんもそういう人形を見ながら、戦闘シーンを描いたりするんですって。そんな漫画家さんが実際に使っているものが映っていたりするので、そういうのを探してみるのもいいかな。

アパートの部屋の楽しみ方って難しいですね。」

Q.冷蔵庫の貼ってあるものとか、色んなネコマングッズとか。

北山:「あ~ネコマングッズもいっぱいあったな。

あと実優が描いた絵があったり。寿々男が亡くなった後だと、リビングにある棚の上にちゃんと寿々男が使っていた漫画を描くための道具が一式置いてあったり。そういう細かいところまで見てみると確かに面白いですね。」

Q.あと「監督がDVDになった時に好きなチャプターを見つけて繰り返し観れる映画にしたかった」とおっしゃっていたんですけど、北山さんが本作をみて、繰り返し観たくなるくらい好きなシーンはありますか?

北山:「からあげを盗むところ結構好きです。大胆に手でからあげを盗み食いしてるんですよね(笑)。

あと、雄って確認させられるところ(笑)。」

一同(笑)

北山:「トラさんは壁に向いて立ってるんですけど、その背中がなんとも(笑)。」

Q.最後に、完成した映画をご覧になった印象と、本作を楽しみにしている読者にメッセージをお願いします。

北山:「僕が、この作品を一番最初に観た感想としては、自分であって自分じゃない感じがしたというか。「僕ってこんな顔するんだ」って驚く所も沢山ありましたし、自分の中で新しい表情というか新しい発見がありました。

今まで出演してきたドラマでは感じなかった感覚なんですよね。きっと、多部ちゃんや宏々路ちゃんと一緒に演じられたから、自然とそういう表情になれたのかなと思います。だから2人には凄く助けられたというか、ちゃんと『トラさん』の世界の中で家族になれたんだなと強く感じました。

僕は小学生の頃、友達と一番最初に遠出してみたエンタメが映画だったんです。そんな当時楽しみに観に行っていた映画館の大きなスクリーンに、自分が映る日がくるなんて小学生の頃は思ってもみなかったので、凄く考え深いです。なので、映画館に行くところから、映画の楽しみって始まっていると僕は思うので、そういう時間も凄く大事に観に来ていただけたら嬉しいです。」


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[プロフィール]
北山宏光
1985年9月17日生まれ
神奈川県出身
2011年、Kis-My-Ft2として「Everybody Go」でCDデビュー。歌だけでなく、バラエティ、ドラマ、舞台と活躍の場を広げ、本作で映画初出演にして初主演、さらには初の猫役に挑んだ。2011年「美咲ナンバーワン!!」(NTV)でTVドラマ初出演。2013年には、福田雄一監督のコメディドラマ「裁判長っ! おなか空きました!」(NTV)の弁護士役でドラマ初主演を果たす。舞台では、「美男(イケメン)ですね」(11)で初主演を飾り、その後も「愛の唄を歌おう」(14)、「あんちゃん」(17)などにも出演。ジャンルを問わず幅広い役柄を演じてきた。バラエティでは現在、Kis-My-Ft2として「キスマイ超BUSAIKU!?」(CX)、「10万円でできるかな」(EX)、「もしもツアーズ」(CX)、「中居正広の身になる図書館」(EX)、「Kis-My-Ft2 キスマイRadio」(文化放送/「レコメン!」内番組)などのレギュラーをもつ。2018年10月からは、毎週金曜日「オールナイトニッポン Premium」(ニッポン放送)にも生出演中だ。

<ストーリー>
売れない漫画家・高畑寿々男(北山宏光)は身の程知らずなポジティブ男。酒とギャンブルに溺れる日々を送っていた。

そんなある日。競輪で大当たりして大喜びした帰り道、交通事故で死んでしまう。

何の覚悟も、次の作品の発表も、何の教訓も、残さないまま。嫁と娘を残して。

寿々男が目覚めると、そこは「関所」だった。死んだ人間はここで面接を受け、次の命が決められる、というシステム。寿々男のあまりのクズっぷりに、裁判長(バカリズム)も呆れ顔。

そして、下された判決は・・・「執行猶予一ヶ月。家族の元へ戻り、家族の本当の心・自身の本当の心を見つめ直すものとする。ただし、猫として。」・・・だった。猫の姿で妻・奈津子(多部未華子)と娘・実優(平澤宏々路)のもとに戻った寿々男は・・・。

映画概要


【トラさん~僕が猫になったワケ~】
2019年2月15日(金) 全国ロードショー
出演:北山宏光(Kis-My-Ft2)、多部未華子、平澤宏々路、飯豊まりえ、富山えり子、要 潤、バカリズム
原作:板羽 皆「トラさん」(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:筧 昌也
脚本:大野敏哉
音楽:渡邊 崇
主題歌: 「君を大好きだ」Kis-My-Ft2(avex trax)

[HP] 映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』

[Twitter] @torasan_movie



©板羽皆/集英社・2019「トラさん」製作委員会

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