【詳細】映画『愛唄 -約束のナクヒト-』横浜流星&清原果耶&飯島寛騎 3ショットインタビュー

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2019-01-24 12:01:00
2017年、驚異の⼤ヒットを記録した『キセキ -あの日のソビト-』のキャスト(主演・横浜流星)・スタッフが再び集結し、実話エピソードから着想を得たオリジナル脚本で、GReeeeNの名曲「愛唄」が映画化!映画『愛唄 -約束のナクヒト-』は、2019年1月25日(⾦)より全国公開される。

GReeeeNが初の脚本で本作に込めたのは、名曲「愛唄」への想いと同じ「人を好きになることを恐れないで」という、まっすぐなメッセージ。⼿をつなぐことさえせず、恋する勇気を持てないまま⼤人になった⻘年が、“友”と“詩”との出会いによって、恋に全⼒で駆け抜けていく姿が描かれる。

そんな感動必至の今作で、“友”と“詩”との出会い、生きる意味をみつけていく主人公・野宮透(トオル)役の【横浜流星】、トオルが出会う“詩”の作者である運命の少女・伊藤凪役の【清原果耶】、トオルの生涯の友となる坂本龍也を演じた【飯島寛騎】の大人気の3人に、本作にかけた想い、名曲「愛唄」とGReeeeNについて、撮影時のエピソードや互いの印象、さらに普段のファッションのこだわりなど、魅力を余すことなく対談インタビュー!
Q.オファーをいただいた時の率直なお気持ちをお聞かせください。

横浜流星(以下:横浜):「素直に嬉しかったですね。」

Q.GReeeeNさんの映画作品としては『キセキ ーあの日のソビトー』から2回目の出演ですよね。

横浜:「はい。またご一緒出来て、凄く嬉しいです。元々僕はGReeeeNさんの大ファンだったので、そんな憧れの方とお仕事で携われることが素直に嬉しくて、しかも2回も!本当にキセキだなと思います。

そして、今回は主演という責任感を感じながらも、とにかく僕ができることを全力でやることが大切だなと思い、撮影には臨ませていただきました。」

Q.GReeeeNさんのファンでもある横浜さんですが、今回の脚本を読んでいかがでしたか?

横浜:「まず、GReeeeNさんらしいなと思いましたね。GReeeeNさんが伝えたいことがたくさん詰まっている脚本だなと。

僕はトオルを演じさせていただて、トオルのまっすぐな姿だったり、一生懸命に生きている姿に凄く勇気や元気をもらいました。恋をすること、そして大切な人にしっかりと想いを伝えることの大切さ。彼らが懸命に生きる姿、そして自分がこうして今を生きていることは決して当たり前のことではないんだと気づかされる、凄く素敵な脚本で感動しました。僕も映画を観に来て下さるお客さんに愛唄のメッセージをしっかりと伝えたいと思いました。」
Q.清原さんは、オファーをいただいた時いかがでしたか?

清原果耶(以下:清原):「私も『愛唄』は、以前から知っていた曲だったので、その『愛唄』がもう一つの物語としてどのように展開されていくのか興味深く脚本を読ませていただきました。

私は伊藤凪という役を演じさせていただいたのですが、凪の生命力や芯がしっかりとしている部分に、私自身も影響を受けました。『愛唄 -約束のナクヒト-』で凪として生きる時間は、台本を読むたびに泣くポイントが異なるくらい、私自身も支えられたとても大切な存在です。」

Q.飯島さんはいかがでしたか?

飯島寛騎(以下:飯島):「僕も素直に嬉しかったです。実は『キセキ ーあの日のソビトー』が上映している時、プライベートで映画館に行き鑑賞させていただいたんですけど、観ながら「わー凄いな。出たいな」と思わせてもらったくらい素敵な作品で。映画館からの帰りも余韻に浸りながら帰りました(笑)。

そんなGReeeeNさんの映画作品の2回目となる『愛唄 -約束のナクヒト-』に出演させていただけると決まった時は、もの凄く嬉しかったです。僕が演じた役が元バンドマンということで、小学生の時から知っている大好きな「愛唄」の弾き語りもさせていただくということで、プレッシャーや責任感も凄くありました。そんな中、キャストやスタッフのみなさんが様々な場面で助けてくださったおかげもあり、より良いものをつくることができたと思っています。」
Q.お互いの印象についてお聞きしたいのですが、『キセキ ーあの日のソビトー』を実際に映画館でご覧になられた飯島さん、まずナビはどう見えましたか?

