【詳細】MBS ドラマフィル「ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA」渡邉美穂 インタビュー

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2024-11-20 19:00:00
「みんなで叶える物語」をテーマに、女子高校生が学校で活動するアイドル・“スクールアイドル”を通して夢を叶えていく姿を描くプロジェクト「ラブライブ!シリーズ」。今回シリーズ初となるドラマが、2024年11月21日(木)よりMBSドラマフィル枠にて放送スタート。

2010年よりプロジェクトがスタートし『ラブライブ!』『ラブライブ!サンシャイン!!』『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』『ラブライブ!スーパースター!!』といった新たな作品を次々と展開し、TVアニメの放送や、メンバーを担当するキャストによるライブイベントの開催など、多岐にわたる活動に取り組んでいる「ラブライブ!シリーズ」。さらに、2022年より上演されている完全オリジナルストーリーのミュージカル「スクールアイドルミュージカル」は、新たに書き下ろされた楽曲と共に、10人の少女たちと叶える青春学園ドラマで、フレッシュなキャストと経験豊富な実力派キャストが勢ぞろい。夢を叶えていく女子高生たちの、輝きながら奮闘する姿を体現し、好評による追加公演を重ね、2025年の上演&出演キャストも解禁され、更なる盛り上がりを見せている。その高い評価を受け、このミュージカルをベースに待望の実写ドラマ化!

椿咲花女子高等学校理事長の娘である椿ルリカ役には、2022年まで日向坂46で活躍し、現在は女優として活躍している渡邉美穂。滝桜女学院高等学校理事長の娘で、ルリカが憧れる滝沢アンズ役には、女性アイドルグループ≠MEのメンバー・冨田菜々風。また、浅井七海、安本彩花、杏ジュリア、仲村悠菜、山内瑞葵、里菜、由良朱合、山本愛梨が、夢に向かって奮闘する女子高生たちを演じる。ルリカ、アンズという対立する2校の理事長の娘である2人が出会うことで、彼女たちを取り巻く小さな世界に、大きな変化が生まれていく―。

今回、本作で椿ルリカを演じた【渡邉美穂】をSGS編集部が直撃!「原宿の竹下通りでスカウトされて、芸能活動に興味を持つきっかけになった」「アイドルを目指していた時が一番キラキラしていた」という渡邉。本作への出演が決まった時の気持ちや、やっていて楽しかったシーン、役として踊っていて「ルリカになれた!」と感じた瞬間、冨田菜々風と共演して刺激を受けた部分、アイドルに対する見方の変化、つい最近キラキラしているなと思ったことなどについて、たっぷりと語ってくれたよ。「これをやりたい、こういう仕事に就きたいとか書いておくと叶うこともあるし、忘れないのでオススメです」という耳寄りなアドバイスも!

女子高校生が学校で活動するアイドル・“スクールアイドル”を通して夢を叶えていく姿を描く本作を観て、改めて自分の夢について考えてみよう!
Q.本作への出演が決まった時、どのようなお気持ちでしたか?

渡邉美穂(以下、渡邉)「スクールアイドルミュージカル」を劇場に観に行かせていただいていて、すごく素敵なお話だと思っていたので、ドラマ化されると聞いた時は、運命みたいなものを感じましたし、ビックリしました。「ドラマ化するんだ!」というところが結構衝撃で、映像作品となるとどういういった風になるのかなと純粋にワクワクした気持ちでいっぱいでした。

Q.台本を読んでみて、映像化するイメージはわきましたか?

渡邉:わきましたね。ミュージカルを観ていたこともあって、お話の内容や、どういった性格の子たちがいるのかなど、だいたい知っていたので、スッと話が入ってきました。もともと自分はアイドルという存在が大好きなので「アイドルになりたい!」というルリカちゃんの思いや仲間たちとの青春がキラキラ輝いていて、改めてすごく素敵なお話だと思いました。
Q.役作りで意識した部分について教えてください。

渡邉:ルリカちゃんはハツラツとして明るい子なので、パワフルで明るい部分や、内側から溢れるエネルギーみたいなところを大事にしたいと思いました。声が通りやすい子なのかなと思ったので、普段の自分とはまた違って声色を高めに話したり、みんなに声が通るように声を張って出してみたりというところで、ルリカちゃんらしさを大事にしました。

