【詳細】ドラマ DiVE「好きやねんけどどうやろか?」簡秀吉&西山潤 Wインタビュー

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2024-01-11 19:00:00
2015年より配信開始された漫画『好きやねんけどどうやろか』(千葉リョウコ/海王社)が、簡秀吉&西山潤のW主演で実写ドラマ化。2024年1月11日(木)より読売テレビのドラマ DiVE 枠(毎週木曜深夜 0:54~)にて放送スタート。

本作は、登場人物の話すコテコテの関西弁に魅了される女子が多数のBLコミック。家庭的な小料理屋を舞台に、誰とでもフレンドリーに話すことのできる肉食系関西弁イケメン店主と、東京から転勤してきてきたものの関西の空気に馴染めない真面目なバツイチサラリーマンによる、愛おしくももどかしい“ムズキュンラブストーリー”となっている。ほんわか温まる作風と、店主の振る舞う関西グルメの数々。小料理屋を中心に繰り広げられる人間模様に、この冬ほっこりすること間違いなし!ドラマ化に伴い、ドラマオリジナルキャラクターの登場や、漫画では描かれなかったオリジナルストーリーが展開される。

大阪の下町・路地裏にある小料理店を営む、関西弁が特徴的なイケメン店主・松本栄枝役には、簡秀吉。2019年に ABEMAの恋愛リアリティショー「今日、好きになりました。」で芸能界デビューし、2022年にドラマ「ナンバ MG5」、映画「HiGH&LOW THE WORST X」に出演、同年から特撮ドラマ「仮面ライダーギーツ」にて浮世英寿 / 仮面ライダーギーツ役で主演するなど今注目の若手俳優だ。

そして、東京から大阪に転勤してきたメガネが印象的な真面目バツイチサラリーマン・曽我久志役には、西山潤。2006年に映画「サイレン~FORBIDDEN SIREN~」でデビュー後、映画「20世紀少年」では主人公・ケンヂの幼少期を演じ、近年ではドラマ『ドラゴン桜『VIVANT』『どうする家康』など話題作への出演が続く引っ張りだこの俳優だ。

今回本作で、大阪の下町・路地裏にある小料理屋で働く若き店主・松本栄枝を演じた【簡秀吉】と、東京から大阪に転勤してきたバツイチサラリーマン・曽我久志を演じた【西山潤】を直撃!BL作品へのイメージや役作りで意識したこと、お互いの印象のほか、好きな人にしてもらったら嬉しいことや都内でお気に入りの場所、好きなファッション、人生が変わるような衝撃的な出会いについてもたっぷりと語ってくれた!
Q. BL作品への出演は初めてとのことですが、出演が決まった時のお気持ちや、BL作品へのイメージについて教えてください。

簡秀吉(以下、簡):僕は以前からBLをやりたいと公言していたので、嬉しかったです。日本において、同性同士の恋愛を受け入れる文化が広がってきているのではと僕自身感じています。一つのラブストーリーとしてキュンキュンしてほしいですし、人間ドラマもありますし、コメディ要素も加えられているので、楽しんでいただきたいです。

西山潤(以下、西山):仲が良い俳優仲間でBL作品に出ている人がたくさんいて、僕もいつかやるのかな、と思っていた矢先にお話をいただいて。とうとう来たな、というのが率直な感想でした。BL作品にもいろんなテイストがあると思います。本当の恋愛っぽく描いている作品もあれば、ポップに描いている作品もある。今回は片方が同性愛者で、そこから気持ちが芽生えていくということで、個人的に好きなテイストなので、すごく嬉しいです。
Q.役作りで意識したことについて教えてください。

:栄枝はネイティブの関西人で、母のたまえから受け継いだ小料理屋の店主。フレンドリーで元気に明るく、というのを意識しました。曽我くんとのラブストーリーの場面では、やはり好きな人の前になるとかっこつけてしまうとかあるじゃないですか。そういういろんな一面を見せていければと思っています。

西山:曽我くんは人との壁を作ってしまうキャラクター。言葉を受け取りすぎるところがあって、内面の部分では、僕自身も言葉をきちんと自分の中で整理してから発するように心掛けています。あとは、曽我くんは食べる仕草が美しいので、僕も日ごろから綺麗に食べるように意識しています。

Q.お互いの印象について教えてください。

:眉毛の凛々しさとかが似ているな、と思います(笑)。僕が小さい頃に観ていた映画に、子役のころから出演していて、役者として大先輩なので、W主演を飾らせていただいて嬉しく思います。