飯島:「ナビは声が高いなって思いました。凄く高くないですか!?」

Q.とても綺麗な歌声でしたよね。

飯島:「ナビさんは実在する人物だったり、トオルとはまた違った魅力がある役柄で、そういう役のふり幅も含めて、横浜くんは凄いなって思います。横浜くんは、2作品(『キセキ ーあの日のソビトー』『愛唄 -約束のナクヒト-』)とも出ていたり、GReeeeNさんのことは僕ら3人の中で一番詳しかったり、主演として凄く頼りにしてました。凄く横浜くんにも支えていただいて、助けられたなという印象です。」

Q.飯島さんからみて、清原さんはどんな印象ですか?

飯島:「清原さんは、僕より6個下でまだ16歳なのに、女優さんとして本当にちゃんとして凄いなと思いました。僕が16~17歳の時は、何をしてたんだと考えると悔しくなるくらい…(笑)。

現場で、清原さんと横浜くんが自分にしかできないことをやっている中で、僕にしかできないことはなんだろうって2人を見ながら考えさせてもらったり、2人には凄く刺激を受けたなと思います。」
Q.清原さんはいかがですか?

清原:「流星くんの第一印象は凄く静かなイメージだったのですが、現場に入ると主演という立場から、スタッフさんやキャストのみなさんを常に気遣い、みんなが現場に居やすいような雰囲気を作ってくださいました。互いの役の距離感をどのように掴んでいこうか悩んでいた時など、流星くんには本当にたくさん助けていただいたなと感謝しています。

飯島くんは私の中で、龍也のイメージそのものでした!」

飯島:「ありがとうございます!」

清原:「いえいえ!(笑) 現場で愛されキャラといえば飯島くんでした。愛嬌があって、みんなから愛される方なんだなと思いましたし、私自身もその明るさに助けられた場面があったので、感謝しています!」

飯島:「ありがとうございます!改めて、そういう風に言ってもらえると照れますね。」
Q.横浜さんはいかがですか?

横浜:「僕も果耶ちゃんにはたくさん助けられました。僕は元々コミュニケーションを積極的に取れる方ではないので、年齢の差もありますし、最初どういう風に接していこうかなって考えていたんですけど、実際にお会いしてみると凄くしっかりしていて、落ち着いていますし、まじめですし、お芝居も素敵ですし。これはもちろん龍也にも言えることなんですけど、現場では常に凪としていてくれたからこそ、僕もトオルとしていることができました。あとは果耶ちゃんの持つ癒しオーラに癒されていましたね。

飯島は最初、気取ってる男なのかなって思いました(笑)。」

飯島:「そうだったんだ(笑)。」

横浜:「最初はね!(笑)。でも、いざ一緒に本読みをしながら色んな話をしてみると、凄く素直な一面が見えて。凄く素直で真摯に作品と向き合って、龍也として本当に頑張っていたし、そんな素直なところは自分も見習わないといけないなって思いました。あとは、自分に無い物といえば本当に愛されキャラなところ。愛されキャラになるのってなかなか難しいんですよ。狙ってできるものではないですし、本当に凄いなって思いました。」

飯島:「そんなこと考えたことなかった。」

横浜:「そこがだよ!」

清原:「そういうところがですよね!」

飯島:「ありがとうございます!」
Q.気取ってるように見えたということですが、ご自身で思い当たることはありましたか?

飯島:「もしかしたら、気を張ってたんじゃないですかね。僕普段から怖がれるんですよね。仲良くなったら普通だけど、初対面の方からしたら、そういうオーラが出しちゃっているように見えるんですかね。」

Q.とっつきにくい感じ?

横浜:「とっつきにくさはなかったですけど、カッコつけてるなって(笑)。でも実際は全くそんなことないんですよ。なんだろう。仮面ライダー感が出てたのかな?(笑)」

飯島:「仮面ライダーはカッコつけてないですよ(笑)。」

一同:(笑)

横浜:「だから一番印象が変わったのは飯島ですね。」
Q.完成した作品を観て印象に残ったシーンを教えてください。

横浜:「凪がトオルに投げかけてくれる言葉があるんです。それは、凪とトオルだからこその新たなアプローチの仕方というか。ただ真っ直ぐに想いを伝えるだけじゃない、その気持ちの伝え方が新鮮で素敵だったので、この作品を通して流行ってくれたら嬉しいなと思います。一番は素直に気持ちを伝えるのが一番ですけど、一つのアプローチ方法としてぜひやってほしいです。

