【詳細】連続ドラマ『怖れ』莉子&髙木雄也 Wインタビュー

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2024-08-15 19:00:00
2024年8月15日(木)深夜0時58分より、CBCテレビにてドラマ「怖れ」が放送される。 スマートフォン・PC向け漫画サービス「サイコミ」で絶賛連載中の『怖れ -令和怪談-』川上十億(サイコミ/Cygames)を原作に、パパ活やAI、ASMRなど令和を象徴するテーマが描かれている。

人間特有の抽象的な感情である“怖れ“に揺れ動く主人公・溝口マユ役は、ドラマ「ブラックシンデレラ」や映画「違う惑星の変な恋人」などで主演を務め、今大注目の俳優・莉子。マユを追いかける謎の突撃系配信者・ヤマカズ役は、Hey! Say! JUMP [※] として活躍する傍らドラマ「ごくせん」で連続ドラマ初出演を果たしたのち、近年では「星降る夜に出掛けよう」「東京輪舞」などの舞台にも注力し、数多くの話題作で活動の幅を広げる髙木雄也。さらに、演出には「Google Pixel」や「ユニクロ」など数々のCMやアーティストMVなどを手掛ける小山巧氏を迎え、アーバンスタイリッシュで異彩を放つホラー作品をお届けする。

今回、本作で主人公・溝口マユを演じた【莉子】と、謎の突撃系配信者・ヤマカズを演じた【髙木雄也】を直撃!お互いの印象を「フレンドリーな方」(髙木)、「面白いお兄さん」(莉子)と語る2人。撮影中印象に残っているできごとや、ホラー作品ならではの難しさ、視聴者の反応が楽しみなおすすめのシーンのほか、YouTubeやTikTokなどでの動画配信の魅力、もし「ユクスル」のようなカリスマ的VTuberが世間で流行っていたらなど、和気あいあいとしたトークをお見逃しなく♪
Q.お2人が一緒に撮影したシーンで、印象に残っているシーンや大変だったシーンについて教えてください。

莉子:一緒に撮っていて大変だったのは、クライマックスくらいでした。最初の方は、突撃系配信者のヤマカズさんと、転生を繰り返す私が何かしらの役で関わるくらいで。大変というよりも、楽しくみんなで撮影していました。

髙木雄也(以下、髙木):そうですね。キャッキャしていたかもしれません。

莉子:(笑)。

髙木:えらいなと思ったのが、撮影する予定になかったシーンを「今日撮影します」となった時に、俺はセリフを入れていなくて。結構長いシーンで「やばい」と思って(笑)。莉子さんに「セリフ覚えてる?」と聞いたら「はい、覚えてます」と(笑)。

莉子:いやいや(笑)。もともとその2日後くらいに撮る予定があって、なんとなくセリフを入れていて。私より圧倒的にヤマカズさんのほうがセリフの量が多かったので、すごく大変そうでした(笑)。

Q.髙木さんはその場でセリフを覚えたのですか?

髙木:お昼休憩があったので、お弁当を半分諦めてセリフを覚えました(笑)。
Q.お互い共演して「ここが素敵だった」と感じた部分について教えてください。

髙木:バラエティ番組で一度お会いしたことがあるのですが、撮影現場で会うのは初めてで。莉子さんは姿を変えて何役かやるので、現場で会うとコスプレしたりして、前と印象が違うから、違う人に会っている感覚になりました(笑)。

莉子:お芝居のことを丁寧に考えてくださっていて。掛け合いのシーンだと、どちらかだけが頑張ってもうまくいかないことが多いので、髙木さんにすごく助けられました。監督も交えて3人で「ここはこうしたらいいんじゃないか」という話し合いをしながら撮影していました。

Q.莉子さんがいろんな姿で登場しますが、髙木さんがキャラクターとして選ぶなら誰推しですか?

髙木:コスプレですね(笑)。

莉子:(笑)。

髙木:最初誰かわからなくて(笑)。「あれ?マユは?コスプレ(笑)?」と思いました。
Q.撮影を終えて、今の印象はいかがですか?

髙木:フレンドリーな方、というイメージがあります。メイクさんたちと普通に話している姿を見て、距離を作りすぎずちゃんとお話する方なんだと思いました。

莉子:私は髙木さんに対してクールな印象を持っていたので、だいぶ意外でした。

髙木:ははは(笑)。

莉子:結構冗談を言うんだ、と思いました。「面白いお兄さん」という印象が今すごく強くて。ギャップがあってビックリしました。

Q.SNSや雑誌のモデル、映画で活躍する莉子さんと、Hey ! Say! JUMP [※] としてデビューし、テレビドラマや舞台でキャリアを積んできた髙木さんのお2人が今回共演されて、新たな発見をした部分や、刺激を受けた部分について教えてください。

髙木:現場ではTikTokについて聞いていました。「TikTokってバズるの難しいの?」とか。あわよくば始めてみようかなと(笑)。

莉子:「私がやっていたのは2~3年前なので、今は時代が変わっていますよ」みたいな話をしたりとか(笑)。刺激を受けたというか、本読みの時から思っていたのですが、声が素敵だなと。私は舞台の場数が全然ないのですが、髙木さんは舞台を多くやられているので、発声の仕方が違って素敵だなと感じました。
Q.主人公がフリーター、コスプレイヤー、OLと転生する様子が描かれますが、お2人は「別の人生を送ってみたい、別の自分になりたい」など、変身願望や転生願望はありますか?