西山:仮面ライダーを座長として1年間引っ張ってきて、すごいなと思います。きっとその姿を現場でも見せてくれるんじゃないかな。

:一年間仮面ライダーをやってきて、現場で学んできたことを出していけたらと思います。
Q.演じた役とご自身とで「似ているな」「自分とは違うな」と思う部分について教えてください。

:好きになったものに一途というか、イケイケなところは似ているなと思いつつ。逆に「これはちょっと違うな」と思う部分はないな(笑)。

Q.結構共感できるキャラクターなんですね。

:共感できますし、サウナでの要とのシーンも、僕は本当に仲のいい友達には自分の本心を相談します。違うと言ったら、たこ焼き器でアヒージョを焼かへんことくらいですかね(笑)。

一同:(笑)。

西山:曽我くんは人に対しての距離感、壁を作ってしまう一面があります。僕はどちらかというと栄枝と同じように突き破っていきたいタイプなので、そこは違うかな。逆に違うからこそ曽我くんに対してのアプローチもしやすかったです。曽我くんと同じところは、たこ焼き器で僕もアヒージョをやりたい(笑)。
Q.恋愛だけでなく、人間模様やコミュニケーションについても含んでいる作品です。お2人は自分とあまり合わないなと思うタイプの人と出会った時に、どんな感じで接していますか?

:僕はめっちゃ優しくしますね。

西山:逆に?

:その人が苦手だ、と思って接すると相手にも伝わってしまうと思うので、めっちゃ優しくしたらその人のよさも出てくるのではないかな。

西山:寄り添っていくんだ。優しくされたら要注意ですね。

一同:(笑)。

:違うんですよ。「要注意」というのはちょっと語弊がある(笑)。

西山:僕は合わないと思ったら、合わないと割り切りますね。簡くんと似ているかも知れないですが、合わないところがあっても、なるほどこの人はこういう考えね、と割り切っています。
Q.栄枝は浪速の体育会系、曽我は東京の文化系ですが、ご自身は体育会系と文化系どちらだと思いますか?

:せーので言ってみようか?

西山:せーの・・・体育会系。

西山:合いましたね。

Q.どういうところが体育会系だと思いますか?

:スポーツしかしてこなかったのですが、この職業を始めてから読書をするようになって、ちょっとずつ文化系の要素も入ってきたなと感じています(笑)。

一同:(笑)。

西山:僕は仕事をするうえでも人と接するうえでも、愛と熱量の勝負だと思っているので、そこにエネルギーを使うことだけは絶対に怠らないようにしています。その姿はきっと体育会系にうつっているんじゃないかなと思います(笑)。
Q.曽我と栄枝2人のシーンで、料理を教えてもらったり、介抱してもらったり、サプライズで誕生日をお祝いしてもらったりする場面が登場します。お2人は好きな人にどんなことをしてもらったら嬉しいですか?

西山:僕はサプライズをされたら嬉しい。本当にちょっとしたやつでも。「例えばこれ買っといたよ」とか。

:えー、何されたら嬉しいんやろ。ハグとか。

西山:ダイレクトだね!

:相手に触れられるのが嬉しいです。
Q.SGSは10代から20代までの原宿系ファッションが好きな女の子が読者です。原宿周辺や都内で、好きな場所や思い出の場所はありますか?

西山:僕は二子玉川が凄く好きで、学生の頃からよく行っています。街の落ち着いた雰囲気がすごく好きで。映画を観に行って、川沿いを散歩したりします。

:僕は落ち着く場所が目黒なんですよ。目黒川とか目黒駅近辺。田舎っこなので、その辺りを歩くとめちゃくちゃ落ち着きます。目黒川の桜もめっちゃ好きです。

Q.ご自身は、普段どのようなファッションがお好きですか?

:モノトーン系。一色にまとめることが結構多くて。カラフルなものにチャレンジしたいなという気持ちはありつつ、アウターでヒョウ柄を着てしまうんですよ。服やそのほかはモノトーンなのですが、アウターで破壊力のある花柄とかを着ています(笑)。

西山:僕は少し前までは古着が大好きで。1950年代のシャツやデニム、コートやジャケットを着て、すごいブーツを履いて、リングをつけて、というファッションが好きだったのですが、最近はちょっと落ち着いてシンプルなものが好きになってきました。質のいいものを長く着ようと思っています。質のいい生地を使ったTシャツやスエット、無地のものを着ることが多いですね。今までと真逆を行っているかも。
Q.今日(取材日)の衣装はどんなイメージで選んだのですか?