飯島:「僕のシーンなんですけど、弾き語りのシーンは凄く思い入れが強いですね。あのシーンのために、ギターも歌も経験がなかったので、初めてギターを買ってレッスンに通って練習を重ねました。音楽から離れた坂本龍也としても、音楽未経験だった飯島寛騎としても、大切な場面で、役と僕自身が重なりあったと強く感じた凄く好きなシーンです。」

清原:「トオルの実家でみんなで食卓を囲むシーンです。財前さん演じるトオルのお母さんが『勝手に死なせたりなんかさせないよ』とトオルに投げかける一連のお芝居を隣で拝見していて、とても胸に刺さりました。そのシーンはスクリーン越しで観ていても感動が溢れてきて、財前さんに尊敬の念を抱きつつ、大好きなシーンでもありますね。」
Q.普段のファッションのこだわりを教えてください!

清原:「私服はカジュアルな系統が好きです。カジュアルなコーディネートの中に革靴を合わせてみたり、綺麗目なワンポイントをプラスします。ほかには古着も好きなので、古着屋さんにも足を運んだりしますね。最近は古着屋さんで黒の総柄のシャツを買いましたよ。」

Q.横浜さんのファッションのこだわりポイントは何ですか?

横浜:「スニーカーはあまり履かないですね。」

飯島:「確かに全然履いてないね。」

Q.そうなんですね!それはなぜ?

横浜:「モード系のものが好きなので履かないんですよね。」

Q.なるほど。確かに今日の衣装もモード目ですよね!

横浜:「そうですね。あと、今日のポイントでいうと“緑”にしたところです。GReeeeNさんなので!(笑)。」

清原:「だと思いました!」

飯島:「絶対に“緑”を着てくるんだろうなって思ってた!」
横浜:「あとは、明るい色はあまり使わないですね。派手な色でもトーンが濃い色を選んだり、紫が好きなので、ファッションでも紫が多いです。あとは、僕も古着が好きなので、コーディネートに古着はよく取り入れますね。」

Q.飯島さんのファッションのこだわりポイントは何ですか?

飯島:「凄く革へのこだわりがあります。靴や小物も長く使っていたいんですよね。革ではないですが、スニーカーもそうですね。使い込んで磨いて、長年使ってついた傷もカッコよく見えるヴィンテージ感が好きですね。

服は、結構派手なものが多いですね。シャツとかは特にそうかな。派手なのは特にお仕事の時が多いんですけど、誰も着ないようなデザインのものが結構好きで、派手なアイテムに落ち着かせたものを合わせるのが好きです。ファッションに関しては、奇抜と落ち着いたもの両方を使い分ける感じですかね。」

Q.ファッションの系統でいうと、横浜さんと飯島さんは対照的な感じなんですね。

横浜:「確かに。」

飯島:「そうですね。横浜くんが普段着ている系統は、自分では着てないかもしれないですね。」
Q.『愛唄 -約束のナクヒト-』はご自身にとってどんな作品になりましたか?

横浜:「これからも続いていく役者人生の中で、ずっと心に残っているようなそれくらい大切な作品になりました。」

Q.横浜さんにとって演じられたトオルはどんな存在でしたか?

横浜:「とても眩しいですね。」

Q.そんなトオルに共感する部分はありますか?

横浜:「トオルのしっかりと自分の想いを言葉で伝えられる面は、自分も思ったことは伝えられる人なので、そういうところは似ているのかなと思います。僕にとってトオルは、自分が忘れかけていたような純粋さ、儚さというものを凄く持っていて、初心の気持ちに戻してくれました。心が顕れるというか。凄く大切な存在ですね。」

Q.役者人生の分岐点だったなという感じですかね。

横浜:「そうですね。」

Q.『愛唄 -約束のナクヒト-』は清原さんにとってどんな作品になりましたか?

清原:「今回私は、周りの人に影響を与える役柄を演じたのですが、凪という役から私自身も日々の生き方や、人生の考え方、命への向き合い方などを教わりました。そういった部分でも本当に出会えてよかったなと思える作品と役です。」

Q.では、今作で凪として生きてみて共感する部分はありましたか?

清原:「似ていないとは思うのですが、共感はできます。ただ、凪を演じる上で、いかに私自身の考え方や生き方から離れて、作品の中で凪としての生きていけばいいのか、どう凪の生き方を表現すればいいのかとても悩みましたね。でも、撮影現場でトオルやたっちゃん(龍也)のお芝居とちゃんと向き合うことで、その悩みも自然と解消されていき、3人のバランスも上手く演じることができました。」

Q.飯島さんにとって、『愛唄 -約束のナクヒト-』はどんな作品・龍也はどんな役になりましたか?