Q.「このシーンをやっていて楽しかった」「この台詞が印象に残っている」と思った部分について教えてください。

渡邉:みんなで踊るシーンがあって、やはりすごく楽しかったです。皆さんと一緒に踊ることが私にとっては久しぶりだったので、歌いながら踊るのってやはりすごく楽しいなと。自分がアイドルとしてやっていた時代のことを思い出しながらやらせてもらって(笑)。本当に可愛らしいメンバーが集まっていて、すごく素敵なドラマになっていると思うので、ぜひ注目していただきたいです。
Q.役として踊っていて「ルリカちゃんになれた!」と感じた瞬間はありましたか?

渡邉:ありました。ルリカちゃんは本当に、届ける力がすごいなと思って。とにかく一生懸命だし、アイドルというものを本当に楽しんでやっているんですよ。内面から来る「楽しい!」「みんなに届けたい」という純粋な気持ちが、すごく素敵だと思います。演じていて彼女の明るい部分を感じたので、指先まで魂が宿る感じみたいなものは「ああ、ルリカちゃんだな」と思いました。

Q.ご自身はもともとアイドルが大好きだったそうですが、アイドルはどういう力をくれる存在だと思いますか?

渡邉:私にとって毎日学校に行く活力になっていて、切っても切り離せないものでした。気づいたら曲を聴いていたし、ミュージックビデオを観ていたし、イベントがあったり新曲が発売されるとなった時はそれを楽しみに頑張れたりと、毎日ちょっとずつ頑張るために私はアイドルから元気をもらっていました。日々を過ごすために必要な存在でした。
Q.環境の変化があって、ここ数年でアイドルに対する見方や思いが変化した部分はありますか?

渡邉:やはり変わらずアイドルって本当に素敵だと思います。自分が経験した上で、アイドルになって本当によかったと今でも思います。今は違ったところでお仕事をさせていただいているのですが、あの時の経験がなかったら、間違いなく今の私はないので、今でも背中を押されますね。自分がアイドルをやっていたという過去もそうだし、今現役でアイドルをやっている子たちを見て、みんなも頑張っているから私も頑張ろうと思えるので、背中を押される存在というのはずっと変わらないと思います。
Q.今回スクールアイドルを演じることになってこだわった部分や、大切にしたことについて教えてください。

渡邉:スクールアイドルというよりも、ルリカちゃんという存在と向き合う上では、彼女自身やりたいと思ったことに対してとにかくまっすぐに取り組む子なので、そういうまっすぐさみたいなところを大事にしたいと思いました。あとはやはり仲間の大切さです。仲間がいないとスクールアイドルは成り立たないので、周りにいる友達をとにかく大切にするということを大事にしました。ルリカちゃんは周りの子に自分の思っていることをパッとぶつける時もあるのですが、その言葉一つ一つもしっかり重みを持ってたくさんの方の胸に刺さるように、観ている方に伝わるようにやりたいなと。あとはやはり青春学園ストーリーなのでキラキラした感じ、可能性が無限大だと感じられるようなところです。高校生っていろんな可能性を秘めた時期だと思うので、観ている方にも「これから何が起こるんだろう?」というワクワク感をしっかり感じてもらえたらいいなと思いながらやらせていただきました。

Q.「キラキラ感を出せた」という実感はありますか?

渡邉:どうなんですかね?キラキラ200%くらいで毎日やらせていただいていたのですが、そこはもう観てくださった画面の前のあなたに絶対伝わると信じています(笑)!
Q.W主演の冨田菜々風さんは現役アイドルですが、共演していかがでしたか?

渡邉:SNSでたまたまとあるアイドルグループの動画が流れてきて、圧倒的センターオーラのある子がいるなと思って。「歌もダンスも上手ですごいな」と思っていたら、それが実は冨田菜々風ちゃんだと撮影中に知って、ご本人にもそれを伝えました。まさか今回ご一緒できると思っていなかったので、本当に彼女の歌やダンスを目の前で見て圧倒されるというか、まさにアンズちゃんだなというか。思わず見てしまいますし、本当に完璧だし、菜々風ちゃんにしかできないものがありました。

Q.刺激を受けた部分はありますか?

