【詳細】「山田君は、死んでいないと人を好きになれない?」若者たちが青春にもがく、衝撃的で鮮烈な『リバーズ・エッジ』本予告映像が解禁!

Culture 映画
2017-12-06 12:11:00
どうしようもない欲望と孤独を持て余し、生きることにもがく若者たちの、青春の終わりと再生を鮮烈に描く岡本京子の衝撃作、2018年2月16日(金)より公開の映画『リバーズ・エッジ』の本予告映像が完成、解禁となった。

二階堂ふみや吉沢亮がリアルで衝撃的な「生」をスクリーンへと叩きつけた衝撃作

「世界の中心で、愛を叫ぶ」「ナラタージュ」などの恋愛超大作を手掛ける傍ら「GO」「パレード」といった若者たちのゆらぎを浮き彫りにする作品をも生み出してきた行定勲監督のもと、二階堂ふみ、吉沢亮のほか、森川葵、上杉柊平、SUMIREら日本映画の新時代を担う旬のキャストたちが岡本ワールドに体当たりで挑み、リアルで衝撃的な「生」の姿をスクリーンに叩きつけた。さらに、主題歌にはかねてより岡本と親交のあった小沢健二が新曲を書き下ろし、話題を呼んでいる作品だ。

<死体>をきっかけに、日常が崩れていく──・・・。残酷な青春にもがく若者たちを映し出す鮮烈な予告映像が解禁!

このたび公開された本予告映像では、二階堂演じるイマドキの女子高生・ハルナと、吉沢演じる同性愛者であることを周囲に隠す同級生の山田が、偶然河原で見つけた<死体>を共通の秘密として、歪な絆を結んでいく様子が描かれている。

そんな2人を取り巻くクラスメートたちも登場し、山田が上杉演じるハルナの恋人、観音崎から殴られるシーンや、SUMIRE演じる大量に食べては吐くことを繰り返す摂食障害のモデル・こずえがハルナにキスをするシーン、ハルナの親友ルミが密かにハルナの恋人と関係を持っている様子など、衝撃的な場面が疾走感あふれる音楽にのせて畳みかけられ、青春に別れを告げ大人になろうと必死にもがく若者たちの姿が鮮烈に刻み込まれた印象深い映像となっている。最後のハルナの嗚咽のわけは、一体何なのか?共有した秘密が、若者たちの日常を壊していく。

それぞれが抱える深刻な事情や誰にも言えない秘密、一筋縄ではいかない恋愛の葛藤、「山田君は、死んでいないと人を好きになれない?」というショッキングなセリフ・・・。キラキラとした出来事ばかりではない青春時代の個々がもつ心の闇や爆発寸前の溜め込んだ思いに、衝撃を受けながらも共感せずにはいられない、残酷な青春模様に注目だ。

映画『リバーズ・エッジ』本予告

<ストーリー>
「若草さん、今晩ヒマ? 僕の秘密の宝物、教えてあげる」。

若草ハルナ(二階堂ふみ)は、彼氏の観音崎(上杉柊平)がいじめる山田(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、放置された<死体>を目にする。「これを見ると勇気がでるんだ」という山田に絶句するハルナ。さらに、宝物として死体を共有している後輩でモデルのこずえ(SUMIRE)が現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で結ばれていく。

ゲイであることを隠し街では売春をする山田、そんな山田に過激な愛情を募らせるカンナ(森川葵)、暴力の衝動を抑えられない観音崎、大量の食糧を口にしては吐くこずえ、観音崎と体の関係を重ねるハルナの友人ルミ(⼟居志央梨)。閉ざされた学校の淀んだ日常の中で、それぞれが爆発寸前の何かを膨らませていた。そんなある日、ハルナは新しい死体を見つけたと報せを山田から受ける・・・。

映画概要


【リバーズ・エッジ】
公開日:2018年2月 全国ロードショー
原作:岡崎京子「リバーズ・エッジ」(宝島社)
出演:二階堂ふみ、吉沢亮、上杉 柊平、SUMIRE、土居志央梨、森川葵
監督:行定勲
脚本:瀬戸山美咲
主題歌:小沢健二「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」
配給:キノフィルムズ

© 2018 映画「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社 movie-riversedge.jp

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