飯島:「僕は役者歴もそんなに長くないので、そういう面では凄く早いタイミングで役者飯島を代表するような作品に出会えた、このご縁に感謝しています。本当に大好きな作品です。

今作で音楽に初挑戦したり、凄くいい雰囲気の現場で精一杯に演じることができたので、飯島の役者人生において凄く大切な作品になったなと思います。今回の経験を今後にもしっかりと活かしていきたいです。」
[プロフィール]
横浜流星
1996年9月16日
神奈川県出身
「烈車戦隊トッキュウジャー」(EX)のトッキュウ4号/ヒカリ役で注目を集める。近年ではGReeeeNのメンバーを演じた『キセキーあの日のソビトー』(17)で「グリーンボーイズ」の一人としてCDデビューも果たした。2018年は主演映画 『兄友』『虹色デイズ』をはじめ、4本の作品に出演。2019年は『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』や主演映画『チア男子!!』の公開を控えている。さらに2019年1月期TBS連続ドラマ「初めて恋をした日に読む話」でメイン出演が決定している。

[キャラクター紹介]
野宮透(トオル)/恋に気づいた青年


清原果耶
2002年1月30日
大阪府出身
「アミューズオーディションフェス2014」グランプリを受賞し、2015年、連続テレビ小説「あさが来た」(NHK)で女優デビュー。映画『3月のライオン前編/後編』(17)、『ちはやふるー結びー』(18)などの話題作に出演する。最近では看護師見習いを演じた「透明なゆりかご」(NHK)での演技も高く評価された。山田孝之がプロデュースを手がけた映画『デイアンドナイト』(19)の公開も控えている。

[キャラクター紹介]
伊藤凪/運命の少女


飯島寛騎
1996年8月16日
北海道出身
「第28回ジュノンスーパーボーイコンテスト」グランプリを受賞し、翌年「仮面ライダーエグゼイド」(EX)の宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド役に抜擢される。2018年に男性エンターテイメント集団「男劇団青山表参道X」の一員となり、旗揚げ公演の「SHIROTORA~beyond the time~」で主演をつとめる。公開待機作にNetflix先行配信、HTB連続ドラマ『チャンネルはそのまま!』(19)、『PRINCEOF LEGEND』(19)などがある。

[キャラクター紹介]
坂本龍也/生涯の友


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映画『愛唄 ー約束のナクヒトー』予告編



<ストーリー>
私の手、握ってくれてありがとう」 その言葉が僕らのすべて――。

あいつがくれた恋する勇気。あの子くれた、生きる意味。僕を変えた二つの出逢いが今、一つの奇跡を起こす。

平凡な毎日、他人を夢中になるほど好きになったこともなく、ただ過ぎていく日々の中、大人になってしまったトオル。そんなある日、自分の人生のタイムリミットを突然告げられる。失意の中、元バンドマンの旧友・龍也との再会と、偶然見つけた“詩”との出逢いによって彼は、生きる勇気をもらい、恋というものに生涯をかけて全力で駆けてみたくなった―。トオルを変えた詩。そしてその先にようやくめぐり逢えた運命の少女・凪。しかし、詩を綴ることをやめたその少女には誰も知らないある秘密があった…。

終わらない命など存在しない中で、今を夢中で生きるとは。刹那に輝くその運命が、名曲誕生の奇跡を起こす。

その唄は、僕らの運命から溢れ出たーー

【タイトルのナクヒトとは】
泣く人。涙するほど全⼒な人のこと。GReeeeNによる造語。

映画概要


【愛唄 -約束のナクヒトー】
2019年1月25日(⾦) 全国公開
出演: 横浜流星  清原果耶  飯島寛騎
中村ゆり 野間口徹 / 成海璃子 / 中山美穂(特別出演)
富田靖子 財前直見
監督:川村泰祐 『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』『L♡DK』『海月姫』『きょうのキラ君』ほか
脚本:GReeeeNと清⽔匡
音楽:GReeeeN
プロデューサー:⼩池賢太郎 『キセキ ーあの日のソビトー』『奇跡』
音楽プロデューサー:JIN『キセキ ーあの日のソビトー』にて日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞

[HP] 映画『愛唄 -約束のナクヒトー』

[Twitter] @aiutamovie

[Instagram] @aiuta_movie

©2018「愛唄」製作委員会

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