髙木:この仕事柄、違う人になるというのは常にやっているからな(笑)。転生はやったことないですが(笑)。

一同:(笑)。

髙木:自分ではない人物に、常に変身できるという経験はしていますね。

Q.役作りでは何を意識しましたか?

莉子:クランクインの前に、自分の頭の中を整理するために監督と話し合って、そこでキャラクターを作っていきました。

髙木:最近は身近な場所に配信者の方がいて、ニュースにもなっていますよね。突撃系の人ってこんな感じだよな、と自分の中でテンションを考えてやっただけで、そんなに役作りというほどはしていません。
Q.莉子さんはご自身のYouTubeチャンネルを開設していて、髙木さんはHey! Say! JUMP [※] のチャンネルや事務所の先輩のチャンネルにも出演されていますが、動画配信の魅力はなんだと思いますか?

髙木:Hey! Say! JUMP [※] のYouTubeチャンネルは、自分たちが何か行動しているわけではなく、今まで撮ったMVがほとんどです(笑)。これから何か動画を上げるとしたら、プライベートを載せてみたいです。「意外!そんなキャッキャしゃべるんだ」とよく言われますから。

莉子:やはりそうなんですね。

髙木:プライベートを見せてもいいかな(笑)。でも今までのファンはどう思うかな(笑)。俺は趣味をあまり仕事にしたくなくて。例えば「趣味はサーフィン」となると、サーフィン雑誌に出て、サーフィンの知識をいろいろ話さなきゃいけない。でもそういうことではなく、やってリラックスするのが好きだから、仕事にして「やらなきゃ、勉強しなきゃ」になるのは嫌なのですが、YouTubeはそういうのはなしでやれそうだから、プライベートを載せたいです。

莉子:YouTubeでは素を出しているんですよ。カメラを回して、友達と話している様子を撮っているので。お仕事の時って、仕事モードでスイッチが入って、知らず知らずに自分を変えてしまっていたりするんです。そういうのはなしで、唯一素の私を出せるので、そこはYouTubeのよさかなと思います。

Q.「ファンの方からのプレゼントを開封してみました」などの動画も観ました。

莉子:ありがとうございます!本当に素を出している動画しか上げてないのですが、そこが逆に楽しくて好きですね。
Q.もし「ユクスル」のようなカリスマ的なVTuberが世間で流行っていたとしたら、取り込まれてしまうと思いますか?

髙木:いや、俺は大丈夫です。全然詳しくなくて(笑)。

一同:(笑)。

髙木:もう少しいろいろ勉強しようと思っていて。話し合いの時に、みんなが洋服の話をしているのかと思って聞いていたら、とあるアイドルグループの方だったりとか(笑)。

莉子:私も「SNSをやっているから、流行っているものをすごく知っているでしょ」とよく言われるのですが、全然そんなことはなくて。自分が好きなものや、やりたいと思ったものには関心がいくのですが、そうじゃないものには興味がなくて。本当にはっきりしているので、世間で流行っているからといって、安易に飛びつかない自信があります。

Q.原作や脚本を読んだ感想を教えてください。

髙木:絶妙な恐怖感があるな、と。「うわ、こわ!」というよりも、「こわ!」という言葉が出ない。鳥肌が立つ感じ。リアルだと思いました。

莉子:ホラーではあるのですが、新しいと思いました。今までのホラー、私の思っていたホラーとは違ったジャンルというか。個人的には役が変わるというのが、最初に台本を読んだ時に理解できなくて。「これはどこまでが私で、セリフを覚えればいいんだろう(笑)?」という困惑がありました。
Q.作中ゾッとしたエピソードはありますか?

莉子:マッチングアプリで知り合う滝野さんかな。

髙木:俺もそうなんだよな。

莉子:怖いですよね。リアルにありそうな感じがするのが一番怖い。

Q.こういう今の世の中のできごとをテーマにした、現実味のある作品は好きですか?

髙木:おばけよりもリアルに怖いのは人だから。俺はこういうのは好きですね。怖いけど観たいな、と。

莉子:怖いというジャンルでいうと、現実味のないゾンビなど作り物に振ってくれたほうが観られます。ホラー作品は苦手で、血なども本当に苦手なので(笑)。

Q.視聴者の反応が楽しみな、おすすめのシーンについて教えてください。

髙木:首を吊ろうとするシーンをやって、お芝居の難しさを改めて知りました。「今、嘘っぽいな」「呼吸、こんなにできないだろう」と自分で思ったり。改めて考えてやったお芝居。印象に残っています。

莉子:山のシーンがあって、撮影日に雨が降って土砂降りの中で撮影したんですよ。そこは体力的にも、スタッフさんもみんな大変そうだったので、印象に残っていますね。リアルな映像にはなっていると思うので、逆に仕上がりが楽しみです。

Q.ホラーならではの撮影の難しさをどのように感じましたか?

