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【詳細】【イベントレポート】GLM Fashion Show 2025 – 原宿で魅せたゴシック＆ロリータの最前線

【詳細】【イベントレポート】GLM Fashion Show 2025 – 原宿で魅せたゴシック＆ロリータの最前線

2025-10-05 11:14:00

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2025年9月13日（土）、東京・原宿のWITH HARAJUKU HALLにて「GLM Fashion Show 2025」が開催されました。
ゴシック＆ロリータファッションを象徴する全26ブランドが一堂に会し、伝統と革新が交差する圧巻のランウェイを披露。会場には国内外から多くのファンやメディアが集まり、原宿ならではの熱気に包まれました。

そもそもゴシック＆ロリータファッションは、1990年代の原宿ストリートから広がった日本独自のカルチャーです。ヨーロッパのゴシック様式やロココ調の衣装から着想を得つつ、可憐さと退廃美を融合させたスタイルは、やがて音楽や漫画・アニメ文化とも結びつき、世界中にファンを広げていきました。現在では「ゴシック＆ロリータ」がジャンルとして定着し、日本発ファッションの代表格として国際的にも注目されています。

今回のテーマは「一目惚れの続きを、あなたの手の中に。」。ランウェイで出会ったお洋服を、その場でオンラインモール「Gothic and Lolita Mall」から注文できるという、新しい体験型のファッションショーでもありました。リアルとオンラインをつなぐ試みは、来場者にとって新鮮で、ブランドにとっても世界に向けた発信の場となりました。

印象的だったのは、「ゴシック＆ロリータ」と一口に言っても、そのスタイルの幅が実に豊かだったことです。クラシカルで荘厳なドレスに身を包んだダークゴシックの一群が登場したかと思えば、次の瞬間にはパステルピンクに彩られた愛らしいロリータスタイルがランウェイを明るく照らす。まるで舞台作品のシーン転換を見ているかのように、真逆の世界観が次々と展開されていきました。

写真のように、黒を基調に重厚なレースと十字架を配したゴシックドレスと、淡いピンクにフリルを重ねたドールのようなロリータドレス。そのコントラストはまさに“光と影”の対比であり、ショー全体にドラマを与えていました。セリフこそありませんが、モデルたちの表情や立ち振る舞いはまるで舞台俳優のよう。観客はファッションショーであると同時に、一幕の芝居を鑑賞しているかのような没入感を味わったのではないでしょうか。

さらに、アニメチックな華やかさ、サブカルチャーを反映したユニークなコーディネート、甘さ全開の「かわいい」に振り切った姿など、多彩な表現が続きました。それぞれのモデルが自分のスタイルを誇らしげに表現する姿には、自己肯定感や変身願望を叶える喜びが滲み出ており、観る側にも強いエネルギーが伝わってきました。

GLM Fashion Show 2025は、ファッションの枠を超えてカルチャーそのものを体感できる場だったといえます。
国内のみならず、海外からも注目を集めるゴシック＆ロリータファッション。
その最前線が原宿で披露されたことがとても大事だったような気がします。

ここからは、素敵な衣装とアクセサリーを身にまとったモデルさん達の写真を見て、多様なスタイルと世界観に触れていただき、少しでも「ゴシック＆ロリータって楽しい」と感じてもらえたら嬉しいです。
次回の開催が今から待ち遠しくなる、そんな魅力あふれるショーでした。

公式サイト:Gothic and Lolita Market
公式X:@Goth_LoliMarket

GLM Fashion Show 2025出演ブランド
abilletage
萬屋ヒツジ Enchantlic Enchantilly
Dreaming Drop
Azai aRiot･ｱﾘｵﾄ･
heavenly garden
moon lolita
rubyBlossom
Fairy wish
Moonrise Theater
LALUICE REVE
Reincarnation
apleberute
Bühne
MorunxMuunaStoik
イトオシオカシ
innocent star
Anges et Demons
M sweet princess
仔馬洋品店
Epetice
MERCI MEL
Swantailor
caramel drops
傘工房縁
RUSANJIN ROOM