【詳細】有川浩の“一生に一本しか書けない物語” 主演・福士蒼汰で実写映画化!『旅猫リポート』福士蒼汰と高畑充希演じる・ナナの凸凹コンビの特報公開中!

Culture 映画
2018-05-01 16:12:00
“最強のストーリーテラー”との呼び声が高いシリーズ累計40万部突破(2017年3月6日時点)の有川 浩原作のベストセラー小説「旅猫リポート」が主演・福士蒼汰で実写映画化。2018年10月26日(金)より全国公開される。

物語は、心優しい青年・悟(サトル)が、とある事情から飼えなくなってしまった愛猫・ナナと一緒に、新しい飼い主を探して日本各地を巡る旅に出るところからはじまる。幼い頃の親友や初恋の相手など、悟がこれ までの人生で出会ってきた様々な人たちを訪ね歩く中で、伝えられなかった気持ちや本当の絆、そして悟の知 られざる過去や秘密が明らかとなる、見終わったあと温かい涙が止まらない珠玉の感動物語。

本作は、 「図書館戦争」「植物図鑑」「阪急電車」など著作が続々と映画化され、大ヒットを生み出している有川浩によるベストセラー小説で、2012年の発売以来「号泣必至!」と大反響を呼び、瞬く間に大人気に。また、原作者の有川浩自身も、 過去のインタビューで「一生に一本しか書けない物語」と表現するほど思い入れの強い作品で、この特別な小説を映画化するに当たり、自ら脚本開発に参加しているほどだ。

そしてベストセラー小説の実写化を手掛けるのは、16年に『植物図鑑』で有川作品を映画化し、興行収入23億円を超える大ヒットに導いた三木康一郎監督。再びのタッグが実現だ!撮影にあたり最大の難問とされてきた猫の芝居については、動物プロダクションとの入念な準備のもと、猫のリアルでかわいい表情やしぐさがたっぷり詰まった、今まで誰も見たことがない「猫映画の決定版」を目指したという。
そんな猫が主要なキャラクターとして登場し、全編にわたって高度な演技が求められることから、映像化困難とされてきた本作が、満を持して実写映画化。主人公の悟役を演じるのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、『ちょっと今から仕事やめてくる』、 『曇天に笑う』、『BLEACH』と主演作品が立て続き、今や映画界の若手俳優を代表する人気と実力を併せ持 つ福士蒼汰。2013年、2015年に映画化された『図書館戦争』シリーズに続いての有川作品への出演となり、ある秘密を抱える青年という難しい役どころに挑戦する。また、今作ではほぼ全編が猫との共演となるため、芝居では猫と初共演という福士が、人間と猫の絆をどう演じるのかにも注目が集まる。

そんな重要な猫(ナナ)の心の声を担当するのは有川浩原作への出演は「植物図鑑」以来という高畑充希。数多くの作品に出演している高畑が、猫の声を担当するのは初めて!オス猫の声を見事に演じ切り、物語に生命力と説得力を吹き込んでいく。

また、音楽はコトリンゴが担当!2016年に公開しロングランヒットとなった「この世界の片隅に」で音楽を担当し、第40回日本アカデミー賞のほか数 多くの音楽賞を受賞したコトリンゴが、原作の世界観を柔らかなメロディーと歌で表現し、本作を彩る。

特報映像



公開中の特報映像では、心優しき青年とツンデレ猫の凸凹コンビと高畑充希演じるオス猫の声、菜の花畑や富士山など息を呑むほど美しい日本の風景がコトリンゴの音楽ときれいに重なり、見た人を優しい気持ちにさせてくれる♡ 果たして2人の旅はどうなるのか? 柔らかい雰囲気の中、「さあ行こう、これは僕らの最後の旅だ」「俺の最後の猫がナナでよかった」という意味深なセリフが物語の結末を期待をさせる特報に本作の公開が待ち遠しくなる・・・。

コメント


主演・福士蒼汰/悟(サトル)役
原作を読み、やわらかいものに丸く包まれているようなやさしい物語だと思いました。けれど、その中に隠さ れた秘密や過去にドキッとする瞬間が何度かありました。そのドキッとした時の気持ちと作品全体を包むやわ らかい空気の両方を大事にして、悟を演じたいと思います。大切な人たちや猫への思いを、自然体で届けられたらいいなと思います。 お芝居で猫と共演するのは初めてなので、最初は猫との距離感に少しドキドキ、猫見知り(?)しました。で も、相棒のナナは、クルクルとした毛がチャーミングな、ちょっとやんちゃでかわいい猫なので、日々楽しく 撮影しています。