:今日の衣装は太陽。関西人ならではの色味というか。

西山:僕は中に着ているニットが萌えニットというか、結構ダボっとしていて、柄もゆるふわ。文化系という感じです。色味も落ち着いて、簡くんと対比なんだよね。

Q.曽我と栄枝はお互い出会うことで大きな影響を受けますが、ご自身は人生が変わるような衝撃的な出会いをしたことはありますか?

:中学校の体育の先生です。ちょっとやんちゃだった時期もあって、その時に性格から直してくれたのがその先生。鉄拳制裁でもないけど、めちゃくちゃ怖かったです。

西山:人生の転機となったのは、ドラマ「ドラゴン桜」や「VIVANT」の福澤克雄監督。衝撃的な出会いだったと思います。「面白い」と言って、僕の引き出しを開けて全部出してくれるので、僕も引き出しの中身を入れる作業をたくさんしていきました。自分の限界を試させてくれたと思います。
Q.作品を観た人には、どのようなメッセージを受け取ってほしいですか?お2人と同世代の読者に向けて、見どころを教えてください。

:最近はSNS時代と言われていて、みんな携帯電話ばかり見て、恋愛に飢えていると思うんです。この作品はラブストーリーだけでなく、食に対しても人間ドラマの部分でも、くすっと笑える場面もありますし、たくさんのものが詰まっているので、ぜひ観ていただきたいです。

西山:簡くんが言ったように、いろんな要素のあるドラマです。普段BL作品を観ない方でも、恋愛ドラマやほっこりドラマとして観ていただいてもいいですし、沢山の方に観ていただけると嬉しいです。

ありがとうございました。


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[プロフィール]

簡 秀吉
2002年10月23日生まれ。京都府出身。
2019年にABEMAの恋愛リアリティショー「今日、好きになりました。」で芸能界デビュー。2022年にドラマ「ナンバMG5」、映画「HiGH&LOW THE WORST X」に出演。同年から特撮ドラマ「仮面ライダーギーツ」にて浮世英寿 / 仮面ライダーギーツ役で主演。趣味は野球・ラグビー、特技は空手。


西山 潤
1998年7月12日生まれ、神奈川県出身。
2006年に映画「サイレン~FORBIDDEN SIREN~」でデビュー後、映画「20世紀少年」では主人公・ケンヂの幼少期を演じる。
近年はドラマ『ドラゴン桜』『VIVANT』『どうする家康』など話題作への出演が続く。10月期ABCテレビ放送のドラマ『こういうのがいい』では初主演を務めた。

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<あらすじ>
大阪の下町・路地裏にある、安くて美味くて家庭的なメニューを出す小料理屋「たまえ」で働く若き店主・松本栄枝(簡秀吉)。コテコテの関西弁を使う栄枝は、老若男女問わず誰にでもフレンドリーな性格。居心地の良いお店は、いつも賑わっている。そんなある日、東京から大阪に転勤してきたバツイチサラリーマン・曽我久志(西山潤)が、上司に連れられて「たまえ」を訪れる。初めて店を訪れた曽我の一挙手一投足から目が離せない栄枝は、彼のとる行動にキュンとし、一目惚れをしてしまい…。

作品概要


【ドラマDiVE「好きやねんけどどうやろか」】
放送開始日:2024年1月11日(木)より放送スタート!
放送局:読売テレビ「ドラマDiVE」枠
時間:[1話]深夜0:54~
原作:千葉リョウコ『好きやねんけどどうやろか』全1巻(海王社「GUSH COMICS」刊)
出演:簡秀吉、西山潤、奥野壮、村瀬紗英、堀家一希
監督:柴田啓佑、高橋雄弥、遠藤健一
脚本:モラル
配信:TVer、ytv MyDo!にて見逃し配信あり

公式サイト:ドラマDiVE「好きやねんけどどうやろか」
公式X:@dramaDIVE_ytv
公式Instagram: @drama.DIVE
公式TikTok: @drama_DIVE

公式ハッシュタグ
#好きどや
#ドラマDiVE

©千葉リョウコ/海王社/「好きやねんけどどうやろか」製作委員会

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