【詳細】ドラマ「タクミくんシリーズ」塩﨑太智(M!LK)加藤大悟 Wインタビュー

Interviews TV
2025-09-22 20:26:00
学園BL小説の金字塔、「タクミくんシリーズ」がついに初の連続ドラマ化!
BSフジで9月21日(日)より放送&FODにて独占配信!!
メインカップルのキャストに塩﨑太智×加藤大悟が決定!
両想い、両片想い、片想いーー
美男子(イケメン)たちが恋愛模様を繰り広げる
全寮制男子校ラブストーリーが開幕!!

1992年の刊行開始以来、累計500万部を超える大人気小説「タクミくんシリーズ」は、全寮制男子校を舞台に、少年たちの繊細で切ない恋模様を描いた学園ラブストーリー。
名⾨の全寮制男⼦校祠堂学院に通うタクミとギイが、さまざま出来事を経て、ついに恋⼈同⼠になる学園ラブストーリーは、コミカライズ、
ドラマCD、舞台など多彩なメディア展開を経て、2007年には実写映画化され話題を呼び、以降2011年までに旧シリーズ全5作が劇場公開。
さらに2023年には、待望の新シリーズ映画『タクミくんシリーズ 長い長い物語の始まりの朝。』が公開されて益々、世代を超えて愛され続けている。
この度、本シリーズの初のドラマシリーズの放送が決定!!BSフジ・FODにて2025/9/21(日)24時より放送・独占配信される。

主人公・葉山託生(通称:タクミ)を演じるのは、俳優としてTBS「イグナイト-法の無法者-」、MBSドラマイズム「その着せ替え人形は恋をする」など話題作に立て続けに出演し今注目を集める塩﨑太智。
5人組ダンスボーカルグループ・M!LKのメンバーとしても現在大バズり中。
タクミの恋人・崎義一(通称:ギイ)を演じるのは、ミュージカル『刀剣乱舞』の山姥切国広役や『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』の四十物十四役で人気を博す加藤大悟が演じる。
―加藤さんは前作映画に続いての出演、塩﨑さんは今回からの参加で、本作がドラマ初主演とのことですが、主演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

塩﨑太智(以下、塩﨑):主演って華々しく見える一方で、やっぱり大きな責任があるなと感じました。歴史あるBL作品の主演を任せていただけることになって、喜びと同時にプレッシャーもすごく感じました。

―先日キャスト情報が解禁され、Xではトレンド入りもされました。原作ファンからの反響などはご覧になりましたか?

加藤大悟(以下、加藤):「引き続きダイゴくんがやってくれて嬉しい」という言葉をいただけて、本当にうれしかったです。2回目を演じられてよかったなと心から思いました。

塩﨑:僕は正直怖くてあまり見られませんでした。原作ファンの方はずっと長く愛している方だと思うので、そんな中で自分がタクミを演じることに責任を強く感じていて……。

―お二人ともアーティスト活動をされていますが、撮影の合間に共通の話題で盛り上がったことはありましたか?

塩﨑:アーティストの話は全然してなくて(笑)。でも加藤くんがダンスの練習をしていたんです。「何かあるの?」と聞いたら、撮影の1~2週間後に大きなコンサートが控えていると知って驚きました。
それで「このステップってどうやったら上手く見えるの?」みたいな、ダンス経験者にしか分からない質問を色々させてもらって。ダンスの話をしていました。

―共演して感じたお互いの印象を教えてください。

塩﨑:加藤くんはとにかく明るくてオープン。人によって態度を変えることなく、誰にでも平等に接しているので、その姿勢は本当に尊敬しています。

加藤:太智性格の根本が似ていて、話すのも好きだし、一緒にいて楽しかったです。あと綺麗好き(笑)。僕がけっこうガサツだからありがたかったですね。血液型がA型と聞いて「え、意外!」って驚いたのも覚えています。撮影中もプライベートでも、必要以上に気を遣わなくてよかったのがすごく心地よかったです。「太智くんでよかった」と思いました。

―演じた役とご自身との共通点を挙げるとすれば?