渡邉:休憩中はずっと笑い話しかしていなかったのですが(笑)、ルリカちゃんとアンズちゃん、2人のシーンで大事なシーンがいっぱいあったので、台詞の言い方とか、間とかをどうするか、アンズちゃんとたくさんお話しながら考えたので、すごく思い出に残っています。
Q.高校生のキラキラ感が物語の見どころです。渡邉さんご自身は小学校から高校までバスケをしていたそうですが、振り返ってみてどんなところがキラキラしていたと思いますか?

渡邉:なんだろう?アイドルを目指していた時が一番キラキラしていたなと今になって思います。アイドルのオーディションが開催されるとわかってから、実際に応募するまでに少し期間があったのですが、期間中は少しでも可愛くなりたいと思ってメイクの練習をしたり、ワンピースなど可愛いお洋服を買ってみたり、毎日必死にいろいろなことをしていました。

Q.鏡の前でも練習しましたか?

渡邉:笑顔の練習をしました。最初上手に笑うことができなくて、どうやったら可愛く笑えるのかなと思って、鏡を見るたびに笑う練習をする、ということをずっとしていました(笑)。
Q.つい最近、キラキラしているなと思ったことについて教えてください。

渡邉:この作品をやっていた時が一番キラキラしていたと思います。プライベートだと、 なんだろう?ランニングを最近よくするのですが、走っている時はめっちゃキラキラしています、物理的にも(笑)。スクールアイドルということで、歌ったり踊ったりするのですが、体力の衰えを感じるので、しっかり体力をつけたいなと思って。走っているって青春っぽくないですか?途中で雨が降ってきてしまうこともあって、雨の中走っていると「なんかドラマっぽい!」と思います(笑)。

Q.久しぶりに歌ったり踊ったりされて、いかがでしたか?

渡邉:正直最初は「あれ?アイドルってなんだっけ?」という感じだったんですよ。なので過去の自分の映像を見返したり、スクールアイドルの映像をいろいろ見たりして「思い出した、こうだった」と思ったので、あとはそこにルリカちゃんを乗せて演じました。最初は正直ブランクみたいなものを感じる部分もあったのですが、思い出したら一瞬でスッと戻れたし、やはり楽しいなと思いました。作中でたくさん可愛いポーズをやったのですが、それに対して「可愛いー」と言ってくれる人がいて「キラキラしてる!」と思いました(笑)。

Q.ご自身の所属していたグループとは、少し雰囲気が違いますよね。

渡邉:自分が所属していたグループとはまた違った雰囲気をまとった作品で、踊りも楽曲も衣装も、今までとは違った経験をさせていただいたので、そういった点では本当に新鮮で、ワクワクしました。一つ一つが新鮮で楽しかったです。
Q.SGS は10代から20代までの原宿系ファッションが好きな女の子が読者です。原宿周辺や都内で、好きな場所や思い出の場所はありますか?

渡邉:竹下通りは思い出の地です。初めて行ったのが小学校高学年の頃で、TVでも話題になっているにぎやかな場所だったので、スカウトされるのがずっと夢だったんです。小学生の頃、初めて友達や親と一緒に行って、本当にスカウトされたんですよ(笑)。「こういうプロダクションで、こういう方が所属しています」と説明されて。そしてその数年後、全く同じ場所で、全く同じプロダクションの方にスカウトされたんですよ。「そんなことある?」と思いましたが、そういうこともあって、芸能活動面白そうだなと興味を持つきっかけになりました。今でもたまに通ると、懐かしい気持ちになります(笑)。

Q.今日(取材日)は役衣装でのご登場ですが、普段はどのようなファッションがお好きですか?

渡邉:モード系というか、白や黒など落ち着いた色の服装が多いと思います。

Q.ファッションの好みは変わりましたか?