髙木:やはり絶叫ですね。急にマックスで声を出さないといけないから難しいなと思いました。今まで観てきたホラー作品で演じていた人たち、すごいな、と(笑)。

莉子:そうなんですよね、すごくわかります。私はぶっつけ本番でやりました。
Q.「髙木さんが現場で冗談を言っていてギャップがあった」とのことですが、どういう感じだったのですか?

莉子:スタッフさんが「演者の方以外、お静かにしてください!」と言ったんですよ。そのタイミングで髙木さんが「すみません、俺しゃべっちゃいました!」と言ったりとか(笑)。

一同:(笑)。

莉子:演者だからしゃべって当たり前なのですが「しゃべっちゃいました!」と言ってひと笑いがありました(笑)。そういう冗談をちょっとずつ言って、場を盛り上げてくださったので、すごく助かりました。

髙木:やはり短い期間でやらないといけないから、一日の撮影量もすごく多くなってくる。今までの経験上、後半はピリピリした空気になってくるだろうな、と。「最初に自分はこういう人だよ」と、プレゼンしておこうと。

一同:(笑)。

莉子:そういうことだったんだ(笑)!

髙木:後半戦、空気がギスギスしてきた時でもふざけられます。前半でそれを作って、余裕がある時にやっておけば、後半でふざけても「あいつ何?」みたいにならないんです。

莉子:みんなを和ませる発言をたくさんしてくださったので、ありがたかったです。

Q.髙木さんが現場のムードメーカーだったのですね。

髙木:全然。

莉子:いやいや本当に、助かりました!

ありがとうございました。

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[プロフィール]

莉子
2002年12月4日生まれ、神奈川県出身。
2018年に女優デビュー。2021年AbemaTV「ブラックシンデレラ」、『違う惑星の変な恋人』ほかにて主演を務める。映画『牛首村』(2022年)、『君が落とした青空』(2022年)、『女子高生に殺されたい』(2022年)、『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(2023年)など数々の話題作に出演するなど、今後の活躍が期待される若手女優。Z世代から絶大な人気を誇る。
映画『恋を知らない僕たちは』が8月23日(金)より公開予定。



髙木雄也
1990年3月26日生まれ、大阪府出身。
2007年Hey! Say! JUMP [※] でデビュー。2008年「ごくせん」で連続ドラマデビュー後、「私立バカレア高校」(2012年)、「水球ヤンキース」(2014年)、「孤食ロボット」(2017年)、「FINAL CUT」(2018年)など数々のテレビドラマに出演。近年ではミュージカル「ブロードウェイと銃弾」(2021年)、さらに舞台を中心に「裏切りの街」(2022年)、「星降る夜に出掛けよう」(2023年)、「東京輪舞」(2024年)などに出演。演技力に定評がある。

ストーリー

人間だから怖れるのか 怖れるから人間なのか…

フリーターの田辺日向は、マッチングアプリで出会った男につきまとわれる。
恐怖を感じて日向は逃げ回るが、男に捕まり殺されてしまう。だが次の瞬間、別人の斎藤アユミになってしまう!
何が起きたのか分からないまま、アユミとして生活するが、 コスプレイヤーの撮影会でトラブルに巻き込まれ、恐怖の中で再び命を落とすことに…
するとまたもや、アユミは別人の進藤カナエというOLになり、新たな恐怖に襲われるのだった。
なぜ死ぬたびに別人になるのか…、深まる謎にカナエは途方にくれる。
一方、突撃系配信者のヤマカズ(髙木雄也)は、街で起こる様々な殺害事件に、
謎の女性、溝口マユ(莉子)が関わっていることを突き止める。果たしてマユの正体とは?
全ての謎を解くカギは、人気VTuberユクスルにあった!

予告映像


番組概要


【怖れ】
放送日時:2024年8月15日(木)深夜0時58分~深夜1時30分
放送回数:全10話
放送局:CBCテレビ
配信:放送翌日正午よりTVerにて見逃し配信
出演:莉子 笠原秀幸 山谷花純 こだまたいち 佐藤友祐(lol) 成海花音 髙木雄也
原作:『怖れ-令和怪談-』川上十億(サイコミ /Cygames)
脚本:岩崎う大(かもめんたる) ほか
演出:小山巧 桑島憲司
製作著作:「怖れ」製作委員会(エイベックス・ピクチャーズ CBCテレビ)

[※]「Hey! Say! JUMP」の「a」の書体はCentury Gothic(センチュリーゴシック)が正式表記

公式ハッシュタグ
#怖れ
#osore
#モダンホラー

公式サイト:連続ドラマ「怖れ」
公式X:@dorama_osore
公式Instagram: dorama_osore
公式TikTok: @dorama_osore

©「怖れ」製作委員会

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