塩﨑:タクミは自分の感情を整理する時間を大切にする子だと思います。僕もお風呂の時間をすごく大事にしていて、一人でぼーっとしてアイデアをまとめたりする。その感覚は似ていると思いました。

加藤:基本的には自分と全然違うんですけど、“好きなものに向ける熱量”は似ていると思います。僕も一度「やる」と決めたらやり通すタイプなので、その情熱的な部分は共通していると感じました。

―ギイとタクミ、それぞれのキャラクターの魅力についても教えてください。

塩﨑:タクミは口数は少ないけれど、心にたくさんの感情を抱えている子。いい子だからこそ考えすぎて行動してしまう、その不器用さが魅力だと思います。

加藤:ギイはクールビューティーでハイスペック、誰もが憧れる存在です。でも同時に人間らしい感情も大きくて、嫉妬したり、強すぎる思いをぶつけてしまったり……。そのギャップがすごく可愛らしい。完璧に見えるのに、そういう弱さや可愛さがあるところが大きな魅力だと思います。

―ご自身の高校生活を振り返って、本作のように全寮制の男子校だったらやってみたいことはありますか?

塩﨑:僕は当時から芸能活動をしていたので、高校生活を思いきり楽しむ時間は少なかったです。大阪の学校に通っていたので、友達とご飯に行ったりしたのは楽しかったです。もし全寮制だったら、大規模なドッジボール大会とか、男子だけで本気でやるのが楽しそうだなと思います。

加藤:僕は3年間しっかり通えたんですが、今思えばもっと勉強しておけばよかった(笑)。でも楽しくやっていたし、その中で培ったコミュニケーション力は今につながっています。全寮制だったら、縦社会の中で本気でぶつかり合って、喧嘩して、行事に全力で取り組む。遊んで怒られるのも含めて、そんな“男臭い”青春がいいなと思います。
―今回演じられたキャラクターの魅力を、それぞれ一番感じるポイントから教えてください。

加藤:ギイはいつもタクミへの思いを胸に抱えています。ただ、過去のトラウマもあって素直に表現できない。うまくいかなくても諦めずにタクミと向き合い続ける、その根気と真っ直ぐさが本当に素敵だと思います。
今作ではタクミへの思いが“爆発”していて、些細なことまで気になってしまう。クールビューティーに見られがちなギイが、好きすぎるがゆえに不器用になる――その「可愛さ」も魅力です。

―台本を読んだ第一印象は?

塩﨑:すごく有名なシリーズなのに、最初はちゃんと知らなくて。主演が二人と聞いて読み進めたら、僕らだけじゃなく他の恋愛模様も描かれていて驚きました。「二人の物語だけじゃないんだ」と思ったのが第一印象です。

―ご自身の役について、普段の自分とのギャップは?

塩﨑:かなり違いました。読みながら「もっとアピールしろよ!」って、もどかしくなるところが多かったです。自分なら言う場面でもタクミは言えなかったりするので、その抑制や躊躇が役の核でもありました。

―演じるうえで意識したことは?

塩﨑:シリーズ前作から出演している加藤くんに頼れる部分があって、作中のタクミもギイに頼ってしまうところがあるので、そこは素の感覚に近く、身を委ねるような心持ちで臨みました。現場でも安心感が大きかったです。

―前作との違いや、今作ならではの関係性は?

加藤:前作のラストで二人は付き合い始めました。今作は交際後の物語なので、心の距離が大きく違います。ギイは前作よりもずっと自然体で、タクミに気軽に話しかけられる。表情の明るさも変わったと思います。

―互いの演技・キャラクターを見て感じた魅力は?

塩﨑:ギイはどれだけタクミが拒むように見えても、グイグイ来てくれて、その情熱がなければタクミは心を開けない人間だと思うので、何度もトライしてくれる姿が嬉しかった。日常ならやや強引かもしれないけれど、タクミには必要な力でした。

加藤:タクミは好きでも簡単には近づけない。周囲を気にして一歩引く大人っぽさがある。ギイは「二人のことなんだからいいだろ」と思いがちで見えていない部分もあるけれど、タクミの真剣さは人として本当に魅力的です。

―お互いの印象(共演前後の変化)は?

塩﨑:加藤くんは根っから元気。スケジュールがハードでも共演者をサウナや食事に誘って、場を明るくしてくれる人。舞台の印象からクールな方かと思っていたら、とてもオープンで懐の広い人でした。

加藤:初対面は現場へ向かう車内でしたが、すぐに打ち解けました。僕が「ご飯行こう」と誘っても、疲れているときはきちんと断ってくれる。自分をしっかり持っているところが素晴らしいと思いました。読み合わせも徹底的にやりましたね。

―現場で印象に残る出来事は?