高畑充希(声の出演)/猫(ナナ)役
『植物図鑑』ぶりに有川さんの作品に参加させていただける、ということでお話を伺うと、まさかの、猫!わたしの実家で幅を利かせているニャンコも、ニャーとかギュルギュルとか、ギャーとか。なんだか分からない猫語をよく発しているので、“猫が話す”というのはなんだか少し、想像がついたのですけれど、さて、自分がやるとなると、どうしたものかなぁ〜、、。ハテナだらけで向かったアフレコでしたが、俳優猫ちゃんの可愛げのない可愛らしさに夢中になっているうちに、気づいたら終 わっていました。 声を担当させていただいてはいるのですが、見所はズバリ、喋らない時の猫ちゃんの顔!大きな目に映る様々なものに、想像力を掻き立てられてしまいました。


コトリンゴ/音楽
悟とナナ、その友人たちのように、大切なパートナーや仲間と共に過ごす時間、その一瞬一瞬が愛おしく思える、素敵な作品 に参加できてとても光栄です。今回、音楽を作っていく上での監督さんからのアドバイスの一つに、観てくださったお客さんが思わず口ずさんでしまうようなテー マだといいな、という言葉がありました。シンプルなようでいて難しく、でもとても大切な事だと思い、制作中は何度も振り返っていました。この作品を観た後の、あたたかい気持ちがたくさんの方に届きますように。


原作/脚本・有川浩
これは、一人と一匹の最後の旅の物語です。でも、きっと悲しさではなく幸せを感じていただけると思います。 今回は、これまでにご縁があり、その力を心から信頼できる方々に映画化していただけることになりました。 こちらからお願いしたのは、とにかく猫さまの都合を第一に!ということ。猫のしたくないことはいっさいさ せない。必要であれば脚本はいくらでも書き換えます、と。 けっして言うことをきいてくれない猫さまを一緒に愛してくださるみなさま、サトルとナナのふたりの旅を見 守ってあげてください。


監督・三木康一郎
脚本を読み、涙しました。自分には何ができるのか?考えさせられましたし、愛する事の尊さを感じました。 映画を見てくださる方々にも、愛する事の尊さが少しでも伝わるような作品にしたいと思います。 有川先生の作品は2作目ですが、いつも登場するキャラクターの聡明さに心打たれます。今回も全ての登場人 物が生き生きして、やさしい。どう表現するか、とても楽しみです。 福士蒼汰さんは悟のイメージにぴったりで、やさしくておおらかで、強く、福士さんが悟なんじゃないかと思 う程です。彼の雰囲気を壊さないように、さらに、今の彼の魅力を十分引き出したいと思っています。 皆さんの心の奥のやわらかい部分をギュッと掴むようなものにしたいと思っています。


製作プロデューサー
福士さんと猫、そして日本の美しい風景という最強の組み合わせが実現することをとても嬉しく思います。 人気者でありながら飾らず、周りを一瞬で虜にする笑顔とドキッとさせるような大人の表情が同居する福士さ ん。彼以外に、悟役は考えられませんでした。内に秘める強さを持ちながら、みんなに心から愛される悟を、 ナチュラルに、魅力的に表現していただけると思っています。相棒の猫・ナナと見つめ合う福士さんを見て、今までにない猫の映画をお届けできると確信しています。ご期待ください!


<ストーリー>
元野良猫のナナは、交通事故にあったところを心優しい猫好きの青年・悟に助けられ、5年間、飼い猫として幸せに暮らしてきた。とある事情でナナを手放さなくてはならなくなった悟は、新しい飼い主を探すため、ナナと一緒に、親友や初恋の人など、悟がこれまでの人生で出会った大切な人たちを訪ねる旅に出る。それは図らずも悟の人生をふりかえる旅となる。強い絆で結ばれた一人と一匹のおかしく、切なく、あたたかい 物語。旅の終わりに明かされる、悟の「秘密」とは――。

映画概要


【旅猫リポート】
2018年10月26日(金) 全国公開
原作:有川浩 『旅猫リポート』(講談社文庫)
出演:福士蒼汰、高畑充希(声の出演)
監督:三木康一郎
脚本:有川浩、平松恵美子
音楽:コトリンゴ

©2018「旅猫リポート」製作委員会 ©有川浩/講談社

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