【詳細】映画『うちの弟どもがすみません』畑 芽育 インタビュー

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2024-12-06 19:00:00
シリーズ累計発行部数240万部突破のオザキアキラによる大人気少女コミック『うちの弟どもがすみません』(集英社「別冊マーガレット」連載)を畑 芽育(はためい)主演、さらにHiHi Jetsの作間⿓⽃(さくまりゅうと)、美 少年の那須雄登(なすゆうと)、少年忍者の織⼭尚⼤(おりやまなお)、ジュニアの内⽥煌⾳(うちだきらと)出演により実写映画化、2024年12⽉6⽇(⾦)より全国公開中。

「別冊マーガレット」 で2016年から約3年にわたり連載され、⼈気を博した『ふしぎの国の有栖川さん』のオザキアキラによる最新作『うちの弟どもがすみません』(略称:うち弟(うちおと))。「別冊マーガレット」2020年2⽉号から連載がスタートした本作は、4年半で9回表紙を飾る別マの看板作品。「読むたびに思う…私もこんなことあったらいいなってね」、「キュン萌え笑いほっこり」などティーンがドはまりする傑作少⼥コミックが、満を持して映画化。主人公、長女・糸を畑 芽育、長男・源を作間龍斗、次男・洛を那須雄登、三男・柊を織山尚大、四男・類を内田煌音が演じる。

⼤好きなお⺟さんと新しいお⽗さんとの穏やかな⽣活に憧れる⼥⼦⾼⽣・⽷を待っていたのは、超イケメンだけどクセ強な4⼈の弟たちだった―。

今回、本作で長女・糸を演じた【畑 芽育】を直撃!5人きょうだいの末っ子だという畑。弟役の4人と共演して「ここが似ているな」と思った部分や、やっていて恥ずかしかったシーン、完成した作品を観てクスッと笑えたシーン、乃紫の主題歌「恋の8秒ルール」に共感した部分のほか、もし弟がいたらやりたいことや、身の回りで起きた「すみません」と思う出来事についてもたっぷりと語ってくれたよ!
Q.映画初主演とのことですが、出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

畑 芽育(以下、畑):まずは率直に嬉しかったですが、同時に自分が映画で単独主演ということがしばらく信じられない気持ちもありました。取材で「初主演のお気持ちはいかがでしたか?」と聞かれるたびに、初主演という大事な役割ができたんだなと、公開が近づくにつれてひしひしと実感がわいてきました。

Q.TBS「9ボーダー」や日本テレビ「若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-」では末っ子の役で、ご自身も5人きょうだいの末っ子だそうですが、「いつかお姉ちゃん役をやりたかった」などはありますか?

:まさか自分にお姉ちゃん役のオファーが来るとは思っていなかったです。お姉ちゃんに憧れがあったというよりは、私自身生粋の末っ子で、お姉ちゃんたちに甘えたりとか、年上の方といるほうが落ち着くタイプなので、ワクワクもありましたが、現場でどういう居方をすればいいんだろうと心配の方が強かったかもしれないです。
Q.SNSに掲載されていたダンス動画が可愛かったです。弟役の作間龍斗さん、那須雄登さん、織山尚大さん、内田煌音さんの4人と一緒に踊ってみていかがでしたか?

:みんな思ったよりふざけていて。「もっと真剣に踊ってほしいな」とも思いましたが(笑)、仲睦まじい空気感を出してくれてよかったです。

Q.弟役の方は4人とも同じ事務所ですが、「ここが似ているな」と思った部分はありますか?

:やはりノリがすごく似ているなと思いました。現場に女の子1人に対して、男の子が4人なわけなので、すこしやりづらさはあるのかなと逆に気を遣ってしまう感覚があったのですが、そんなことを考える必要もないくらい、4人が同じ事務所同士で、関係性ができ上がっていて、自然体で現場にいてくれました。みなさん冗談を言って和ませてくれて、それはみなさんが同じ事務所で、長い間一緒にレッスンを受けてきたりとか、そういう時間があったからこその空気感で、それを現場でも感じられてよかったです。
Q.弟役の4人の中で、キャラクターとして選ぶなら誰推しですか?

:(那須さん演じる)洛くんのキャラクターが結構好きです。一番糸ちゃんの気持ちを汲んでいろいろ考えてくれたり、背中を押したりアシストしてくれたりする洛くんは、弟だけど頼もしい感じがして推せるなと思いました。

Q.もし畑さんに弟がいたら、やりたいことはありますか?

