【詳細】ネコバスやヤックル、山犬に乗れる!カオナシの横に座れる!「ジブリパークとジブリ展」が東京・天王洲の寺田倉庫にて期間限定で開催☆<レポ>

© Studio Ghibli

「ジブリパークとジブリ展」東京会場が2024年6月28日(金)、東京・天王洲の寺田倉庫 B&C HALL/E HALLで開幕した。愛知県長久手市の「ジブリパーク」の制作現場を指揮したスタジオジブリの宮崎吾朗監督のこれまでの仕事と作品を振り返るとともに、ジブリパークがどのように生み出されたのか、舞台裏を紹介する展覧会。会期は9月23日(月・祝)まで。
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会場入口近くには、映画『となりのトトロ』でおなじみのネコバスが登場!
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大人も子どもも中に入って、フカフカの座席に座ることができちゃう☆

<第1章>はじまりは三鷹の森ジブリ美術館

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宮崎監督がジブリパークを制作する前、2001年に手がけた「三鷹の森ジブリ美術館」。スケッチや制作資料、模型などを展示し、美術館がどのように作られていったかをご紹介。

<第2章>アニメーションの世界をつくる

『ゲド戦記』© Studio Ghibli

『コクリコ坂から』© Studio Ghibli

宮崎監督が、アニメーション映画監督として手がけた『ゲド戦記』『コクリコ坂から』『アーヤと魔女』。本展では『ゲド戦記』『コクリコ坂から』を多くのイメージボードや背景美術などで紹介。
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宮崎監督のデスクを再現した展示も!
「アーヤと魔女展」© Studio Ghibli

また、三鷹の森ジブリ美術館で行われ、宮崎監督が企画・監修を担当した企画展示「アーヤと魔女展」も登場。
「アーヤと魔女展」© Studio Ghibli
「アーヤと魔女展」© Studio Ghibli

細部に至るまで丁寧に描かれた1枚1枚から、温度やリアリティが感じられるアニメーション映画の制作過程を知ることができるよ。

<第3章>アニメーションの世界を本物に

サツキとメイの家 5分の1スケール模型 © Studio Ghibli

2005年に開催された「愛・地球博」のパビリオンとして建築された「サツキとメイの家」。万博閉幕後も管理運営され、2022年11月からジブリパークの施設の一つとして引き続き公開されている。第3章では模型、建築資材、現地の写真を展示し、「本物」にこだわったポイントを紹介☆
鬼瓦 © Studio Ghibli

「サツキとメイの家」の屋根に飾られた鬼瓦。宮崎監督のリクエストで、『となりのトトロ』にちなんだ「と」の図案に。

<第4章>ジブリパークのつくりかた

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長く親しまれてきた「愛・地球博記念公園」の歴史や環境を大切にしながら、「ジブリの大倉庫」「⻘春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」「魔女の谷」の5つのエリアがつくられたジブリパーク。宮崎監督によるジブリパークの制作過程と誕生の舞台裏を、貴重な制作資料や試作品とともにご紹介。
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『耳をすませば』に登場する、古美術品の販売・修理を行う店「地球屋」。そんな「地球屋」にある、からくり時計の模型。
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『猫の恩返し』に登場する「猫の事務所」は、猫のサイズに合わせてつくられたミニチュアサイズの建物。建物の中では、作中に登場するキャラクター・バロンとムタがくつろいでいるよ。本展では、バロンとムタの原型を展示。
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「ジブリの大倉庫」にある、子どもたちだけの遊び場「子どもの街」。ネコバスのデザインについての資料や模型を展示。
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『借りぐらしのアリエッティ』の世界を紹介する展示も♪
ハウルの城 20分の1スケール模型 © Studio Ghibli

『ハウルの動く城』に登場するハウルの城。全高約20mにもなる建物の模型を展示。
© Studio Ghibli
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城の内部に置かれたバスタブのサンプルや、小物の模型も。

東京会場から初登場!「メリーゴーランド」と「フライングマシン」

© Studio Ghibli
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2024年3月にオープンした「魔女の谷」エリア。

東京会場で初登場となるのは、そんな「魔女の谷」にある乗り物遊具「メリーゴーランド」の再現展示。「ヤックル」と「山犬」があり、実際に乗って写真を撮影できちゃう!
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また、「魔女の谷」にある『天空の城ラピュタ』の世界をイメージした乗り物遊具「フライングマシン」の制作資料も、東京会場から初めて登場。

立体展示でもジブリパークを体感

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ジブリパークの「ジブリの大倉庫」で開催中の企画展示「ジブリのなりきり名場面展」から、『千と千尋の神隠し』の名シーンを再現!カオナシの横に座れば、主人公の千尋になった気分が味わえる♪
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「ジブリの大倉庫」にある「にせの館長室」の展覧会特別バージョンでは、仕事に没頭する『千と千尋の神隠し』の湯婆婆を見ることが可能。

東京会場オリジナルグッズ

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展覧会オリジナルグッズとして、東京会場限定でネコバスのピンバッジが登場!行き先が「とうきょう」になっているのがポイント。ぜひゲットしてね☆

開幕セレモニーに宮崎吾朗監督らが登壇

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開幕日には会場近くで開幕セレモニーがあり、宮崎監督、主催者である中日新聞社(東京新聞)の大島宇一郎・代表取締役社長や日本テレビ放送網株式会社の杉山美邦・代表取締役会長執行役員が登壇し、挨拶した。

宮崎監督は「ジブリパークはもともとスタジオジブリに関連する展示物などを倉庫に集めようということから始まったので、(この展覧会は)寺田倉庫のような倉庫でやると似合う。良い展示になった
。自分はこれまで一貫性のない仕事をしてきたけれど、こうしてまとめてもらえると引退できるのかも」と笑わせながら、「ジブリパークの第3期(に発展すること)もないわけではない」と明かした。
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中日新聞の大島社長は「構想から7年かけて開園したジブリパークがどう出来上がったのかが分かる展覧会。ジブリパークに来園された方も、これからの方も、両方楽しめる展示となっている」と話した。日本テレビの杉山会長は「吾朗さんがジブリパークを作る際に掲げた『見て、触って』というテーマを感じられる展示がたくさんある。この展覧会を通じて、ジブリパークに来たいと思っていただけたら嬉しい」と語った。

展覧会概要


【「ジブリパークとジブリ展」東京会場】
日程:2024年6月28日(金)~9月23日(月・祝)
時間:9:30~20:00(最終入場19:00)
※9月23日(月・祝)は12:30最終入場、14:00閉館
会場:東京・天王洲 寺田倉庫 B&C HALL/E HALL
主催:東京新聞/日本テレビ/ローソンチケット/ディスクガレージ/第一通信社/TOKYO FM
協賛:DNP大日本印刷/寺田倉庫
企画制作協力:スタジオジブリ/三鷹の森ジブリ美術館/ジブリパ―ク
チケット ※日時指定予約制
通常チケット:大人 1,900円(税込)、中・高校生 1,600円(税込)、小学生 1,200円(税込)
特典付きチケット:大人 2,900円(税込)、中・高校生 2,600円(税込)、小学生 2,200円(税込)
展覧会特設サイト:https://ghiblipark-exhibition.jp/

<特典付きチケット>
スタジオジブリ作品には『コクリコ坂から』など、昭和を舞台にした作品があります。東京会場では会場に隣接する水上施設「TLOTUS M」を開催期間中「昭和食堂船」としてオープン。
特典付きチケット1枚につき、展覧会特製の「昭和が薫るナポリタ~ン」または「昭和が漂うラ~メ~ン」をお召し上がりいただけます。

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