加藤:初日に食事へ行って、しっかり話せたのが良かったです。あとは、重い感情のシーンが続く撮影日でも、カットがかかったら思い切りリフレッシュするようにしていました。役で落ち込んだ気持ちを引きずらないために。

塩﨑:シリーズの仲間が日替わりで入れ替わる現場だったので、同じ事務所のメンバーに会うとホッとしました。焼肉に行ったり、短い時間でもリズムが整いました。

―特にこだわった・難しかったシーンは?

塩﨑:タクミが過去をギイに打ち明ける大切な場面です。台詞量もさることながら、話しながら自分でも腑に落ちていく感覚が必要で、言い回しを何度も試しました。同じ日に軽やかなシーンとシリアスなシーンを続けて撮ることもあり、瞬時の感情の切り替えが難しかったです。

加藤:ギイは「タクミに好きになってもらう」ことを貫く人物。カッコよく見せたい一方で、ナチュラルさを失わないよう全体のバランスに気を配りました。前作と“同じ役の二度目”は本当に難しい。交際後という設定にふさわしい温度感を探りました。

―最後に、今作の見どころをお願いします。

塩﨑:タクミが抱えてきた大きな荷物を打ち明け、解放されたその先で、二人がどう進んでいくのか。シリーズの中でも重要な“輪”になっています。初めての方も、これまでのファンの方も、感情の波を楽しんでいただけると思います。

加藤:ギイの表情や頑張り方は前作とは違う方向に振れています。交際中ならではの会話、嫉妬、過去と向き合うシーン――心の距離が近くなったことで生まれる幸福感と切なさの振り幅を、ぜひ堪能してください。

[プロフィール]

塩﨑太智
生年月日:2000年9月11日 
出身地:和歌山県
映画『Cycle-Cycle』で主演を務めフランクフルト映画祭にて最優秀短編作品賞を受賞。
5人組アイドルグループ『M!LK』として活動中。
2021年にメジャーデビューを果たし、新体操経験の動きを武器に、
M!LKのアクロバットスターとして、TBS系『スポーツ男子頂上決戦2022』にも出演し、準決勝まで進むなど高い身体能力を持っている。
ドラマや舞台出演など多方面で活躍中。
俳優として、「イグナイト-法の無法者-」(25年TBS その着せ替え人形は恋をする」(24年MBS ガチ恋粘着獣」(23年ABC TV など数々の作品に出演。また、5人組ダンスボーカルユニットMILKのメンバーとしても活動中。12月6日から『MILK ARENA TOUR 2025-2026 SMILE
POP がスタート!
東京は”26年2月10日、11日・国立代々木競技場第一体育館で開催!!


​​加藤大悟
生年月日:2000年9月19日
出身地:愛知県
「TOKAIスクールボーイズ」オーディションにて誕生したボーイズグループ「Hi☆Five」のメンバーとして芸能活動開始。
2020年、舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage の四十物十四役で俳優デビュー。
以降、舞台やミュージカルなど、ソロでも活躍。
2023年5月15日、1st配信シングル「0%」でソロアーティストデビュー。
2023年9月29日、1st写真集『だいじぇすと、』(主婦と生活社)発売。
◆CX「ぽかぽか」水曜レギュラーとして出演中!
◆加藤大悟1st写真集「だいじぇすと、」発売中
◆加藤大悟オフィシャルファンクラブ7/3(木)13:00~開設!

作品概要


タクミくんシリーズ -Drama-

BSフジ:毎週日曜24時~(毎週各1話放送)
FOD:毎週日曜24時~(毎週各1話配信)
※TVer配信あり

製作:「タクミくんシリーズ」製作委員会
(カルチュア・エンタテインメント ポニーキャニオン ビデオプランニング ビーエスフジ)

©2025 ごとうしのぶ/KADOKAWA・「タクミくんシリーズ」製作委員会

この記事の関連キーワード

TV

以下のハッシュタグを付けてツイッターに投稿すると、その投稿内容が自動で抽出されこちらのページに表示されるようになります。

Tweet - 0

Tweet Loading

Related News

News Categories

News Search

Coming Up