:えー(笑)。ちょっかいを出したくなりますよね(笑)。普段はほとんど年下の男の子に接する機会がないのですが、私は真ん中に兄がいて、その上にさらに姉たちがいるのですが、兄は姉たちから結構強くあたられていて(笑)。見ていて面白かったというか(笑)、愛されているなと思っていました。彼女ができたのかどうなのか、恋バナをしたりとか、そういうのが羨ましかったです。
Q.弟たちと同居生活する様子が描かれています。畑さんご自身がシェアハウスのようなところで誰かと生活するとしたら「これだけは譲れない」「これは我慢できない」という部分について教えてください。

:冷蔵庫の中のものに名前を書いてほしいです。やはりきょうだいでそのケンカがよくありました。食べ物の恨みは取れないので、しっかりルールを決めたいです(笑)。

Q.家事は積極的にやりたいほうですか?

:いえ…(笑)。やってくれる人にやってもらおうと思います(笑)。

Q.もし分担するとしたら何を担当したいですか?

:食器の洗い物は好きです。それ以外はNOです(笑)。
Q.糸との共通点を教えてください。

:糸ちゃんはまっすぐで純粋で、恋愛の感覚もよくわからない女の子なのですが、一生懸命で猪突猛進なところは自分と似ているのかなと思います。結構やりたいこととか、やると決めたことには、まっすぐそれに集中してしまいます。周りが見えなくなってしまう感覚があるのですが、そういう部分は糸ちゃんに似ているのかなと思います。

Q.ドラマの撮影期間中も役に入り込んでいるのでしょうか?

:そうですね。私生活がないがしろになってしまったりとか、お芝居のことをずっと考えてしまったりするので、なるべく視野を広げて、いろんなことができたらと思っているのですが、集中すると周りが見えなくなる時もあります。
Q.今回キュンキュンするシーンもたくさんありましたが、やっていて恥ずかしかったシーンについて教えてください。

:餃子を(作間さん演じる)源くんの口に「あーん」と入れるシーンは、慣れていなくて、うまくできているか心配だったのですが、完成した映画を観たらすごく素敵に仕上がっていました。可愛らしいシーンになっていてよかったです(笑)。

Q.乃紫さんの主題歌「恋の8秒ルール」の「8秒間見つめ合って 恋に堕ちたらどうしよう」という歌詞には共感しましたか?

:そうですね。8秒間も見つめ合うことってなかなかないと思うんです。実際に歌を聴いて、弟たちと見つめ合うシーンが結構多かったので、映画とリンクしていて可愛らしい曲だと思いました。歌詞を見て「私だったらその視点に立てない!そういう観点があるのか」といろんな発見がありました。映画と一緒に主題歌も楽しんでいただけたらと思います。
Q.完成した作品を観て、クスッと笑えたシーンについて教えてください。

:源くんの友達で、相楽(さがら)と行友(ゆきとも)がいるのですが、行友くんがスキップをしていて、相楽くんが「おい、スキップするなって」というアドリブをしていて(笑)。今回監督から「ここはアドリブで、自由なお芝居で」という指示が多かったんです。だからよく聞いたり、画面の端のほうを見てみると、各々が自由にお芝居していたり、自由なアドリブをしていたりするので、そういうところに注目するとより一層面白いかもしれないです(笑)。

Q.ご本人の素が出ているのですね。

:それこそ餃子のシーンとか、洛くんと(内田さん演じる)類くんがテーブルの周りをぐるぐる走るシーンも完全にアドリブです(笑)。自由にやらせていただいたので、もし2回目3回目と繰り返し観ていただく機会があるのであれば、アドリブや、この瞬間素に近いんじゃないかというところを見つけてもらえたら楽しいのかなと思います。
Q.作間さん演じる源は常にぶっきらぼうですが、実は家族のことを考えています。源のキャラクターについてどう思いましたか?