渡邉:変わりました。昔はロングスカートとかワンピースとか、ふんわりした可愛らしいお洋服を着ることが多かったのですが、最近はデニムとかズボン系を着ることが多いので、だいぶ変わったなと思います。年を重ねて、可愛いだけじゃなくて、少しかっこいいファッションもしたいなと思うようになりました。
Q.ご自身が高校時代にやっておいてよかったことについて教えてください。

渡邉:やられている方もいると思うのですが、人生のプラン、人生設計みたいなものを立てていました。私の場合はアイドルになりたかったから何歳までに芸能界に入るとか、その先女優もやりたかったので、何歳には次の段階に行って女優になる、と決めていて。そういうことを書き出したり、公言したりしておくと、言霊というか、夢って意外と叶うこともあります。誰かに言わなくても、ノートに書くとかでもいいので、自分の叶えたい目標をズラッと書き出す。それは長い目で見た目標でもいいですし、学生生活の間でできること、若いうちにできることなど何でもいいので、これをやりたい、こういう仕事に就きたいとか書いておくと叶うこともあるし、忘れないのでオススメです。
Q.NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」に出演したり、映画で初主演を務めたりされました。これから叶えたいことについて教えてください。

渡邉:朝ドラに出演したいというのも、映画で主演をやりたいというのも、実はやりたいこととして、目標としてノートに書きだしていたんです。次は「ホラー映画に出演したい」と書いています(笑)。ホラー映画に挑戦したいです(笑)。頑張ります!

ありがとうございました!


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[プロフィール]
渡邉美穂
2000年2月24日生まれ、埼玉県出身。
女性アイドルグループ・日向坂46の元メンバー。2017年、日向坂46の前身である「けやき坂46 追加メンバーオーディション」の合格者としてお披露目。
2022年にグループ卒業後、女優・タレントとしてドラマ、舞台、バラエティ、バスケ関連スポーツ、パラスポーツ応援、映画関連、ラジオ、イベント、ミュージック・ビデオ、アニメ、コラボなどに出演。
初出演で初主演の映画『あたしの!』が全国公開中。2025年公開予定の映画『青春ゲシュタルト崩壊』でもW主演を務める。

予告



<第1話ストーリー>
大阪・滝桜女学院高校アイドル部でセンターを務めるアンズ(冨田菜々風)は、部長のミスズ(安本彩花)、トア(仲村悠菜)、レナ(里菜)、サヤカ(山本愛梨)とメジャーデビューを控え日々練習に励んでいた。一方、アンズに憧れる兵庫の進学校・椿咲花女子高校のルリカ(渡邉美穂)は、学業に集中することが出来ず、成績が落ち込んでしまう。そんなルリカを心配する幼馴染のユズハ(浅井七海)やユキノ(杏ジュリア)、ヒカル(山内瑞葵)、マーヤ(由良朱合)たち。そんな中、アンズにはある悩みがあって…。

作品概要


【ラブライブ︕スクールアイドルミュージカル the DRAMA】
放送日:2024年11月21日(木)より、MBSドラマフィル枠にて放送スタート
<放送局情報>
・MBS:毎週木曜 25時29分~
・テレビ神奈川:毎週木曜 25時~
・テレビ埼玉:毎週月曜 24時~
・群馬テレビ:毎週火曜 24時30分~
・とちぎテレビ:毎週水曜 25時~
・チバテレビ:毎週木曜 23時~

配信
TVer、MBS 動画イズムで MBS 放送後に1週間無料配信
FOD 見放題にて独占配信決定!

<スタッフ&キャスト>
原作:矢立 肇
原案:公野櫻子
底本:「スクールアイドルミュージカル」(ラブライブ!シリーズより)
企画・プロデュース:若林悠紀
監督:椿本慶次郎、戸塚寛人
脚本:岸本功喜
出演:渡邉美穂 冨田菜々風
浅井七海 安本彩花 杏ジュリア 仲村悠菜 山内瑞葵 里菜 由良朱合 山本愛梨
しゅはまはるみ 音月桂 ほか
制作プロダクション:ソケット
製作:「スクールアイドルミュージカル the DRAMA」製作委員会

公式サイト:MBS ドラマフィル「ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA」

©「スクールアイドルミュージカル the DRAMA」製作委員会

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