:源くんは素直じゃなくていじらしいのですが、やはり長男であるがゆえに抱えている葛藤や、片親で苦労してきたことだったり、一家の大黒柱代わりになって兄弟たちを守る、そういう源くんの姿勢って、愛に満ち溢れていると思います。本当に温かい人間でないとそういう風にはいられないなと原作を読んで思いました。そういう源くんのキャラクターを、本当に上手に噛み砕いてお芝居して、3次元に起こしてくださったのが作間さんだったので、完成した映画を観て、源くんの本音が出るシーンとか、ちょっと苦しんだり葛藤したりする細かい表情が効いていて、感動しました。いつもはツンツンしているけれど、本当は愛情の裏返しというか。そういう部分が皆さんに伝わるといいなと思います。
Q.タイトルにちなんで、身の回りで起きた「すみません」と思った出来事について教えてください。

:マネージャーさんたちに対してなのですが(笑)、いつもアンケート提出が遅くてすみません(笑)。 私は文章を考えるのが苦手で、バラエティ番組など文章を提出することが多いのですが、いつも提出がギリギリですみませんという感じです(笑)。

Q.たくさん書きたくなって、文章としてまとまらないのでしょうか?

:お仕事をしていると普段の自分の日常が思い出せなかったり、エピソードが薄くなってしまって。「これ、TVで面白いと思ってもらえるかな」とかいろいろ考えてしまって、難しいです。
Q.10代から20代の女の子に向けて、見どころや作品の魅力を教えてください。

:クセ強だけど、本当にキラキラしたかっこいいイケメンの弟4人がいらっしゃるので、その中で推しメンを決めてもらうのも楽しいと思いますし、みんなはどのキャラクターが好きなのかな、女の子たちのツボが誰にハマるのかなと純粋に気になります。

最近自分から進んで少女マンガを読む機会が減ってしまったのですが、今回原作をいただいて読み進めていくと、やはりラブコメって面白いなと実感したんです。ちょっとありえないシチュエーションではありますが、兄弟それぞれがいろいろなことを考えていたり、悩みを抱えていたり、いろんな矢印が向いていて、人間関係が複雑で面白いなと思いました。原作だと(類が大事にしている)「ゴメス」が本物のカエルだったり、洛くんの恋愛模様が描かれていたりします。映画と一緒に、ぜひ原作も楽しんでいただけると嬉しいです。

ありがとうございました。

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[プロフィール]
畑 芽育
2002年4月10日生まれ。東京都出身。
2023年、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』で透明感あふれるヒロインを演じて話題に。同年日本テレビ(関東ローカル)のドラマ「最高の生徒 〜余命1年のラストダンス〜」、MBS「女子高生、僧になる。」、2024年テレビ東京「パティスリーMON」では主演を務めた。
2024年は関西テレビ・フジテレビ「GTO リバイバル」、TBS「9ボーダー」、日本テレビ「若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-」と話題作に出演。本作が映画初主演。

<ストーリー>

大好きなお母さんと新しいお父さんとの穏やかな生活に憧れる女子高生・糸を待っていたのは、
超イケメンだけどクセ強な4人の弟たちだった―。
●クールだけど家族想いな長男・源、
●頭が良くてスマートだけど、たまに腹黒な次男・洛、
●ミステリアスなシャイボーイ三男・柊、
●甘えん坊な一家のアイドル、四男・類。
さらに父の転勤が決まり、いきなり姉弟5人での生活がスタート。
糸は戸惑いながらも、常に冷静で大人な次男・洛や人懐っこい四男・類に助けられながら、
持ち前の明るさと面倒見の良い性格で少しずつ新しい弟たちと打ち解けていくが、
長男・源は常にぶっきらぼうで、三男・柊は部屋にこもって出てこず、糸はふたりの心を開こうと奮闘。
源の言動が、家族を想ってのことだと気づいた糸は、いつしか源のことが気になる存在に。
さらには、柊が糸にトクベツな気持ちを抱いて、事態は思わぬ方向へ―。
果たして糸と4人の弟たちの運命は――?

本予告


映画概要


【うちの弟どもがすみません】
全国公開中
原作:オザキアキラ『うちの弟どもがすみません』(集英社「別冊マーガレット」連載)
出演:畑 芽育
作間⿓⽃ 那須雄登 織⼭尚⼤ 内⽥煌⾳
監督:三⽊康⼀郎
脚本:根津理⾹
製作:「うちの弟どもがすみません」製作委員会
配給:松⽵株式会社

公式サイト:映画『うちの弟どもがすみません』
公式X:@uchioto_movie
公式Instagram: @uchioto_movie
公式TikTok: @uchioto_movie

©2024「うちの弟どもがすみません」製作委員会 ©オザキアキラ/集英社

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